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本編
第六話 梅の実は実るのか
「あ、あの……」
「うん、これで熟睡間違いなしだね、ありがとう」
「ど…どういたしまして……?」
ボソボソと呟くようにお休みなさいと言いながら、部屋から出るとそっとドアを閉めた。そして、自分の部屋のドアノブに手をかけながら、考え込んでしまった。三回、いや四回もキスしてしまった、しかも、さっきのなんてディープもディープで、腰が抜けるんじゃないかと思えるようなディープキス。キス魔じゃない紳士(結花ちゃん曰く)な先生がこんなことをする理由って、やっぱり狙った獲物は逃がしませんという宣言なんだろうか。
「……」
急にそのへんのことを問い詰めたくなって、先生の部屋のドアの前に引き返して、インターホンを鳴らす。すぐにドアが開いて、驚いた顔の先生が立っていた。
「どうかした? なにか忘れ物?」
「あの、なんであんなキスを?」
「……イヤだった?」
「質問をしたのは私が先です」
「寒いから中に入ったら?」
ケーキを持って来た時と同じことを言われたので、同じように中に入ってドアを閉めた。
「それで?」
「どうしてあんなキスをって話? それは、したかったからに決まってるじゃないか。最初は、お休みのキスだけで我慢しようと思っていたんだけどね、どうしても我慢できなかった。イヤだった?」
そう問われて、どうだったかなと考える。普通なら、鍵かけキスの時だって最初のお休みのキスの時だって、イヤならイヤだって言えたはずなのに、私はそう言わなかった。驚いたけど、先生とのキスはイヤじゃなかった……うん、今だってイヤじゃない。
「驚いただけで、イヤじゃないです」
「それを聞いて安心したよ。一目惚れした子に、我慢できずにキスしちゃってド変態男だなんて思われたら、目も当てられないもんな」
「一目惚れなんですか?」
私が驚いてそう聞き返すと、先生は気まずそうに頭を掻きながら、そうだよと言った。
「だけど、いくらなんでも、いきなりベッドに引き摺り込むわけにもいかないだろ? それこそ、ド変態って言われて逃げられるかもしれない。だからここは、清く正しく大人しいキスするところから、始めようと思ったわけ。狙った獲物は逃がさない一撃必殺なんて言ったって、それはこっちの話で、天森さんには関係のないことだからね」
その清く正しくが我慢できなくて、先ほどの、ディープなものになってしまったと言うことらしい。まあ、キスが清く正しくの第一歩というのも、変な話ではあるのだけれど。
「出会ったその日にお互い一目惚れして、何日もベッドですごしたあげく、速攻で結婚したっていう人を知っているけど、そんなのは滅多にあることじゃなくて、特例中の特例だと思っていたんだよ、天森さんに会うまでは」
今、私は物凄いことを聞いてしまったような気がする。なんなの、その小説の登場人物みたいな人達は。
「あ、うちの両親のことじゃないからね。うちはちゃんと、プロポーズして、婚約して、結納して、結婚したから」
私が考えていることを察したのか、先生が慌てて付け加える。
「そうなんですか……」
それを聞いて、少しがっかりした気分になった。
「それで天森さん的にはどうなの? 俺に一撃必殺で押し切って欲しいの? それとも、清く正しくステップを一つずつ進めて欲しいの?」
「え……それは……」
そんなこと聞かれても困ると言いかけた途端に、先生が再び盛大なクシャミをした。しかも連発。
「……やっぱり風邪ですよ先生」
「エッグノッグを飲んで、さっさと寝ることにするよ。天森さんのことを、ベッドに引き摺り込みたいのはやまやまだけど、これじゃあ一晩中、クシャミのせいでお互いに、落ち着いてすごせないだろうからね」
先生は、少しだけ残念そうな顔をして笑う。
「その代わり、元気になったら覚悟しておくように」
「え、清く正しいステップは……」
「尋ねた時に返事が無かったから、その選択肢は消滅しました」
「先生のクシャミのせいで、答えられなっただけなのに!」
そんな言い訳は通用しないよと、涼しい顔をしながら言い放つと、先生は私の肩を抱いて外に出た。
「今晩は大人しく部屋に帰してあげるから、天森さんこそ早く休むんだよ。それとうつしてはいないとは思うけど、もし体調が少しでも悪いって感じたから、すぐに連絡するように」
なにせ、思いっ切りキスしちゃったからねと呑気そうに笑うと、私のことを部屋に押し込んで、お休みと言い残して自分の部屋へと引き返していった。
