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チートやチーターや
しおりを挟むそして、3人の前には大量のAランクモンスターが迫ってきていた。
「アイン様。そのお方がいるのですが、戦っても良いのですか?」
「いいよ。もうキャロラインにはいろいろ知られているから。」
「分かりました。つまり私もあれを使って良いと?」
「良いけど、自然を飛ばさないでね。」
「了解しました。」
そして、ジョセフは鎧を脱ぎ始めた。
「アイン君。ジョセフさんは何をやっているの?」
「ああ、それは見ていれば分かるよ。あ、これについても他言無用だからね。」
「分かったわ。」
そして、ジョセフは金属でできた鎧を脱ぎ終わると、全身に力を入れ始めた。
「あ、なんか光っている。」
キャロラインが言った通り、ジョセフが全身に力を入れ始めると、ジョセフの周りが少しずつ光り始めた。
「もうすぐ完成するよ。」
そして、一気に光が強くなり、その後その光が収束して、さっきまでとは違う鎧をまとったジョセフが出てきた。
「アイン君。これは何なの?」
「これは人間が進化してなれる、ハイヒューマンだけが使える技だよ。能力は自分に最もあった装備を魔力で創れるって技だね。」
「そうなんだ。でも、何で一回鎧を脱いだの?」
「それは、鎧は重ね着できないし、装備を作るときに発していた魔力で鎧がはじき飛ぶ可能性もあったからだよ。」
「そ、そうなんだ。すごいね。そんな技が使えるなんて。」
「なに言っているの?キャロラインが入った、あのクランの上層部は大体この技が使えるよ。」
「そ、そうなの?」
「まぁ、本当はそんなに数がいてはおかしいんだけどね。」
アインとキャロラインが話していると、準備の終わったジョセフが話しかけてきた。
「お2人共、今は私が魔力で魔物を止めていますが、すぐそこにいるのですから、もっと緊張感を持ってください。」
「ああ、そうだったね。それじゃあ、始めようか。」
そして、大量の魔物対3人が始まった。
しかし、キャロラインの実力では、1体を倒すのがやっとだったため、ほとんどをジョセフとアインが倒していった。
「『閃光の槍』」
ジョセフがそう言うと、ジョセフの背中から、光が出て、その光が、細くなり魔物たちを襲っていった。
「アイン君。なにあれ?」
「ああ、あれは閃光の槍だね。光魔法と風魔法の応用だよ。」
「そうなんだ。」
「それじゃあ、僕もやろうかな。『不可侵領域』」
「あれ?なにも起きないね。」
「まぁ、これも見ていれば分かるよ。」
そして、魔物たちはアインに襲いかかろうとしたが、アインから10m以内に入った魔物はどんどんと消えていった。
「え?」
「簡単に言うと、僕の10m以内には魔物が入れなくなる魔法だね。それじゃあ、山の中を回ってくるから、自分のみは自分で守ってね。」
そういうと、アインは山の中に入っていった。
「何なの。この人たち。」
これがキャロラインいや、これを見た人が言うであろう全人類の感想であった。
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