俺のケツに需要がないのは分かってんだよ!!!

ユミグ

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俺もイヴが大好きだ

その言葉がストンと心に落ちてきた

そうだよな・・・

出会っていくらヤッてくれるって言ったって誰でもいい訳じゃねぇ、確かに最初から好きだったかと聞かれると違う

ただ、好みの顔なだけだった

でも、体を重ねて俺の欲望全部引き出して受け止めて幸せそうにしてくれる

こんなの好きにならない訳がない、友人と飲んでいると言われ傷ついた心をなかった事にして

声をかけてきた男や領主様は好みじゃないのか、俺以外にも味見はしなくていいのかと嫌味が出て来てぐっと口を閉じた

他にも気になることはまだまだある

でも、イヴは俺を好きじゃない

体を重ねると感情が分かるとはよく言ったもので、分かるんだ

俺は“気に入り”であって“好きな奴”じゃない

それでも俺は・・・・・



「はっ、はっ、イヴ・・・」

「・・・・・・うん?」

「挿れてくれ」

「・・・・・・」

「イヴ、頼む」

「・・・そんな風に懇願しなくてもすぐに挿れるよ、俺だってずっと挿れたかったんだから」

「イヴ・・・ふぅぅ」

「泣かないで・・・ごめんね」



ぐっと亀頭まで挿れられゆっくりと進む

途中でびくびくと震えれば止まってまた進む

繋がれた手はいつからか俺がぎゅっと掴んで離さない

ずっ…ずっ…と中を擦られて心もいっぱいになる



「はっ、あっ、あっ、イヴ」

「うん?はぁーっ」

「気持ちいいか?」

「ふふ、凄く」

「そうか、んっ、俺も凄く気持ちいい」

「煽るのが上手になったね」



ゆっくりゆっくり出し挿れされるとイヴの形が良く分かる、分かるついでに根本まで入ってない事にも気付いた



「なんで全部挿れないんだ?んっ」

「はっ!ぐっ・・・はぁーーっ、それはちょっと煽りすぎかも」

「挿れてくれ」

「ふふ、駄目だよほら触ってみて?今ここまではいってるでしょ?はぁー・・・これ以上奥は結腸だから気持ちいいより痛いになるかもしれないから」

「それでも挿れて欲しい」

「ふはっ!ん、困ったな・・・今でも充分気持ちいいよ?」

「俺が全部、イヴの全部欲しいんだ」

「うあっ!?ぐっ・・・はぁ、はぁ、暴発するとこだった、やべぇ」

「そんなにいいか」

「いいよ、ジャクスティンは抱けば抱くほど可愛くなるからね」











「・・・・・奥まで埋めさせて?」









さっきより激しく、でも全然優しくキスをされて腰にクッションをいれられる

イきながらの方がいいと言われたから、次にイかされるのを待つ



「はっ、あっ、あっ、イヴ・・・・はっ」

「んっ、はっ、あーーやべぇ」

「はっ、はっ、イヴ、イヴ」

「うん、はっ、ちょっと今喋られると出る」

「はっ、はっ、ぐすっ、ぅう、イヴ」

「あーーー!!もう!!」



ぱちゅっぱちゅっ!と激しくされる



「はっ、腹に力いれてくれ」

「あっ、はっ、んっ、んっ」

「はっはっ、ははっ、上手、挿れるぞ」

「あっ、はっ、きてくれ、イヴ、イヴっっっっっ!!」



ちゅぽんっと音がした気がするが分からない奥に挿れられた瞬間にイヴに射精され今までの比じゃないくらい体ががっくんがっくんと震え、きっと白目を向きながら絶頂して結局気絶した









「はぁっ、はぁっ、はぁっ、・・・・ジャクスティン・・・・」











次に目を覚ましたら昼過ぎだった

気絶すると時間がぐちゃぐちゃになる



「ジャクスティン」



好きだと自覚したら、ただ名前を呼ばれるだけでも顔がニヤけるんだ



「ジャクスティン」

「んあ?」

「お腹空いてる?」

「ぁあ」

「待っててね」



スッと立ち上がり食事の支度をしてくれる

???

