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蓮が、俺の事好きだと、大好きだと!
晴れて両思いになった俺達。
俺と蓮。
こんな、こんなに嬉しくて、幸せな事があってもいいのか。
可愛いんだ。俺の腕の中にすっぽりと包み込むと、フニャんと笑う顔が、可愛くて、愛おしい。
大事に大切にしたい。
両親にも、一応報告しておくか。
また、見合い話を持って来られても面倒くさいからな。
あ、後、当麻にも言っておかないと、うるさいし。
あー蓮に会いたい。
一緒に暮らせないかな?
まだ、早いか・・・?
でも、本当にずっと一緒にいたい。
朝も昼も夜も、、、
駄目だな。浮かれ過ぎだな。
よし、寝よう。
蓮……夢の中で逢えたらいいね。
次の日は、いつもより早く出勤する。
本当は、受付のあるロビーで、蓮を待っていたいが、我慢して自分の部屋で待つ。
受付から、蓮が来たと内線で連絡があった
蓮が扉をノックする前に、扉を開く。
ちょっとビックリした顔が可愛い。
俺が挨拶をすると、ニコニコ笑顔になる蓮を抱きしめる。
はぁぁもう可愛い。
蓮から、花が潰れちゃうと言われ、離そうと、思ったが、嫌だ離れたくないと、体が言う事を聞いてくれない。
案の定、橘にバカ呼ばわりされる。
「橘、俺と蓮は、両思いになったんだぞ!こんな嬉しい事はないんだぞ!」
「はいはい、それはようございました。ですが、蓮君もお仕事をしないと。後で、時間を取りますから。社長も、仕事して下さい!」
「わかったよ。」
俺、渋々仕事に戻る。
が、どうしたって視界に蓮がいれば思わず見惚れしまう。
橘が、蓮君に何か言ってる。
蓮は、俺の方を見て笑顔で、軽く手を振る
俺も笑顔で振り返す。
すると、蓮は部屋から出て行った。
はっ?もう、帰ったのか?
「おい!橘!蓮は?」
「はぁ、蓮君には、社内の各部署へ行って貰いました。」
「はぁ?別に行かなくていいだろ?」
「社長は、仕事して下さい。ここに蓮君がいれば仕事にならないでしょう?」
「あ、いや、そうではある、が、、、」
「まぁ、各部署から、蓮君を寄越してくれと、お願いされていましたからね。」
「・・・うぅぅ、そう、か。」
「えぇ、蓮君は人気者ですからね。優しくて、可愛くて、あの重役でさえ、蓮君にメロメロですからねぇ?」
「なっ!いや、まぁそれは。。。知ってるが。くぅぅ~俺の蓮がぁぁ!」
「ふっ、まぁまぁ、その内蓮君が帰って来ますから、それまで仕事頑張りましょう」
「あぁ、そうだな。頑張るか。」
「はい。」
しばらく仕事に没頭していて、気がつけば結構な時間が経っていたみたいで、蓮が仕事を終えて、社長室に戻って来た。
が、何故か蓮は、両手に紙袋を沢山抱えていた。
「?蓮?何?その荷物。」
「あっ!要さん。お仕事ご苦労さま。えっと、、皆さんに頂きました。ごめんなさい?」
「いや、謝らなくていい。誰に貰った?」
俺は、自分に落ち着くように、蓮に笑顔で聞く。
「ん?んっとね。秘書課の人と、受付の人と、後、大沢常務さんとね、色々な所の部長さんとかね。お礼とかお土産とかでくれたの。断れなくて・・・」
「あぁ、そうなのか。蓮、貰って良かったね。店に帰って叔父さんと一緒に食べればいいよ。」
蓮は、ホッとした顔で笑顔で頷く。
「蓮、おいで。」
自分でもビックリするくらい、甘い声で蓮を呼ぶ。
蓮は、荷物を置くと、俺の前に来る。
俺は、蓮を抱き上げる。
片腕に蓮を乗せる。
蓮はビックリした顔をしたが、すぐに嬉しそうに、俺の首に腕を回す。
蓮との顔の距離が近くなり、蓮の顔が良く見える。
可愛くて、片手で蓮の頬を撫でる。
蓮…俺の蓮。可愛い。ずっとこうしていたいな。
そっと、蓮にキスする。
クスクス笑う蓮が愛しい。
蓮を抱えたまま、ソファに座る。
俺の膝の上で、蓮は、上目遣いで
「要さん、下ろして…」
~~っくっ!可愛いが過ぎる。
なんだ、この生き物は。
うぅぅ、下ろしたくは無いが、俺がヤバい蓮をそっと隣りに座らせる。
でも、手は離さない。
「蓮、今日は、どこに花を飾ってくれたんだ?」
「今日はね、花を置いてある所は水を変えたりね、ずっと、ここに花があればいいのに、と、思ってた所に新しく花を飾ってみたんだよ。」
「ん?どこ?」
「ロビーの横にある、エレベーターの所」
「あぁ、ん?エレベーターのどこ?」
「ふふっ、あのね、エレベーターって待つじゃない?その待ってる間に可愛い花を見てもらおうと思って、エレベーターって二つあるでしょ?その間に飾らせて貰ったんだよ。要さんも後で見てね?」
「そうか、後で早速見に行こうか。いや、蓮を下まで送って行って、その時に一緒に見ようか?」
「うん、嬉しいけど、お仕事大丈夫?」
「あぁ、蓮を送る時間はある。」
「良かった。それじゃ!行こう!」
「えっ!もう?まだ、蓮と話したい。」
「駄目だよ!ちゃんとお仕事しなきゃ!」
「えーっ!蓮が冷たい………」
「僕だって、要さんとずっと一緒にいたいんだよ?だけど、、お仕事は大事。な事だよね。お仕事してる要さんはカッコいいから。頑張って!」
「はぁぁ、わかったよ。そんな蓮が大好きだ。頑張るか!よし、蓮。送って行こうか。」
「うん、行こう。可愛い花なんだよ。」
いや、蓮の方が可愛い。
そんな事を思いながら、蓮を送る。
下に着くと、蓮は「これ!」と、花を指刺す。
エレベーター二台の間の少しの空間に、台座に、ガラスで出来た楕円形の花瓶に、可愛らしい花が飾ってある。
思わず笑顔になってしまう。
あぁ、蓮らしい。
小さな花がバランス良くて、なんとも可愛らしい。
これ、また何か聞かれそうだな。
蓮に、ありがとうと礼を言って、その日は別れたが、もうすでに会いたい。
夜電話しよ。
そして、案の定、各方面から花の問い合わせが来た事は、言うまでも無い。
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