「クズスキルの偽者は必要無い!」と公爵家を追放されたので、かけがえのない仲間と共に最高の国を作ります

古河夜空

文字の大きさ
20 / 46
第一章 ルイーザ建国

20.虐殺未遂?

しおりを挟む

 「アレはもう、オドルアリウムによる大量虐殺未遂事件よ」
「う、うむ。面目ない……」


 ウルガーさんが項垂れている。
 そんなウルガーさんの前には、ウルガーさんによく似た犬人族コボルトの女性がいる。大量虐殺未遂事件だと主張するのは、その女性だ。
 ウルガーさんと同じ真っ白な毛並みを持ち、黒のくりっとした瞳が印象的な愛らしい小型犬──に、見える犬人族コボルトのラウラさんだ。ウルガーさんの幼馴染らしい。
 ラウラさん達も、ウルガーさん同様、衣服や専用の鎧を身に纏っている。衣服の柄は様々だが、テールス王国では珍しい民族衣装で、確か着物という一部地域で着用されているものに近いデザインだ。そして、腕や足、肩や胸といった、要所要所を守るような軽鎧を、その上から装着している。
 装備品は人それぞれ違うようだが、全員が似たような恰好をしていた。

 それにしても虐殺未遂って、凄い言い回しだね。
 それだけ、彼女達にとってみれば衝撃的だったってことなんだろうな。

「臭いで死ぬかと思ったもの」
「……謝ることしか出来ぬ。本当に申し訳ない」

 オドルアリウムを投げ入れた洞窟から転がり出てきたのは、ラウラさん達犬人族コボルトの皆さんだった。ラウラさん含め、計九世帯、二五人の犬人族コボルトが、あの自然洞窟に身を隠していたようだ。
 そして、彼らこそが、ウルガーさんが探していた犬人族コボルトだ。

 僕がオドルアリウムを投げ入れた洞窟は、実は中で繋がっていたらしい。つまり、別々の洞窟に投げ入れたと思っていたオドルアリウムの臭気は、全部まとめてラウラさん達が身を隠していた空間に襲来したようだ。
 想像しただけで気持ち悪くなってきたよ。本当にごめんなさい。

 だから、僕はラウラさんに話しかけた。

「えっと、オドルアリウムを投げ入れて魔物を燻り出そうって作戦を考えたのは僕だから、あまりウルガーさんを責めないでくれませんか?」
「いいえ、ノア様は悪くありません。魔物を警戒するのは当然ですし、人数も少ないようですから、安全策を取ることは理に適っていると思います。悪いのは、ウルガーなんです」

 ラウラさんはそう言うと、鋭い視線をウルガーさんに向けた。

「聞けば、ウルガーもオドルアリウムで卒倒して気絶したとか。オドルアリウムの臭気を、その身をもって体験して、アレが私達犬人族コボルトの嗅覚にどれほど強烈な影響を及ぼすかを理解していながら、私達が居るかも知れない洞窟に致死量とも言える量を投げ入れる作戦に、何の注意喚起もせずに同意してしまう間抜けさが許せません。
 犬人族コボルトの嗅覚が、他の種族に比べて鋭いのは子供でも知っていることなのに、全く考慮しないのね、このあんぽんたん」

 致死量……。その表現はちょっと大げさなんじゃないかと思うけど、それだけ犬人族コボルトにとっては強烈ってことなんだろうね、オドルアリウム。気を付けよう。
 ていうか、ラウラさん、ウルガーさんに滅茶苦茶厳しいんだね。

「ラウラや、その辺りにしておきなさい。ウルガーが悪いわけではない。寧ろ、私達のことを、その身を挺して逃がしてくれた上に、こうして助けまで呼んでくれた。感謝するのが筋ではないかえ?」
「う、お母さん……」

 言い淀むラウラさん。犬人族コボルト達からも、「ラウラはウルガーに厳し過ぎるんだよ」「照れ隠しにしちゃ酷いわよね」なんて野次が飛んでくる。
 それを聞いたラウラさんは、小さく呻ってそっぽを向いてしまった。