+++++
幸いなことに、あれだけ派手なクシャミにさらされても、ディープな接触にさらされても、私は風邪をひくことなく週末を迎えることが出来た。先生もあれからすぐに薬を飲んだらしく、クシャミも止まってぴんぴんしていて、今は私の横を元気に歩いている。
「こんなに色んな種類の梅があるとは、知らなかったよ」
梅の木の間に作られた小道を歩きながら、先生が感心したように言った。今まで、ゆっくりと梅の花を鑑賞することなんて無かったらしく、たまに香りのする花に気がついて匂いを嗅いでみたり、花の形の違いに気づいて観察したりと好奇心旺盛だ。
「桜は色々な種類があるって知られていますけど、梅はそこまで広まっていませんよね。花を楽しむためのものと、実の収穫が目的のものを合わせると、三百種類ぐらいあって、ここの梅園には、そのうちの三分の一が植えられているんですよ」
「それでも三分の一なのか」
「さらにその半分が、実梅という、実の収穫を目的とした品種なんだそうです。昔は、山間のほうでも梅が自生していたみたいで、このへんの人達は、昔から梅酒や梅干を作っていたって話ですよ。今でも少しだけ残っているって話でした」
「地域起こしのために、たまたま思いついて作ったわけじゃないってこと?」
「そうみたいですね」
梅園のちょうど真ん中あたりに休憩所があって、そこでは、梅酒や梅ジュースなどを飲むことが出来る。あまり大々的に外に売り出さないのは、地元の人達で楽しむためと同時に、ここで提供する商品を確保するためだった。最近では出張所にも問い合わせが来ているけれど、今のところ、地域物産展に少し出品する程度で通販の予定は無く、味わってみたい人は、ここに来てもらうしかないのが現状だ。市役所の意向は別として、地元が大事というのが、住民の総意でもあるのだ。
「あっちのお寺の庭に咲いている梅も、やっぱり梅酒に?」
「あちらの梅は全部が実梅なんですけど、それぞれ向き不向きがあるらしくて。梅酒と梅干になる実が違うんです。そのあたりのことはまだちゃんと覚えてなくて、私も地元の人任せなんですよ」
「へえ、そういうことは、地域の人達が経験で覚えているのか」
「このあたりでは、土井さんのお婆ちゃんが一番詳しいから、知りたかったら、先生も梅酒作りに参加すると良いかも。きっと、色々と話を聞かせてくれますよ」
休憩所で空いているベンチを見つけると、そこに座って、梅シロップのお湯割りを頼む。
「面白そうだね。テレビでは見たことあるけど、自分で作ったことないから一度参加してみようかな」
「梅雨頃から梅の実がなくなるまでは、収穫と梅酒作りと梅干し作りが延々と続きますから、いつでもどうぞ、助っ人大歓迎です。週末になると、皆で集まって実のヘタ取り作業です。最後ほうになると、飽き飽きしちゃいますからね」
大部分は収穫祭で採り尽されるのだけれど、毎年必ずのんびり育った梅の実がやってくる。シーズンの最後のほうになると「また収穫してきたの~?! いつ終わるの~!!」と奥様達が叫んでいるらしくて、不作だった去年でもそうだったのだから、大豊作と言われる今年はどうなることやらと、皆で心配している。中には、今年はうちの子達にも召集かけるから!と言っている奥様もいるぐらいだ。美味しい梅酒を作るのも、なかなか大変なのだ。
「ところで天森さん」
「なんでしょう?」
「梅の実の収穫も楽しみだけど、俺達の間で咲いた梅の花は、実をつけることができるのかな?」
紙コップの中に沈んでいた梅の実を、竹串で刺して取り出すと、先生はそれを眺めながら私に問いかけてきた。
「それとも、花が咲くだけの梅なのかな。どう思う?」
「……先生はどう思ってるんですか?」
「そりゃ花も楽しみたいけど、美味しい梅の実がなってほしいなあと思うよ。で、是非とも収穫して、美味しく頂きたいと思ってる」
そう言って、竹串に刺さった梅をかじった。
「あの、収穫は梅雨の時期ですけど……」
「それは、もっと早く食べさせてくれる気があるってことかな?」
意味深な顔で私を見詰める先生。
「えっと……まあそこそこ?」
「なるほど。じゃあ、天森さんの言質を頂いたことだし行こうか」
立ち上がると私の手をとった。
「行こうかって、一体どこへ?」
「え? 早く食べさせてくれるんだろう?」
「そこそこって……」
「そこそこ早くってことだよね?」
「え?!」
「ん?」
……まだ花だって咲いてないような気がするんだけど、そう思っているのは私だけ?
