未姫(ひつじひめ)の困惑  

布留洋一朗

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第11話 占い師の一行、捕まる

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「あのう」声がかかった。若い男の声だ。
「ん」「なんだっ」検問所にいた兵が一斉に振り向いた。
「雲井彩雲一座と申します。『都』の鑑札もございます」
 船で一緒だった蜻蛉丸だった。かたわらに橘もいて、緊張した面持ちながら口元は笑っている。メグを見て小さくうなずいてみせた。

 蜻蛉丸が、刺繍の施された袋から取り出したのは、これまた立派な装飾のある小さな経文みたいなものだった。それを示すと、調べはじめた年嵩の兵が、「これはこれは」と小さく歓声をあげた。「ほう、諸芸いろいろ使われるのだな。それで、どちらに参られる」
 たとえ相手が芸人であっても、都の鑑札というのは、田舎ではそれなりのありがたみがあるものらしい。言葉遣いが一変した。
「はい。醒井の宿を通りましてから、江津は美良野に参るつもりです。そこで招魂祭が開かれるのに招かれております」
 すらすらと蜻蛉丸が語った。兵たちはメグたち一行をじっと見ていたが、中のひとりが厳しい顔をして言った。
「少しよいか」
「はっ」
「実は一度」と彼は言い出した。「鑑札を得るほど都に認められた芸というものを、においだけでもかいでみたい」というのだ。
 ほっとしたのもつかの間、またメグはぞぞっとした。
(芸を、しろってえ?)

 だが、橘と蜻蛉丸は軽く目を合わせて、船の中でもずっと大事そうに抱えていた荷物の中から人形を二つばかり取り出した。見れば猫とネズミである。
 横にあった樽の上に人形を置くと、蜻蛉丸が小さな太鼓みたいなのを叩きつつ、軽妙な節回しで歌い出した。するとネズミを猫が追い回し始めた。橘の操作らしい。時おりネズミが猫を飛び越して、最後は逆に猫に噛み付いた。
「うははは、これは」
 人の集まってくる前にしまおうとしたのか、二人がそそくさと閉じようとすると、「お、ほかのねえさんがたはなにかないのか」と兵が言った。
「図々しいやつだな」黒狐がイラッとした口調で呟き、一歩横に踏み出した。ぎょっとしたのはメグだけではなかった。お蘭が、
「わ、わたくしは手裏剣打ちなど」と口走ってしまった。「ですがここでは」
 これがまずかった。喜んだ兵は別の仲間を呼んでしまい、「ちょっと、ちょっとだけでいいから、きれいなお姉さん、ぜひお願い」などとせがみはじめた。

 -------- どうするんだろう。
 ハラハラしながらメグたちが見ていると、度胸を決めたのかお蘭は孔雪に言い聞かせ、人形を載せた樽の前に立たせた。孔雪の背と樽は、ちょうど同じぐらいである。
「なぜ、孔雪を?」「一番度胸が座っていて、動かなそうだからです」
 見るとお蘭は先の尖った鋼の棒を指に挟んでいる。
(そんなもの、持って歩いてるのか)メグが驚いていると、
「二射のみですよ。これ以上は有料」お蘭は大きく構えたりしなかった。ごく小さな構えから素早く短く腕を振ると、硬質な音がして、
 「ほおっ」と歓声が起こった。孔雪の顔の両側の樽に、見事棒が突き立っていたからだ。それもかなり深い。さすがの孔雪の目が丸くなっているのはおかしかった。
「上手いにも、ほどがある」黒狐がぶつぶつ言っている。

