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弐拾八 キタキツネ先生の7552粒
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弐拾八 キタキツネ先生の7552粒
キタキツネ先生は生きていくために必要なはずの水分を、すべて涙として出してしまったかのように涸れ果ててすっかり小さくなっている。つい先程までカケス男と水平に視線を合わせ、お春を少し見下ろしていた背丈も、影の薄さもヨシツネと変わらないほどだ。シッカリ山の爆発以来、彼の巣窟となり、一心同体であったはずの老柏樹はたっぷりの水を含み、青蛇のホームグラウンドであったヘヴン島との海峡を漂っていることだろう。今度は青蛇の巣となるか他の魚たちの遊戯場となるのか……しかし、青蛇ももう海へは戻れないのだ。
すべてが先へ進もうとしている。
「私が流されるべきでした……また、生き永らえねばならないのですね……」
キタキツネ先生は見えなくなった老柏樹をいつまでも見送っている。
「そういうこっちゃ」
子どもを諭すようなお春の声かけに、キタキツネ先生はいくらか平静を取り戻した。
「申し訳ありません。取り乱してしまいました」
「ええねん、何ぞ理由あるんやろ。アタイらでよければ聞くで。アンタ今までずっと聞いてやる方やったんやろ」
「ありがとうござ……ぐすっ」
「泣かんでええって!」
えぇって
えぇって
えぇって……
呆れたお春の叱咤の声が木霊した。その急な激昂に周りがビックリしたのはもちろん、当のキタキツネ先生がまた泣きそうだ。しかし、お春のキッとした目に睨まれて必死で我慢している。お春とて、源ジィの居ない寂しさを必死で堪えてきたのだ。泣こうと思えば、いつだってキタキツネ先生以上の涙の海に溺れるだろう。お春の魂の叫びは寂しさを律し涙腺の決壊を防いだ。そしてオシリ島中に響き渡り、若しかしたらこの先で作業中であろう源ジィとベンケェまで届いたかも知れない。
「キタキツネ先生、ワイら先生に頼ってばかしやったんや。今ようやっと気づいたねん。何でも言うてや。解決できるかどうかわからへんけど、誰かに話すだけで気が楽になる、いうんは前にキタキツネ先生に聞いた話や。言うてぇや」
「私がそんなことを……、確かにその通りです。たまには私も気の利いたことを言うものですね。カケス男さん有難うございます。お春さんも青蛇さんもヨシツネ様も、皆様のお気遣いが心に沁みて感謝の念に堪えません」
ひとしきり礼を述べたキタキツネ先生が続ける。その背丈はすでにヨシツネより小さいため、上向きに話す言葉は以前よりずっと通りがよい。。
「先ほどの件でお気づきかも知れませんが、最近とんと自分を制御できなくなっているのです。涙が止まらなかったのと同様に、他の欲も止まらず、たとえば食欲、睡眠欲、しかもこの歳で色欲まで復活してしまって眠れない夜を過ごすこともしばしば。恥ずかしながら夢精も何度かありました。不老不死の島ですから若返っただけと考えなくもないのですが、特に物欲と作品のクオリティへの欲求が無限ループに陥ってしまって逃れられないのです。よりよい作品を創るためにどうすればよいか日夜悩み抜いて試行錯誤を繰り返し、そのためにはどのような道具が必要でどのような環境が良いか、そして作品保管の温度湿度管理をどうすればよいかなどアレコレを……」
「あぁ、それがさっきの電気製品やら電動工具やらか……。と、すると、ズルコビッチはんやな」
「ええ、カケス男さんの仰る通りです。ある日訪ねてきたあの方が私の彫刻を誉めちぎってくださって、それが……、やはり、ここにこうして生きていることを認めてもらえた、というか……いつもベンケェさんとカケス男さんと接している日常とは違う視点からの評価で……それが新鮮だったのでしょう。ひとつの言葉を戴くたびに舞い上がって作業に打ち込み、依頼を受けては珍しい電気製品を戴くようになりました。初めは遠慮していたのですが、より良い作品創りのためには日常の利便性が欠かせないと仰って……代金のつもりだったのかも知れません」
「せや、あのズルコビッチいうんは何や押しつけがましいねん。ワイもさっき、要らんさかいヨシツネはんに呉れるって約束したとこや」
「そうでしたか。さすがカケス男さんです。以前と変わらないカケス男さんと、とんでもない泣き虫になってしまった私との岐路はきっと其処だったのですね。私は、まんまと物質利便性ループにはまり込んでしまい、ああだったらこうであれば、と欲し、作業への没頭こそが生命活動のように忙しいという文字の如く『心を亡くして』いたのです。他の作家の作品はどうなのだろう、どんな道具でどんな技術を駆使しているのだろう……と思うようになってしまいました」
