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第一章
第9話 ミルティア無双!?
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『グゥオォォオオオ!!!!』
ダンジョンの中を少し歩いていくと、目の前に大きな狼の魔物が現れたので俺はミルティアを投げつける。
「うわ~~~」
『ウオォォォオオオォオオオオ!?!?』
飛んで来るミルティアに慌てる魔物……効果抜群だ!
俺はその隙に狼の魔物に接近し、踏み込みながら剣を振り、首を叩き斬る。
「何するんだよアナト!」
そして地面に落ちたミルティアの首根っこを再びつかんで持ち上げて歩いていく俺。
「……まさか」
ようやく俺の作戦に気付いたか……?
俺って天才かもしれん。
ダンジョンの魔物は創造神でもある遊神に危害を加えないとは聞いたがそれ以上だ。
むしろ魔物たちは避けられるならこのミルティアを避ける。
「なっ……アナトの鬼~悪魔~アホ~!!!」
無視して歩く俺。
こんな超強い武器を使わない手はない。
そして次に現れたのは……
俺はミルティアを投げつける。
「うわぁあぁああああ」
岩のような魔物だった。
いかんいかん、どんな敵か確認もせずに投げつけてしまったな。
世界で最もペチッっという擬音が似合う女神ミルティアが岩の魔物の平らな体にぶつかって落ちる。
『グオオオオオオオ!!』
「いたぁああぁぁぁあい」
すると狼の魔物と同じように驚く岩の魔物……岩のどこから声でてんだ?
まぁ気にせず斬ろうと、ミルティアがぶつかってからフリーズしている岩の魔物を斬りつける俺……。
しかし剣での攻撃は弾かれてしまった。
やはりな。俺は地面に落ちたミルティアをもう一度拾って掲げる。
「卑怯者~アナト~」
アナトというのは罵声ではないはずだ……。
ないよね?
「あいつの弱点は?」
わめくミルティアを無視して問い詰める俺。
「いたたたた。えっとね、人間でいう胸の下くらいの位置にある宝玉を壊せば……うわぁ~~」
それさえ聞ければいい。もう一度投げつけ、岩の魔物に接近して宝玉を叩き割った。
「ひどいよ……しくしく」
我ながら酷いと思うが、すまんミルティア。俺の命がかかってるんだ。
軽くミルティアをなでてやる。
「うぅ……アナトのアホ~~~~」
「ぎゃあああああ」
くそっ、電撃かよ……。
なんとしてでももう一度ミルティアの首根っこをつかみ、さらにミルティアを掲げて進もうと俺が決意したその時。
『ギャオオォォォオオオオオォォォオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!』
この世のものとは思えない咆哮が聞こえ、入ってきたのは巨大な黒い影……。
「まさか……あれは、古代の神獣……!?なんでこんなところに……?」
ミルティアが目を見開いて固まった。
「なんだよそれ?」
古代の?どういうことだ?今とは別の神獣がいたってことか?
その神獣は長い年月を経て朽ちかけた姿をしていた。翼はところどころ破れ、体は傷だらけで、目は暗い。
しかし強い意志を持って動いているようだ。
『グギャォオォォオオオォォォオオオオオ!!!』
ゆっくりと首をもたげて俺たちを視界に納めると、黒い炎の玉を吐いた。
いきなり敵認定されたのかよ!?
ズゴーーーーーン!!!!
炎の玉は俺たちの頭上を越えてったけど、大丈夫かな?後ろを振り向く勇気がない。
『ギャオオォォオオオオォオオオ!!!』
さらに首を振って衝撃波を放ってくる。
その衝撃波を防ぐために全力で防御の魔法を使うミルティア。
なお俺にできることはない……。
「なんでこんなやつがここにいるのさ、ずっと行方不明だったのに!?」
なんとか防いだミルティアがどこかに向かって文句を言っている。
「意図してないのか???」
「してないし、あれは古代の神獣だよ?ボク達の管理下にいない!」
「えぇ……逃げよう」
俺は手持無沙汰だったのですぐにでも走り出せる。というか走り出した。
「うぇ、待ってよアナト。待ってってば」
追いかけてきてもいいけど防御魔法はお願いします。
そして、ひたすら逃走する俺とミルティア。
地面が削られてて走りにくい。
「どうすればいいんだよ!?」
「わかんない。古代の神獣なんてボクより強いよ~~~」
「えぇえぇぇぇぇええええええ」
走りながら衝撃的なことを言いだしやがった。
神様より強いものが冒険初心者の俺の前に出てきてどうする!?
