転生賢者は安心して死にたい ~転生者カノイの一生~

文字の大きさ
142 / 216

第141話:温泉旅行とか、親を連れていきたいよね

しおりを挟む
「温泉だ~!」

「「「いえ~い!」」」

「皆ゆっくりしようぜ~!」

「「「いえ~い!」」」

やってきました温泉旅行!

旅館を予約して村人全員でやってまいりましたとも!

ちなみにこんな時代に旅館?と思ったら最近需要が増えて建築された新築らしい。

ちなみに旅館の知識は転生賢者様が残していったものらしい。

ありがたや、ありがたや。

「温泉気持ちいいね~!」

「とっても広くておっきい!」

「そうだな~この辺で一番大きな温泉らしいからな~。」

「家族旅行でも来たいわ~。」

「皆いるし、もう家族旅行のようなものだけどね。」

何となく今回は旧マークガーフ家で行動していたりする。

久しぶりに家族水入らずといった感じだ。

「パパ!ママ!お背中流しましょうか~?」

「あらあら!カノイちゃんいいの?じゃあお願いしようかしら!」

「私もお願いしようかな。」

「フロージもやる!」

「ヘディンも!」

親の前では何歳になっても子は子である。

そんなわけで親子水入らず、背中を流しあって親睦を深めた。

「うぅ、お前達……こんなに大きくなって……!」

「あらあらスヴェン?泣きながら洗ったら子供達も困るわよ?」

「う、う~ん?大きくなったよ?」

「なったよ?」

「元気に大きくなりました!」

子を持つ親の気持ちも分かるようになってきたが、父上は涙腺が弱い気がする。



「ホカホカだ~。」

「「ホカホカ~。」」

「うふふ、冷たい牛乳でも飲みましょうか。」

「私が買ってくるよ。シシーと子供達は待っていてくれ。」

こういう時に率先して動くのが父上だ。

なんか、勝手にふらふらいなくなるのも父上だ。

買ってきた牛乳を嬉しそうに渡してくれる父上を見て、この頼もしさが仕事中にも見れたらな~、なんて思う。

「カノイ、今失礼なことを考えていただろう?」

「いやぁ?別にぃ?」

察しがいいのも父上だ。

「……ぷはー!美味しい!」

「すぐ無くなっちゃった!」

「あらあら、一気に飲みすぎるとお腹を壊してしまうわよ?」

「もう大人なんだから大丈夫だよ~。」

「大丈夫~。」

「お、カノイも飲み干したか。」

「うん、美味しかった!ありがとうパパ。」

「パパありがとう!」

「ありがとう!」

「あら~もう良い子達に育って。」

「うんうん!家の子達は本当に良い子達だ!」

うん、この親の元で育ったら愛情深くもなるよな。



「カノイ様!村人全員います!」

「OK!じゃあ皆で帰るぞ~!」

「「「おー!」」」

なんやかんや、すったもんだあったがそういうのはすっ飛ばして温泉旅行もおしまい!

皆で無事に帰るまでが旅行です!

「温泉また来たいな~!」

「そうだな~来年も来るか~。」

「「わーい!」」

「楽しみね!」

「パパも仕事頑張らないとな~。」

うん、それは本当に頑張って。

私も来年の仕事、頑張るぞ~!

カノイ・マークガーフ、34歳、久しぶりの親子水入らずの時間を過ごした冬の出来事である。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

『異世界ごはん、はじめました!』 ~料理研究家は転生先でも胃袋から世界を救う~

チャチャ
ファンタジー
味のない異世界に転生したのは、料理研究家の 私!? 魔法効果つきの“ごはん”で人を癒やし、王子を 虜に、ついには王宮キッチンまで! 心と身体を温める“スキル付き料理が、世界を 変えていく-- 美味しい笑顔があふれる、異世界グルメファン タジー!

3歳で捨てられた件

玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。 それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。 キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。

底辺から始まった俺の異世界冒険物語!