「つまり、他と比べて自分を見るようになったちうわけや」
お春は、キタキツネ先生が話を切るたびに小さくなっていくのを見逃さなかった。
「アンタ、まだ食欲あるんか?」
「ええ、恥ずかしながら欲という欲だけはすべて揃っております」
「ほうか、そらエエこっちゃ。アタイはシワシワの婆さんやから下の世話はでけへんけどオムスビくらいは呉れてやれる。ひとまずこれ食うてもらえんか」
「ああ、有難うございます。抜群のタイミングでの栄養補給です。しかも滅多に口に入らないお米ではありませんか。私ごときに恵んで下さって有難いことです。遠慮なく戴きます」
キタキツネ先生は、差し出されたオムスビから一粒ずつ取り出し「ひふみ・ひふみ・ひふみ……」と数えながら咀嚼した。
「どや? 腹ごしらえもできたことだし、そろそろ行こか」
「左様でござるな。陽が高くなってきたから急いだ方がよいでしょう」
「せや、キタキツネ先生、案内頼んまっせ」
「お声かけ下さり有難うございます。ぜひご一緒させてください。今お米を7552粒も戴いたので元気モリモリです。きっと皆さんのお役に立てると思います。先頭を歩かせてください。さぁ、行きましょう」
「いっちゃんでかいオムスビあげたんやが、小っちゃくなった性格はなかなか元に戻らんもんやな。せやけど元気出てよかったわ。ほな、頼むで」
頼まれて気分も上々、先頭を行くキタキツネ先生はオムスビを食べたときと同じように「ひふみ、ひふみ、……」と声に出しながら四足歩行だ。そのすぐ後ろをカケス男とヨシツネが顔を見合わせながら、そして青蛇の背に乗ったお春が嬉しそうに目で追う。キタキツネ先生の四つ足立ちを見るのは付き合いの長いカケス男でさえ二度目だ。前回はホケチョを案内したときだった。あの時も頼もしかったが、今回はもっと力強く軽快だ。
先程まで大きな柏樹のあった国見山のピークを背に、コルに差し掛かるとシッカリ山の大きさが目に迫ってくる。源ジィとベンケェが整備した道はだんだん狭く巨大な岩を避けながら蛇行していく。シッカリ山の巨大な滝からの流れが標だ。その流れは周囲に浸透しつつ国見山のピークを巻く。やがて老柏樹と共にキタキツネ先生の邪心を持ち去ったであろう流れと合流しただろうか。
先頭を行くキタキツネ先生、一本の柏樹のみを巣としていた彼は、今やオシリ島全体が家のように高々と前足を上げて闊歩している。「黙って俺について来い」と言わんばかりに。
キタキツネ先生は生きていくために必要なはずの水分を、すべて涙として出してしまったかのように涸れ果ててすっかり小さくなっている。つい先程までカケス男と水平に視線を合わせ、お春を少し見下ろしていた背丈も、影の薄さもヨシツネと変わらないほどだ。シッカリ山の爆発以来、彼の巣窟となり、一心同体であったはずの老柏樹はたっぷりの水を含み、青蛇のホームグラウンドであったヘヴン島との海峡を漂っていることだろう。今度は青蛇の巣となるか他の魚たちの遊戯場となるのか……しかし、青蛇ももう海へは戻れないのだ。
すべてが先へ進もうとしている。
「私が流されるべきでした……また、生き永らえねばならないのですね……」
キタキツネ先生は見えなくなった老柏樹をいつまでも見送っている。
「そういうこっちゃ」
子どもを諭すようなお春の声かけに、キタキツネ先生はいくらか平静を取り戻した。
「申し訳ありません。取り乱してしまいました」
「ええねん、何ぞ理由あるんやろ。アタイらでよければ聞くで。アンタ今までずっと聞いてやる方やったんやろ」
「ありがとうござ……ぐすっ」
「泣かんでええって!」
えぇって
えぇって
えぇって……
呆れたお春の叱咤の声が木霊した。その急な激昂に周りがビックリしたのはもちろん、当のキタキツネ先生がまた泣きそうだ。しかし、お春のキッとした目に睨まれて必死で我慢している。お春とて、源ジィの居ない寂しさを必死で堪えてきたのだ。泣こうと思えば、いつだってキタキツネ先生以上の涙の海に溺れるだろう。お春の魂の叫びは寂しさを律し涙腺の決壊を防いだ。そしてオシリ島中に響き渡り、若しかしたらこの先で作業中であろう源ジィとベンケェまで届いたかも知れない。
「キタキツネ先生、ワイら先生に頼ってばかしやったんや。今ようやっと気づいたねん。何でも言うてや。解決できるかどうかわからへんけど、誰かに話すだけで気が楽になる、いうんは前にキタキツネ先生に聞いた話や。言うてぇや」
「私がそんなことを……、確かにその通りです。たまには私も気の利いたことを言うものですね。カケス男さん有難うございます。お春さんも青蛇さんもヨシツネ様も、皆様のお気遣いが心に沁みて感謝の念に堪えません」
