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第17章・ステラガーデン死刑台編
四道将軍・竜、リテンへと行く(宇宙会食⑤の3)
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その頃、スーザックの駅で電車を待つ男性の姿があった。
「(・・・・・・)」
この冷静沈着な男性は『四道将軍』という4ヶ所の地域を護る将軍の四天王の一人である。彼はこの日、自身の身長よりも長い剣を背負って電車を待っていた。
「(行かねば・・・リテンへっ!!)」
現在、竜を含む四道将軍だが内部で色々な問題を重ねている上に竜に限っては周参見野家内でも色々な問題を重ねており彼のストレスはすさまじかったのだ。そんな彼がリテンに行く理由は不明である。
~数日前~
竜は四つ子の兄である充ととある山荘で対面し、現状を伝えていた。
「兄者、今は内部に敵はいないが色々と混乱があって私は頭を抱えている。」
「竜・・・大丈夫か?僕は最近君の深刻な表情を見る度に胸が苦しくなるよ。」
「兄者・・・心配しなくていい。それよりやつの資料はないか?」
「ないよ、それは。でも彼女を詳しく知る人物はいるさ。」
「丹後口さんか?」
「ああ、彼なら知っているはずだ。」
「兄者・・・ならいい。あの人にはこの件は報告しないでほしいんだ。」
「・・・・・・そうか。」
すると山荘の玄関からノックの音がするので二人は行くと二人の元にある人物が訪れたのであった。
「よぉ・・・!!」
「おぉ・・・お兄さんか。」
充のいう“お兄さん”とは軍艦家の45男の肇であった。
「充、竜・・・お前ら悩みはないか?あるなら俺に話してくれないか?」
「肇の兄者・・・!!私の心配はしなくて結構・・・私がなんとか周参見野家の問題も四道将軍内の問題も解決させたいのだ・・・」
「バカチーン!!」
すると肇は竜にげんこつを食らわしたのである。
「痛いじゃないか、兄者!!」
「アホ、強がるな!!俺も充もお前の力になりたいんだよっ!!『結構』とか水臭いこと言うな!!」
「・・・兄者・・・!?」
笑顔で語る肇に竜は目が潤んでいた。すると肇は・・・
「しかしお前も成長したなあ!!昔は『俺』って言っていたのに今じゃ『私』か!!面白れえ!!」
「は・・・恥ずかしいこというな!!」
~竜の十代中頃~
スーザックの公園で友人達を集めてスピーチをする竜の姿があった。ギャラリーの中には当時の充や肇もいた。
「お前達!!俺は・・・スーザック一の剣士になる!!俺と戦う同志はついてこいっ!!」
すると竜の言葉にギャラリーが沸いたのである。
「充、どう思う?」
「僕が口を挟むことじゃないね。彼には彼の、僕には僕の、兄さんには兄さんの人生がある。」
「だな・・・こいつ本当にスーザック一の剣士になったりしてな。」
「難しいと思うよ兄さん・・・なぜならスーザックには・・・」
~現在~
過去の話をされた竜の顔は赤面であった。
「恥ずかしい!!あのときの私は未熟で・・・」
「大丈夫だ竜!!お前はいつでも恥ずかしい(笑)。」
「肇の兄者!!笑うなっ!!」
すると肇は竜にある話をしたのである。
「なあ、竜。リテンへ行くか?」
「突然何を?」
「ああ、リテンには・・・」
~そしてスーザックの駅~
駅のホームでなにかを思う竜は呟いていた。
「(私がリテンに行けば・・・!!)」
すると電車がやって来たのである。電車に乗ろうとする竜だが剣が扉につかえてしまったのである。
「あらっ・・・!!」
一方、ヤレド宅に松下と古座山が来たのである。
「誰だあなた方は・・・?」
「突然すみませんね・・・」
なぜか緊迫した空気が光やヤレドの周りに漂っていたのだ。
「(・・・・・・)」
この冷静沈着な男性は『四道将軍』という4ヶ所の地域を護る将軍の四天王の一人である。彼はこの日、自身の身長よりも長い剣を背負って電車を待っていた。
「(行かねば・・・リテンへっ!!)」
現在、竜を含む四道将軍だが内部で色々な問題を重ねている上に竜に限っては周参見野家内でも色々な問題を重ねており彼のストレスはすさまじかったのだ。そんな彼がリテンに行く理由は不明である。
~数日前~
竜は四つ子の兄である充ととある山荘で対面し、現状を伝えていた。
「兄者、今は内部に敵はいないが色々と混乱があって私は頭を抱えている。」
「竜・・・大丈夫か?僕は最近君の深刻な表情を見る度に胸が苦しくなるよ。」
「兄者・・・心配しなくていい。それよりやつの資料はないか?」
「ないよ、それは。でも彼女を詳しく知る人物はいるさ。」
「丹後口さんか?」
「ああ、彼なら知っているはずだ。」
「兄者・・・ならいい。あの人にはこの件は報告しないでほしいんだ。」
「・・・・・・そうか。」
すると山荘の玄関からノックの音がするので二人は行くと二人の元にある人物が訪れたのであった。
「よぉ・・・!!」
「おぉ・・・お兄さんか。」
充のいう“お兄さん”とは軍艦家の45男の肇であった。
「充、竜・・・お前ら悩みはないか?あるなら俺に話してくれないか?」
「肇の兄者・・・!!私の心配はしなくて結構・・・私がなんとか周参見野家の問題も四道将軍内の問題も解決させたいのだ・・・」
「バカチーン!!」
すると肇は竜にげんこつを食らわしたのである。
「痛いじゃないか、兄者!!」
「アホ、強がるな!!俺も充もお前の力になりたいんだよっ!!『結構』とか水臭いこと言うな!!」
「・・・兄者・・・!?」
笑顔で語る肇に竜は目が潤んでいた。すると肇は・・・
「しかしお前も成長したなあ!!昔は『俺』って言っていたのに今じゃ『私』か!!面白れえ!!」
「は・・・恥ずかしいこというな!!」
~竜の十代中頃~
スーザックの公園で友人達を集めてスピーチをする竜の姿があった。ギャラリーの中には当時の充や肇もいた。
「お前達!!俺は・・・スーザック一の剣士になる!!俺と戦う同志はついてこいっ!!」
すると竜の言葉にギャラリーが沸いたのである。
「充、どう思う?」
「僕が口を挟むことじゃないね。彼には彼の、僕には僕の、兄さんには兄さんの人生がある。」
「だな・・・こいつ本当にスーザック一の剣士になったりしてな。」
「難しいと思うよ兄さん・・・なぜならスーザックには・・・」
~現在~
過去の話をされた竜の顔は赤面であった。
「恥ずかしい!!あのときの私は未熟で・・・」
「大丈夫だ竜!!お前はいつでも恥ずかしい(笑)。」
「肇の兄者!!笑うなっ!!」
すると肇は竜にある話をしたのである。
「なあ、竜。リテンへ行くか?」
「突然何を?」
「ああ、リテンには・・・」
~そしてスーザックの駅~
駅のホームでなにかを思う竜は呟いていた。
「(私がリテンに行けば・・・!!)」
すると電車がやって来たのである。電車に乗ろうとする竜だが剣が扉につかえてしまったのである。
「あらっ・・・!!」
一方、ヤレド宅に松下と古座山が来たのである。
「誰だあなた方は・・・?」
「突然すみませんね・・・」
なぜか緊迫した空気が光やヤレドの周りに漂っていたのだ。
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