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第16章・ステラガーデン編
崩壊した歴史と特殊能力(リミット・アビリティ)
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会話中突然重寛が何かを思い出したかのように言う。
「実はな・・・最近あることが判ったんだよ。」
「?」
慶三郎は何のことか分からず首をかしげた。すると重寛はとんでもない事実を語ったのである。
「実はな・・・昔、特殊能力が原因で世界が滅びかけたというケースがあるのが特殊能力の研究をしていた時に俺は知ってしまったんだ。」
「何!?」
「某特殊能力によって世界が滅びかけたり一度滅んだ場合はその能力を取得した人物を『危険指定特殊能力者』として認定するらしい。」
「へ!?自分と関係ないのに危険指定ですか!?」
「監視されるのか?」
「いや・・・監視はあってないようなもの。だけど能力を行使してから事件を起こすと大分重罪になるらしい。普通の人より刑罰が厳しいのだとさ・・・」
「自分が滅ぼした訳じゃないのに刑罰が重くされるとかたまったもんじゃないな。」
「上様の都合だろ。自分達に都合が悪いものは厳しく押さえつける・・・昔から変わらないよなコレ・・・」
「確かに言えてら・・・!!」
「はい・・・」
「どうした?クライド君。」
クライドが何か言いたそうに手を上げたので重寛は話を聞くことにした。
「ならなぜその力を取得できないように上の方々は動かないと思いますでしょうか?」
「確かに言われてみれば・・・そうだな。能力を持ちたがる人がいるからそういう人達に“見せしめ”として危険な能力を持つとこうなると示しているんだろうか。」
「それを理由に規則を設けるとか・・・だったら都合の良い方向に物事を進めさせんとちゃんと問題を考えないと・・・と思うんですがね。」
「確かに・・・罰則強化じゃ理不尽だしそもそも無関係者なのになぁ。」
能力に関して議論となった。しかしこの会話を重寛がしたのには実は何らかの理由があったようだ。
「で、何で重寛さんはこの話を?」
「実は・・・近くにいるみたいなんだよ・・・」
「近くに!?」
「誰かとかは分からないが何かそういう気が漂っている。」
「本当かよ・・・」
いったい近くにその人物はいるのだろうか・・・
「実はな・・・最近あることが判ったんだよ。」
「?」
慶三郎は何のことか分からず首をかしげた。すると重寛はとんでもない事実を語ったのである。
「実はな・・・昔、特殊能力が原因で世界が滅びかけたというケースがあるのが特殊能力の研究をしていた時に俺は知ってしまったんだ。」
「何!?」
「某特殊能力によって世界が滅びかけたり一度滅んだ場合はその能力を取得した人物を『危険指定特殊能力者』として認定するらしい。」
「へ!?自分と関係ないのに危険指定ですか!?」
「監視されるのか?」
「いや・・・監視はあってないようなもの。だけど能力を行使してから事件を起こすと大分重罪になるらしい。普通の人より刑罰が厳しいのだとさ・・・」
「自分が滅ぼした訳じゃないのに刑罰が重くされるとかたまったもんじゃないな。」
「上様の都合だろ。自分達に都合が悪いものは厳しく押さえつける・・・昔から変わらないよなコレ・・・」
「確かに言えてら・・・!!」
「はい・・・」
「どうした?クライド君。」
クライドが何か言いたそうに手を上げたので重寛は話を聞くことにした。
「ならなぜその力を取得できないように上の方々は動かないと思いますでしょうか?」
「確かに言われてみれば・・・そうだな。能力を持ちたがる人がいるからそういう人達に“見せしめ”として危険な能力を持つとこうなると示しているんだろうか。」
「それを理由に規則を設けるとか・・・だったら都合の良い方向に物事を進めさせんとちゃんと問題を考えないと・・・と思うんですがね。」
「確かに・・・罰則強化じゃ理不尽だしそもそも無関係者なのになぁ。」
能力に関して議論となった。しかしこの会話を重寛がしたのには実は何らかの理由があったようだ。
「で、何で重寛さんはこの話を?」
「実は・・・近くにいるみたいなんだよ・・・」
「近くに!?」
「誰かとかは分からないが何かそういう気が漂っている。」
「本当かよ・・・」
いったい近くにその人物はいるのだろうか・・・
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