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第一章
第31話 神のイカズチ!!!
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バチバチ!!!
「ぎゃ~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!」
なんだ?死ぬ!死ぬぅ!うわわわわわわ!!!!!
「えっ?だっ、大丈夫?なんでこんな室内で雷??アナト!ヒーリング!いや、マジックシールド!!アナト!!アナト!!???」
ミ、ミ、ミル……ティ……ア!ア!ア!
でんげきくるしいいいいいいいいい
「アナト!ヴァルキリープロテクトだよ!使って!ねぇ!早く!!!」
「ぐぅ、う、う、う、……ヴァ、ル、キ、リー、い、い、い、い、プ、ロ、テ、ク、ト!!!」
俺を包み込むピンク色の光。
ふぅ、助かった。楽になった。
「なんだったの?なんで室内で雷が???」
「いや、俺が聞きたいわ!なんで雷が???」
「あっ……」
「ん???」
なんだ?なにか思い当たることでもあったのか?
そういえばキミはよく俺に怒って電撃放つよね……。
「(ジト目)」
「うっ……」
あきらかに動揺しているミルティア……怪しい。
「(ジト目)」
「いや、その……」
なんだよ?言い淀むなよ。
ちゃんと白状しろ!
「超絶美少女女神なボクと一緒に寝るなんて事態に、どこかの神さまが嫉妬したのかも!って、いたっ!!!」
すっとぼけてますオーラ全開で俺の目を見ずに喋りだしたバカのオレンジ頭を俺はとりあえず無言で叩いておいた。
「なにするんだよアホアナト!?」
当然肩を怒らせて抗議してくるが……
「人が本気で焦ってるのに。ふざけたこと言ってんじゃね~よ!バカミルティア!!!」
「うぅ……」
一瞬で萎んだ。
なんだ?
いつもならもっと言い返してくるのにどうしたんだ?
食いすぎか?
まぁ、でも、もし本当にどこかの神様が嫉妬したんだったとしたら……やばくないか?俺、〇ろされる?
でも、今までもずっとこうしてきたのに何で今さら?
「くそっ、良い気持ちで寝てたのに酷い目覚めだった」
「うぅ、ごめんね」
なんでそんな申し訳なさげに謝る?
「まさかホントに?えっ?冗談だよな?いつもの『……嘘だぴょ~ん』ってやつだよな?なんか知らないうちに雷の神さまの怒りを買ってるとかないよな?なぁ?」
「ごめん……」
そう言うとミルティアは張り詰めた表情で急いでどこかに行ってしまった。
マジかよおい……。
と思ったら帰ってきた。
「ごめんね。ちょっと文句言ってきたからもう大丈夫だよ!」
あれ?なんか雰囲気違うんじゃないか?
「文句ってだれに!!?」
「雷神のバカおやじにだよ!」
「なにしてんだよ~~~~~~~~~~!!!!!!!」
「えっ?」
バカじゃないのか?そんな神様に囲われてるならそう言えよ!
戯神様に不調にされてるというだけで精神的にはきついんだからさ!
「いや、何を勘違いしてるのかわかんないけども……」
「勘違いなのか?戯神様にお願いしに行く途中で今度は雷神様の怒りも買うなんて勘弁してくれよ~と思ったけども!?」
ようやくツキが回ってきたと思ったのによぉ。
「あぁ、そういうことか。それなら大丈夫だよ」
なぜか問題ないと言い切るミルティア。
「ほんとに?」
「ほんとに」
ならいいのか?でもなんで雷神様が?
いや、聞くのが怖いな。
「朝からビビらせるなよ」
「ごめんよ。きつく言っといたからもう大丈夫だからね」
そしてこいつは2級神なのに1級神である雷神に強く言えるような関係なのだろうか?
えぇ?
キミ、エラいの?
あぁ、そうだ。きっとこんなことがあったのかな?
* * * * * *
ボクは耳を疑った。
なぜかって?いまボクの化身からアナトがいきなり雷撃をくらったとかいうとんでもない報告が入ったからだ。
そして……
「そう怒るな。ちょっと羨ましかったんじゃ」
『じゃ』、じゃない。ボクのアナトに何をしてくれるんだ。
「なっ、なあ?遊神ちゃん。なぁ?」
戦えば神界でも最強クラスと言われる雷神さまがなぜボクに対してこんなに下手なのかって?