 すっかり人が集まってきてしまったので、「では、では。先を急ぎますから」と一同が荷をふたたびたたみはじめると、
「最後に、最後にもう一つ」と、あとからきた兵までがせがみはじめた。
「なんと、規律の緩んでいることよ。どこの所属か」お福がぼやいた。兵たちの視線は残った若い女である美歌とメグに注がれている。
 「あたくし、歌は歌えますが」美歌が前に進み出ると、「少々今日は喉の調子が」と、にっこり笑った。それでも歌うつもりだったのだろうが、彼女ほどの華やかな佳人が芸を見せたりすれば、下船したばかりの客まで集まって収集がつかなくなりそうだ。
「ならば」メグは鼻から息を吸い込んでから、前に出た。「わたくしは占い師。どなたかの運勢を占って進ぜましょう。知りたくもないことを知る羽目になるやもしれませぬが」
「おお」断るかと思ったら、一番年嵩の兵が前に出てきてしまった。肩称を見ると、どうやらここの責任者のようだ。度胸を決めたメグは手相を見ることにして、相手に掌を差し出させた。お蘭たちが緊張の面持ちでいる。
 荒れて汚れた手だったが、なんとか必要なところは確認できた。ずいぶんと人生に疲れているようだ。手相観は父方の祖父、一世の雄だった鳳鳴公から手ほどきを受けた。若き彼の隠し芸だった。
 少年時代に旅の老易者から教わったものとかで、まだ若い指揮官だったころは、不安がる現場の兵たちの手相を観て勇気づけたりしたそうだった。鳳鳴公はこんな特技があったため、息子である海燕公よりも、メグの母や祖母の霊的な力のすごさを素直に認める面があった。

 顔を上げると、無防備にメグたちの前に集まっている兵たちの後ろに、いつのまにか黒狐が回っていた。まさかまた、血の雨を降らせる気ではないだろうな。
(よけい、緊張するじゃない)なんとか平和のうちに港を離れたい。メグは、そっと母のくれたお守りに手を触れてから言った。
「思慮深いたちでいらっしゃる。今の運命に従うのは吉。ただし蛮勇はつつしむこと。あわてずあせらず、心のままに、じっくりとお考えになるといいでしょう」
 同僚たちは吉という言葉に喜んだが、肝心の年嵩の兵は、
「ほ、ほう」とだけ小さく反応し、「しょせん占いというものは、この程度よな。誰にでも当てはまる」と憎まれ口をつぶやいた。もっと踏み込んだ言葉が欲しかったらしい。
「ええ。元来はみなさんが幸せになるためのものですから」そういいつつ、メグは年嵩の兵の腕にそっと触れて、押し戻した。表面からは見えない彼の内心の悩みをかいま見ることができた。
 メグは年嵩の兵だけに聞こえるよう、ささやいた。「お身内のどなたかの縁談。そう、お嬢さんの縁組に迷っておられるのね」
 兵の目が見開かれた。「しっ、他人には黙っていて。もし、相手にどうしても釈然としない点があるなら、その人の家の近くに大きな井戸とイチイの木のある家を探しなさい。そこの者に話を聞けば、なにか知っているかもしれませんよ」
「お、おお。そ、そうか」年嵩の兵は目を左右に配り、もう行っていいと促したがそっとメグに顔を寄せ、「い、井戸とイチイだな」「はい」彼は大事なものを腹に隠しているように腕を組んで、検問所へ歩き去った。

 にこやかにメグたちと兄妹は、そろって検問をゆっくりと離れて行った。
(ここは、ふたりに無理を頼もうかな)メグがそう考えていたら、先に孔雪が、
「願わくば、途中まででも構いませんので、ご同行をお願いできませんか」と蜻蛉丸と橘兄妹に小さく声をかけた。
「もちろんです」「願ってもないことです」二人は目を輝かせてくれた。
「美良野に向かう路は、なかなか面白いところが多いんです」橘が嬉しそうに教えてくれた。「もし、プルー街道まで行かれるおつもりなら、途中の醒井の宿では名物の水真珠がありますよ。ご存知ですか」
「あっ、それっ」メグが激しく反応した。「ぷるぷるの水菓子なのよね」
「はいっ。夏はもちろん、暖かいお茶と一緒なら肌寒くなってからでも、ものすごく美味しいです」お蘭と美歌が顔を見合わせ、力強く頷き合っている。
「ええっ、そうか。そうなのよね」主人があまりに夢見る目つきになったので、お福までがドギマギした顔をした。「そ、そんなに美味しいのですか」
「らしいです」彼女の問いにお蘭が答えた。すると美歌が、「ただし傷みやすくて、他所ではあまり手に入らないんです」
 一同の盛り上がり具合を見るや、孔雪は一直線にさっきお蘭の言っていた車屋に向かった。本気で荷車を購入するつもりらしい。
「あれはつまり、私に曳けということですな」黒狐がぼそっと言った。
「みんなで交代して曳きますよ」とメグは言ったが、黒狐のぼやきが面白くて、笑顔を隠すのに苦労した。


