ヒナの国造り

市川 雄一郎

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第17章・ステラガーデン死刑台編

会議②

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 すると太地護兄弟の兄・カンピオーニはその話に疑問を感じたのか質問をすることに。


 「・・・岩本さん。その“能力”の名称や資料を今日は持たれて・・・」


 「いや・・・持っていない。」


 カンピオーニの質問に岩本は「ない」と答えた。するとカンピオーニの横にいた【東周参ひがしすさブルーザー】は続けて岩本に質問をするがブルーザーの質問する姿を見て皆が驚いたのである。


 「・・・あれは“レスリンガーキング”の東周参じゃないか・・・!!」


 「あの人も会議に参加されていたのか!?」


 どうやら彼は有名な人物らしいようだ。さらに彼の横に座り、資料を渡す女性を見て寿明は驚いたのである。


 「(周参見野家の39女のゆいがなぜここに!?しかも結のとなりにはすばるも・・・何があった!?)」


●“レスリンガーキング”東周参ひがしすさブルーザー


●周参見野軍艦家39女・周参見野すさみのゆい


●周参見野軍艦家44女・周参見野すさみのすばる


 だが二人を見た寿明は冷静に呟いた。


 「(しかし二人がまだ敵に身を売ったとは決まっていない。そもそもブルーザー氏の思想すら分からない。しかし闇社会の関係者であるブルーザー氏と関わりがあるということは・・・)」



 その頃、会議室の下の階の窓の外には綿毛の気球に乗っている二人組の男女が待機していたのであった。


 「(・・・あれが会議か・・・俊顕兄さんの言ってた通りだ・・・)」


 「(お兄さん・・・どうします?そろそろ行かれます?)」


 「(アホ・・・侵入にはまだ早いよ。まあ潰さねばならない会議であることは確実だな。)」


 会議をめちゃくちゃにしたがる二人ではあったが気球に乗った状態とあって攻撃などはしないようだ。


 すると二人の元に気球に搭載された通信に連絡が入る。


 「こちら47男・太一郎たいちろうや。お前ら監視はうまくいってるか?」


 「ああ・・・太一郎。監視は順調だ。もし万が一謀反した兄弟や敵勢力がなにかしでかしたら・・・分かるな?」


 「勿論や。それくらい当たり前やろ!!」


●周参見野軍艦家43男・けい
(桑名くわなさとしの外孫)

●周参見野軍艦家43女・珠羽みはね


 彼ら二人の笑みは不気味であった・・・
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