そもそもなんでそんな神獣がこんなダンジョンに住み着いてるんだよ?
「どうすんだよ!聞いてねぇよ!」
「そんなこと言ったって知らないよ!」
今こそ力を使えよ!仮にも神様だろ?俺に電撃喰らわして喜んでる場合じゃねぇんだよ。
「知らないよじゃね~よ、役立たず。ちゃんと考えて挑めよ。どこが『遊神であるボクに任せてよ』だ」
「そんなこと言ってない。支援する、くらいでしょ」
「神の支援なんだから当然期待するだろうが!」
「それはアナトの思い込みでしょ?」
言い合いをしながらも全速力で逃げる俺たち2人。
周囲はあの朽ちかけた古代の神獣のみさかいのない攻撃の嵐で崩壊寸前だ。
『ブハ――――――』
「「うわぁぁああああ」」
ダンジョンを破壊しながら飛んで追い付いてきた古代の神獣のただの魔力放出で一緒に吹っ飛ばされる俺とミルティア。
「やばいやばいやばいやばい」
「どうにかしろよミルティア~」
「どうにかって……うーんと、えーと」
ファイトだ!今こそ神の力を使えよ!
なぁ、今しかないだろ!?
「ほら来たぞ!」
「えっ、くそっ、こうなったら!」
前に出るミルティア。
そしてその手に魔力を集める……。
ドカ~~~ン!!!!
「来たよ!がんばれミルティア!!!」
古代の神獣が柱を破壊しながら進んできたが、まだあいつの顔が俺達の方を向いてない。
何か攻撃するなら今がチャンスだ!
「食らえ、遊神の渾身の一撃!」
ミルティアの両手のまわりにオレンジ色の魔力の奔流が起き、古代の神獣に向けて放たれた。
周囲に突風を巻き起こしながら一直線に進み、古代の神獣に直撃し、爆発した。
「おぉぉぉおおおお」
なお俺はミルティアの横から見ているだけだ。
「やったか……?」
ミルティアが爆発の中を伺いながら呟くが……それは逆フラグだぞ?
俺は後ずさりを開始した。
「どこ行くんだよ……アナト!」
顔だけ俺の方を振り返るミルティア……。
そして爆風が晴れる……
ダンジョンの中を少し歩いていくと、目の前に大きな狼の魔物が現れたので俺はミルティアを投げつける。
「うわ~~~」
『ウオォォォオオオォオオオオ!?!?』
飛んで来るミルティアに慌てる魔物……効果抜群だ!
俺はその隙に狼の魔物に接近し、踏み込みながら剣を振り、首を叩き斬る。
「何するんだよアナト!」
そして地面に落ちたミルティアの首根っこを再びつかんで持ち上げて歩いていく俺。
「……まさか」
ようやく俺の作戦に気付いたか……?
俺って天才かもしれん。
ダンジョンの魔物は創造神でもある遊神に危害を加えないとは聞いたがそれ以上だ。
むしろ魔物たちは避けられるならこのミルティアを避ける。
「なっ……アナトの鬼~悪魔~アホ~!!!」
無視して歩く俺。
こんな超強い武器を使わない手はない。
そして次に現れたのは……
俺はミルティアを投げつける。
「うわぁあぁああああ」
岩のような魔物だった。
いかんいかん、どんな敵か確認もせずに投げつけてしまったな。
世界で最もペチッっという擬音が似合う女神ミルティアが岩の魔物の平らな体にぶつかって落ちる。
『グオオオオオオオ!!』
「いたぁああぁぁぁあい」
すると狼の魔物と同じように驚く岩の魔物……岩のどこから声でてんだ?
まぁ気にせず斬ろうと、ミルティアがぶつかってからフリーズしている岩の魔物を斬りつける俺……。
しかし剣での攻撃は弾かれてしまった。
やはりな。俺は地面に落ちたミルティアをもう一度拾って掲げる。
「卑怯者~アナト~」
アナトというのは罵声ではないはずだ……。
ないよね?