「なるほどなるほどー。そういうことなんですね。ふふふ、良き良き」

 リーゼがにまにまと笑いながらラウラさんを見ている。凄く、楽しそうだ。



 僕達がこうもリラックスして話をしているのは、ここがマキーナ=ユーリウス王国跡のダンジョン内だからだ。
 マオちゃんによって――正確には、マオちゃんが丸呑みした迷宮核ダンジョンコアによって完全管理されているため、ダンジョン内は安全だ。
 自然洞窟でラウラさん達を発見した時は、常に敵が居ないかを警戒しながら隠れていたため、体力的にも精神的にも追い詰められていたようで、会話も少なかった。……まぁ、オドルアリウムの影響もあったんだろうけど。

 何とかダンジョンまで移動して貰って、リーゼ特製のポタージュスープを振る舞ったんだ。
 それで漸く一息つけたのか、皆の顔に笑顔が戻り始めたんだ。


「ノア様。改めて、御礼申し上げまする」

 そう言って、僕に頭を下げるのは、ラウラさんのお母さんこと、ルイーザさんだ。
 見た目はラウラさんそっくりで、愛らしい小型犬という様相なんだけど、彼女が纏う雰囲気は大人のそれだ。ピルツ村に住む犬人族コボルト達の長老で、まとめ役なのだそう。

 ルイーザさんがそう言ったのを聞いた犬人族コボルト達が、一斉に僕達の方を向いて頭を下げる。
 さっきまでラウラさんをからかっていた人達も、みんなが同じように頭を下げる様子に、僕は思わず仰け反ってしまった。

「いえっ、困った時はお互い様です。頭を上げて下さい」

 慌てながらそう言うと、ルイーザさんは口許に柔らかな笑みを湛えながら顔を上げて。

「可愛らしい恩人様だこと。
 ここに来る道すがら、ウルガーからこれまでの経緯を聞きました。貴方様は謙遜されるかも知れませんが、貴方様の行いで私達が救われ、明日に希望を見出せるようになったことは紛れも無い事実です。だから、私達はその事実に、心から感謝しているのですよ」
「そうだよ、ノア様。あのままだったら、私達は何れ死んじゃってたと思うんだ。だから、こうしてみんなで笑えるのは、ノア様のお陰だよ」

 ルイーザさんとラウラさんの言葉に、胸の奥がジンとした。
 こうして、真っ直ぐな感謝を伝えられる事って、今まで殆ど経験が無かったから――。

「どう致しまして。僕も、皆様が無事で、ほっとしました。
 僕達も、訳あってこんな場所で暮らしているだけあって、あんまり便利な暮らしをしているわけではないですけど、安全な寝床と美味しい野菜ならありますので、ゆっくりしていって下さい」

 何だか凄くむず痒いというか、照れてしまうというか――。
 ほら、リーゼだって、何かちょっとにまにましながら僕のこと見てるし。

「パパは、恩人?」

 とことこと、僕の足下に来たマオちゃんが、服の裾を引っ張りながら首を傾げた。

「えぇ。マオちゃんのパパは、私達の恩人だよ。 立派なお父様だねぇ」
「立派……。ふふーん」

 マオちゃんが得意気に笑って、僕の服を更に力強く引っ張った。喜んでくれているみたいだ。
 パパって呼ばれるのは未だに慣れなくてむず痒いけど、慕ってくれるのは嬉しいよね。

 僕は、マオちゃんを抱き上げた。
 まだまだ小さなマオちゃんの体は軽くて、簡単に抱き上げることができる。左腕をマオちゃんのお尻を支えるように回して抱え、右手でマオちゃんの真っ白な髪を撫でる。柔らかい髪は上質のシルクみたいで、とてもさらさらしている。

 目線の高さが僕と同じになったマオちゃんは、嬉しそうに細めた目を真っ直ぐ僕に向けて微笑むと、首に腕を回して抱きついてきた。

「パパ、立派ー」
「ありがとう」

 とても恥ずかしくてむず痒いけど、嫌な気は全くしない。
 ぽかぽかするよね。心が。

 そんな僕達を、皆が優しく見守ってくれるのも、嬉しいものだ。


「えぇと、何日も森を移動されていてお疲れだと思いますので、ゆっくり休んで下さい。 あちらに、皆さんが休憩できる部屋がありますので、適当に使って頂いて構いませんから」

