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第8章・まさかの新展開
ヒナの特殊能力①
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目を覚ましたヒナは竜太に特殊能力(リミットアビリティ)の発動の仕方を聞いたのである。
「それは構わないが、ヒナちゃんは特殊能力とかあったっけ?」
頷(うなず)いたのはいいが、竜太は未だに特殊能力が無いはずだと思っている。ヒナは肝心なことを知らずにいたのであった。
「(技のこと聞いてなかったわ……)」
そのため、ヒナは能力を使えるとか以前に何の技かすら分かっていないので発動出来るかも分からない……
「いや、竜太さん。彼女の力を分析しましょうか?」
突然松浦が所持していたサングラスらしきものを装着して彼女のデータを分析しはじめたのである。
「ある……みたいだけど発動してないからデータがまだ出てこない。どうやって取得したの?」
「暗闇の世界で羽久さんという方に授かったのです…………技とかは聞いてないです。」
「夢か…………?でも羽久さんは亡くなられているから能力がどうなるかの問題があるわな……」
大東は打ち合わせみたいな話し合いをしているヒナたちに苛立ちはじめたのである。
「早くして!!早くしなけりゃ今から先制攻撃するよ!!」
そういうと大東はヒナに向かって隠し持っていた剣で切りかかったのである。ヒナは右手をかざして切られる覚悟をしたのである。
「ヒナちゃーん!!」
竜太が叫ぶとその瞬間、ヒナの右手の先に氷のようなシールドが出来ており、大東の剣がへし折れていたのである。
「あ……あのおっさん、こんな能力を授けてたのか……」
大東は剣を折られた苛立ちと葬ったはずの男の能力が甦ったという現実に対面したショックの気持ちが混ざり、怒りの感情としていた。
回想に戻る。タンク廃炉を訴えた少年が羽久の元に訪ねて質問をしていた。
「羽久のお兄ちゃん、タンクのエネルギーを塞ぐといってたけどどうやって塞ぐのー?」
すると羽久は近所の火災をチラッと目にしたのでそこの方向に右手をかざして氷のような白い気を発して火災の家を凍らせて少年に言ったのである。
「こうやって止めるんだ。僕がするからいつも塞ぐと言えるんだ。だから君も僕を応援してほしいんだ。」
「うん!応援するよ!!」
少年の頭を羽久は優しい笑顔で撫でると火災の家の主と家族をはじめとする近隣の人々が彼に感謝を伝えにやって来たのである。最後に羽久は言った。
「僕が死んでも僕の遺志を告げると判断した人にこの能力を授けたい。『氷の壁(アイスブロック)』は危険を回避するための能力であり、鍛え方次第では多様な活用が出来るから……」
回想は終わる。ヒナは氷のシールドを見ながら涙を浮かべていた。
「(羽久さん……本当にありがとうございます……)」
念願の能力を授かったヒナは大東の方を睨み付けた。その顔はかつて竜太を睨み付けたものより迫力があり、竜太はその威圧感に言葉を出せなかったのである。
「それは構わないが、ヒナちゃんは特殊能力とかあったっけ?」
頷(うなず)いたのはいいが、竜太は未だに特殊能力が無いはずだと思っている。ヒナは肝心なことを知らずにいたのであった。
「(技のこと聞いてなかったわ……)」
そのため、ヒナは能力を使えるとか以前に何の技かすら分かっていないので発動出来るかも分からない……
「いや、竜太さん。彼女の力を分析しましょうか?」
突然松浦が所持していたサングラスらしきものを装着して彼女のデータを分析しはじめたのである。
「ある……みたいだけど発動してないからデータがまだ出てこない。どうやって取得したの?」
「暗闇の世界で羽久さんという方に授かったのです…………技とかは聞いてないです。」
「夢か…………?でも羽久さんは亡くなられているから能力がどうなるかの問題があるわな……」
大東は打ち合わせみたいな話し合いをしているヒナたちに苛立ちはじめたのである。
「早くして!!早くしなけりゃ今から先制攻撃するよ!!」
そういうと大東はヒナに向かって隠し持っていた剣で切りかかったのである。ヒナは右手をかざして切られる覚悟をしたのである。
「ヒナちゃーん!!」
竜太が叫ぶとその瞬間、ヒナの右手の先に氷のようなシールドが出来ており、大東の剣がへし折れていたのである。
「あ……あのおっさん、こんな能力を授けてたのか……」
大東は剣を折られた苛立ちと葬ったはずの男の能力が甦ったという現実に対面したショックの気持ちが混ざり、怒りの感情としていた。
回想に戻る。タンク廃炉を訴えた少年が羽久の元に訪ねて質問をしていた。
「羽久のお兄ちゃん、タンクのエネルギーを塞ぐといってたけどどうやって塞ぐのー?」
すると羽久は近所の火災をチラッと目にしたのでそこの方向に右手をかざして氷のような白い気を発して火災の家を凍らせて少年に言ったのである。
「こうやって止めるんだ。僕がするからいつも塞ぐと言えるんだ。だから君も僕を応援してほしいんだ。」
「うん!応援するよ!!」
少年の頭を羽久は優しい笑顔で撫でると火災の家の主と家族をはじめとする近隣の人々が彼に感謝を伝えにやって来たのである。最後に羽久は言った。
「僕が死んでも僕の遺志を告げると判断した人にこの能力を授けたい。『氷の壁(アイスブロック)』は危険を回避するための能力であり、鍛え方次第では多様な活用が出来るから……」
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「(羽久さん……本当にありがとうございます……)」
念願の能力を授かったヒナは大東の方を睨み付けた。その顔はかつて竜太を睨み付けたものより迫力があり、竜太はその威圧感に言葉を出せなかったのである。
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