鬼人たちの挽歌

板倉恭司

文字の大きさ
18 / 20

八月二十日 ふたりの目覚め(2)

しおりを挟む
「うぐっ!」

 腹に強烈な膝蹴りを受け、ナタリーは崩れ落ちる。その様を、ゲイリーは冷酷な目で見下ろしていた。
 直後、彼は奇声を発した。喜怒哀楽、どの感情による声かはわからない。ただただ異様な声だ。ナタリーは、思わず顔をしかめる。やはり、この男は異常だ。
 直後に、ゲイリーはつかつかと近づいて来た。彼女の両手を背中に回す。その体勢から、ガチャリと手錠をかける。
 立ち上がると、ナタリーの襟首を掴んだ。引きずるようにして歩き、階段に到着した。満身創痍の彼女は抵抗もできず、されるがままだ。
 だが、その足が止まる。異変に気付いたのだ。
 やがて、異変の源が出現する。階段を上がる音に続き、とぼけた声が聞こえてきた。

「ナタリー女王さま、ご無事ですかにゃ?」

 ふざけたセリフとともに、階段を上がって来たのは譲治だ。ヘラヘラした態度で、二人に近づいていく。
 ゲイリーの顔が歪んだ。もともと白い顔が、さらに白くなる。

「お前、リード兄弟をっちまったのか?」

 流暢な日本語に、譲治は面食らったような表情を浮かべる。だが、それは一瞬だった。

「リード兄弟? ああ、黒人の三馬鹿トリオかい。奴らなら、今ごろ地獄の入口じゃねえの。あいつらも、すげえ強かったな。半端なかったよ。けどね、僕ちんのは脳みそと引き換えに得たナチュラルパワーなんよ。ヤクに頼って戦う連中とは、全然ちゃうのよね」

 拳を突き上げ勝ち誇った表情で言うと、譲治は階段を上がる。一見すると、細身の小柄な少年にしか見えないだろう。
 だが、ゲイリーとて裏の世界で数々の修羅場をくぐり抜けて来た男である。目の前の少年がどんな人物なのか、即座に見抜いたらしい。
 次の瞬間、懐から拳銃を抜く──

「こいつはな、使わないつもりだったよ。万一、流れ弾丸だまがナタリーに当たったらヤバいからな。けど、そうも言ってられねえ。お前みたいな化け物がいるんじゃ、仕方ないな」

 言いながら、ゲイリーは譲治に銃口を向ける。
 譲治は動きを止めた。もっとも、拳銃を恐れる様子はない。ニヤニヤ笑いながら口を開いた。

「拳銃かい。一度、撃たれてみたかったんよね。さあ、撃ってきんしゃい」

 言いながら、くいっくいっと手招きする。直後、獣のように低い姿勢で身構えた──
 その時、ナタリーが口を開いた。

「譲治、私のことはいい。君が守るのは、伽耶だ。私ではないだろう。伽耶のところに行ってやれ」

 言った時だった。突然、別の声が割って入る。

「ナタリーさんを離せ!」

 怒鳴ったのは大翔だ。月明かりに照らされた廊下にて、返り血を大量に浴びた姿で、ゲイリーを睨みながら歩いて来る。ここに来るまでのひ弱な印象は、完全に消え去っていた。凄まじい形相で、つかつか歩いて来る。
 だが、ナタリーが声を発した。

「大翔……止まるんだ」

 その声で、大翔は立ち止まった。歪んだ表情で彼女を見つめる。
 ナタリーは、荒い息を吐きながら訴える。

「さっきも言っただろうが。いざとなったら私を見捨てろ、と。君たちは、さっさと逃げてくれ。私には、この騒ぎの責任がある──」

「嫌ですね。私は、あなたを置いて逃げたくありません」

 その声は、伽耶のものだった。彼女は拳銃を構え、ゆっくりと近づいて来る。
 
「ちょっと! 何考えてるんですか!?」

「伽耶ちゃん!」

 譲治と大翔が、同時に叫ぶ。しかし、伽耶はその声を無視し近づいていく。その瞳と銃口は、ゲイリーへと向けられていた。
 ゲイリーは、チッと舌打ちした。

「動くんじゃねえ! でないと、全員殺すぞ!」

 声の直後、彼はトリガーを引いた。銃声とともに発射された弾丸は、譲治の足元を掠める。さすがの譲治も、顔をしかめ後ずさった。だが、その瞳から戦意は失われていない。隙あらば、すぐに襲いかかるつもりなのだ。
 その時、口を開いたのは伽耶だった。

