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第17話 トリセツ極まりない
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家電製品にゲーム機、PC用ソフトウェア等、最近はどこのメーカーでも取り扱い説明書をPDFファイル化し、公式サイトで無償公開しています。
製品に付いてる紙の説明書を紛失したユーザーや、保管場所から説明書を引っ張り出すのが面倒臭いユーザーにとっては神対応ですね。
しかしながら、物によっては最初からペーパーレスを決め込み「詳しくはWEBで」と名言しているメーカーもあります。それはちょっと頂けない。
紙のマニュアルを無かったものにされると、一番困るのはパソコンやスマホを扱えないご年配のユーザー。いちいち子どもや孫に頼るのが申し訳ないという人だって居るでしょうし、今の時点で「取説難民」に陥ってる高齢者は結構居ると思います。
紙とPDF、どちらも便利でどちらも捨てがたいので、今しばらくは両立して欲しいところ。
PDF化した取り扱い説明書のメリットは、本文を拡大・縮小しながら読める点。昔ならPC経由で文書ファイルをダウンロード後、家庭用プリンタなどでいちいち印刷しなければなりませんでしたが、今やスマホやタブレット等、各種ガジェットからダウンロード可能。その場ですぐさま閲覧出来るのはありがたいです。この辺、歳を重ねて老眼になるとなおさら実感が湧いて来ます。
ただ、余りにも古い製品の取り扱い説明書(PDFファイル)は、メーカーの公式サイトでいつの間にやら削除していたりするので要注意。発売から十年以上が経過した家電製品は、廃盤扱いで製品情報すら残ってない場合があります。
さらに恐ろしいのは、販売メーカーごと消滅した場合。例え経営破綻しても屋号を変えて再出発したり、同業他社に吸収合併されていたりすればまだマシなのですが、会社情報がネットの海から綺麗さっぱり消えてしまうと、類似商品すら辿れません。
そこまで行ったら、別メーカーから出ている新品に買い替えるべきでしょう。取り扱い説明書が見当たらない旧製品は爆弾も同然。何かしらトラブルに見舞われた時、全てが自己責任になってしまいます。
とは言え、買った製品の取り扱い説明書を、隅から隅まできっちり目を通す人はおそらく少ない。
取りあえず簡単な使い方だけ覚えて、メンテナンスの手順や壊れた場合の対処方法は読まずにスルー。こういった消費者が、世の大半を占めてるのではないでしょうか。数年で壊れる廉価製品ばかり買ってる人は、特にその傾向が強そう。
高品質・高価格の製品を買った人達の中にも、一定数のトリセツ嫌いは居そうですが、ある程度メジャーな製品ならばメーカー公式サイトのFAQ、もしくはユーザー掲示板に書いてあるトラブル対処法を当てにしているのかもしれませんね。
我が家の場合は、自分も含めて割と説明書を読み込むタイプですが、たまに押し入れの奥に眠っている家電マニュアルを見つけては「ちくしょー、騙されてた!」と天に叫ぶ事もしばしば。騙されてたと言うより、惑わされていたんですね。
昭和から平成半ばににかけて発売された家電製品の大半は、節電機能が未熟だったり、消費電力量の算出方法が曖昧でしたから。現在の家電の三倍もしくは四倍も無駄に電気を食ってたと知れば、誰だって腹が立つでしょう。
そんなこんなで、当時の説明書に記されていた電気料金の類推は、今となっては全く信用出来ないシロモノになってしまいました。
製品に付いてる紙の説明書を紛失したユーザーや、保管場所から説明書を引っ張り出すのが面倒臭いユーザーにとっては神対応ですね。
しかしながら、物によっては最初からペーパーレスを決め込み「詳しくはWEBで」と名言しているメーカーもあります。それはちょっと頂けない。
紙のマニュアルを無かったものにされると、一番困るのはパソコンやスマホを扱えないご年配のユーザー。いちいち子どもや孫に頼るのが申し訳ないという人だって居るでしょうし、今の時点で「取説難民」に陥ってる高齢者は結構居ると思います。
紙とPDF、どちらも便利でどちらも捨てがたいので、今しばらくは両立して欲しいところ。
PDF化した取り扱い説明書のメリットは、本文を拡大・縮小しながら読める点。昔ならPC経由で文書ファイルをダウンロード後、家庭用プリンタなどでいちいち印刷しなければなりませんでしたが、今やスマホやタブレット等、各種ガジェットからダウンロード可能。その場ですぐさま閲覧出来るのはありがたいです。この辺、歳を重ねて老眼になるとなおさら実感が湧いて来ます。
ただ、余りにも古い製品の取り扱い説明書(PDFファイル)は、メーカーの公式サイトでいつの間にやら削除していたりするので要注意。発売から十年以上が経過した家電製品は、廃盤扱いで製品情報すら残ってない場合があります。
さらに恐ろしいのは、販売メーカーごと消滅した場合。例え経営破綻しても屋号を変えて再出発したり、同業他社に吸収合併されていたりすればまだマシなのですが、会社情報がネットの海から綺麗さっぱり消えてしまうと、類似商品すら辿れません。
そこまで行ったら、別メーカーから出ている新品に買い替えるべきでしょう。取り扱い説明書が見当たらない旧製品は爆弾も同然。何かしらトラブルに見舞われた時、全てが自己責任になってしまいます。
とは言え、買った製品の取り扱い説明書を、隅から隅まできっちり目を通す人はおそらく少ない。
取りあえず簡単な使い方だけ覚えて、メンテナンスの手順や壊れた場合の対処方法は読まずにスルー。こういった消費者が、世の大半を占めてるのではないでしょうか。数年で壊れる廉価製品ばかり買ってる人は、特にその傾向が強そう。
高品質・高価格の製品を買った人達の中にも、一定数のトリセツ嫌いは居そうですが、ある程度メジャーな製品ならばメーカー公式サイトのFAQ、もしくはユーザー掲示板に書いてあるトラブル対処法を当てにしているのかもしれませんね。
我が家の場合は、自分も含めて割と説明書を読み込むタイプですが、たまに押し入れの奥に眠っている家電マニュアルを見つけては「ちくしょー、騙されてた!」と天に叫ぶ事もしばしば。騙されてたと言うより、惑わされていたんですね。
昭和から平成半ばににかけて発売された家電製品の大半は、節電機能が未熟だったり、消費電力量の算出方法が曖昧でしたから。現在の家電の三倍もしくは四倍も無駄に電気を食ってたと知れば、誰だって腹が立つでしょう。
そんなこんなで、当時の説明書に記されていた電気料金の類推は、今となっては全く信用出来ないシロモノになってしまいました。
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