「はあ」壁にもたれかかったメグは、小さく息を吐いた。
「美味しかったなあ水真珠。もっと食べておけばよかった。つい他のにも目移りしてしまって」
「でも、あの杏を載っけた菓子も、甘酸っぱくて美味しかったですね」美歌の言葉にメグはうなずいた。
「うんうん。美味しかった。ただ、あれを食べると他のが入らなくてね……」
「わたし、けっこうあのタレをつけて焼いたの、気に入ってました。街道を行ったのは、食べものに関しては大成功だったなあ」これはお蘭だ。
「ここじゃ頼んでも水しか出てこないし。いつまでいるのかな」
「つい昨晩までは、あんなに楽しかったのに」
「まさか、こんなところに入れられるとはね」

 三人は周囲を見回した。灰色の壁が三面まで覆い、正面だけは太い金属の棒によって格子が作られていて、先に廊下が見える。
「しかし、建物の作りはなかなかお金がかかっています。都のこの手の施設より、ずっと豪奢」孔雪の言葉に、「藤も双樹も牢屋は質素ですよ。ここは食事については褒められないし」お福がむすっとした口調で言った。
 メグ一行は、江津の国の政庁の内部にいた。ただし場所は留置所である。

 江津の国は、名称から連想されるように、中心部には海が深くまで入り込んだ土地柄であって河川も多く、古くから商業・貿易が盛んだった。住人の気質についても、藤の国を実利的とするなら派手好き、贅沢、やや見栄はりの傾向ありと言われている。同時に陰謀好きという悪口もあるのだが、それを確かめるまでは至っていない。とはいえ、派手好きというのはまさに身を持って感じている。
 昨日の夕刻からずっと閉じ込められている建物の内部には、役所とは思えない華麗な装飾が施され、下手な宿屋よりよほど豪華だ。ただし自由に出入りさせてくれるわけではない。
 高みにある窓に、光が満ちている。夜はすっかり明けたようだ。留置所のあるのは法執行機関の一角と思われ、長い廊下で沢山の部屋とつながっている。交代制を敷いているのか、夜中でも人の出入りがあった。

 とはいえ、いちおうメグたちは目的地への到着を成功させたのだった。

 萌の国軍および内藤家老の追跡隊からの逃走は予想以上にうまく行った。移動中のメグ一行にはおおざっぱにしか伝わらなかったが、どうやら黒鷺館を目指す山道で起こった両軍の対決は、次第に意地の張り合いになって、最後は両者ともぼろぼろとなり戦闘継続をあきらめ退却したという。
 豪胆斎は不承不承国へ逃げ帰り、家老の未姫追跡隊も行動継続を断念した。秘密主義の赤い影たちも、被害の詳細は不明ながら百を超える妖獣との激突で名声が傷つくほどの大打撃を受けたようだ。

 少しほっとしつつメグたちは、短い間に街道の珍味を楽しんで再び海路を取り、無事に橘と蜻蛉丸と一緒に江津にたどり着いた。ここまではよかった。
 藤の国と江津の国は姉妹国にあたり、とりあえず身分を隠したいメグたち一行も、藤の国からの旅客と証明できさえすれば入国に制約はない。また、黒鷺で起こった騒ぎについては、メグたちと前後して入国した人々からようやく伝わり始めたぐらい、到着直後は少し警備兵と水軍の艦艇が目立つ程度だった。

 ところが、問題はそのあとだった。
 中ノ津の港と呼ばれる江津で最も大きい港を出て、首都である美良野にたどりつき、その城下町の繁華街たる賑やかな通りを抜けると、ようやく蜻蛉丸兄妹の大伯父が営んでいるという「リオン座」にたどり着いた。
 しかし、城砦のように立派な扉は閉じられ、板まで打ち付けてあった。周囲にはふだん賑やかにのぼりが立っているそうだが、なにもない。
 慌てた蜻蛉丸が、周りの商店に事情を聞いている間、メグたちは驚くほど立派な建物の前に立ち、口を軽くあけてただ見上げていた。
 代々一族の営む演芸場とは聞いていたが、場末のささやかな小屋を勝手に想像していたのだ。目の前に聳え立つリオン座は、藤の国の国立劇場より立派だった。「蜻蛉くんが熱心に連れてこようとするはずね」と美歌がつぶやいた。