ひとしきり礼を述べたキタキツネ先生が続ける。その背丈はすでにヨシツネより小さいため、上向きに話す言葉は以前よりずっと通りがよい。。
「先ほどの件でお気づきかも知れませんが、最近とんと自分を制御できなくなっているのです。涙が止まらなかったのと同様に、他の欲も止まらず、たとえば食欲、睡眠欲、しかもこの歳で色欲まで復活してしまって眠れない夜を過ごすこともしばしば。恥ずかしながら夢精も何度かありました。不老不死の島ですから若返っただけと考えなくもないのですが、特に物欲と作品のクオリティへの欲求が無限ループに陥ってしまって逃れられないのです。よりよい作品を創るためにどうすればよいか日夜悩み抜いて試行錯誤を繰り返し、そのためにはどのような道具が必要でどのような環境が良いか、そして作品保管の温度湿度管理をどうすればよいかなどアレコレを……」
「あぁ、それがさっきの電気製品やら電動工具やらか……。と、すると、ズルコビッチはんやな」
「ええ、カケス男さんの仰る通りです。ある日訪ねてきたあの方が私の彫刻を誉めちぎってくださって、それが……、やはり、ここにこうして生きていることを認めてもらえた、というか……いつもベンケェさんとカケス男さんと接している日常とは違う視点からの評価で……それが新鮮だったのでしょう。ひとつの言葉を戴くたびに舞い上がって作業に打ち込み、依頼を受けては珍しい電気製品を戴くようになりました。初めは遠慮していたのですが、より良い作品創りのためには日常の利便性が欠かせないと仰って……代金のつもりだったのかも知れません」
「せや、あのズルコビッチいうんは何や押しつけがましいねん。ワイもさっき、要らんさかいヨシツネはんに呉れるって約束したとこや」
「そうでしたか。さすがカケス男さんです。以前と変わらないカケス男さんと、とんでもない泣き虫になってしまった私との岐路はきっと其処だったのですね。私は、まんまと物質利便性ループにはまり込んでしまい、ああだったらこうであれば、と欲し、作業への没頭こそが生命活動のように忙しいという文字の如く『心を亡くして』いたのです。他の作家の作品はどうなのだろう、どんな道具でどんな技術を駆使しているのだろう……と思うようになってしまいました」
「つまり、他と比べて自分を見るようになったちうわけや」
お春は、キタキツネ先生が話を切るたびに小さくなっていくのを見逃さなかった。
「アンタ、まだ食欲あるんか?」
「ええ、恥ずかしながら欲という欲だけはすべて揃っております」
「ほうか、そらエエこっちゃ。アタイはシワシワの婆さんやから下の世話はでけへんけどオムスビくらいは呉れてやれる。ひとまずこれ食うてもらえんか」
「ああ、有難うございます。抜群のタイミングでの栄養補給です。しかも滅多に口に入らないお米ではありませんか。私ごときに恵んで下さって有難いことです。遠慮なく戴きます」
キタキツネ先生は、差し出されたオムスビから一粒ずつ取り出し「ひふみ・ひふみ・ひふみ……」と数えながら咀嚼した。
「どや? 腹ごしらえもできたことだし、そろそろ行こか」
「左様でござるな。陽が高くなってきたから急いだ方がよいでしょう」
「せや、キタキツネ先生、案内頼んまっせ」
「お声かけ下さり有難うございます。ぜひご一緒させてください。今お米を7552粒も戴いたので元気モリモリです。きっと皆さんのお役に立てると思います。先頭を歩かせてください。さぁ、行きましょう」
「いっちゃんでかいオムスビあげたんやが、小っちゃくなった性格はなかなか元に戻らんもんやな。せやけど元気出てよかったわ。ほな、頼むで」
頼まれて気分も上々、先頭を行くキタキツネ先生はオムスビを食べたときと同じように「ひふみ、ひふみ、……」と声に出しながら四足歩行だ。そのすぐ後ろをカケス男とヨシツネが顔を見合わせながら、そして青蛇の背に乗ったお春が嬉しそうに目で追う。キタキツネ先生の四つ足立ちを見るのは付き合いの長いカケス男でさえ二度目だ。前回はホケチョを案内したときだった。あの時も頼もしかったが、今回はもっと力強く軽快だ。
先程まで大きな柏樹のあった国見山のピークを背に、コルに差し掛かるとシッカリ山の大きさが目に迫ってくる。源ジィとベンケェが整備した道はだんだん狭く巨大な岩を避けながら蛇行していく。シッカリ山の巨大な滝からの流れが標だ。その流れは周囲に浸透しつつ国見山のピークを巻く。やがて老柏樹と共にキタキツネ先生の邪心を持ち去ったであろう流れと合流しただろうか。
先頭を行くキタキツネ先生、一本の柏樹のみを巣としていた彼は、今やオシリ島全体が家のように高々と前足を上げて闊歩している。「黙って俺について来い」と言わんばかりに。
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