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第17章・ステラガーデン死刑台編
宇宙会食⑤の7~危機感~
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智弘は咲子に自分の顔を押し付けて威嚇すると聴取をするのであった。
「おい、誰の入れ知恵だ?だれの入れ知恵で僕達に歯向かっているんだお前は!?」
「・・・私個人の自由でしょ?」
「それでも当主に・・・実の父親に逆らうのはおかしいと聞いているんだろ!?僕はそれを取り締まる担当を父から任されているんだ。さっさと吐け!!」
「自分の意思よ!!父がおかしいことをしているから止めようとしているのがあなた達には分からないの!?」
「てめえ!!僕の尋問に答えられないなら・・・この場でしゅくせ・・・」
「やめて!!」
智弘が恐ろしい形相で声のする方を向くとロス子がいた。ロス子も険しい表情で智弘を睨んでいたのだ。
「お父さんを支持しようと逆らおうと個人の自由でしょ!?兄弟間で何でそんなに醜い争いにしようとするの!?智弘兄さん!!それにそもそも父に逆らっているのは咲子姉さんだけじゃないわ!!なのに咲子姉さんだけをいじめて・・・!!」
「ロス子・・・お前も僕達に逆らう気か?」
「ろっちゃん・・・やめて。」
「咲子姉さん!!私は兄さん達を批判するのをやめる気はないわ!!智弘兄さん!!さあ私を殺してみなっ!!」
ロス子はさらに表情を険しくするとその威圧感に負けたのか智弘は咲子から顔を離したのであった。
「・・・ったく、分かった、何もしねえよ。だけどてめえら二人は一旦僕の視界から消えろ!!」
「分かったわ兄さん。別室で私と姉さんと会話をするから・・・」
「好きにしやがれ!!」
好きにしやがれと智弘が言うと咲子とロス子は別室に移動したのであった。部屋につくと二人は体育座りで座って話をする。
「ありがとうね・・・ろっちゃん。」
「咲子姉さん・・・私も智弘兄さんにはまだ言ってないけど父のやり方に反発しているの。」
「大体分かるわよ。ありがとうね・・・!」
「いいよ・・・それで恭子義姉さんにも父のことやひか・・・って電話?」
突然別室内の電話が掛かってきたようである。ロス子が対応すると顔が真剣になったのである。
「もしもし、周参見野です。」
『もしもし、ロス子姉さんかしら?七緒です!!』
「あ!七緒ちゃん?どうしたの?」
『ロス子姉さん・・・真剣に聞いてほしいんだけどかなりとんでもない情報が入ったの。私達の兄弟の数人がスペーシー家の会食に侵入しているらしいの。』
「え!?(恭子さんからはそこまで聞いてないわ・・・)」
『これは危機感MAXものよ。これが父にバレたら大変よ・・・!?』
「私恭子さんからは周夫さんがある人達と話し合いをするしか聞いてないわ・・・」
『もしかして突然計画を変えたのかしら!?しかもスペーシー家には貴之兄さんもいる。間違いなく父の耳に入るわよ。』
「うわあああああああっ!!」
ロス子は驚き大声を出したのである。すると・・・
『ロス子姉さん・・・私のお祖母ちゃんがロス子姉さんに報告があるから変わるわよ。』
「うん、分かった!!」
すると電話が変わり、七緒の祖母である【梅田倫】が対応をするのであった。
『もしもし、久しぶりねロス子ちゃん。』
「梅田さん・・・お久しぶりです!!お元気そうで何よりです。」
『ええ、ロス子ちゃんも元気そうで何よりだわ。それで実はね・・・』
「・・・?」
梅田の口から出る事実とは・・・?
