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第7章・Enemy search(敵探し)
黒い繋がり③
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こうして泊瀬と交流を開始することになった竜太は黒竜社が出版業務を開始すると同時に記者のような役割を担ってアンケートを路上でとるなどの仕事をしていたのである。
「泊瀬さん、今日は路上で500人のアンケートがとれました。」
「さすがだな東住吉君。君は素質があるね!」
泊瀬はいつの間にか竜太を気に入り、竜太も泊瀬のために力になりたいと取材やコラムの執筆など経験のないことに挑戦していたのであった。この時、黒竜社の社会系雑誌は大事件をいち早くスクープするということで話題となっていた。
回想は一旦終わり、竜太たちのやり取りは続いていた。
「まあ、俺が黒竜社の発展に力を注いできたんは事実や。何も知らない無知のままでここまで泊瀬さんに尽くしたのはあの人の優しさを真に受けていたからや……」
ヒナは竜太に質問をした。
「それならなぜ竜太さんは危険だということに気がついたの?」
「それを今から話すよ……」
再び回想に戻る。ある日、黒竜社の夜間当番として同僚の足立達行(あだち・たつゆき)とともに会社にいると足立はある衝撃的な発言をしたのである。
「東住吉……お前ここを辞めろ。」
「足立さん……どうして?」
「お前は何も知らないのか?この会社が今まですぐにスクープした事件は殺人も含めてここの会社が仕組んだ事件ばかりなんだ。」
「……!!?どういうことですか!?」
「この会社はスクープのためならここと対立する人間や元社員などを中心に片っ端に消しているという噂だ!!」
「足立さん……なぜそれを僕に……?」
「お前なら真実を見つめる目を持っている。俺は未来を見える能力があってね、この後お前は一時期は色々苦節の道を歩むことになるだろうが必ずこの会社の真実を世間に暴いてくれると出てる。俺はもう先は長くない……必ずお前なら社会のためにしてくれると信じてる!!」
「足立さん……」
この話の二日後、足立は自宅の寝室で急死していたのを彼の妻が発見した。竜太にとって足立は信頼している先輩だっただけに仕事では感情を抑えて自宅に帰ると涙を流す日々が続いたのである。その後も仕事を続けていたがある言葉が頭から離れなかったのである。
『俺はもう長くない……必ずお前なら社会のために……』
この言葉を思い出した竜太は既に彼が命の危機にあったのではと悟ったのである。後に足立の実家を訪れ、持病などはなかったということを確認するとあることを思い出した。
『この会社が今までスクープした事件は殺人も含めてここの会社が仕組んだ事件ばかりなんだ。』
「まさか足立さんは…………」
ある日の朝、竜太は黒竜社を解雇されたのである。彼の書いた原稿がたまたま会社の思想に反するものであった。無事に黒竜社を去れた喜びはあったが一方で慕っていた人を失い、彼は精神的に病みはじめたのである。
「俺の……人生……どうなっとるんや!!」
川沿いの通勤コースだった土手を彼は全力で駆け抜けた。彼の頬には涙が流れていた。そしてこの頃を境に竜太は再び犯罪と酒と危険薬物(覚醒剤)に溺れる日が続いたのである。
「泊瀬さん、今日は路上で500人のアンケートがとれました。」
「さすがだな東住吉君。君は素質があるね!」
泊瀬はいつの間にか竜太を気に入り、竜太も泊瀬のために力になりたいと取材やコラムの執筆など経験のないことに挑戦していたのであった。この時、黒竜社の社会系雑誌は大事件をいち早くスクープするということで話題となっていた。
回想は一旦終わり、竜太たちのやり取りは続いていた。
「まあ、俺が黒竜社の発展に力を注いできたんは事実や。何も知らない無知のままでここまで泊瀬さんに尽くしたのはあの人の優しさを真に受けていたからや……」
ヒナは竜太に質問をした。
「それならなぜ竜太さんは危険だということに気がついたの?」
「それを今から話すよ……」
再び回想に戻る。ある日、黒竜社の夜間当番として同僚の足立達行(あだち・たつゆき)とともに会社にいると足立はある衝撃的な発言をしたのである。
「東住吉……お前ここを辞めろ。」
「足立さん……どうして?」
「お前は何も知らないのか?この会社が今まですぐにスクープした事件は殺人も含めてここの会社が仕組んだ事件ばかりなんだ。」
「……!!?どういうことですか!?」
「この会社はスクープのためならここと対立する人間や元社員などを中心に片っ端に消しているという噂だ!!」
「足立さん……なぜそれを僕に……?」
「お前なら真実を見つめる目を持っている。俺は未来を見える能力があってね、この後お前は一時期は色々苦節の道を歩むことになるだろうが必ずこの会社の真実を世間に暴いてくれると出てる。俺はもう先は長くない……必ずお前なら社会のためにしてくれると信じてる!!」
「足立さん……」
この話の二日後、足立は自宅の寝室で急死していたのを彼の妻が発見した。竜太にとって足立は信頼している先輩だっただけに仕事では感情を抑えて自宅に帰ると涙を流す日々が続いたのである。その後も仕事を続けていたがある言葉が頭から離れなかったのである。
『俺はもう長くない……必ずお前なら社会のために……』
この言葉を思い出した竜太は既に彼が命の危機にあったのではと悟ったのである。後に足立の実家を訪れ、持病などはなかったということを確認するとあることを思い出した。
『この会社が今までスクープした事件は殺人も含めてここの会社が仕組んだ事件ばかりなんだ。』
「まさか足立さんは…………」
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「俺の……人生……どうなっとるんや!!」
川沿いの通勤コースだった土手を彼は全力で駆け抜けた。彼の頬には涙が流れていた。そしてこの頃を境に竜太は再び犯罪と酒と危険薬物(覚醒剤)に溺れる日が続いたのである。
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