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第10章・団結に向けて
松浦と浜田京猛敏③
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浜田京邸には浜田京兄弟、松浦、サトキ、稲田、京介といたのである。一度きりの機会と思われるので話し合いをすることとなったのである。
「まあ、今回は俺と猛敏の交友の縁もあるとはいえこのようにたくさんの人が集まって話をすることはそうない。だから今回はあつく議論をしていきましょう!」
しかし、何を話せば良いのか分からないのか松浦側からは全くコメントや議論は出なかったという。確かに無理はないが議論がなければ何も進まないのである。
「困ったなあ。議論が進まなければこちらもどないしようも出来ない。」
なんとか議論を進めさせようと考えた松浦はある提案を思い付いたのである。
「まず、みんながこの世の中をどう思うか考えてほしい。僕達の仲間二人が連れていかれたことを考えれば治安が良いとは言いがたいこのご時世。だからこそどうするべきか提案し、国に伝えていきたい。」
なかなかな発言をする松浦であった。
「では……猛敏さんに聞きたいことがあります……」
「京介、まずはお前からか。」
まず質問を始めたのは京介だった。京介はこの質問をした。
「僕達の仲間は誰が連れ去ったのでしょうか?」
「それは分からない。だが、地域的に1人考えられる人物がいる。喜渡楽主峰(きどらく・おもたか)だ。この人物は過去に多数の誘拐と殺人の疑惑がある筋金入りの危険人物だ!!」
「あ……あの“リアルしまっちゃ”……」
突然、劉鳳の口を右手で塞いだ猛敏であった。
「アホ!“アレ”に引っ掛かる発言はするな!!しかも作者は喜渡楽を登場させた直後までは知らなかったんだぞ!!」
「アレ?作者?知らなかった?」
松浦は頭の中がたくさんのクエスチョンで溢れていた。
「松浦、気にするな。こちらの話だ(笑)!!」
「ん……ん……(苦しい……)」
「ああ、すまんすまん。」
劉鳳の口から手をどけた猛敏は苦笑いをしながらごまかしていた。どうやら何か隠し事をしているようだがここは『お察しします』ということか。話は戻り、喜渡楽の話となる。
「喜渡楽の父母系ともに異世界の人という話を聞いたことがある。」
松浦は驚いた。異世界のルーツを持つ人物がいたのもそうだが、それが父母系ともにいるというのは珍しいからだ。
「普通なら父親が異世界の人だとか母親が異世界の人だとかというのはあるけどな。」
松浦は是非ともその喜渡楽に会いたくなったようである。
「まあ、今回は俺と猛敏の交友の縁もあるとはいえこのようにたくさんの人が集まって話をすることはそうない。だから今回はあつく議論をしていきましょう!」
しかし、何を話せば良いのか分からないのか松浦側からは全くコメントや議論は出なかったという。確かに無理はないが議論がなければ何も進まないのである。
「困ったなあ。議論が進まなければこちらもどないしようも出来ない。」
なんとか議論を進めさせようと考えた松浦はある提案を思い付いたのである。
「まず、みんながこの世の中をどう思うか考えてほしい。僕達の仲間二人が連れていかれたことを考えれば治安が良いとは言いがたいこのご時世。だからこそどうするべきか提案し、国に伝えていきたい。」
なかなかな発言をする松浦であった。
「では……猛敏さんに聞きたいことがあります……」
「京介、まずはお前からか。」
まず質問を始めたのは京介だった。京介はこの質問をした。
「僕達の仲間は誰が連れ去ったのでしょうか?」
「それは分からない。だが、地域的に1人考えられる人物がいる。喜渡楽主峰(きどらく・おもたか)だ。この人物は過去に多数の誘拐と殺人の疑惑がある筋金入りの危険人物だ!!」
「あ……あの“リアルしまっちゃ”……」
突然、劉鳳の口を右手で塞いだ猛敏であった。
「アホ!“アレ”に引っ掛かる発言はするな!!しかも作者は喜渡楽を登場させた直後までは知らなかったんだぞ!!」
「アレ?作者?知らなかった?」
松浦は頭の中がたくさんのクエスチョンで溢れていた。
「松浦、気にするな。こちらの話だ(笑)!!」
「ん……ん……(苦しい……)」
「ああ、すまんすまん。」
劉鳳の口から手をどけた猛敏は苦笑いをしながらごまかしていた。どうやら何か隠し事をしているようだがここは『お察しします』ということか。話は戻り、喜渡楽の話となる。
「喜渡楽の父母系ともに異世界の人という話を聞いたことがある。」
松浦は驚いた。異世界のルーツを持つ人物がいたのもそうだが、それが父母系ともにいるというのは珍しいからだ。
「普通なら父親が異世界の人だとか母親が異世界の人だとかというのはあるけどな。」
松浦は是非ともその喜渡楽に会いたくなったようである。
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