 嬉しいとは言え、ずっとこのままというのは流石に居心地が悪くなりそうだったので、僕は話を変えることにした。
 犬人族コボルトの皆さんに促したのは、地下広場から続く通路だ。今回、マオちゃんにお願いして作って貰った、新しいダンジョンスペースだ。

 地下広場はほぼ円形で、ドーム状の空間だけど、入り口を背にして右側に馬車が通れるくらい大きな通路と、その奥に部屋を作ってもらった。
 ただの部屋で、家具とかは何も無いけど、各世帯ごとに一部屋使っても余るくらいの数は用意したので、家族毎に使って貰おうと思っている。

 あと、奥にトイレとお風呂も幾つか作った。大事だよね。
 因みにトイレは、ダンジョンの落とし穴トラップを改造して作った。本当に便利だね、ダンジョン。
 お風呂はリーゼの生活魔術ありきではあるけど、聞けば犬人族コボルトの皆さんの中でも魔術を使える人は居るらしいので、好きなときに好きなように使って貰おうと思っている。

 少し前までは、こう言ったものをダンジョン改変として作るのに、マオちゃんへ僕達のイメージを伝えることに苦労したんだけど、今はマオちゃんが僕達の言葉を理解してくれるので、大分楽に、そして思い通りのものが作れるようになってきた。
 マオちゃん、本当に感謝しています。


「ほんに、何から何までありがとうございます。お返し……というには小さな事ではありますが、せめて料理や畑仕事は手伝わせて下さい」
「うん。私も料理出来るし、ピルツ村で農作業もしてた人がいるから、役立てると思うよ。というか、やらせて欲しい」

 ルイーザさんとラウラさんが言う。
 断る理由は無いから、その申し出を受けることにした。特に、農作業を手伝ってくれるというのは本当にありがたい。人手さえあれば、規模や種類を増やすことも出来るしね。

「是非お願いします。でも、今日の所はしっかり休んで下さいね」
「マオが、お部屋案内する!」

 マオちゃんは元気にそう言うと、するりと僕の腕から下りて駆けて行った。
 そして、通路の前まで行くとこちらを振り返り「早く、早く」と手招きしている。
 うん、後はマオちゃんに任せちゃおう。

 僕とリーゼは、ガゼボから皆を見送った。



「マオちゃん、嬉しそうでしたねー。私も嬉しかったですけどっ」

 僕の直ぐ隣に立ったリーゼ。淡い紫色の房が、近くで揺れた。

「何? 僕をからかうつもり?」
「そんなことしませんよー。メイドとして、ご主人様が認められるのは嬉しくて誇らしいものですから」
「そ、そう? 何か、そうやってストレートに言われると、やっぱり照れくさいね」
「あはは、ノア様、褒められ馴れてませんもんねー。蔑ろにされ続けた人生でしたからねー」
「間違っては無いけど、そう言われると悲しくなるね」
「どんまいっ。悲しい時は私が寄り添うので、頑張って乗り切るのですよー」

 リーゼの言葉で悲しさが増した気がしたんだけど、それは突っ込んじゃ駄目なんだろうな。きっと。

「はいはい。ありがとう。リーゼには感謝してもしきれないよ」

 隣に佇むリーゼの横顔を見ていると、自然と口角が緩む。
 リーゼの冗談は辛口だけど、その中にちゃんと気遣いが感じられるんだから凄いよね。だからかな、凄く落ち着く。
 それと同時に、大事にしないといけないなって思う。



 ――だからこそ。
























「ピルツ村に、行ってこようと思うんだ」

 リーゼの目を見ながら、僕は告げた。

―・―・―・―・―・―・―・―・―・―
■Tips■
ピルツ村[固有名詞・地名]
テールス王国東部の、キースリング辺境伯領内にある集落。一二○人ほどが住んでいる。
ピルツ山の麓にあって、城塞都市フレイスバウムの北に位置している。
キースリング辺境伯領の中でも東に位置しており、魔王国に隣接していると言っても良い場所にある。

