[完結][番外編更新中]氷の騎士は、異世界から来た運命の番を溺愛する。

りさあゆ

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番外編(キラ)

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     番外編 キラ


私は、
キラ・サーヴァント

8歳になりました。
私には、ノアとアキの2人の兄がいて、双子の弟妹がいます。

弟の名前は、
 シルヴァ・サーヴァント
妹の名前は、
 ヴァイオレット・サーヴァント

この双子、母様そっくり。
とっても可愛いの。
可愛くて、可愛くて、もうメロメロになってます。
まだ、よちよち歩きで、言葉も少しだけど話すようになりました。

特に、父様は、メロメロの腰砕けになっているのを、よく見るわ。

とにかく、私の父様と母様は、仲が良い。
仲がいいなんてもんじゃない。
まぁ、だから、兄妹も増えていくんでしょうね。

それはさておき、
少し、兄妹の話をしましょうか。

まず、兄の、ノアね。
12歳になったノアは、まぁ、モテますね。
銀髪、紫眼、顔は、母様に似て、綺麗な顔をしてます。
頭も良いし、剣術も腕が良い、しかも公爵家嫡男とくれば、モテないはずがない。
だけど、ノアは私が大好きなの。
いや、自分で言うのもどうかと思われるかもしれないが、事実なのよ。これが。
それは、もう、物心ついた頃から、いつも側に居て、可愛い可愛い。大好きだよ。と
言われ続ければ、ね。
それは、それで嬉しいんだけどね。
困るのは、他の男の子とは話が出来ない。
全くと言っていい程に…
これ、将来的にはどうなの?って思うの。
ノアは、俺が認めた男じゃないと、駄目。
らしい。
まだ、8歳だから、まだまだやりたい事も沢山あるから、男の子なんて今は、どうでもいいんだけどね。
母様に、キラのやりたい事は何?と聞かれ時に、私は、何でもやってみたい。と答えて、母様は、それはいい事だね。選択肢が増えるし、本当に自分がやりたいと思う事が判るようになるね。凄いね、キラ。と褒めてもらえた。
母様は、私の眼の事をいつも、綺麗だね。
母様と父様の色だね。そう言って抱きしめてくれる。
私は、自分が凄く愛されていると、いつも思う。
両親からも、兄妹からも。
毎日、幸せなの。
だから、私は、必ず母様と一緒に孤児院に行く。
私と、同じ歳の子や、小さな子達と、勉強を教えたり、悩みを聞いたりしている。
私に出来る事は、まだないかもしれない、でも、いつか、何かの役に立つ事があるかもと、自分に出来る事は、何でもやりたいの。
そう、両親に話をすると、両親は私を抱きしめて、優しい子に育ってくれて、嬉しいと、言ってくれたけど、私は、優しさではなくて、私が貴族として生まれた義務なんだと思うの。
そう母様に言えば、
「そうだね。その考えは間違いではないと思うよ。でもね、その優しい気持ちを持っている貴族って、どれくらいいるんだろうね?この国は裕福で、でも、やっぱり貧富の差はあるよね。生まれも育ちも自分では選べない。そこで、いかに自分が幸せになれるか。だよね。貧しくても、幸せな人は沢山いる。お金が沢山あっても、幸せじゃない人もいる。だからね、僕達は、その人個人を見てあげるんだ。そして、その人の夢を掴む為に、何かお手伝いしてあげられればいいなぁって思うんだ。キラもそう思わない?」
「うん、そう思う。だから、色々な事をやってみたいの。」
「いい子だね。キラ。大好きだよ。」
「本当に、キラはいい子だ。俺達の自慢の娘だな。」
両親に褒められて、少しくすぐったい。
だから、私は、これからも頑張ります。

あっ!そうだ、アキの事忘れてた。

アキはね、んーーーと、自由だね。
のんびり屋さんね。
もう、エヴァンの番と分かってるから、皇帝陛下や皇妃様に可愛がられてる。
ほとんど王城に行ってて、お屋敷には居ないので、あまり話す事もないかな。
でも、双子が産まれてからは、ちょくちょく帰ってきてる。
最近は、双子によくピアノを弾いたりしてるの。
ピアノは、母様にはまだまだ追いつくまではいかないけど、凄く上手になったの。
双子も嬉しそうに聞いてるわ。

そうそう、双子ちゃんね。
ノアとアキも双子なんだけど、全く似てないから、言われないと、双子って分からないんじゃないかな?
でも、この双子。
そっくり!どっちがどっちか分からない。
一応、男の子と女の子だから、わかりそうなもんだけど、まだ、1歳だから本当にわからないの。
でも、母様は見分ける事が出来るから、凄いと思う。
私も、早く見分ける事が出来るといいな。
父様は、たまに間違えてるわ。
そこが、残念な父様なのよね。
あんなにカッコいいのに、母様を溺愛し過ぎて、残念な事が多々ある。
でもそこが、愛すべき父様なのよ。

これが、私の愛する家族。
私は、凄く幸せです。

それでは、また。
何かありましたら、報告しますね。
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