「譲治も大翔も、おとなしくしてて……ところで殺し屋さん、あなたに提案があります。ナタリーさんを離して、さっさと消えてください。でないと、あなたを殺します」

 落ち着いた声だった。表情からも、怯えている様子が感じられない。ゲイリーから数メートルほど離れた距離で立ち止まり、堂々とした態度で向き合っている。

「悪いけどな、そうはいかないんだよ。こっちも仕事でね。このナタリーちゃんを依頼主に引き渡すのが、俺の仕事さ。本当なら、目撃者は全員殺すんだけどな、今回は特別だ。ここからさっさと消えれば、命だけは助ける。でなきゃ、全員撃ち殺す。俺はプロだぜ、この距離なら外しはしない。お前ら三人くらい、三秒以内で皆殺しにできる。試してみるか?」

 対するゲイリーも、落ち着き払っていた。彼の言葉は伽耶へと向けられているが、視線と銃口は譲治に向けられている。この中で、もっとも手強いのが譲治であることを見抜いているのだ。
 しかし、伽耶も引かなかった。

「状況は、あなたの方が圧倒的に不利なんですよ。あなたが譲治を撃てば、私があなたを撃ちます。私の撃った弾丸たまは、ナタリーさんに当たるかもしれませんよ。そうなったら、あなたの仕事は失敗です。しかも、敵は私だけじゃない。大翔もいます。彼は、さっき草野さんを殴り殺しました。今の大翔なら、死ぬ気であなたに飛びかかっていくでしょう」

 冷静な表情だった。淡々と綴られていく言葉には、恐怖も怒りも感じられない。あのナタリーですら、何も言えず聴き入っていた。
 伽耶は、さらに語り続ける。

「あなたが私を撃てば、銃口が逸れた瞬間に譲治が襲いかかります。あなたは三秒で私たちを皆殺しにできるそうですが、譲治は一秒で人間の首をへし折れるんですよ。嘘だと思うなら、試してみますか?」

 その時、ゲイリーは顔をしかめた。

「なるほど。で、君は何がしたいんだ?」

「ここは、拳銃をしまって休戦といきませんか? 今殺し合っても、お互い何の得もありませんよ。それより、逃げる方が先です。いずれ警察も来ます。鬼灯村の関係者も来るでしょう。この状況下で私たち全員を殺し、ひとりでナタリーさんを連れて、誰にも見つからずに下山できますか? 無理でしょう。私たちも、あなたがナタリーさんを置いて逃げてくれるなら何もしません。今は、拳銃をしまって逃げる方が、お互いにとって得でしょう」

「それは厳しいな。その場合、俺は依頼主に前金を返さなきゃならない。しかもだ、違約金まで発生する。こっちとしては大損なんだよ」

 ゲイリーの口調は変化していた。このやり取りを、楽しんでいるかのようにも思える。
 そして伽耶の口調も、僅かながら変わっていた。

「大損? 死ぬこと以上の大損がありますか? あなたならわかるでしょう。命と金、どっちが大事ですか?」

 彼女の問いに、ゲイリーは口元を歪める。顔から殺気は消え、代わりに奇妙な感情が浮かんでいた。

「金だよ、と言いたいところだがね……負けたよ。君の言う通りだ。ここは、休戦といこうか」

 そこで、大きく息を吐いた。それに合わせるかのように、場を支配していた緊迫感が、急激に消えていく。
 不思議な瞬間だった。先ほどまでは、粉塵爆発でも起きそうな危険な空気に支配されていたのだ。ところが、その空気は一瞬で消えてしまった。今では、五人全員の中に奇妙な感情が生まれている。伽耶の声が、空気を変えてしまったのだ。
 そんな中、ゲイリーは苦笑しつつ口を開く。