「遊神ちゃん。なっ、怒らないでくれ」
可愛らしいボクに向かって土下座してるこんな姿を他の神に見られたら威厳もなにもあったもんじゃない。
「お父さま……」
「はい!」
そう、雷神さまはボクの父親だ。
だから……つまり親バカなんだ。
こう言えばもう変な手出しはないだろう。
「……きらい」
「ぐはっ!?」
用は終わったからボクは戻るよ。
じゃあね♡
* * * * * *
あくまでも俺の想像の話だけどな。
「ほんとに雷神様で、ほんとに何か文句言ったのか?」
俺は恐る恐る聞いてみた。
「あぁ、もう大丈夫だよ」
良い笑顔で答えるミルティア。
「お父さんに?」
「なぜそれを!?!?」
えっ、まじで?
そこで焦るの?
本当にお父さんなの???
「そもそも神様にそんな親子みたいな関係性があったりするのか?」
俺は疑問を口にしてしまった。
そしてミルティアは教えてくれた。
どうしたんだろう。やけに従順だな。
そういえば、ボクのアナトって……。
いやいやいや、あれは俺の妄想が生み出したもののはず。現実の出来事じゃないはず。
妄想でもいいや……って、なんでだよ!
ミルティアに惚れられるとか怖いだろ。
ミルティアが言うには、属性を司る1級神、事象を司る2級神、上位神の支援をする3級神、力の弱い4級神、神と地上の生命との子供である5級神という区分けがあるが、その中には上位の神さまが生み出した神がたくさん存在するらしい。
細かい関係性は置いておいて、雷神様が作り出した神様の1人が遊神らしいから、人間的に言えばお父さんになるんだそうだ。
そして戯神も雷神様が生み出したんだそうだ……。
雷神様、姉妹でなんでこんなに違うのですか?
1級神がどこからやってきたのかは知らないし、一部の2級や3級の神様の中にもどこからともなくやってきたものもいるらしい。
不思議だなと思う一方、可愛がってる娘が人間の男と添い寝してて怒っちゃったパパ。
自分と全く関係なかったら微笑ましいが、自分のことだと笑えない。
実態は色恋の匂いはまったくないし、夜中に殴られるし、蹴られるし、寝言うるさいし……こいつはガキかよ!ってな感じだけどな。
たまに支援が外れて苦しくなるし……。
お父さん、もう少ししつけを……。
「アナト!そろそろギルドに行こ♪」
「あっ、あぁ」
まぁ、なんだかんだ楽しいんだけどな、こいつと一緒の旅は。
ころころ変わる表情は楽しいし、今も笑顔だ。
めちゃくちゃ調子に乗りそうだから本人には内緒だぞ?
「ぎゃ~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!」
なんだ?死ぬ!死ぬぅ!うわわわわわわ!!!!!
「えっ?だっ、大丈夫?なんでこんな室内で雷??アナト!ヒーリング!いや、マジックシールド!!アナト!!アナト!!???」
ミ、ミ、ミル……ティ……ア!ア!ア!
でんげきくるしいいいいいいいいい
「アナト!ヴァルキリープロテクトだよ!使って!ねぇ!早く!!!」
「ぐぅ、う、う、う、……ヴァ、ル、キ、リー、い、い、い、い、プ、ロ、テ、ク、ト!!!」
俺を包み込むピンク色の光。
ふぅ、助かった。楽になった。
「なんだったの?なんで室内で雷が???」
「いや、俺が聞きたいわ!なんで雷が???」
「あっ……」
「ん???」
なんだ?なにか思い当たることでもあったのか?
そういえばキミはよく俺に怒って電撃放つよね……。
「(ジト目)」
「うっ……」
あきらかに動揺しているミルティア……怪しい。
「(ジト目)」
「いや、その……」
なんだよ?言い淀むなよ。
ちゃんと白状しろ!
「超絶美少女女神なボクと一緒に寝るなんて事態に、どこかの神さまが嫉妬したのかも!って、いたっ!!!」
すっとぼけてますオーラ全開で俺の目を見ずに喋りだしたバカのオレンジ頭を俺はとりあえず無言で叩いておいた。
「なにするんだよアホアナト!?」
当然肩を怒らせて抗議してくるが……
「人が本気で焦ってるのに。ふざけたこと言ってんじゃね~よ!バカミルティア!!!」
「うぅ……」
一瞬で萎んだ。
なんだ?
いつもならもっと言い返してくるのにどうしたんだ?
食いすぎか?
まぁ、でも、もし本当にどこかの神様が嫉妬したんだったとしたら……やばくないか?俺、〇ろされる?
でも、今までもずっとこうしてきたのに何で今さら?
「くそっ、良い気持ちで寝てたのに酷い目覚めだった」
「うぅ、ごめんね」
なんでそんな申し訳なさげに謝る?
