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ダンジョン支配者
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「とりあえず、何もすることがないからダンジョンに戻るか。」
そう言ってアインはまたダンジョンに戻った。
『お帰りなさいませダンジョンマスター様。』
「名前でいいよ。」
『分かりました。これからはアイン様と呼ばせていただきます。』
「それで?僕は何をすればいいの?」
『アイン様は今回、このダンジョンのダンジョンマスターとなりました。なのでこのダンジョンの中を改造して、世界一のダンジョンにすることが目標です。』
「そうなの?でもこのダンジョンってもう6位なんでしょ。僕に任せなくていいんじゃないの?」
『この世界のダンジョンには神がランダムで選んだ魔王、転生者がいます。5位以内のダンジョンはこのうちのどちらかで、私みたいなシステムでは勝てません。』
「つまり5位と6位の間には大きな壁があると?」
『はい。あの者たちは自分でダンジョンを強くしたり、戦うこともできるのですが、私にはその様なことができなく、このダンジョンにあるものだけでどうにかしなくてはいけなかったので、勝てなかったのですよ。』
「そうだったのか。」
『そして今回、あなたのデータをほとんど分析できなかったことからあなたのことを、魔王、転生者又は神という判断にいたったのであなたにダンジョンを任せることにしました。』
「分かったよ。それじゃあ僕はこのダンジョンをできるだけ1位にするようにがんばるよ。」
『ありがとうございます。それでは説明を開始します。』
「そういえば君のことはなんて呼べばいいの?」
『私のことはシステムででもおよびください。』
「じゃあシムって呼ぶね。」
そしてシムはこのダンジョンの説明をしてくれた。
このダンジョンは自動で生成されるモンスターとボスモンスターがいるらしい。そしてボスモンスターは基本一階層に一体しか置けないらしい。
「そういえば1位のところは何階層あるの?」
『詳しくは知りませんが、500階層はあるそうです。』
「そうなんだ、結構あるな。どうやったら階層は増えていくの?」
『このダンジョンに魔力を込めて行けばどんどん増えていきます。しかし、階層が増えていけばいくほど必要になる魔力が増えていきます。』
「魔力をこめればいいんだね。それじゃあできるだけこめ続けてみるよ。」
そしてアインは魔力をこめ始めた。そして1時間がたった。
『アイン様。私には結構な量の魔力を入れたように見えるのですが大丈夫なのですか?』
「うん。今のところほとんど減った気はしないよ。」
そしてさらに1時間たったころいきなり魔力が出なくなった。
「あれ?なんかダンジョンに魔力がこめられなくなっちゃった。」
『アイン様、このダンジョンは1000階層に届いてしまったそうです。』
「1000階層が限界なの?」
『はい。階層の多いダンジョンは階層が地下にできるのですが、地下に行き過ぎるので1000階層が限界なんですよ。今まで見たことはないですが。』
「それじゃあとりあえず階層の数では1位になれたんだね。」
『はい。ここまで大きなダンジョンは見たことがありません。』
「それじゃあ次は中をいじって行こう。」
アインはダンジョンの改造を本格的に始めた。
そう言ってアインはまたダンジョンに戻った。
『お帰りなさいませダンジョンマスター様。』
「名前でいいよ。」
『分かりました。これからはアイン様と呼ばせていただきます。』
「それで?僕は何をすればいいの?」
『アイン様は今回、このダンジョンのダンジョンマスターとなりました。なのでこのダンジョンの中を改造して、世界一のダンジョンにすることが目標です。』
「そうなの?でもこのダンジョンってもう6位なんでしょ。僕に任せなくていいんじゃないの?」
『この世界のダンジョンには神がランダムで選んだ魔王、転生者がいます。5位以内のダンジョンはこのうちのどちらかで、私みたいなシステムでは勝てません。』
「つまり5位と6位の間には大きな壁があると?」
『はい。あの者たちは自分でダンジョンを強くしたり、戦うこともできるのですが、私にはその様なことができなく、このダンジョンにあるものだけでどうにかしなくてはいけなかったので、勝てなかったのですよ。』
「そうだったのか。」
『そして今回、あなたのデータをほとんど分析できなかったことからあなたのことを、魔王、転生者又は神という判断にいたったのであなたにダンジョンを任せることにしました。』
「分かったよ。それじゃあ僕はこのダンジョンをできるだけ1位にするようにがんばるよ。」
『ありがとうございます。それでは説明を開始します。』
「そういえば君のことはなんて呼べばいいの?」
『私のことはシステムででもおよびください。』
「じゃあシムって呼ぶね。」
そしてシムはこのダンジョンの説明をしてくれた。
このダンジョンは自動で生成されるモンスターとボスモンスターがいるらしい。そしてボスモンスターは基本一階層に一体しか置けないらしい。
「そういえば1位のところは何階層あるの?」
『詳しくは知りませんが、500階層はあるそうです。』
「そうなんだ、結構あるな。どうやったら階層は増えていくの?」
『このダンジョンに魔力を込めて行けばどんどん増えていきます。しかし、階層が増えていけばいくほど必要になる魔力が増えていきます。』
「魔力をこめればいいんだね。それじゃあできるだけこめ続けてみるよ。」
そしてアインは魔力をこめ始めた。そして1時間がたった。
『アイン様。私には結構な量の魔力を入れたように見えるのですが大丈夫なのですか?』
「うん。今のところほとんど減った気はしないよ。」
そしてさらに1時間たったころいきなり魔力が出なくなった。
「あれ?なんかダンジョンに魔力がこめられなくなっちゃった。」
『アイン様、このダンジョンは1000階層に届いてしまったそうです。』
「1000階層が限界なの?」
『はい。階層の多いダンジョンは階層が地下にできるのですが、地下に行き過ぎるので1000階層が限界なんですよ。今まで見たことはないですが。』
「それじゃあとりあえず階層の数では1位になれたんだね。」
『はい。ここまで大きなダンジョンは見たことがありません。』
「それじゃあ次は中をいじって行こう。」
アインはダンジョンの改造を本格的に始めた。
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