主要産業は農業。キノコが有名。美味しい。
ピルツ山に自生していたキノコを村で人工栽培して出荷している。

村はずれには、犬人族コボルト達が人に紛れて住んでいる。
因みに、人と会う時には人化の術を使い、外見は人族に扮している。


しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

【完結】帝国から追放された最強のチーム、リミッター外して無双する

エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】  スペイゴール大陸最強の帝国、ユハ帝国。  帝国に仕え、最強の戦力を誇っていたチーム、『デイブレイク』は、突然議会から追放を言い渡される。  しかし帝国は気づいていなかった。彼らの力が帝国を拡大し、恐るべき戦力を誇示していたことに。  自由になった『デイブレイク』のメンバー、エルフのクリス、バランス型のアキラ、強大な魔力を宿すジャック、杖さばきの達人ランラン、絶世の美女シエナは、今まで抑えていた実力を完全開放し、ゼロからユハ帝国を超える国を建国していく。   ※この世界では、杖と魔法を使って戦闘を行います。しかし、あの稲妻型の傷を持つメガネの少年のように戦うわけではありません。どうやって戦うのかは、本文を読んでのお楽しみです。杖で戦う戦士のことを、本文では杖士(ブレイカー)と描写しています。 ※舞台の雰囲気は中世ヨーロッパ〜近世ヨーロッパに近いです。 〜『デイブレイク』のメンバー紹介〜 ・クリス(男・エルフ・570歳)   チームのリーダー。もともとはエルフの貴族の家系だったため、上品で高潔。白く透明感のある肌に、整った顔立ちである。エルフ特有のとがった耳も特徴的。メンバーからも信頼されているが…… ・アキラ(男・人間・29歳)  杖術、身体能力、頭脳、魔力など、あらゆる面のバランスが取れたチームの主力。独特なユーモアのセンスがあり、ムードメーカーでもある。唯一の弱点が…… ・ジャック(男・人間・34歳)  怪物級の魔力を持つ杖士。その魔力が強大すぎるがゆえに、普段はその魔力を抑え込んでいるため、感情をあまり出さない。チームで唯一の黒人で、ドレッドヘアが特徴的。戦闘で右腕を失って以来義手を装着しているが…… ・ランラン(女・人間・25歳)  優れた杖の腕前を持ち、チームを支える杖士。陽気でチャレンジャーな一面もあり、可愛さも武器である。性格の共通点から、アキラと親しく、親友である。しかし実は…… ・シエナ(女・人間・28歳)  絶世の美女。とはいっても杖士としての実力も高く、アキラと同じくバランス型である。誰もが羨む美貌をもっているが、本人はあまり自信がないらしく、相手の反応を確認しながら静かに話す。あるメンバーのことが……

勇者パーティーに追放された支援術士、実はとんでもない回復能力を持っていた~極めて幅広い回復術を生かしてなんでも屋で成り上がる~

名無し
ファンタジー
 突如、幼馴染の【勇者】から追放処分を言い渡される【支援術士】のグレイス。確かになんでもできるが、中途半端で物足りないという理不尽な理由だった。  自分はパーティーの要として頑張ってきたから納得できないと食い下がるグレイスに対し、【勇者】はその代わりに【治癒術士】と【補助術士】を入れたのでもうお前は一切必要ないと宣言する。  もう一人の幼馴染である【魔術士】の少女を頼むと言い残し、グレイスはパーティーから立ち去ることに。  だが、グレイスの【支援術士】としての腕は【勇者】の想像を遥かに超えるものであり、ありとあらゆるものを回復する能力を秘めていた。  グレイスがその卓越した技術を生かし、【なんでも屋】で生計を立てて評判を高めていく一方、勇者パーティーはグレイスが去った影響で歯車が狂い始め、何をやっても上手くいかなくなる。  人脈を広げていったグレイスの周りにはいつしか賞賛する人々で溢れ、落ちぶれていく【勇者】とは対照的に地位や名声をどんどん高めていくのだった。