一方、周参見野家32女の絢は智弘が父親達と制作した資料をある場所に届けに来たのであった。
「これが資料です。来週の会議の場所や会談内容の一部などが掲載されています。一応私の叔父の祐吉さんも参加されるようで。」
「ほお・・・これが資料か。わざわざありがとうな!!祐吉って村山(寛次郎)の父方の叔父だろ。あいつも参加するのか・・・」
絢から資料を受け取ってため息をする男性。ところがこの資料を受け取ったのは何とあの“中村飛鳥”であった。
「これで石原達の計画を阻止できるな・・・!!」
「智弘兄さん達には知られていません。私が味方と思い込んでいるみたいなので私の犯行とは思われません。」
「ご苦労さん。」
中村と絢は顔を合わすとニヤリと笑ったのであった。
「おい、誰の入れ知恵だ?だれの入れ知恵で僕達に歯向かっているんだお前は!?」
「・・・私個人の自由でしょ?」
「それでも当主に・・・実の父親に逆らうのはおかしいと聞いているんだろ!?僕はそれを取り締まる担当を父から任されているんだ。さっさと吐け!!」
「自分の意思よ!!父がおかしいことをしているから止めようとしているのがあなた達には分からないの!?」
「てめえ!!僕の尋問に答えられないなら・・・この場でしゅくせ・・・」
「やめて!!」
智弘が恐ろしい形相で声のする方を向くとロス子がいた。ロス子も険しい表情で智弘を睨んでいたのだ。
「お父さんを支持しようと逆らおうと個人の自由でしょ!?兄弟間で何でそんなに醜い争いにしようとするの!?智弘兄さん!!それにそもそも父に逆らっているのは咲子姉さんだけじゃないわ!!なのに咲子姉さんだけをいじめて・・・!!」
「ロス子・・・お前も僕達に逆らう気か?」
「ろっちゃん・・・やめて。」
「咲子姉さん!!私は兄さん達を批判するのをやめる気はないわ!!智弘兄さん!!さあ私を殺してみなっ!!」
ロス子はさらに表情を険しくするとその威圧感に負けたのか智弘は咲子から顔を離したのであった。
「・・・ったく、分かった、何もしねえよ。だけどてめえら二人は一旦僕の視界から消えろ!!」
「分かったわ兄さん。別室で私と姉さんと会話をするから・・・」
「好きにしやがれ!!」
好きにしやがれと智弘が言うと咲子とロス子は別室に移動したのであった。部屋につくと二人は体育座りで座って話をする。
「ありがとうね・・・ろっちゃん。」
「咲子姉さん・・・私も智弘兄さんにはまだ言ってないけど父のやり方に反発しているの。」
「大体分かるわよ。ありがとうね・・・!」
「いいよ・・・それで恭子義姉さんにも父のことやひか・・・って電話?」
突然別室内の電話が掛かってきたようである。ロス子が対応すると顔が真剣になったのである。
「もしもし、周参見野です。」
『もしもし、ロス子姉さんかしら?七緒です!!』
「あ!七緒ちゃん?どうしたの?」
『ロス子姉さん・・・真剣に聞いてほしいんだけどかなりとんでもない情報が入ったの。私達の兄弟の数人がスペーシー家の会食に侵入しているらしいの。』
「え!?(恭子さんからはそこまで聞いてないわ・・・)」
『これは危機感MAXものよ。これが父にバレたら大変よ・・・!?』
「私恭子さんからは周夫さんがある人達と話し合いをするしか聞いてないわ・・・」
『もしかして突然計画を変えたのかしら!?しかもスペーシー家には貴之兄さんもいる。間違いなく父の耳に入るわよ。』
「うわあああああああっ!!」
ロス子は驚き大声を出したのである。すると・・・
『ロス子姉さん・・・私のお祖母ちゃんがロス子姉さんに報告があるから変わるわよ。』
「うん、分かった!!」
すると電話が変わり、七緒の祖母である【梅田倫】が対応をするのであった。
『もしもし、久しぶりねロス子ちゃん。』
「梅田さん・・・お久しぶりです!!お元気そうで何よりです。」
『ええ、ロス子ちゃんも元気そうで何よりだわ。それで実はね・・・』
「・・・?」
梅田の口から出る事実とは・・・?
一方、周参見野家32女の絢は智弘が父親達と制作した資料をある場所に届けに来たのであった。
「これが資料です。来週の会議の場所や会談内容の一部などが掲載されています。一応私の叔父の祐吉さんも参加されるようで。」
「ほお・・・これが資料か。わざわざありがとうな!!祐吉って村山(寛次郎)の父方の叔父だろ。あいつも参加するのか・・・」
絢から資料を受け取ってため息をする男性。ところがこの資料を受け取ったのは何とあの“中村飛鳥”であった。
「これで石原達の計画を阻止できるな・・・!!」
「智弘兄さん達には知られていません。私が味方と思い込んでいるみたいなので私の犯行とは思われません。」
「ご苦労さん。」
中村と絢は顔を合わすとニヤリと笑ったのであった。
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