恋と占いと私の事

にしめ

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占いの館

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2人で占いの館幸幸(こうこう)を訪れてみた。
幸子先生は相変わらず黒いワンピースに真っ赤なルビーのネックレスを身につけていた。
「あら、珍しいわね」
幸子先生の声を久しぶりに聞いた。
「幸子先生、お久しぶりです。」
幸子先生は私の一言を無視して、
「運命の人と出会ったのね、良かったわね」
と一言だけいい何故か私たちを追い出した。
追い出された彼と私は何故か2人で大笑いしてしまった。占いによって導かれたのに結婚するとなったら何故か冷たくされる。不思議な占い師だなとよくわかった。結婚式にいい日を聞こうと思っていたのにこれでは来た意味が無い。それも面白くて2人で大笑いし、まるで離れていた時間が嘘のようなそんな夫婦。2人は今日もコンビニを通りボロアパートに帰る。今日はさんさんと太陽が空で照っているそんな道を歩く。
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