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112. ブルーとまったり
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メルティアス家の今後の方針も決まり、王都や他の街、魔の森などに散開した弟妹達。まだ子供なのに自由に旅をさせていいのかとも思うが「ちゃんと見張ってるから大丈夫よ~」と母が言ってたので問題ないだろう。
魔法で監視でもしてるのかと思いきや従魔に見張らせているとの返答が。いつの間に従魔契約をした?姿が見えないんだが?
にこにこ笑うだけで教えてくれなかったので追及は諦めた。
俺は知らなかった。
アネスタにいた頃、俺が改造した従魔契約魔道具で小型の虫系魔物と大量契約して俺以外の家族全員に隠密さながら張り付かせているという事実を。
その契約した魔物が全て毒持ちで、弟妹に絡む不届き者或いは弟妹が無茶しそうなときは麻痺毒か眠り毒で強制的にどうにかしちゃうという事実を。
母のステータスカードに“毒虫使い”の称号が増えている衝撃の事実を……
そうして新居で細々と作業を続ける者含め各々が自分の得意分野で活躍し出した頃。事件は起きた。
「フィード兄ちゃーん!ブルーが大変ー!」
「何だって!?」
弟の声に慌てて駆け付けると、ブルーがでろんと液状化していた。
何か身体に良くないものでも食べたかと一瞬不安になるも、スライムは悪食なので何を消化してもゼリー状の身体に異常は発生しないんだったと思い直す。
では何故……と問いかけそうになって、はたと気付く。従魔契約効果で伝わってくる感情に。
「すまない、ブルー」
どうやら俺に構ってもらえず寂しくて溶けていたようだ。
活動拠点を移してからというもの、新居造りやら何やらと作業に夢中になって全然相手してやれなかったからな。最近は業務連絡のみで遊んであげた記憶がないし。
忙しかったと言えばそれまでだがブルーの心を無視するのは良くない。
という訳で、今日一日ブルーと一緒に過ごすことに決定。
大まかに指示も出してあるし少しくらい抜けてもあの子達がカバーしてくれるだろう。
「ブルー。何したい?」
液状から球状に戻ったブルーはぽよんっと跳ねて俺に引っ付く。そのまま離れない。
なるほど。まったり日向ぼっこをご所望らしい。
居住区画から離れ、見渡す限りの草原にころんと寝転がる。セレーナ達が間引いてくれているが魔物がいない訳ではないので結界を張るのを忘れずに。
爽やかな春風が黄色い体毛を弄ぶ。肌寒く感じそうなやや冷たい風にも平気なのは宮廷針子のリンさん作鳥類獣人用の服を着ているから。
実は俺だけでなく家族全員着用している。宮廷針子の仕事をうんと増やして申し訳ないとも思うが、それ以上に家族の喜ぶ顔が見たかったので。
ルファウスとレストは多分どこかに隠れてる。気をつかってくれたんだろう。
「なぁブルー。仲間がほしいか?」
ブルーとくっついてのんびり日向ぼっこしてるとき、不意に俺の口から疑問が飛び出した。
今回みたいにブルーに構ってあげられなくなるときがあるかもしれない。そのときに寂しくならないように従魔仲間を増やした方がいいかと考えたのだ。
弟妹ともちょいちょい遊んでいるブルーだが弟妹相手だとどうも子守り感覚になるようで、甘えられる存在になり得ない。
ブルーが甘える相手は今んとこ俺とグレイルさんだけ。だからブルーが甘えられるような魔物を新たに従魔にしようかと。
しかしブルーが嫌がる可能性もあるのでこうして聞いているのだ。
少し考えるようにみにょーんと平らになり、しかしそれも束の間ぽよんっと元気よく跳ねた。
仲間が増えるのは大歓迎。でもやっぱり主である俺に構ってほしい。そんな感情が伝わってきて、堪らずむぎゅうっと抱き締める。
従魔が増えて賑やかになっても、どんなに忙しくても、ブルーと遊ぶ時間はきちんと確保しようと心に誓った。
どんな魔物がいいかな?