「あいつの弱点は?」
わめくミルティアを無視して問い詰める俺。
「いたたたた。えっとね、人間でいう胸の下くらいの位置にある宝玉を壊せば……うわぁ~~」
それさえ聞ければいい。もう一度投げつけ、岩の魔物に接近して宝玉を叩き割った。
「ひどいよ……しくしく」
我ながら酷いと思うが、すまんミルティア。俺の命がかかってるんだ。
軽くミルティアをなでてやる。
「うぅ……アナトのアホ~~~~」
「ぎゃあああああ」
くそっ、電撃かよ……。
なんとしてでももう一度ミルティアの首根っこをつかみ、さらにミルティアを掲げて進もうと俺が決意したその時。
『ギャオオォォォオオオオオォォォオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!』
この世のものとは思えない咆哮が聞こえ、入ってきたのは巨大な黒い影……。
「まさか……あれは、古代の神獣……!?なんでこんなところに……?」
ミルティアが目を見開いて固まった。
「なんだよそれ?」
古代の?どういうことだ?今とは別の神獣がいたってことか?
その神獣は長い年月を経て朽ちかけた姿をしていた。翼はところどころ破れ、体は傷だらけで、目は暗い。
しかし強い意志を持って動いているようだ。
『グギャォオォォオオオォォォオオオオオ!!!』
ゆっくりと首をもたげて俺たちを視界に納めると、黒い炎の玉を吐いた。
いきなり敵認定されたのかよ!?
ズゴーーーーーン!!!!
炎の玉は俺たちの頭上を越えてったけど、大丈夫かな?後ろを振り向く勇気がない。
『ギャオオォォオオオオォオオオ!!!』
さらに首を振って衝撃波を放ってくる。
その衝撃波を防ぐために全力で防御の魔法を使うミルティア。
なお俺にできることはない……。
「なんでこんなやつがここにいるのさ、ずっと行方不明だったのに!?」
なんとか防いだミルティアがどこかに向かって文句を言っている。
「意図してないのか???」
「してないし、あれは古代の神獣だよ?ボク達の管理下にいない!」
「えぇ……逃げよう」
俺は手持無沙汰だったのですぐにでも走り出せる。というか走り出した。
「うぇ、待ってよアナト。待ってってば」
追いかけてきてもいいけど防御魔法はお願いします。
そして、ひたすら逃走する俺とミルティア。
地面が削られてて走りにくい。
「どうすればいいんだよ!?」
「わかんない。古代の神獣なんてボクより強いよ~~~」
「えぇえぇぇぇぇええええええ」
走りながら衝撃的なことを言いだしやがった。
神様より強いものが冒険初心者の俺の前に出てきてどうする!?
そもそもなんでそんな神獣がこんなダンジョンに住み着いてるんだよ?
「どうすんだよ!聞いてねぇよ!」
「そんなこと言ったって知らないよ!」
今こそ力を使えよ!仮にも神様だろ?俺に電撃喰らわして喜んでる場合じゃねぇんだよ。
「知らないよじゃね~よ、役立たず。ちゃんと考えて挑めよ。どこが『遊神であるボクに任せてよ』だ」
「そんなこと言ってない。支援する、くらいでしょ」
「神の支援なんだから当然期待するだろうが!」
「それはアナトの思い込みでしょ?」
言い合いをしながらも全速力で逃げる俺たち2人。
周囲はあの朽ちかけた古代の神獣のみさかいのない攻撃の嵐で崩壊寸前だ。
『ブハ――――――』
「「うわぁぁああああ」」
ダンジョンを破壊しながら飛んで追い付いてきた古代の神獣のただの魔力放出で一緒に吹っ飛ばされる俺とミルティア。
「やばいやばいやばいやばい」
「どうにかしろよミルティア~」
「どうにかって……うーんと、えーと」
ファイトだ!今こそ神の力を使えよ!
なぁ、今しかないだろ!?
「ほら来たぞ!」
「えっ、くそっ、こうなったら!」
前に出るミルティア。
そしてその手に魔力を集める……。
ドカ~~~ン!!!!
「来たよ!がんばれミルティア!!!」
古代の神獣が柱を破壊しながら進んできたが、まだあいつの顔が俺達の方を向いてない。
何か攻撃するなら今がチャンスだ!
「食らえ、遊神の渾身の一撃!」
ミルティアの両手のまわりにオレンジ色の魔力の奔流が起き、古代の神獣に向けて放たれた。
周囲に突風を巻き起こしながら一直線に進み、古代の神獣に直撃し、爆発した。
「おぉぉぉおおおお」
なお俺はミルティアの横から見ているだけだ。
「やったか……?」
ミルティアが爆発の中を伺いながら呟くが……それは逆フラグだぞ?
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