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第11章・新たな武器と過酷な道のり
お断りの展開から①
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ヒナは俊策に対してストレートに言う。
「申し訳ございません。深く考えた結果やはりお断りします。」
「そうですか……ならば仕方ないですね……」
意外とあっさり俊策はヒナの回答を受け入れたのである。
「もしかしたら君がスーザックに……と考えていたけどやはり急にはこういう話には乗れないよね……」
「ごめんなさい……」
「仕方ないですね。僕も急に誘いは乗れませんから……まあ、またの機会によろしくお願いします。」
清々しい表情で施設をあとにした俊策であった。その俊策の後ろ姿を申し訳なさそうに見つめるヒナ……しかし、俊策のくちもとはニヤリと笑っていたのである。外に出た俊策は電話をかけたのである。
「もしもし、北庄司さんですか?ちょっと交渉決裂しましたのですみませんがよろしくお願いしま~すっ!!」
この北庄司という人物は何者か?先程西村と一緒にいたのも北庄司という人物であった。同一人物かはこの時点では把握できないが、3人の共通点は周参見野一族に連なるということだ。その時ヒナは無事断ることが出来たのでほっとしていた。
「ヒナさん、よく断れましたね。」
「やっぱりみんなと少しだけでも居たいから……」
「ありがとうね。みんな喜んでいるわよ……」
すると将志と健太がヒナの元に嬉しそうにやってきたのである。
「お姉ちゃん、残るの!?嬉しい!!」
「ヒナ姉ちゃん!!ドッジボールしようよっ!!」
ヒナも嬉しそうな顔をして二人を見つめていた。
「ええ、一緒に遊びましょうね!これからも仲良くしようね!!」
いつの間にか子供達の姉的存在となったヒナは皆と遊んだりして交流を深めていたのである。だが、ある日とんでもないことが起きたのである。
「ヒナ姉ちゃん!!リンちゃんがいないよっ!!」
「え!?」
ヒナは驚き、直子にすぐに報告しに行く。直子は職員の由良畑景太(ゆらばた・けいた)を連れてきたのである。由良畑は過去に行方不明になった子供を何度も見つけ出した経験のある『探偵の由良畑』という異名を持つ人物である。彼のお陰でこの孤児院で重大なトラブルはここ数年間は無かったと言われるほどの存在である。
「ヒナさん、はじめまして。リンちゃんは昨日は確か普通にいたはずですよね?」
「こちらこそはじめまして。はい、確かに昨日は消灯までは普通にいました。」
由良畑は普段は元歯科医でゴーザ村の職員の北馬田敬之(きたまだ・たかゆき)が院長を勤める孤児院に勤務しており、この孤児院には臨時職員という形で携わっているのである。だが何かあればすぐに来てくれる存在だ。そのためヒナとはこの日が初対面である。
「申し訳ございません。深く考えた結果やはりお断りします。」
「そうですか……ならば仕方ないですね……」
意外とあっさり俊策はヒナの回答を受け入れたのである。
「もしかしたら君がスーザックに……と考えていたけどやはり急にはこういう話には乗れないよね……」
「ごめんなさい……」
「仕方ないですね。僕も急に誘いは乗れませんから……まあ、またの機会によろしくお願いします。」
清々しい表情で施設をあとにした俊策であった。その俊策の後ろ姿を申し訳なさそうに見つめるヒナ……しかし、俊策のくちもとはニヤリと笑っていたのである。外に出た俊策は電話をかけたのである。
「もしもし、北庄司さんですか?ちょっと交渉決裂しましたのですみませんがよろしくお願いしま~すっ!!」
この北庄司という人物は何者か?先程西村と一緒にいたのも北庄司という人物であった。同一人物かはこの時点では把握できないが、3人の共通点は周参見野一族に連なるということだ。その時ヒナは無事断ることが出来たのでほっとしていた。
「ヒナさん、よく断れましたね。」
「やっぱりみんなと少しだけでも居たいから……」
「ありがとうね。みんな喜んでいるわよ……」
すると将志と健太がヒナの元に嬉しそうにやってきたのである。
「お姉ちゃん、残るの!?嬉しい!!」
「ヒナ姉ちゃん!!ドッジボールしようよっ!!」
ヒナも嬉しそうな顔をして二人を見つめていた。
「ええ、一緒に遊びましょうね!これからも仲良くしようね!!」
いつの間にか子供達の姉的存在となったヒナは皆と遊んだりして交流を深めていたのである。だが、ある日とんでもないことが起きたのである。
「ヒナ姉ちゃん!!リンちゃんがいないよっ!!」
「え!?」
ヒナは驚き、直子にすぐに報告しに行く。直子は職員の由良畑景太(ゆらばた・けいた)を連れてきたのである。由良畑は過去に行方不明になった子供を何度も見つけ出した経験のある『探偵の由良畑』という異名を持つ人物である。彼のお陰でこの孤児院で重大なトラブルはここ数年間は無かったと言われるほどの存在である。
「ヒナさん、はじめまして。リンちゃんは昨日は確か普通にいたはずですよね?」
「こちらこそはじめまして。はい、確かに昨日は消灯までは普通にいました。」
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