「いやはや、大したお嬢さんだよ。この状況で、俺に取り引きを持ちかけるとは恐れ入ったね。ナタリーは解放する。代わりに、君の名前を聞かせてくれないかな?」

「山村伽耶です」

「ヤマムラカヤさんだね。覚えておくよ。君はクサノなんかよりも、よっぽど有能だし度胸もある。こっちの世界に来なよ。俺のパートナーになって欲しいね」

 ふざけた口調で言いながら、ナタリーを突き飛ばした。彼女はよろけて、床に倒れそうになる。だが、譲治が素早く受け止めた。
 ゲイリーは続いて、鍵を放り投げる。

「ほら、手錠の鍵だよ。君たちのことは、忘れないからね。落ち着いたら、スカウトしに行くよ。次は、君ら四人とチームを組みたいね」

 そう言うと、拳銃をこちらに向けたまま後ずさっていく。伽耶もまた、拳銃を構えたまま不敵な表情を浮かべた。

「私は、二度と会いたくないですね」

「それはどうかな。君たちは、こっちの世界に足を踏み入れてしまったんだよ。もう、戻れないと思うよ。まあ、気が変わったら連絡をくれたまえ。では、また会おう」

 不吉な言葉を残し、ゲイリーは姿を消した。



 階段を下りていく足音が響く。やがて、聞こえなくなった。
 途端に、伽耶はへなへなと崩れ落ちる。譲治は、慌てて抱き起こした。

「ちょうちょうちょう! 大丈夫かい!?」

「うん、大丈夫。はあ……怖かったよ」

 息も絶え絶えの状態で、囁くように言った伽耶。その顔は、死人のように青くなっていた。

「何考えてるんですか。本当にビビりましたよ。大した人だ」
 
 横から言ったのは大翔だ。彼はナタリーの手錠を外し、苦笑しつつ伽耶の方を向いている。
 やがて、ナタリーが歩いてきた。伽耶の傍らにしゃがみ込むと、握られている拳銃を見つめた。

「血まみれだな。もしかして、草野の血か?」

「ええ、大翔がやったんです。弾丸が無くなったんで、拳銃でぶん殴ったんですよ。本当にまいりました。無茶するから……」

 苦笑しつつ語る伽耶だったが、話を聞いたナタリーは目を丸くした。

「ちょっと待て! 弾丸は入ってなかったのか!? 君は弾丸の入ってない銃で、あのゲイリーと交渉したのか!?」

「えっ、ええ、まあ」

 いたずらが見つかった子供のような表情の伽耶を見て、ナタリーは天を仰いだ。

「君は、この中で一番の常識人かと思っていたんだがな。恐ろしい度胸だよ。選んだ言葉も、あの場で思いついたにしては上出来だ。裏社会でも、あんなに落ち着いたやり取りが出来る人間は少ないよ」

「必死だったんです。ああいう人種を動かすには、メリットとデメリットしかないってわかったんで」

 その言葉に、ナタリーはふうと息を吐いた。

「大したものだ。まあ、それくらいでなければ、譲治の彼女は務まらないのかもしれないな」

 言いながら、呆れたように頭を振る。だが、彼女の言葉には畏敬の念も感じられた。
 伽耶は照れ臭そうに笑ったが、その瞳には疲れがある。大翔もまた、疲れきった表情を浮かべていた。顔は青く、死人のようだ。
 無理もない。ふたりは今日、凄まじい体験をしたのだ。初めて拳銃を撃ち、人を殺した。さらに、拳銃を構えた殺し屋と空の拳銃で交渉した──
 大人でも泣いて逃げ出すであろう修羅場を、見事にくぐり抜けたのだ。その疲れは、ふたりの肉体と精神に限界を迎えさせた。

「とりあえず、室内に入ろう。君たちは、休むといい」

 言いながら、ナタリーは大翔の手を引く。譲治は、ひょいと伽耶の体を抱き上げた。

「ちょ、ちょっと……」

 恥ずかしそうに俯く伽耶だったが、譲治はお構いなしだ。お姫さま抱っこの体勢で運んでいき、教室内で静かに降ろす。

「お姫さま、どうぞ眠ってくださいにゃ」

 ふざけた口調だったが、今の伽耶には突っ込む気力は残されていなかった。こくんと頷き、目をつぶる。その近くで、大翔も横になっていた。
 やがて、寝息が聞こえて来る。すると、譲治も限界を迎えたらしい。しゃがみ込んだ姿勢で、目を閉じる。
 目を開けているのは、ナタリーだけだった。彼女は闇の中、眠っている少年たちを見ていた。その顔には、複雑な表情が浮かんでいる。


 
 どのくらいの時間が経過したのだろう。
 不意に、譲治が動いた。すっと立ち上がり、窓へと歩いていく。

「どうかしたのか?」

 ただならぬ気配に、ナタリーが尋ねる。すると、譲治は呟くような声で答えた。

「村が燃えてるよ」

「ゲイリーの仕業だろう。村の人間を皆殺しにした後、時間差で火がつくように細工していたのかもしれない。山火事が起き、殺人の証拠が消え去る……よくある手口さ」

 譲治の言葉に、反応したのはナタリーだけだった。他のふたりは、目を開けただけだった。その顔には、何の感情も浮かんでいない。
 ナタリーは立ち上がると、窓際に行った。燃え上がる村を睨みつける。
 ややあって、振り向いた。

「君たちも、警察の取り調べを受けることになるだろう。だが、余計なことは一言も喋るな。火事が起きたから山の中に逃げた、とでも言っておくんだ」

「わかってるってばよう」

 ナタリーの言葉に、返答したのは譲治だけだった。伽耶と大翔に、言葉を返す気力は残っていなかった。頭を動かすことすら、億劫おっくうだったらしい。ただただ、疲れきった顔で床を見つめるだけだった。
 そんなふたりを見て、ナタリーの表情が歪む。直後、誰にともなく口を開いた。

「私のせいだ」

 ぼそっと呟いた声を聞き、譲治は顔をしかめた。彼女の方を見て何か言いかけたが、言葉は出なかった。
 
「私が来たせいで、こんなことになってしまったのだな。君たちにも、すまないことをした」

 ナタリーは、虚ろな表情でもう一度呟く。その目は、燃え上がる村をじっと見つめていた。

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

裏切りの代償

中岡 始
キャラ文芸
かつて夫と共に立ち上げたベンチャー企業「ネクサスラボ」。奏は結婚を機に経営の第一線を退き、専業主婦として家庭を支えてきた。しかし、平穏だった生活は夫・尚紀の裏切りによって一変する。彼の部下であり不倫相手の優美が、会社を混乱に陥れつつあったのだ。 尚紀の冷たい態度と優美の挑発に苦しむ中、奏は再び経営者としての力を取り戻す決意をする。裏切りの証拠を集め、かつての仲間や信頼できる協力者たちと連携しながら、会社を立て直すための計画を進める奏。だが、それは尚紀と優美の野望を徹底的に打ち砕く覚悟でもあった。 取締役会での対決、揺れる社内外の信頼、そして壊れた夫婦の絆の果てに待つのは――。 自分の誇りと未来を取り戻すため、すべてを賭けて挑む奏の闘い。復讐の果てに見える新たな希望と、繊細な人間ドラマが交錯する物語がここに。

妻に不倫され間男にクビ宣告された俺、宝くじ10億円当たって防音タワマンでバ美肉VTuberデビューしたら人生爆逆転

小林一咲
ライト文芸
不倫妻に捨てられ、会社もクビ。 人生の底に落ちたアラフォー社畜・恩塚聖士は、偶然買った宝くじで“非課税10億円”を当ててしまう。 防音タワマン、最強機材、そしてバ美肉VTuber「姫宮みこと」として新たな人生が始まる。 どん底からの逆転劇は、やがて裏切った者たちの運命も巻き込んでいく――。

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

処刑された勇者は二度目の人生で復讐を選ぶ

シロタカズキ
ファンタジー
──勇者は、すべてを裏切られ、処刑された。  だが、彼の魂は復讐の炎と共に蘇る──。 かつて魔王を討ち、人類を救った勇者 レオン・アルヴァレス。 だが、彼を待っていたのは称賛ではなく、 王族・貴族・元仲間たちによる裏切りと処刑だった。 「力が強すぎる」という理由で異端者として断罪され、広場で公開処刑されるレオン。 国民は歓喜し、王は満足げに笑い、かつての仲間たちは目を背ける。 そして、勇者は 死んだ。 ──はずだった。 十年後。 王国は繁栄の影で腐敗し、裏切り者たちは安穏とした日々を送っていた。 しかし、そんな彼らの前に死んだはずの勇者が現れる。 「よくもまあ、のうのうと生きていられたものだな」 これは、英雄ではなくなった男の復讐譚。 彼を裏切った王族、貴族、そしてかつての仲間たちを絶望の淵に叩き落とすための第二の人生が、いま始まる──。

還暦の性 若い彼との恋愛模様

MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。 そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。 その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。 全7話

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

処理中です...