ブルーと仲良くできるなら魔物の種類にこだわりはないが、できるだけ穏和な性格のやつがいい。戦闘力として期待してる訳でもないから低級でも構わない。
群れのボスは避けたいな。ボス共々ついてくるか、逆にボスを取り返そうと躍起になって面倒なことになりそうだし。
群れに属する個体も却下。ボスが怒り狂ったりしそう。人間の言葉がある程度理解できるほど知能のある魔物なら別だがな。
うーんと頭を悩ませていると、ブルーがちょっぴりむくれる気配が。
新しい従魔のことばかり考えてないで自分を構ってよ!的な感情がダイレクトに流れてきたので一旦思考を止める。
新たな従魔はまた今度。今はブルーとの時間を優先しよう。
結局その日は一日中ブルーとのんびり過ごした。
◇ ◇ ◇
時は少し遡り、メルティアス家総出で土地を大改造している真っ只中。
大商人グレイルは王都へと足を踏み入れていた。
「久々の王都だねぇ」
馬車の小窓から見える景色に顔を綻ばせながら呟く。
「やっぱり王都が一番っすねー!落ち着くっすー」
「おい、落ち着くって言いながら何窓から飛び出そうとしてんだ馬鹿犬!」
「レジータ、お座り!」
「わんっ!……はっ!身体がつい……」
忠犬レジータ、魔法剣職人ヴォルクリン、商会員アンリーシュの賑やかな声をBGMにゆるやかに移動する馬車。
麗らかな春へと季節が移ろい、アネスタで活動していたリーバー商会の主要メンバーも王都の本店へと戻ってきたのだ。
「アネスタに留まってたのも、王都に帰ってきたのもあの坊やが決め手ですかい?」
「私にとってあの子は孫みたいなものだからねぇ。余生は孫を愛でることにしたんだよ」
本来ならばアネスタには寄らず南方の辺境への行商を済ませて早々に王都に戻るはずだったが、ヒヨコとの出会いでその予定は覆された。
孫同然に可愛がるヒヨコと離れがたく、ついダラダラとアネスタで過ごしていた。
街に残ったヒヨコ一家のためだったり馬車移動ができない冬が到来したりとなんやかんやで長く居座っていたがアネスタに留まる理由もなく、こうして大幅に予定が遅れつつ王都に帰還したという訳である。
「本店へ寄った後、さっそくフィード君に会いに行きたいところだが……それは無理そうだね」
大きな商会の建物の前で商会員と話している城の使者と思しき騎士を視界に入れてため息をひとつ。
半ば引退同然とはいえ、グレイルはSランク商人だ。城に呼ばれるのは慣れっこである。
城の使者に長旅で疲れているので明日行くと言付けて、その日はゆっくり身体を休めた。
翌日城に向かい、慣れた様子で入城手続きを済ませ、謁見の間にて国王と対峙した。
「久しいな、グレイル。息災か?」
「ええ、この通りピンピンしておりますよ。流石に長旅は少々キツいですがね」
挨拶もそこそこに雑談を交わす。国王と商人といえど古い付き合いなので気安い関係だ。
「今回呼び出したのは他でもない賢者フィード殿の件で聞きたいことがあってな」
軽い雑談ののち本題を切り出してきた国王に背筋を伸ばすグレイル。
すぅっと目を細め、若干責めるような眼差しを向けられて内心首を傾げた。はて?国主の不興を買うようなことをした覚えなどないが……
「お主、何故フィード殿のことを報告しなかった?こちらも事前に情報は掴んでいたが、それはアネスタ辺境伯経由だ。耄碌したか?グレイル・リーバーよ」
中年の兎獣人が一国を背負う者特有の覇気を纏い、老齢の虎獣人を静かに問い詰める。
グレイルは一瞬考える素振りを見せ、そして合点がいったのか納得顔で頷いた。しかし表情はいつもの好好爺然としたものではなく、獲物を見定める狩人のそれだった。
「申し訳ございません、陛下。確かに耄碌してしまったのやもしれませぬ」
「……何?」
「私は賢者フィード、ならびに賢者の身内の異常性について報告書を出しておりました。しかしそちらには届いていないご様子。やれやれ、いい加減平穏を享受したいものですがねぇ」
グレイルはため息混じりに軽く首を振った。報告書を出していたと知り、しかし手元にないことに訝しげな表情の国王。
若かりし頃、冷酷商人と恐れられた大商人はその通り名に相応しい表情で言い放った。
「どうやら我が商会にネズミが紛れているようです」
――――リーバー商会に裏切り者がいる、と。
魔法で監視でもしてるのかと思いきや従魔に見張らせているとの返答が。いつの間に従魔契約をした?姿が見えないんだが?
