巡る旅の行き着く先は終焉と呼べるのか

ユミグ

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淫魔編

5-11※

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まだ顔色は悪かったけど、しばらくしたら与えられている部屋へと戻ったエルの代わりにダグラスが寝室に来た。

「ダグラスすきぃっ!」
「お、俺も好きだ!」
「んふふー!」
「っっ」

ダグラスにも同じ事を伝えよう。

「ダグラス、私ダグラスの事愛してるの」
「お、俺も、っ、あ、愛してるぞ!」
「んふふ、エルにも伝えたんだけどね?」
「ああ」
「国王との食事会では外を守っていて欲しいの、ちょっと不安で…ダグラスとエルなら信用出来る…ぐえっ…!」
「大丈夫だ、憂いは全て払う」
「ぐ…ぐるし、ダグぅ…」
「す、すまん!」
「けほっ!それと、もし3国を出るようなら残るか一緒に行くか」
「行く」

早っ!
まぁ、ダグラスの事は心配してないんだけどね。

「じゃぁ、出る事になったらもう1回両親のところに帰ろう」
「嫌だ」
「ふふ、私も一緒」
「ほんとか!?」
「んふふー、だあって会いたいもん、お泊まりもしちゃいたい!」
「っっ」
「ぐっ…!くるしいよぉっ…!」
「す、すまん…俺も会わせたかったんだ」
「うん、うれしー」

ダグラスといちゃいちゃしすぎて事が始まりそうだったから、おやすみしてリクを呼んでもらった。

ちょっと相談したい事が増えました。

「お風呂!抱っこ!ちゅー!」
「くすくす、いくらでも」

ちゅーちゅーしてぎゅぅぎゅぅして洗いっこして湯ぶねに浸かる。

「あのね、3国から出るってなったらやっぱりエルを帰したいんだけど、気付かれずに戻せる方法ってある?」
「侯爵に連絡してみては?」
「あの人うっかり言いそうなんだよねぇ」
「少し考えておきます」
「私も考えておく、まぁでも、強引よりも直接伝える事にしようかなって」
「そうですか」

そのどうでもいい顔大好きですぅっ!

「それと食事はいつでもいいって送って?」
「かしこまりました」
「エルとダグラスは外を守って、リクは内を守る為にご飯一緒」
「はい」
「んふふー、それとピアス出来た?」
「食事会までには届きますよ」
「んへへー、早くお揃い着けたいなぁ」
「私も楽しみです、ハンカチもあのように綺麗に作られるとは思いませんでした」
「嬉しい?」
「とても」
「リクの絵ももうすぐ完成でしょ?楽しみすぎるぅぅっ…!」
「くすくす」

ブリットのバーズリー国での仕事を使者から請け負って2人でやってるけど、時間が余るから3回ほど海には行けた。
私は手作りとマナーと魔力制御、リクは絵を描いてます!楽しみ!

「浄化急ぎすぎかなぁ」
「待ち望んでいる場所はたくさんありそうですよ」
「そっかぁ…」

リクの上に乗ってしばらく考え事する。
急いでる気もするけど、聖女信仰があるうちに行った方がいいとも思う。

嫌な思いは少ない方がいい。

そうだ、リクの最期はどこがいいだろ?
森の中がいいなぁ、どうせ魔力暴走起こしそうだし。

そんな事を思うなんて制御がまだまだです。

「出ましょう」
「うん、あちち」
「存じておりますよ」

お風呂から上がってリクの髪は私が梳いて私の髪はリクが梳く。

ベッドへ横になって見つめるこの時間が大好き。

ひと時の安泰って感じで。

「ヒナノ様」
「リク」

裸にタオルケットな私たちはとってもしっくりくる。

リクの顔が近付いてくるから視線はそのままでキスをする。
何度か啄むキスをするとぐっと私を寄せる行為が好き。
リクの手が下に伸びるから私もリクの濡れてる先端をくるくるする。
はぁっ、って熱い息がかかるのが好き。
最近は後ろも前もするけど、最初は後ろって決まったのか後ろから弄られる事が多い…

「くすっ、なにを考えたんです?」
「…割れてるとか言うから」
「くすくす、私が付けたキズというのは案外嬉しいものですね」
「リクしかしないからリクだけって分かるでしょ!?わざわざ、んにゃっ!?」
「はっ!ほんとに煽るのが上手な方だ」
「あ、あおってな、んんっ!」