ちかっぱ雪比呂
ファンタジー
 40歳の真島光流(ましまみつる)は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。  しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、ステータスも低かったため、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。  おまけに、道を歩いているとチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。いきなり異世界で路頭に迷う彼だったが、路上生活をしているらしき男、シオンと出会ったことで、少しだけ道が開けた。  漁れる残飯、眠れる舗道、そして裏ギルドで受けられる雑用仕事など――生きていく方法を、教えてくれたのだ。  この世界では『ミーツ』と名乗ることにし、安い賃金ながらも洗濯などの雑用をこなしていくうちに、金が貯まり余裕も生まれてきた。その頃、ミーツは気付く。自分の使っている魔法が、非常識なほどチートなことに――

【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! 仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。 カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。

祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活

空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。 最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。 ――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に…… どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。 顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。 魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。 こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す―― ※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。

転生してチートを手に入れました!!生まれた時から精霊王に囲まれてます…やだ

如月花恋
ファンタジー
…目の前がめっちゃ明るくなったと思ったら今度は…真っ白? 「え~…大丈夫?」 …大丈夫じゃないです というかあなた誰? 「神。ごめんね~?合コンしてたら死んじゃってた~」 …合…コン 私の死因…神様の合コン… …かない 「てことで…好きな所に転生していいよ!!」 好きな所…転生 じゃ異世界で 「異世界ってそんな子供みたいな…」 子供だし 小2 「まっいっか。分かった。知り合いのところ送るね」 よろです 魔法使えるところがいいな 「更に注文!?」 …神様のせいで死んだのに… 「あぁ!!分かりました!!」 やたね 「君…結構策士だな」 そう? 作戦とかは楽しいけど… 「う~ん…だったらあそこでも大丈夫かな。ちょうど人が足りないって言ってたし」 …あそこ? 「…うん。君ならやれるよ。頑張って」 …んな他人事みたいな… 「あ。爵位は結構高めだからね」 しゃくい…? 「じゃ!!」 え? ちょ…しゃくいの説明ぃぃぃぃ!!

捨てられ侯爵令嬢ですが、逃亡先で息子と幸せに過ごしていますので、邪魔しないでください。

蒼月柚希
恋愛
公爵様の呪いは解かれました。 これで、貴方も私も自由です。 ……だから、もういいですよね? 私も、自由にして……。 5年後。 私は、ある事情から生まれ育った祖国を離れ、 親切な冒険者パーティーと、その地を治める辺境伯様のご家族に守られながら、 今日も幸せに子育てをしています。 だから貴方も勝手に、お幸せになってくださいね。 私のことは忘れて……。 これは、お互いの思いがこじれ、離れ離れになってしまった一組の夫婦の物語。 はたして、夫婦は無事に、離婚を回避することができるのか?

レベル1のフリはやめた。貸した力を全回収

ソラ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ち、ソラ。 彼はレベル1の無能として蔑まれ、魔王討伐を目前に「お前のようなゴミはいらない」と追放を言い渡される。 だが、傲慢な勇者たちは知らなかった。 自分たちが人間最高峰の力を維持できていたのは、すべてソラの規格外のステータスを『借りていた』からだということを。 「……わかった。貸していた力、すべて返してもらうよ」 契約解除。返還されたレベルは9999。 一瞬にして力を失い、ただの凡人へと転落しパニックに陥る勇者たち。 対するソラは、星を砕くほどの万能感を取り戻しながらも、淡々と宿を去る。 静かな隠居を望むソラだったが、路地裏で「才能なし」と虐げられていた少女ミィナを助けたことで、運命が変わり始める。 「借金の利息として、君を最強にしてあげよう」 これは、世界そのものにステータスを貸し付けていた最強の『貸与者』が、不条理な世界を再定義していく物語。 (本作品はAIを活用して構成・執筆しています)

処理中です...