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第157話:結婚式は何度あったっていい
「カノイママ!見て見て!ドレス!」
「うむ!カノイママが作っただけあってぴったりだな!」
「さすがカノイ様だな!」
「カノイ様のウェディングドレス!綺麗ですね!」
「着ていて嬉しい気持ちになりますね!」
「私の分までありがとうございます。」
「うぅぅぅう!皆似合ってるぞぉ!」
「泣きすぎだろ!」
「水分とってください水分!」
うぅ、泣きすぎて頭がくらくらする。
とりあえずヴァイスが持ってきてくれた水を飲んで落ち着こう。
今回結婚するのはリインとイリーシャとシュテル、ルーナとヘリュックとカーロだ。
2人共結婚相手は決まっていたが、今回シェリルとチェリルの結婚式を見て自分達もと式を決行したわけである。
偉いね!おめでたいね!
そんなわけで今回も数日前から涙腺が崩壊しております。
「そろそろ泣き止んでよカノイママ~。」
「うむぅ。ママが泣いていると調子が狂う。」
「うぅ、ごめんな。でも嬉しくて……!」
そう、これは嬉し泣きなのだ。
子供達の成長と新たに出来た家族という関係。
皆が繋がっていくことに対しての幸福感と少しの喪失感。
それらがないまぜになった結果、出力された感情が嬉し泣きだ。
「嬉しいならいいけどさぁ。」
「感情が迷子だな。」
「あんまり泣くなよ?脱水症状になるぞ?」
「とりあえず僕追加の水持ってきますね。」
「祝いの席であまり泣くな。どうしたらいいかわからなくなるだろう?」
「あ、ルー。」
今回の結婚式を主導してくれていたウェアウルフ達がわらわらと集まってくる。
ハーフウェアウルフのルーナとウェアウルフのヘリュックとカーロの結婚式ということで前回以上にやる気に満ち溢れている。
いや、別に前回手を抜いていたわけではないのだが、具体的にはケーキが3段から4段になっているとかそんな感じの違いだ。
毎回家の子のためにありがたい限りだ。
「ルーもルーナに何か言ってやれよ?」
「泣き止んだと思ったらそれか。」
少し嫌そうな、というか照れたような顔で腕を組む。
なんだよ~我が子のことなのに。
ブーブー言っているとルーナが寄ってきた。
「パパ……その、我は結婚する。」
「あぁ、そうだな……幸せになれよ。」
う~ん、頑固親父みたいだ。
でもデレてくれて嬉しいよ。
「ルーナ、幸せになるんだぞ?」
「うん!我、幸せになる!」
「あ!ルーナだけずるい!俺も幸せになる!」
と、飛び込んできたのはリインだ。
あんまり暴れるとドレスが破れるぞ~。
「そんでもってイリーシャとシュテルを幸せにしてやるんだ~!」
「む!我もリュックとカーロを幸せに出来るぞ!」
「偉いな~二人共!皆で幸せになるんだぞ~!」
「「うん!」」
「あの、母上様。」
「え?どうしたシュテル君。」
「その、定期的にでいいので、イリーシャとリインを家によこしてほしいのです。」
「うん?そりゃあ結婚しているんだから、というか定期的にでいいのか?」
「イリーシャもリインも自分の役割を持っていますから。それに距離が離れていても愛は変わりません。」
「シュテル君……。君イケメンだな。」
「え?」
「ありがとう!正直サリバン家の件とかどうしようかと思ってたんだ!」
「え?えぇ、家にもサリバンがおりますから、事情はわかります。」
「定期的にそっちの村にもいくよう伝えておくよ。といっても二人とも勝手に向かうだろうけどね。」
「はい!よろしくお願いします!」
アランの話を聞いた時にも思ったが遠距離……遠距離?恋愛は大変そうだ。
まぁでも家の子達は絶対に数日に一回は遊びに行くだろうな。
そんなに心配することはないか!
