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第17章・ステラガーデン死刑台編
「軍艦がバックにいるみてえだ」②
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平井は宇梶が去った後、強くガッツポーズをしたのであった。
「(よっしゃあ!!)」
どうやら電話の内容は相当嬉しいものであったようだ。
その頃、竜太と十次の元に他の兄弟がやって来たのである。
「アニキーっ!!戦うなぁーーっ!!」
「やばいぞ!!そいつはやばいぞ!!殺される!!」
「やばい、末里家臣団に連絡せよ!!」
すると心配する兄弟達を十次は一喝したのである。
「バカ野郎!!大丈夫だっ!!こいつは敵じゃねえ!!むしろこいつらとは今日から同盟だ!!」
「カズ~!!ようやった!!ありがとうな!!」
すると竜太はある質問をしたのである。
「末里家臣団って?」
「ああ、我々の父・【末里メサ】の仲間である一族が我々末里家の家臣として共闘してくれている!!!」
「ほお・・・どんな面々が?」
「・・・それはですね。末里家は“シュロ地区”ではなかなか幅を利かせているのですよ。」
「なあ、十次さんとやら・・・あんたは二重人格なのか?」
「・・・?え、ええ・・・私は・・・二重人格だよ!!悪かったなっ!!!」
突然口調の変わる十次に竜太はダイレクトな質問をすると予想通りであった。
「じゃあ家臣団ならば複数の家と関わりがあるはずだ。」
「・・・ええ、そうです。古座山家・周参見野家・新宮地家の分家筋や他にもシュロ地区で名を馳せた武家などが家臣でございますよ。」
「まるで軍艦がバックにいるみてえだ。そういやうちの仲間がバックに水軍がいると言っていたんだ。トライギア出身の松浦さんっていう人だ。」
「・・・松浦?それはあれじゃのお。もしかするとある海賊の末裔かもしれないのお・・・」
「(二重じゃない・・・三重でしたあぁぁっ!!!)」
急に人がころころ変わる十次ではあるが突然竜太の後ろにいた怪しいヒットマンらしき男性に小さな砲丸を飛ばしたのである。
“ドンッ!!”
「ぐっ!!」
「グリーンウッドフィールドの部下め・・・簡単に殺せると想うなよ。俺は砲丸使いの能力者だ!!」
「ぐっ!!覚えてろ!!」
ヒットマン男性が去ると十次は竜太に一旦のお別れを告げた。
「もうすぐグリーンウッドフィールドの殺戮ショーが始まる。一緒に行動していると・・・主の命も危ないからのお・・・また合流してショーを阻止するぞぉ!!」
「ああ、分かった!!その時は楽しみにしているぞっ!!」
二人はここで解散し、竜太は末里12兄弟と別行動をとることにしたのである。そして竜太は少し壁を触っているととある古代文字が刻まれた壁を発見したのである。その壁の横の部分がドアのように開けれたので中を見ると紙が入っていたのである。
「(よっしゃあ!!)」
どうやら電話の内容は相当嬉しいものであったようだ。
その頃、竜太と十次の元に他の兄弟がやって来たのである。
「アニキーっ!!戦うなぁーーっ!!」
「やばいぞ!!そいつはやばいぞ!!殺される!!」
「やばい、末里家臣団に連絡せよ!!」
すると心配する兄弟達を十次は一喝したのである。
「バカ野郎!!大丈夫だっ!!こいつは敵じゃねえ!!むしろこいつらとは今日から同盟だ!!」
「カズ~!!ようやった!!ありがとうな!!」
すると竜太はある質問をしたのである。
「末里家臣団って?」
「ああ、我々の父・【末里メサ】の仲間である一族が我々末里家の家臣として共闘してくれている!!!」
「ほお・・・どんな面々が?」
「・・・それはですね。末里家は“シュロ地区”ではなかなか幅を利かせているのですよ。」
「なあ、十次さんとやら・・・あんたは二重人格なのか?」
「・・・?え、ええ・・・私は・・・二重人格だよ!!悪かったなっ!!!」
突然口調の変わる十次に竜太はダイレクトな質問をすると予想通りであった。
「じゃあ家臣団ならば複数の家と関わりがあるはずだ。」
「・・・ええ、そうです。古座山家・周参見野家・新宮地家の分家筋や他にもシュロ地区で名を馳せた武家などが家臣でございますよ。」
「まるで軍艦がバックにいるみてえだ。そういやうちの仲間がバックに水軍がいると言っていたんだ。トライギア出身の松浦さんっていう人だ。」
「・・・松浦?それはあれじゃのお。もしかするとある海賊の末裔かもしれないのお・・・」
「(二重じゃない・・・三重でしたあぁぁっ!!!)」
急に人がころころ変わる十次ではあるが突然竜太の後ろにいた怪しいヒットマンらしき男性に小さな砲丸を飛ばしたのである。
“ドンッ!!”
「ぐっ!!」
「グリーンウッドフィールドの部下め・・・簡単に殺せると想うなよ。俺は砲丸使いの能力者だ!!」
「ぐっ!!覚えてろ!!」
ヒットマン男性が去ると十次は竜太に一旦のお別れを告げた。
「もうすぐグリーンウッドフィールドの殺戮ショーが始まる。一緒に行動していると・・・主の命も危ないからのお・・・また合流してショーを阻止するぞぉ!!」
「ああ、分かった!!その時は楽しみにしているぞっ!!」
二人はここで解散し、竜太は末里12兄弟と別行動をとることにしたのである。そして竜太は少し壁を触っているととある古代文字が刻まれた壁を発見したのである。その壁の横の部分がドアのように開けれたので中を見ると紙が入っていたのである。
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