「うん、これで熟睡間違いなしだね、ありがとう」
「ど…どういたしまして……?」
ボソボソと呟くようにお休みなさいと言いながら、部屋から出るとそっとドアを閉めた。そして、自分の部屋のドアノブに手をかけながら、考え込んでしまった。三回、いや四回もキスしてしまった、しかも、さっきのなんてディープもディープで、腰が抜けるんじゃないかと思えるようなディープキス。キス魔じゃない紳士(結花ちゃん曰く)な先生がこんなことをする理由って、やっぱり狙った獲物は逃がしませんという宣言なんだろうか。
「……」
急にそのへんのことを問い詰めたくなって、先生の部屋のドアの前に引き返して、インターホンを鳴らす。すぐにドアが開いて、驚いた顔の先生が立っていた。
「どうかした? なにか忘れ物?」
「あの、なんであんなキスを?」
「……イヤだった?」
「質問をしたのは私が先です」
「寒いから中に入ったら?」
ケーキを持って来た時と同じことを言われたので、同じように中に入ってドアを閉めた。
「それで?」
「どうしてあんなキスをって話? それは、したかったからに決まってるじゃないか。最初は、お休みのキスだけで我慢しようと思っていたんだけどね、どうしても我慢できなかった。イヤだった?」
そう問われて、どうだったかなと考える。普通なら、鍵かけキスの時だって最初のお休みのキスの時だって、イヤならイヤだって言えたはずなのに、私はそう言わなかった。驚いたけど、先生とのキスはイヤじゃなかった……うん、今だってイヤじゃない。
「驚いただけで、イヤじゃないです」
「それを聞いて安心したよ。一目惚れした子に、我慢できずにキスしちゃってド変態男だなんて思われたら、目も当てられないもんな」
「一目惚れなんですか?」
私が驚いてそう聞き返すと、先生は気まずそうに頭を掻きながら、そうだよと言った。
「だけど、いくらなんでも、いきなりベッドに引き摺り込むわけにもいかないだろ? それこそ、ド変態って言われて逃げられるかもしれない。だからここは、清く正しく大人しいキスするところから、始めようと思ったわけ。狙った獲物は逃がさない一撃必殺なんて言ったって、それはこっちの話で、天森さんには関係のないことだからね」
その清く正しくが我慢できなくて、先ほどの、ディープなものになってしまったと言うことらしい。まあ、キスが清く正しくの第一歩というのも、変な話ではあるのだけれど。
「出会ったその日にお互い一目惚れして、何日もベッドですごしたあげく、速攻で結婚したっていう人を知っているけど、そんなのは滅多にあることじゃなくて、特例中の特例だと思っていたんだよ、天森さんに会うまでは」
今、私は物凄いことを聞いてしまったような気がする。なんなの、その小説の登場人物みたいな人達は。
「あ、うちの両親のことじゃないからね。うちはちゃんと、プロポーズして、婚約して、結納して、結婚したから」
私が考えていることを察したのか、先生が慌てて付け加える。
「そうなんですか……」
それを聞いて、少しがっかりした気分になった。
「それで天森さん的にはどうなの? 俺に一撃必殺で押し切って欲しいの? それとも、清く正しくステップを一つずつ進めて欲しいの?」
「え……それは……」
そんなこと聞かれても困ると言いかけた途端に、先生が再び盛大なクシャミをした。しかも連発。
「……やっぱり風邪ですよ先生」
「エッグノッグを飲んで、さっさと寝ることにするよ。天森さんのことを、ベッドに引き摺り込みたいのはやまやまだけど、これじゃあ一晩中、クシャミのせいでお互いに、落ち着いてすごせないだろうからね」
先生は、少しだけ残念そうな顔をして笑う。
「その代わり、元気になったら覚悟しておくように」
「え、清く正しいステップは……」
「尋ねた時に返事が無かったから、その選択肢は消滅しました」
「先生のクシャミのせいで、答えられなっただけなのに!」
そんな言い訳は通用しないよと、涼しい顔をしながら言い放つと、先生は私の肩を抱いて外に出た。
「今晩は大人しく部屋に帰してあげるから、天森さんこそ早く休むんだよ。それとうつしてはいないとは思うけど、もし体調が少しでも悪いって感じたから、すぐに連絡するように」
なにせ、思いっ切りキスしちゃったからねと呑気そうに笑うと、私のことを部屋に押し込んで、お休みと言い残して自分の部屋へと引き返していった。
+++++
