557 / 762
第16章・ステラガーデン編
離陸まで⑥
しおりを挟む
その頃、グリーンウッドフィールドの息子であるハーリーは仲間の一人である“尾張虎之助”の親戚である“尾張春太郎”と一緒に杯を交わしていたのであった。
「まあ、グイッと杯を交わすのもまた良いよなあ、ハーリー!!」
「ええ、春さんのお陰で順調に作戦が進んでいるのも酒がうまい理由ですよ。」
そう言うとハーリーはグイッと酒を飲み、ほろ酔い気分で笑顔になったのである。
「まあ、あと6日だがどうなっているん?」
「ええ、大体の準備は出来てます。ただ何かの事態に備えて戦力を一応整えとかないといけませんからね。親父のやつが何を思ったか公開処刑を全世界に発信しやがったからこうなったんですよ……」
少し顔を赤くしては苛立つハーリーだが春太郎はにやついてある質問をしたのであった。
「あのな、例の“ボックス・ターミナル”についてどうなった?」
「ああ、あれですか。あちらはちょっと誤算があって人が溢れているみたいです……本来は刑場にたくさんの人間をあつめてはその隙に雨を再びふらせて……の段取りにしたはずですがジャーナリズムのプロ達に裏をスッパ抜かれたみたいでね。」
「あちゃ~これじゃああの計画は上手くいかないねえ。」
「いえ、それはないです。ちゃんと対策は練っていますから……!!」
「さすがグリーンウッドフィールドの息子だ。やるねえ……!!こちらもありがたいよ。」
「どういたしまして……」
急に不敵な笑みを浮かべたハーリーは早速ある場所に電話をかけたのであった。
「もしもし……とりあえず親父の命を懸けた計画を上手く成功させてほしい。勿論報酬は……出来ることなら何でもいい……望むものをやるから。」
「フーッ!やるねえ!」
ハーリーは電話を切ると底抜けの笑顔となり、何かが上手くいきそうなことを伺わせたのである。春太郎はそれを見て一応質問したのである。
「なあ……“ボックス・ターミナル”について教えてくれない?」
「良いですよ……あそこはね……」
その頃、タマゾーは城内に不審な人物がいないか捜査中であった。
「必ずよろしくない人材は中には入れさせぬ。捕らえて10日には刑場へと送ってやる。」
実はハーリーよりもタマゾーの方がある作戦の成功に積極的であった。敬愛する父(グリーンウッドフィールド)のためであるからだ。
「(作戦が成功すれば親父は……歴史に名を刻める!!この世界を変える新しい人間に親父はなれるんだっ!!)」
タマゾーは気を緩めず捜査をしているとある人物と鉢合わせをしたのであった。
「まあ、グイッと杯を交わすのもまた良いよなあ、ハーリー!!」
「ええ、春さんのお陰で順調に作戦が進んでいるのも酒がうまい理由ですよ。」
そう言うとハーリーはグイッと酒を飲み、ほろ酔い気分で笑顔になったのである。
「まあ、あと6日だがどうなっているん?」
「ええ、大体の準備は出来てます。ただ何かの事態に備えて戦力を一応整えとかないといけませんからね。親父のやつが何を思ったか公開処刑を全世界に発信しやがったからこうなったんですよ……」
少し顔を赤くしては苛立つハーリーだが春太郎はにやついてある質問をしたのであった。
「あのな、例の“ボックス・ターミナル”についてどうなった?」
「ああ、あれですか。あちらはちょっと誤算があって人が溢れているみたいです……本来は刑場にたくさんの人間をあつめてはその隙に雨を再びふらせて……の段取りにしたはずですがジャーナリズムのプロ達に裏をスッパ抜かれたみたいでね。」
「あちゃ~これじゃああの計画は上手くいかないねえ。」
「いえ、それはないです。ちゃんと対策は練っていますから……!!」
「さすがグリーンウッドフィールドの息子だ。やるねえ……!!こちらもありがたいよ。」
「どういたしまして……」
急に不敵な笑みを浮かべたハーリーは早速ある場所に電話をかけたのであった。
「もしもし……とりあえず親父の命を懸けた計画を上手く成功させてほしい。勿論報酬は……出来ることなら何でもいい……望むものをやるから。」
「フーッ!やるねえ!」
ハーリーは電話を切ると底抜けの笑顔となり、何かが上手くいきそうなことを伺わせたのである。春太郎はそれを見て一応質問したのである。
「なあ……“ボックス・ターミナル”について教えてくれない?」
「良いですよ……あそこはね……」
その頃、タマゾーは城内に不審な人物がいないか捜査中であった。
「必ずよろしくない人材は中には入れさせぬ。捕らえて10日には刑場へと送ってやる。」
実はハーリーよりもタマゾーの方がある作戦の成功に積極的であった。敬愛する父(グリーンウッドフィールド)のためであるからだ。
「(作戦が成功すれば親父は……歴史に名を刻める!!この世界を変える新しい人間に親父はなれるんだっ!!)」
タマゾーは気を緩めず捜査をしているとある人物と鉢合わせをしたのであった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
自由を愛する妖精姫と、番にすべてを捧げた竜人王子〜すれ違いと絆の先に、恋を知る〜
来栖れいな
ファンタジー
妖精女王と精霊王の間に生まれた特別な存在――セレスティア。
自由を愛し、気ままに生きる彼女のもとに現れたのは、竜人族の王子・サイファルト。
「お前は俺の番だ」
番という名の誓いにすべてを捧げた彼は、王族の地位も未来も捨てて森に現れた。
一方のセレスティアは、まだ“番”の意味すら知らない。
執着と守護。すれ違いと絆。
――これは、ひとりの妖精姫が“特別”に気づいていく物語。
甘さ控えめ、でも確かに溺愛。
異種族の距離を越えて紡がれる、成長と守護のファンタジー。
ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活
天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
美男美女の同僚のおまけとして異世界召喚された私、ゴミ無能扱いされ王城から叩き出されるも、才能を見出してくれた隣国の王子様とスローライフ
さら
恋愛
会社では地味で目立たない、ただの事務員だった私。
ある日突然、美男美女の同僚二人のおまけとして、異世界に召喚されてしまった。
けれど、測定された“能力値”は最低。
「無能」「お荷物」「役立たず」と王たちに笑われ、王城を追い出されて――私は一人、行くあてもなく途方に暮れていた。
そんな私を拾ってくれたのは、隣国の第二王子・レオン。
優しく、誠実で、誰よりも人の心を見てくれる人だった。
彼に導かれ、私は“癒しの力”を持つことを知る。
人の心を穏やかにし、傷を癒す――それは“無能”と呼ばれた私だけが持っていた奇跡だった。
やがて、王子と共に過ごす穏やかな日々の中で芽生える、恋の予感。
不器用だけど優しい彼の言葉に、心が少しずつ満たされていく。
妻が通う邸の中に
月山 歩
恋愛
最近妻の様子がおかしい。昼間一人で出掛けているようだ。二人に子供はできなかったけれども、妻と愛し合っていると思っている。僕は妻を誰にも奪われたくない。だから僕は、妻の向かう先を調べることににした。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる