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学園編
使い魔
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ーーEクラスの教室ーー
「では、使い魔契約を行うから訓練場に移動するぞ」ライナー先生がそう言うとクラス全員で移動する。
ーー訓練場ーー
訓練場に行くとそこでは、Aクラスの生徒が使い魔召喚を行なっていた。
すると、次に使い魔召喚を行うのはラティのようだ。
「ラティ様、頑張って下さい」
「ラティ様、応援してきます」等の声援がクラスの中から出ていた。
その声援を聞いて、召喚を行なった。
召喚とは、召喚石と言う特殊な石を砕く。すると、そこから半径15メートル程の真っ黒なドーム状の物の中に閉じ込められそこで、使い魔と対面する。そこで、使い魔に認められればドームは綺麗に消滅し認められなけらばドームは砕けるように消滅する。
ラティが真っ黒なドームに閉じ込められ約一時間ドームは綺麗に消滅した。どうやら成功のようだ。
しかし、ラティの服はボロボロで体中が傷だらけだ。
「先生、使い魔契約はできましたが、ボロボロなので保健室に行ってきます」そう言ってラティは1人で保健室に向かった。
それを見ていたアトラは、グレンに
「俺、少し保健室行ってくる」そう言ってアトラは先生に黙って保健室に向かった。
ーー保健室ーー
「ラティ~いるかぁ」そう言ってアトラは保健室に入って行く。
「あっ!お兄様、申し訳ありませんお見苦しい姿を見せてしまって」
「別にいいさ、それよりお疲れ」
「はい、皆さんの声援のお陰でとても強い使い魔と契約する事ができました」
「へぇ、どんな使い魔なんだ?」
「それは、まだ秘密です。お兄様と見せ合いっこしたいですしね」
「わかったよ、それじゃ俺は行くからしっかり休んどけよ」そう言ってアトラは保健室から出て行った。
ーー訓練場ーー
「おーい、アトラこっちだ」そう言ってグレンが手招きしてきた。
「悪りぃ遅れた。で、どこまで進んだんだ」
「丁度、お前の番だ」
そう言われ、召喚石を砕いた。すると、アトラは真っ黒なドーム状のものに覆われて行った。
(ホントに真っ黒だなぁ~)そうアトラが思っていると、「ねぇ、君が私を呼んだの」
と元気な声が聞こえた。
「そうだな、俺が呼んだ。早速だが、契約してくれないか」
「どーしよーかなぁー、君さぁ~、私が何者かわかってる?」そう言ってきた彼女を見てみると、彼女は金色の髪に綺麗な肌、とても可愛い女の子だが、そう思っていると・・・
「私はね、吸血鬼なの。つまり、弱い人間と契約なんて嫌ってわけ。まぁでも、最近人間の血を飲んでないから、血を飲んでから帰ってあげる」
「なんで、契約もしてくれねぇのに血をあげなきゃいけねぇんだよ」
そう、アトラが言うと
「人間風情が、私に逆らうの?」と少し怒りながら言ってきた。
「あぁ、逆らうさ。さぁ契約失敗だろ、早くこの中から出してくれ」
「へぇ~、逆らうんだ。なら、意地でも血を飲んでやる」そう言うと、吸血鬼はアトラに襲いかかった。
そして、アトラの首元を噛んだ。血を吸われている。
すると、吸血鬼はとても驚いた顔をしている。
そして・・・
「君、まさか!!」
(なんの話しだ?)アトラがそう思っていると、「ねぇ君、やっぱり契約しない?」
「それは ありがたいが、なぜ急に意見を変えた」
「それは後から話すから、兎に角契約しよ」
「分かったよ、契約はどうすればいいんだ?」
使い魔は、それぞれ違う契約方なので召喚した使い魔に契約方法を聞かなければならない。
「私に、名前をつけて。それで完了だから」
「そんなに、簡単な事でいいのか?」
「うん、兎に角つけて」
「分かった、お前の名前は・・・システィラだ」
すると、真っ黒なドーム状のものは綺麗に消滅した。
「では、使い魔契約を行うから訓練場に移動するぞ」ライナー先生がそう言うとクラス全員で移動する。
ーー訓練場ーー
訓練場に行くとそこでは、Aクラスの生徒が使い魔召喚を行なっていた。
すると、次に使い魔召喚を行うのはラティのようだ。
「ラティ様、頑張って下さい」
「ラティ様、応援してきます」等の声援がクラスの中から出ていた。
その声援を聞いて、召喚を行なった。
召喚とは、召喚石と言う特殊な石を砕く。すると、そこから半径15メートル程の真っ黒なドーム状の物の中に閉じ込められそこで、使い魔と対面する。そこで、使い魔に認められればドームは綺麗に消滅し認められなけらばドームは砕けるように消滅する。
ラティが真っ黒なドームに閉じ込められ約一時間ドームは綺麗に消滅した。どうやら成功のようだ。
しかし、ラティの服はボロボロで体中が傷だらけだ。
「先生、使い魔契約はできましたが、ボロボロなので保健室に行ってきます」そう言ってラティは1人で保健室に向かった。
それを見ていたアトラは、グレンに
「俺、少し保健室行ってくる」そう言ってアトラは先生に黙って保健室に向かった。
ーー保健室ーー
「ラティ~いるかぁ」そう言ってアトラは保健室に入って行く。
「あっ!お兄様、申し訳ありませんお見苦しい姿を見せてしまって」
「別にいいさ、それよりお疲れ」
「はい、皆さんの声援のお陰でとても強い使い魔と契約する事ができました」
「へぇ、どんな使い魔なんだ?」
「それは、まだ秘密です。お兄様と見せ合いっこしたいですしね」
「わかったよ、それじゃ俺は行くからしっかり休んどけよ」そう言ってアトラは保健室から出て行った。
ーー訓練場ーー
「おーい、アトラこっちだ」そう言ってグレンが手招きしてきた。
「悪りぃ遅れた。で、どこまで進んだんだ」
「丁度、お前の番だ」
そう言われ、召喚石を砕いた。すると、アトラは真っ黒なドーム状のものに覆われて行った。
(ホントに真っ黒だなぁ~)そうアトラが思っていると、「ねぇ、君が私を呼んだの」
と元気な声が聞こえた。
「そうだな、俺が呼んだ。早速だが、契約してくれないか」
「どーしよーかなぁー、君さぁ~、私が何者かわかってる?」そう言ってきた彼女を見てみると、彼女は金色の髪に綺麗な肌、とても可愛い女の子だが、そう思っていると・・・
「私はね、吸血鬼なの。つまり、弱い人間と契約なんて嫌ってわけ。まぁでも、最近人間の血を飲んでないから、血を飲んでから帰ってあげる」
「なんで、契約もしてくれねぇのに血をあげなきゃいけねぇんだよ」
そう、アトラが言うと
「人間風情が、私に逆らうの?」と少し怒りながら言ってきた。
「あぁ、逆らうさ。さぁ契約失敗だろ、早くこの中から出してくれ」
「へぇ~、逆らうんだ。なら、意地でも血を飲んでやる」そう言うと、吸血鬼はアトラに襲いかかった。
そして、アトラの首元を噛んだ。血を吸われている。
すると、吸血鬼はとても驚いた顔をしている。
そして・・・
「君、まさか!!」
(なんの話しだ?)アトラがそう思っていると、「ねぇ君、やっぱり契約しない?」
「それは ありがたいが、なぜ急に意見を変えた」
「それは後から話すから、兎に角契約しよ」
「分かったよ、契約はどうすればいいんだ?」
使い魔は、それぞれ違う契約方なので召喚した使い魔に契約方法を聞かなければならない。
「私に、名前をつけて。それで完了だから」
「そんなに、簡単な事でいいのか?」
「うん、兎に角つけて」
「分かった、お前の名前は・・・システィラだ」
すると、真っ黒なドーム状のものは綺麗に消滅した。
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