幸いなことに、あれだけ派手なクシャミにさらされても、ディープな接触にさらされても、私は風邪をひくことなく週末を迎えることが出来た。先生もあれからすぐに薬を飲んだらしく、クシャミも止まってぴんぴんしていて、今は私の横を元気に歩いている。
「こんなに色んな種類の梅があるとは、知らなかったよ」
梅の木の間に作られた小道を歩きながら、先生が感心したように言った。今まで、ゆっくりと梅の花を鑑賞することなんて無かったらしく、たまに香りのする花に気がついて匂いを嗅いでみたり、花の形の違いに気づいて観察したりと好奇心旺盛だ。
「桜は色々な種類があるって知られていますけど、梅はそこまで広まっていませんよね。花を楽しむためのものと、実の収穫が目的のものを合わせると、三百種類ぐらいあって、ここの梅園には、そのうちの三分の一が植えられているんですよ」
「それでも三分の一なのか」
「さらにその半分が、実梅という、実の収穫を目的とした品種なんだそうです。昔は、山間のほうでも梅が自生していたみたいで、このへんの人達は、昔から梅酒や梅干を作っていたって話ですよ。今でも少しだけ残っているって話でした」
「地域起こしのために、たまたま思いついて作ったわけじゃないってこと?」
「そうみたいですね」
梅園のちょうど真ん中あたりに休憩所があって、そこでは、梅酒や梅ジュースなどを飲むことが出来る。あまり大々的に外に売り出さないのは、地元の人達で楽しむためと同時に、ここで提供する商品を確保するためだった。最近では出張所にも問い合わせが来ているけれど、今のところ、地域物産展に少し出品する程度で通販の予定は無く、味わってみたい人は、ここに来てもらうしかないのが現状だ。市役所の意向は別として、地元が大事というのが、住民の総意でもあるのだ。
「あっちのお寺の庭に咲いている梅も、やっぱり梅酒に?」
「あちらの梅は全部が実梅なんですけど、それぞれ向き不向きがあるらしくて。梅酒と梅干になる実が違うんです。そのあたりのことはまだちゃんと覚えてなくて、私も地元の人任せなんですよ」
「へえ、そういうことは、地域の人達が経験で覚えているのか」
「このあたりでは、土井さんのお婆ちゃんが一番詳しいから、知りたかったら、先生も梅酒作りに参加すると良いかも。きっと、色々と話を聞かせてくれますよ」
休憩所で空いているベンチを見つけると、そこに座って、梅シロップのお湯割りを頼む。
「面白そうだね。テレビでは見たことあるけど、自分で作ったことないから一度参加してみようかな」
「梅雨頃から梅の実がなくなるまでは、収穫と梅酒作りと梅干し作りが延々と続きますから、いつでもどうぞ、助っ人大歓迎です。週末になると、皆で集まって実のヘタ取り作業です。最後ほうになると、飽き飽きしちゃいますからね」
大部分は収穫祭で採り尽されるのだけれど、毎年必ずのんびり育った梅の実がやってくる。シーズンの最後のほうになると「また収穫してきたの~?! いつ終わるの~!!」と奥様達が叫んでいるらしくて、不作だった去年でもそうだったのだから、大豊作と言われる今年はどうなることやらと、皆で心配している。中には、今年はうちの子達にも召集かけるから!と言っている奥様もいるぐらいだ。美味しい梅酒を作るのも、なかなか大変なのだ。
「ところで天森さん」
「なんでしょう?」
「梅の実の収穫も楽しみだけど、俺達の間で咲いた梅の花は、実をつけることができるのかな?」
紙コップの中に沈んでいた梅の実を、竹串で刺して取り出すと、先生はそれを眺めながら私に問いかけてきた。
「それとも、花が咲くだけの梅なのかな。どう思う?」
「……先生はどう思ってるんですか?」
「そりゃ花も楽しみたいけど、美味しい梅の実がなってほしいなあと思うよ。で、是非とも収穫して、美味しく頂きたいと思ってる」
そう言って、竹串に刺さった梅をかじった。
「あの、収穫は梅雨の時期ですけど……」
「それは、もっと早く食べさせてくれる気があるってことかな?」
意味深な顔で私を見詰める先生。
「えっと……まあそこそこ?」
「なるほど。じゃあ、天森さんの言質を頂いたことだし行こうか」
立ち上がると私の手をとった。
「行こうかって、一体どこへ?」
「え? 早く食べさせてくれるんだろう?」
「そこそこって……」
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「ん?」
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