カノイ・マークガーフ、38歳、結婚ラッシュで懐事情がちょっと厳しくなってきた冬の出来事である。
「うむ!カノイママが作っただけあってぴったりだな!」
「さすがカノイ様だな!」
「カノイ様のウェディングドレス!綺麗ですね!」
「着ていて嬉しい気持ちになりますね!」
「私の分までありがとうございます。」
「うぅぅぅう!皆似合ってるぞぉ!」
「泣きすぎだろ!」
「水分とってください水分!」
うぅ、泣きすぎて頭がくらくらする。
とりあえずヴァイスが持ってきてくれた水を飲んで落ち着こう。
今回結婚するのはリインとイリーシャとシュテル、ルーナとヘリュックとカーロだ。
2人共結婚相手は決まっていたが、今回シェリルとチェリルの結婚式を見て自分達もと式を決行したわけである。
偉いね!おめでたいね!
そんなわけで今回も数日前から涙腺が崩壊しております。
「そろそろ泣き止んでよカノイママ~。」
「うむぅ。ママが泣いていると調子が狂う。」
「うぅ、ごめんな。でも嬉しくて……!」
そう、これは嬉し泣きなのだ。
子供達の成長と新たに出来た家族という関係。
皆が繋がっていくことに対しての幸福感と少しの喪失感。
それらがないまぜになった結果、出力された感情が嬉し泣きだ。
「嬉しいならいいけどさぁ。」
「感情が迷子だな。」
「あんまり泣くなよ?脱水症状になるぞ?」
「とりあえず僕追加の水持ってきますね。」
「祝いの席であまり泣くな。どうしたらいいかわからなくなるだろう?」
「あ、ルー。」
今回の結婚式を主導してくれていたウェアウルフ達がわらわらと集まってくる。
ハーフウェアウルフのルーナとウェアウルフのヘリュックとカーロの結婚式ということで前回以上にやる気に満ち溢れている。
いや、別に前回手を抜いていたわけではないのだが、具体的にはケーキが3段から4段になっているとかそんな感じの違いだ。
毎回家の子のためにありがたい限りだ。
「ルーもルーナに何か言ってやれよ?」
「泣き止んだと思ったらそれか。」
少し嫌そうな、というか照れたような顔で腕を組む。
なんだよ~我が子のことなのに。
ブーブー言っているとルーナが寄ってきた。
「パパ……その、我は結婚する。」
「あぁ、そうだな……幸せになれよ。」
う~ん、頑固親父みたいだ。
でもデレてくれて嬉しいよ。
「ルーナ、幸せになるんだぞ?」
「うん!我、幸せになる!」
「あ!ルーナだけずるい!俺も幸せになる!」
と、飛び込んできたのはリインだ。
あんまり暴れるとドレスが破れるぞ~。
「そんでもってイリーシャとシュテルを幸せにしてやるんだ~!」
「む!我もリュックとカーロを幸せに出来るぞ!」
「偉いな~二人共!皆で幸せになるんだぞ~!」
「「うん!」」
「あの、母上様。」
「え?どうしたシュテル君。」
「その、定期的にでいいので、イリーシャとリインを家によこしてほしいのです。」
「うん?そりゃあ結婚しているんだから、というか定期的にでいいのか?」
「イリーシャもリインも自分の役割を持っていますから。それに距離が離れていても愛は変わりません。」
「シュテル君……。君イケメンだな。」
「え?」
「ありがとう!正直サリバン家の件とかどうしようかと思ってたんだ!」
「え?えぇ、家にもサリバンがおりますから、事情はわかります。」
「定期的にそっちの村にもいくよう伝えておくよ。といっても二人とも勝手に向かうだろうけどね。」
「はい!よろしくお願いします!」
アランの話を聞いた時にも思ったが遠距離……遠距離?恋愛は大変そうだ。
まぁでも家の子達は絶対に数日に一回は遊びに行くだろうな。
そんなに心配することはないか!
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