転生賢者は安心して死にたい ~転生者カノイの一生~

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第187話:水鉄砲って子供のころはやったことあるよね

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「えい!」

「うおわ!」

ぴちゃっと飛んできた水が直撃しました。

どうも、カノイ・マークガーフです。

「水鉄砲か~。懐かしいな~。」

「昔よくやりましたよね。」

「それはそうと、マナ、プールに入ってない人を襲っちゃ駄目だろ?ほら、カノイに謝れ。」

「はーい、ごめんなさーい。」

「え、うちの子謝れる子。いい子。」

「あんまり甘やかすなカノイ。」

だって可愛いんだもん。

だもんってなんだ。おえ。

「う~ん。でももっと強力にしたら武器になりそうだよな~。」

「子供用の武器か。まぁ無いよりましか?」

「不審者に対して使うのはありかと。」

「うん!もうちょい強力にしてみるか!」



「そんなわけでできたのがこちらになります。」

「うおー!すげー!」

「的が吹き飛んだ!」

「ノアもやりたい!ノアも!」

「レアもレアも!」

「いや危険すぎんだろ!?」

「的吹き飛んでますよ的!」

「いや~がんばっちゃった。」

「頑張ってできるもんじゃねーんだわ!」

「いいですか!絶対に人に向けちゃ駄目ですよ!」

「「「「え~!」」」」

「え~じゃありません!」

「まぁ不審者ならいいんじゃない?」

「駄目に決まってんだろ!?」

「人死が起きますよ!」

「え~。」

「え~じゃありません!」

せっかく作ったのにな~。

あ、そうだ。

「なら木の実を採るのにいいんじゃないか?」

「うーん。まぁ木の実なら。」

「武器としての利用じゃないならセーフ、でしょうか?」

「よし皆!木の実取りに行くぞ!」

「「「「わーい!」」」」

「よかったのか?」

「さぁ。どううなるでしょう。」



「えい!えい!」

「やったー!レアが採ったよ!」

「マナも!マナもいっぱい採った!」

「ウルも採れたぞ!」

「お~皆えらいえらい!かっこいいぞ~!」

「でしょ~!」

「やった!」

「イエイ!」

「ふふん!」

「さて、じゃあそろそろ帰るか。」

「「「「えー!」」」」

「水も切れただろ?そろそろ帰ろうぜ?」

「「「「はーい。」」」」

渋々でもちゃんと帰る。

孫たちいい子!

「あ、不審者。」

「てい!」

「にゃー!」

「ふはははは!」

「やめなさい!確かに不審者だけどやめなさい!」

どこかのスパイが襲われたー!

「え?大丈夫これ?」

「……。」

「し、死んではなさそう?大丈夫?」

「……。」

「倒したー!」

「やったー!」

「討伐ー!」

「にゃっはー!」

「……うん、家の子達は勇ましいな。」

とりあえず、スパイっぽい人は収容した。

孫達はリボルとヴァイスにこっぴどく叱られていた。

ついでに私も叱られた。なんで!?

カノイ・マークガーフ、46歳、もしかしたら今後の未来に影響を与えるかもしれない武器を作ってしまった夏の出来事である。
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