転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】

ゼクト

文字の大きさ
77 / 554

街の改造について

しおりを挟む

            アインは一回グランド領に帰ってきた。

「ただいま。」

「アイン様。久しぶりです。」

「うん。今回はやらなきゃいけないことがあったから帰ってきたんだ。」

「そうなのですか?」

「うん。今回はある国に学校とかを作ろうと思ってるからその準備。」

「分かりました。しかしアイン様はこの数ヶ月でいろいろなことをやっていますが王様に報告しなくていいのですか?」

「うん。半年に一回ある報告のときに言えばいいって言ってたよ。」

「それは国を滅ぼしたことまで言わなくていいのでしょうか?」

「…言わなくていいって言ってたからいいでしょ。」

「あ、分からないのですね。まぁもう遅いのでいいのではないでしょうか。」

「そうだよね。それよりも準備をしよう。」

「どんな人を用意すればいいのですか?」

「とりあえず教師が必要だね。あの国の王都以外の街に学校を建てるんだけど普通の教育ができるくらいでいいよ。」

「それじゃあ専門的なことは習わせないと?」

「うん。とりあえずすべての街の人に常識的なものを覚えさせて、その後どこかの街に専門学校でも建てるよ。」

「そうなのですね。それでは準備をさせます。この広い領地の中には教師をやりたいと思っている人も多いでしょうから。」

「それでもあの街の環境は結構悪いけどいきたい人はいるのかな?」

「高収入にすればいいでしょう。それにあの街はこれからアイン様が改造していくではないですか。」

「それは僕の領地内のどこでも同じになると思うよ。」

「そんな事ありません。なぜならすでにほとんど出来上がっているものと、ほとんど出来上がっていないものならほとんど出来上がっていないものの方が改造しやすいのですよ。」

「そういうものなの?」

「はい。なので、ある意味前滅ぼした4位の国の街よりも発展するかもしれません。」

「そうなんだ。」

「このことを言えばあの国の教師になりたがる人も多いと思いますよ。」

「それじゃあ教師の件は頼んだよ。」

「はい。それで街の改革についても任せてもらってよいのでしょうか?」

「うん。任せるよ。できるだけいい街にしてね。」

「はい。転移魔法などを使えばすぐにでも取り掛かれると思います。」

「それじゃあよろしく。」

「はい。」

「それじゃあ次は軍についてだね。」

「軍ですか?」

「うん。前に4位の国を取り込んだけどそこでレジスタンスに加わってくれた軍のみんなについてどうしようか考えているんだ。」

「それについては協力してくれたんだし信頼してハイヒューマンにしたらいいのではないですか?」

「それはいいんだけどその後をどうしようか悩んでいるんだ。正直に言って国内にもう軍は要らないんだよな。」

「それなら今回話題になっていた国に軍を少しおいておけばいいんじゃないですか?どうせその問題の宰相にばれたら軍が派遣されるでしょうし。」

「そうだね。結構多いからあまった人は元の国の兵か、冒険者、商人にすればいいしね。」

「そうですね。それではアンケートを取ってどれになりたいか聞いてきますね。」

「よろしく。何かあったら教えて。しばらくは旅に出ないから。」

「分かりました。」

そして元魔王によって領内のいろいろなところで街が発展して行ったのであった。
        
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

間違い転生!!〜神様の加護をたくさん貰っても それでものんびり自由に生きたい〜

舞桜
ファンタジー
「初めまして!私の名前は 沙樹崎 咲子 35歳 自営業 独身です‼︎よろしくお願いします‼︎」  突然 神様の手違いにより死亡扱いになってしまったオタクアラサー女子、 手違いのお詫びにと色々な加護とチートスキルを貰って異世界に転生することに、 だが転生した先でまたもや神様の手違いが‼︎  神々から貰った加護とスキルで“転生チート無双“  瞳は希少なオッドアイで顔は超絶美人、でも性格は・・・  転生したオタクアラサー女子は意外と物知りで有能?  だが、死亡する原因には不可解な点が…  数々の事件が巻き起こる中、神様に貰った加護と前世での知識で乗り越えて、 神々と家族からの溺愛され前世での心の傷を癒していくハートフルなストーリー?  様々な思惑と神様達のやらかしで異世界ライフを楽しく過ごす主人公、 目指すは“のんびり自由な冒険者ライフ‼︎“  そんな主人公は無自覚に色々やらかすお茶目さん♪ *神様達は間違いをちょいちょいやらかします。これから咲子はどうなるのか?のんびりできるといいね!(希望的観測っw) *投稿周期は基本的には不定期です、3日に1度を目安にやりたいと思いますので生暖かく見守って下さい *この作品は“小説家になろう“にも掲載しています

最強無敗の少年は影を従え全てを制す

ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。 産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。 カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。 しかし彼の力は生まれながらにして最強。 そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。

異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします

Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。 相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。 現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編

暗殺者から始まる異世界満喫生活

暇人太一
ファンタジー
異世界に転生したが、欲に目がくらんだ伯爵により嬰児取り違え計画に巻き込まれることに。 流されるままに極貧幽閉生活を過ごし、気づけば暗殺者として優秀な功績を上げていた。 しかし、暗殺者生活は急な終りを迎える。 同僚たちの裏切りによって自分が殺されるはめに。 ところが捨てる神あれば拾う神ありと言うかのように、森で助けてくれた男性の家に迎えられた。 新たな生活は異世界を満喫したい。

インターネットで異世界無双!?

kryuaga
ファンタジー
世界アムパトリに転生した青年、南宮虹夜(ミナミヤコウヤ)は女神様にいくつものチート能力を授かった。  その中で彼の目を一番引いたのは〈電脳網接続〉というギフトだ。これを駆使し彼は、ネット通販で日本の製品を仕入れそれを売って大儲けしたり、日本の企業に建物の設計依頼を出して異世界で技術無双をしたりと、やりたい放題の異世界ライフを送るのだった。  これは剣と魔法の異世界アムパトリが、コウヤがもたらした日本文化によって徐々に浸食を受けていく変革の物語です。

異世界は流されるままに

椎井瑛弥
ファンタジー
 貴族の三男として生まれたレイは、成人を迎えた当日に意識を失い、目が覚めてみると剣と魔法のファンタジーの世界に生まれ変わっていたことに気づきます。ベタです。  日本で堅実な人生を送っていた彼は、無理をせずに一歩ずつ着実に歩みを進むつもりでしたが、なぜか思ってもみなかった方向に進むことばかり。ベタです。  しっかりと自分を持っているにも関わらず、なぜか思うようにならないレイの冒険譚、ここに開幕。  これを書いている人は縦書き派ですので、縦書きで読むことを推奨します。

高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません

下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。 横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。 偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。 すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。 兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。 この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。 しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。

男:女=1:10000の世界に来た記憶が無いけど生きる俺

マオセン
ファンタジー
突然公園で目覚めた青年「優心」は身辺状況の記憶をすべて忘れていた。分かるのは自分の名前と剣道の経験、常識くらいだった。 その公園を通りすがった「七瀬 椿」に話しかけてからこの物語は幕を開ける。 彼は何も記憶が無い状態で男女比が圧倒的な世界を生き抜けることができるのか。 そして....彼の身体は大丈夫なのか!?

処理中です...