生贄にされた少年。故郷を離れてゆるりと暮らす。

水定ゆう
ファンタジー
 村の仕来りで生贄にされた少年、天月・オボロナ。魔物が蠢く危険な森で死を覚悟した天月は、三人の異形の者たちに命を救われる。  異形の者たちの弟子となった天月は、数年後故郷を離れ、魔物による被害と魔法の溢れる町でバイトをしながら冒険者活動を続けていた。  そこで待ち受けるのは数々の陰謀や危険な魔物たち。  生贄として魔物に捧げられた少年は、冒険者活動を続けながらゆるりと日常を満喫する!  ※とりあえず、一時完結いたしました。  今後は、短編や別タイトルで続けていくと思いますが、今回はここまで。  その際は、ぜひ読んでいただけると幸いです。

冤罪で山に追放された令嬢ですが、逞しく生きてます

里見知美
ファンタジー
王太子に呪いをかけたと断罪され、神の山と恐れられるセントポリオンに追放された公爵令嬢エリザベス。その姿は老婆のように皺だらけで、魔女のように醜い顔をしているという。 だが実は、誰にも言えない理由があり…。 ※もともとなろう様でも投稿していた作品ですが、手を加えちょっと長めの話になりました。作者としては抑えた内容になってるつもりですが、流血ありなので、ちょっとエグいかも。恋愛かファンタジーか迷ったんですがひとまず、ファンタジーにしてあります。 全28話で完結。

平凡な村人だと思われていた俺、実は神々が恐れる最強存在でした〜追放されたけど、無自覚チートで気づけば世界の頂点〜

にゃ-さん
ファンタジー
平凡な村人・レオンは、勇者パーティの荷物持ちとして蔑まれ、ある日「役立たず」として追放される。 だが、彼の正体は神々が恐れ、世界の理を超越する“創世の加護”を持つ唯一の存在だった。 本人はまったくの無自覚——それでも歩くたび、出会うたび、彼によって救われ、惹かれていく者たちが増えていく。 裏切った勇者たちは衰退し、彼を捨てた者たちは後悔に沈む。 やがて世界は、レオン中心に回り始める。 これは、最弱を装う最強が、知らぬ間に神々を超える物語。

タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。

渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。 しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。 「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」 ※※※ 虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。 ※重複投稿作品※ 表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。

治療院の聖者様 ~パーティーを追放されたけど、俺は治療院の仕事で忙しいので今さら戻ってこいと言われてももう遅いです~

大山 たろう
ファンタジー
「ロード、君はこのパーティーに相応しくない」  唐突に主人公:ロードはパーティーを追放された。  そして生計を立てるために、ロードは治療院で働くことになった。 「なんで無詠唱でそれだけの回復ができるの!」 「これぐらいできないと怒鳴られましたから......」  一方、ロードが追放されたパーティーは、だんだんと崩壊していくのだった。  これは、一人の少年が幸せを送り、幸せを探す話である。 ※小説家になろう様でも連載しております。 2021/02/12日、完結しました。

転生者は力を隠して荷役をしていたが、勇者パーティーに裏切られて生贄にされる。

克全
ファンタジー
第6回カクヨムWeb小説コンテスト中間選考通過作 「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。 2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門日間ランキング51位 2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門週間ランキング52位 転生者のブルーノは絶大な力を持っていたが、その力を隠してダンジョンの荷役として暮らしていた。だが、教会の力で勇者を騙る卑怯下劣な連中に、レットドラゴンから逃げるための生贄として、ボス部屋に放置された。腐敗した教会と冒険者ギルドが結託て偽の勇者パーティーを作り、ぼろ儲けしているのだ。ブルーノは誰が何をしていても気にしないし、自分で狩った美味しいドラゴンを食べて暮らせればよかったのだが、殺されたブルーノの為に教会や冒険者ギルドのマスターを敵対した受付嬢が殺されるのを見過ごせなくて・・・・・・

処理中です...