 そのうち、茶色い揃いの上っ張りを着た男たちが、なにげない様子を装って近づいた。とたんに黒狐の目つきが悪くなった。「黒狐、少し待って」孔雪がささやいた。
 先頭は、小柄な五十がらみの男だった。軽く会釈すると男は、いたってもの柔らかな口調で「旅の芸人さんのご一行とお見受けしますが」と、聞いてきた。「いったい今日は、こちらにどんなご用でございましょ」
 矢津の港で買った荷車を真ん中に、女ばかりの集団がぼんやり劇場の前に立っていれば、たしかに仕事を求めてきた旅芸人にしか見えない。荷台には各人の荷物に加え、蜻蛉丸兄妹の大伯父に渡すはずの土産が積んであった。
「わたしは旅の人形遣いです。実は大伯父が、この劇場を営んでいたはずなのですが」と橘が言った。
「ほう。もしや、リオン座の雲井湛水さんのご親戚かね……」男は帳面みたいなものをめくり、「えー、お姉さんとあそこのお兄さんとは、ご兄妹?」
「はい、そうです」
「するってえと、お姉さんは、あの雲井彩雲さんの一座の方?お孫さん?」
「はい」
「おやおや、懐かしい。あたしも若いころ何度となく人形遣いを拝見しましたよ。ところで今日は、彩雲師匠はどちらにいらっしゃいますかな」
「ありがとうございます。それが、祖母は先ごろ急な病によってみまかり、いまは兄が座長を代行しております」
「ほほう、そりゃ残念。すると」男は帳面を読み直して、「なら、あんたが橘さんで、あそこの二枚目が蜻蛉丸さん?」
「はい、そうです」名前を知られていたのが嬉しかったのか、橘が明るい顔になると、男は大きくうなずき、
「それはそれは、長旅ご苦労様でした。悪いが、旅の終わりはもう少しあとになる。おい」
 彼が呼びかけると、さっきの男たちが一行を取り囲んだ。殺気はないが、笑って見逃してくれる雰囲気でもない。懸命に孔雪が黒狐の袖をつかんでいる。
「いったい、なにがありましたか」戻ってきた蜻蛉丸が慌て顔で聞いた。
「あんたのせいじゃないのは、あたしにはわかってるつもりだ。だけど上がね。大伯父さんの孫の一人がついこの前、ちょっとした騒ぎに関わってたんだよ。悪いね」そのまま、一行は拘束されてしまったのだ。

「黒狐に命じ、一時身をくらませても良かったのですが」孔雪がメグに弁明した。主人をこんな目に合わせているのを申し訳なく思っているようだ。「あとが大変ですし、蜻蛉丸さま橘さまにもご迷惑がかかります。ただ、あまり長引いたり、よそへ移らされるなら、思い切ってメグさまの御身分を明かすべきかもしれません。内通者については、成り行きに任せると」
 一行は、黒狐及びお蘭が身に帯びた素人とは思えぬ武器群のため早々に留置所に入れられたが、その後は放置を決め込まれている。蜻蛉丸と橘兄妹についても、ほかならぬ政治犯の疑いありと聞かされただけで、現況も知らされなければ、いまだメグたちに対しても一切の取り調べは行われていなかった。

「黒狐は、おそらく男牢ですよね。この並びにはいないようです」
「あの者は人相が悪いから、極悪人と同房になってるのでしょ。しかし、せっかく追手から逃げ延びたのに、こんなところで足をすくわれるとは。なにより、姫様をかほど情けなき場所にお留めするとは、灘の方はじめ、みなさまに申し訳がたちませぬ」
 また嘆き節をはじめたお福に、お蘭と美歌が近ずいてなぐさめた。
「仕方ないです。皆一緒なだけでも良しとしないと。変なにおいもしないし」
「橘ちゃんと蜻蛉くん、どうしてますかねえ」
「政治犯扱いだって。無事だといいなあ」
 目の前の廊下を二人組の役人が通ったが、ちらりともこっちを見ない。透明人間にでもなった気分だ。
(こんなとき、どうすればいいんだろ。予は未姫ぞって喚くのもなあ…)
 メグは壁に頭をもたせかけたまま、途方に暮れた。
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