なにかが違うと思った・・・けど違和感の正体が分からなかった



「朝から合わないと思ったんだけど、俺が好きな料理食べて欲しくて」

「!もちろん、食う、胃は強いんだ」

「うん、ふふ、知ってる」



凄く熱々のソレは真っ白な踏み荒らされた事のない雪よりも白い料理

どう食べればいいか分からなかったけど、イヴが掬ってふーふーと冷ましてから自分で食べてみせた、それを真似する

「ふーふーふー」



凄く熱いソレは湯気がたくさん出て、とても食べづらそうでそれでも匂いは誘惑してくるから早く食べたくなる

ぱくっと口にいれれば見た目に反してとても濃厚でトロトロとしてる

塩味が強く、けれど肉の旨味がじゅわっと追いかけてきてそれを独特でクリーミーな味付けで全て覆っている

それによって全てが整った計算されつくされた旨味のように感じた

横に添えてあるパンは硬く料理によく合う

掘り進めれば中に色々な食材が入っている

けれど、どれも白くなにがなんだか分からない

野菜だったり肉だったり口の中に入れてお楽しみな料理はイヴに似ているなと思う



半分程食べ進めたところで

「急に仕事が入ったんだ、だからしばらく留守にする」



頭がガンッと殴られた気がした

「留守にするには色々とあって、ジャクスティンも家があるのは知ってるんだけど良かったらここで暮らしてくれないかな?」



「・・・・・・・は?」



「保存の効いてる食事や、今使ってるベッドも気に入りの物で人が居ないと駄目になるようなモノかもしれないんだ」



「そうなのか・・・・・」



「だから、しばらくの間ここに住んでくれない?もちろん依頼として個人の契約だけどきちんと書面を交わしたい」



「・・・・・・・・俺は」















あんな風に好きな人からサラッと笑顔で言われて断れる奴が居たら知りたい

あの日、家の設備の説明をして居なくなった



イヴは元々この街に来てほんの僅かしか経ってなく人との関係も希薄だったから何も、本当に何も変わりゃしない

変わったとしたら俺だ



家の他に1度試しに採集をやってみてもらえないか?良ければ人に教えてあげて欲しいなんて言われ、採集のコツを聞いたがなんて事ない、ただ魔力を目に集めればいいだけだ

薬草に魔力があるなんて事実誰も知らねぇ

だから、それさえ説明しちまえば人に教えるなんてのもすぐ終わると思ってた

が、そもそも目に魔力を集めるなんて出来る訳ねぇなんて言われたからそれまた困った

体内の魔力を目に溜めりゃいいだけだろ

なんつったら呆れられた

んなもん分かる訳ないだろうと

人に教えた事なんてねぇから感覚でしか話せねぇ、それに四苦八苦しながらも教えてたらいつの間にか“先生”になってた



周りに人が集まって今までで1番賑やかな毎日を送っているのにこんなにもつまらない毎日もあるんだな、と思う

好きな奴っつぅのは、そんな特別なもんなのかよ

別にあいつが居なくても帰ってくるまで楽しんでりゃいいだろ、そう思うのに毎日心細く元々1人だったのに本当に1人になったんだななんて馬鹿みてぇな事を考えた



まぁ、分かってんだよ

あいつは俺を捨てたんだって



よく分かんねぇよ、数回ヤッただけの奴に家を与えて保存が効く箱に飯をたんまり詰めて服の変えを何百着も置いていくなんて、本気の本気で可哀想な奴だ

あいつが人との関係が希薄なのはどう別れたらいいか分かんねぇからだ

そうとしか考えられねぇだろ







だってそうだろ?

いつの間にか家の名義が俺になってたんだから







意味分かんねぇよ

最初それを知った時は“捨てられた”と思った

だが、よく考えたら捨てるもなにも拾われてねぇよ

あいつはきっと有り余る金を持ってて家の1つや2つ、ヤる相手の1人や何十人困る事なんてねぇんだろうよ



だから、俺はあいつに感謝すべきだ

だってそうだろ?

俺は抱かれたい願望を叶えられて寒々しい家じゃなく立派で暖かな家に帰れるんだから

だから別に帰って来ない方が有り難い

今更家を返せなんて言われても困る

俺の方がずっと長く住んでるんだから

個人間の契約だと言われた紙は家の譲渡に関する書類だったという事を知ったのはつい最近だ













あれから3年の月日が経ったよ













どこに居るんだ?









俺は、俺は、俺はお前に会いたいよ・・・

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