「まさかホントに?えっ?冗談だよな?いつもの『……嘘だぴょ~ん』ってやつだよな?なんか知らないうちに雷の神さまの怒りを買ってるとかないよな?なぁ?」
「ごめん……」
そう言うとミルティアは張り詰めた表情で急いでどこかに行ってしまった。
マジかよおい……。
と思ったら帰ってきた。
「ごめんね。ちょっと文句言ってきたからもう大丈夫だよ!」
あれ?なんか雰囲気違うんじゃないか?
「文句ってだれに!!?」
「雷神のバカおやじにだよ!」
「なにしてんだよ~~~~~~~~~~!!!!!!!」
「えっ?」
バカじゃないのか?そんな神様に囲われてるならそう言えよ!
戯神様に不調にされてるというだけで精神的にはきついんだからさ!
「いや、何を勘違いしてるのかわかんないけども……」
「勘違いなのか?戯神様にお願いしに行く途中で今度は雷神様の怒りも買うなんて勘弁してくれよ~と思ったけども!?」
ようやくツキが回ってきたと思ったのによぉ。
「あぁ、そういうことか。それなら大丈夫だよ」
なぜか問題ないと言い切るミルティア。
「ほんとに?」
「ほんとに」
ならいいのか?でもなんで雷神様が?
いや、聞くのが怖いな。
「朝からビビらせるなよ」
「ごめんよ。きつく言っといたからもう大丈夫だからね」
そしてこいつは2級神なのに1級神である雷神に強く言えるような関係なのだろうか?
えぇ?
キミ、エラいの?
あぁ、そうだ。きっとこんなことがあったのかな?
* * * * * *
ボクは耳を疑った。
なぜかって?いまボクの化身からアナトがいきなり雷撃をくらったとかいうとんでもない報告が入ったからだ。
そして……
「そう怒るな。ちょっと羨ましかったんじゃ」
『じゃ』、じゃない。ボクのアナトに何をしてくれるんだ。
「なっ、なあ?遊神ちゃん。なぁ?」
戦えば神界でも最強クラスと言われる雷神さまがなぜボクに対してこんなに下手なのかって?
「遊神ちゃん。なっ、怒らないでくれ」
可愛らしいボクに向かって土下座してるこんな姿を他の神に見られたら威厳もなにもあったもんじゃない。
「お父さま……」
「はい!」
そう、雷神さまはボクの父親だ。
だから……つまり親バカなんだ。
こう言えばもう変な手出しはないだろう。
「……きらい」
「ぐはっ!?」
用は終わったからボクは戻るよ。
じゃあね♡
* * * * * *
あくまでも俺の想像の話だけどな。
「ほんとに雷神様で、ほんとに何か文句言ったのか?」
俺は恐る恐る聞いてみた。
「あぁ、もう大丈夫だよ」
良い笑顔で答えるミルティア。
「お父さんに?」
「なぜそれを!?!?」
えっ、まじで?
そこで焦るの?
本当にお父さんなの???
「そもそも神様にそんな親子みたいな関係性があったりするのか?」
俺は疑問を口にしてしまった。
そしてミルティアは教えてくれた。
どうしたんだろう。やけに従順だな。
そういえば、ボクのアナトって……。
いやいやいや、あれは俺の妄想が生み出したもののはず。現実の出来事じゃないはず。
妄想でもいいや……って、なんでだよ!
ミルティアに惚れられるとか怖いだろ。
ミルティアが言うには、属性を司る1級神、事象を司る2級神、上位神の支援をする3級神、力の弱い4級神、神と地上の生命との子供である5級神という区分けがあるが、その中には上位の神さまが生み出した神がたくさん存在するらしい。
細かい関係性は置いておいて、雷神様が作り出した神様の1人が遊神らしいから、人間的に言えばお父さんになるんだそうだ。
そして戯神も雷神様が生み出したんだそうだ……。
雷神様、姉妹でなんでこんなに違うのですか?
1級神がどこからやってきたのかは知らないし、一部の2級や3級の神様の中にもどこからともなくやってきたものもいるらしい。
不思議だなと思う一方、可愛がってる娘が人間の男と添い寝してて怒っちゃったパパ。
自分と全く関係なかったら微笑ましいが、自分のことだと笑えない。
実態は色恋の匂いはまったくないし、夜中に殴られるし、蹴られるし、寝言うるさいし……こいつはガキかよ!ってな感じだけどな。
たまに支援が外れて苦しくなるし……。
お父さん、もう少ししつけを……。
「アナト!そろそろギルドに行こ♪」
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