にこにこ笑うだけで教えてくれなかったので追及は諦めた。
俺は知らなかった。
アネスタにいた頃、俺が改造した従魔契約魔道具で小型の虫系魔物と大量契約して俺以外の家族全員に隠密さながら張り付かせているという事実を。
その契約した魔物が全て毒持ちで、弟妹に絡む不届き者或いは弟妹が無茶しそうなときは麻痺毒か眠り毒で強制的にどうにかしちゃうという事実を。
母のステータスカードに“毒虫使い”の称号が増えている衝撃の事実を……
そうして新居で細々と作業を続ける者含め各々が自分の得意分野で活躍し出した頃。事件は起きた。
「フィード兄ちゃーん!ブルーが大変ー!」
「何だって!?」
弟の声に慌てて駆け付けると、ブルーがでろんと液状化していた。
何か身体に良くないものでも食べたかと一瞬不安になるも、スライムは悪食なので何を消化してもゼリー状の身体に異常は発生しないんだったと思い直す。
では何故……と問いかけそうになって、はたと気付く。従魔契約効果で伝わってくる感情に。
「すまない、ブルー」
どうやら俺に構ってもらえず寂しくて溶けていたようだ。
活動拠点を移してからというもの、新居造りやら何やらと作業に夢中になって全然相手してやれなかったからな。最近は業務連絡のみで遊んであげた記憶がないし。
忙しかったと言えばそれまでだがブルーの心を無視するのは良くない。
という訳で、今日一日ブルーと一緒に過ごすことに決定。
大まかに指示も出してあるし少しくらい抜けてもあの子達がカバーしてくれるだろう。
「ブルー。何したい?」
液状から球状に戻ったブルーはぽよんっと跳ねて俺に引っ付く。そのまま離れない。
なるほど。まったり日向ぼっこをご所望らしい。
居住区画から離れ、見渡す限りの草原にころんと寝転がる。セレーナ達が間引いてくれているが魔物がいない訳ではないので結界を張るのを忘れずに。
爽やかな春風が黄色い体毛を弄ぶ。肌寒く感じそうなやや冷たい風にも平気なのは宮廷針子のリンさん作鳥類獣人用の服を着ているから。
実は俺だけでなく家族全員着用している。宮廷針子の仕事をうんと増やして申し訳ないとも思うが、それ以上に家族の喜ぶ顔が見たかったので。
ルファウスとレストは多分どこかに隠れてる。気をつかってくれたんだろう。
「なぁブルー。仲間がほしいか?」
ブルーとくっついてのんびり日向ぼっこしてるとき、不意に俺の口から疑問が飛び出した。
今回みたいにブルーに構ってあげられなくなるときがあるかもしれない。そのときに寂しくならないように従魔仲間を増やした方がいいかと考えたのだ。
弟妹ともちょいちょい遊んでいるブルーだが弟妹相手だとどうも子守り感覚になるようで、甘えられる存在になり得ない。
ブルーが甘える相手は今んとこ俺とグレイルさんだけ。だからブルーが甘えられるような魔物を新たに従魔にしようかと。
しかしブルーが嫌がる可能性もあるのでこうして聞いているのだ。
少し考えるようにみにょーんと平らになり、しかしそれも束の間ぽよんっと元気よく跳ねた。
仲間が増えるのは大歓迎。でもやっぱり主である俺に構ってほしい。そんな感情が伝わってきて、堪らずむぎゅうっと抱き締める。
従魔が増えて賑やかになっても、どんなに忙しくても、ブルーと遊ぶ時間はきちんと確保しようと心に誓った。
どんな魔物がいいかな?