慣れた手つきで後ろをぐちゅぐちゅイジる指が私のいいところをぐりぐり押す。
手のひらで前も擦るから気持ちいいがいっぱいになる。

「リクぅ…!」
「ヒナノ様」
「リクっ…!んあっ!あっ!あっ!っっ、それすぐっ…!」

「イって」

「ひああぁっっ!?っっ、んづっ!んんっ!ばかぁっ!」
「くすくす」

あの時ですっかりその言葉が好きになった私を分からないはずがないリクが私の唇と合わさりながらわざと言う。

「ひあっ…!あ、あ、あ、あ、っっ、きもちっっ、んえっ、あっあっ、っっ~!きもちーよぉっ…!」
「私も気持ちがいいですよ」
「んあっ!あ、あ、また、きちゃうっ、イっちゃっ、っっ~!イくイくっっ!っっ~!あああああっっ!もっとぐちゅぐちゅしてぇっ…!んんっ!んむっ、ん、ん、ひあっっ!」
「柔らかくなってきましたね」
「だ、だから、そういう、んあっ!いわないでって、ん、ん、いってるっっ、ひああぁぁっっ…!」
「そんなに腰が動くと挿入ってしまいそうですよ?」

イって勝手に動いてるって分かってるのに楽しそうに言うリクはほんと………好き!

「ん、ん、じゃぁ挿れるもんっ、ん、ん、」
「ではこちらに」
「ひゃっ!」

私をリクの上に乗せてぐりぐりと先端で刺激するからそれだけでイきそう。

「あ、あ、あ、あ、っっ、イくっ!っっ、んいっ!?あっ!あっ!」
「はっ!気持ちいいですか?」

イっても、もっともっと前に埋めて、体を弾ませる私に、ギラギラした瞳で見つめてくるリクにもっと興奮して1度抜いて初めて自分で後ろに埋める。

「っっ」
「あ、あ、あ、あ、あああああっっ!っっ~~!イくっ!イっちゃうっ!っっ~!ひああぁぁっ!とまんにゃ、とまんないっっ、きもち、きもちーよぉっ!」
「っっ、はっ!困りました、ねっ!」
「はひゅっ…!」

クリトリスを摘んで下から押し込むような動きをされて容易く結腸に挿れられ、ガクガクと震える体はもう私のモノじゃない。

「ぐっ…!出します、よっ!っっ、はっ!」
「ひぐっ…!あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙っっ…!っっ~!イくイくイくイくっっ!」
「ぐぅっ…!っっ、はっ!ヒナノ様っ」
「リクぅ…!んぶっ!」

起き上がったリクにキスされてぐりぐりされながらまたイって、リクもイったら今度は前に挿れられた。

ガリガリと乳首を噛まれながら。

「いうっ!?っっ、あ、あ、あ、っっ、んぐぅっっ!いづっ!あっ!づっ!んえっ!っっ、あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙っっ!?」

もうイったのに、今イったばっかりなのに。

私の耳を噛みながら。

「イって?」

「んにぃ゙ぃ゙ぃ゙ぃ゙っっ!?っっ、はひゅっ…!」
「ほんとに、はぁ…どれほど可愛くなるんですかあなたは」
「ちがっ、んぐっ!あえ゙っ!んぎっ、ん、ん、っっ、んあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙っっ!」

「イって?」

「はひゅっ…!あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙っっ!………」
「気絶してしまいましたか…はぁっ、本当に、困ります、ね、どれほど、貪れば満足、するんでしょう、か…!」
「…………ん、ん、ん、んあ゙っ!?ま、まっでっっ!」

「イって?」

「んぎぃ゙ぃ゙ぃ゙っっ!?あづっ!づっ!イっっ
っ、んぎゅぅ゙ぅ゙ぅ゙っっ!リクぅっ!」
「はっ!お慕いしておりますよヒナノ様」
「ヒナノも、んづっ、え゙うっ!あいしてるぅっっ…!ひっ…!あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙っっ!?」

今日は朝になっても繋がったままで朝ご飯まで続いた享楽に2人して馬鹿になってた。
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