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第一部・第一章:神様の命令はゼッタイ!
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俺が住んでいるここは神界。
神様が住まう世界で、人間界と常に繋がっている場所なんだとか。
「急に呼び出してなんなの?今白狐と遊んでたんだ、簡潔に済ませてよ」
……瞬間。 俺の身体は宙を舞った。
「ちょちょちょっ!待っ……なん……っ!?」
どっしーんっっ!!
勢いよく脳天から落下した。
意味がわからない。 なんでふすまを開けた途端に宙を舞わなきゃいけないんだ。
「仮にも神に向かって敬語を抜きにズバズバものを言うとはな。人間としてみればあと僅か5年で成人する身……少しはわきまえたらどうだ?爽」
透き通る声とともに入ってきたのは、サラサラストレートの銀色の長い髪をうなじ辺りで結んだ整った顔の男らしき人物。
彼は目前まで来ると、痛そうに頭を押さえて改めて座ろうとしている俺ににっこり微笑みかけ………
「ちゃんと聞けやクソガキがぁぁ!!」
顔面に膝をめり込ませた。
「いだだだだだっっ!!聞いてる!聞いてますから!!お話を聞きに伺いましたでござるっ」
「敬語と武士言葉両方使うんじゃねぇよ!なんだござるって!お前は何時代の人間なんだよ、え!?」
「平成生まれの15才だよ!」
「敬語ぉぉっ!!」
「すみませんでしたぁぁぁっ!!」
漸く口論が終わった頃。
「……で、本日はどのようなご用件で呼び出されたのでしょうか」
「フン、やればできるじゃねぇか」
二人は向かい合う形で正座していた。
説明が遅れたので説明しよう。 銀髪の彼は風の戦神。 名を嵐武。 風を上手く使い戦を巻き起こす神様だ。 嵐武様は俺の保護者的存在なのだが、俺をいびったり俺で遊んだりして楽しむ鬼畜な神様なのである。
ちなみに先程の俺が宙を舞ったのは嵐武様が風を操り俺の身体をふわりと浮かせた結果だ。
「今日はちっとそれなりに大事な話があってな。心して聞けよ」
「大事な話?」
神様が住まう世界で、人間界と常に繋がっている場所なんだとか。
「急に呼び出してなんなの?今白狐と遊んでたんだ、簡潔に済ませてよ」
……瞬間。 俺の身体は宙を舞った。
「ちょちょちょっ!待っ……なん……っ!?」
どっしーんっっ!!
勢いよく脳天から落下した。
意味がわからない。 なんでふすまを開けた途端に宙を舞わなきゃいけないんだ。
「仮にも神に向かって敬語を抜きにズバズバものを言うとはな。人間としてみればあと僅か5年で成人する身……少しはわきまえたらどうだ?爽」
透き通る声とともに入ってきたのは、サラサラストレートの銀色の長い髪をうなじ辺りで結んだ整った顔の男らしき人物。
彼は目前まで来ると、痛そうに頭を押さえて改めて座ろうとしている俺ににっこり微笑みかけ………
「ちゃんと聞けやクソガキがぁぁ!!」
顔面に膝をめり込ませた。
「いだだだだだっっ!!聞いてる!聞いてますから!!お話を聞きに伺いましたでござるっ」
「敬語と武士言葉両方使うんじゃねぇよ!なんだござるって!お前は何時代の人間なんだよ、え!?」
「平成生まれの15才だよ!」
「敬語ぉぉっ!!」
「すみませんでしたぁぁぁっ!!」
漸く口論が終わった頃。
「……で、本日はどのようなご用件で呼び出されたのでしょうか」
「フン、やればできるじゃねぇか」
二人は向かい合う形で正座していた。
説明が遅れたので説明しよう。 銀髪の彼は風の戦神。 名を嵐武。 風を上手く使い戦を巻き起こす神様だ。 嵐武様は俺の保護者的存在なのだが、俺をいびったり俺で遊んだりして楽しむ鬼畜な神様なのである。
ちなみに先程の俺が宙を舞ったのは嵐武様が風を操り俺の身体をふわりと浮かせた結果だ。
「今日はちっとそれなりに大事な話があってな。心して聞けよ」
「大事な話?」
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