ブルーと仲良くできるなら魔物の種類にこだわりはないが、できるだけ穏和な性格のやつがいい。戦闘力として期待してる訳でもないから低級でも構わない。
群れのボスは避けたいな。ボス共々ついてくるか、逆にボスを取り返そうと躍起になって面倒なことになりそうだし。
群れに属する個体も却下。ボスが怒り狂ったりしそう。人間の言葉がある程度理解できるほど知能のある魔物なら別だがな。
うーんと頭を悩ませていると、ブルーがちょっぴりむくれる気配が。
新しい従魔のことばかり考えてないで自分を構ってよ!的な感情がダイレクトに流れてきたので一旦思考を止める。
新たな従魔はまた今度。今はブルーとの時間を優先しよう。
結局その日は一日中ブルーとのんびり過ごした。
◇ ◇ ◇
時は少し遡り、メルティアス家総出で土地を大改造している真っ只中。
大商人グレイルは王都へと足を踏み入れていた。
「久々の王都だねぇ」
馬車の小窓から見える景色に顔を綻ばせながら呟く。
「やっぱり王都が一番っすねー!落ち着くっすー」
「おい、落ち着くって言いながら何窓から飛び出そうとしてんだ馬鹿犬!」
「レジータ、お座り!」
「わんっ!……はっ!身体がつい……」
忠犬レジータ、魔法剣職人ヴォルクリン、商会員アンリーシュの賑やかな声をBGMにゆるやかに移動する馬車。
麗らかな春へと季節が移ろい、アネスタで活動していたリーバー商会の主要メンバーも王都の本店へと戻ってきたのだ。
「アネスタに留まってたのも、王都に帰ってきたのもあの坊やが決め手ですかい?」
「私にとってあの子は孫みたいなものだからねぇ。余生は孫を愛でることにしたんだよ」
本来ならばアネスタには寄らず南方の辺境への行商を済ませて早々に王都に戻るはずだったが、ヒヨコとの出会いでその予定は覆された。
孫同然に可愛がるヒヨコと離れがたく、ついダラダラとアネスタで過ごしていた。
街に残ったヒヨコ一家のためだったり馬車移動ができない冬が到来したりとなんやかんやで長く居座っていたがアネスタに留まる理由もなく、こうして大幅に予定が遅れつつ王都に帰還したという訳である。
「本店へ寄った後、さっそくフィード君に会いに行きたいところだが……それは無理そうだね」
大きな商会の建物の前で商会員と話している城の使者と思しき騎士を視界に入れてため息をひとつ。
半ば引退同然とはいえ、グレイルはSランク商人だ。城に呼ばれるのは慣れっこである。
城の使者に長旅で疲れているので明日行くと言付けて、その日はゆっくり身体を休めた。
翌日城に向かい、慣れた様子で入城手続きを済ませ、謁見の間にて国王と対峙した。
「久しいな、グレイル。息災か?」
「ええ、この通りピンピンしておりますよ。流石に長旅は少々キツいですがね」
挨拶もそこそこに雑談を交わす。国王と商人といえど古い付き合いなので気安い関係だ。
「今回呼び出したのは他でもない賢者フィード殿の件で聞きたいことがあってな」
軽い雑談ののち本題を切り出してきた国王に背筋を伸ばすグレイル。
すぅっと目を細め、若干責めるような眼差しを向けられて内心首を傾げた。はて?国主の不興を買うようなことをした覚えなどないが……
「お主、何故フィード殿のことを報告しなかった?こちらも事前に情報は掴んでいたが、それはアネスタ辺境伯経由だ。耄碌したか?グレイル・リーバーよ」
中年の兎獣人が一国を背負う者特有の覇気を纏い、老齢の虎獣人を静かに問い詰める。
グレイルは一瞬考える素振りを見せ、そして合点がいったのか納得顔で頷いた。しかし表情はいつもの好好爺然としたものではなく、獲物を見定める狩人のそれだった。
「申し訳ございません、陛下。確かに耄碌してしまったのやもしれませぬ」
「……何?」
「私は賢者フィード、ならびに賢者の身内の異常性について報告書を出しておりました。しかしそちらには届いていないご様子。やれやれ、いい加減平穏を享受したいものですがねぇ」
グレイルはため息混じりに軽く首を振った。報告書を出していたと知り、しかし手元にないことに訝しげな表情の国王。
若かりし頃、冷酷商人と恐れられた大商人はその通り名に相応しい表情で言い放った。
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