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第207話:失敗は成功の元らしいから積極的に失敗しよう
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終活……初めてみると案外終わらないもので。
「やり残したこと多くない?」
まだひ孫の顔も見れる可能性があるしな!
あと数年で何とかなるのか?
う~む、見たいは見たいが、生き急いでほしいわけではないので無理に結婚したり子供を産んだりとかは違うよな。
自然な流れで、そう、もっと大人になってから考えて考えて、それから結婚はしてほしい。
あと結婚の強制をしたいわけでもない。
実際グロウは結婚しないまま今後も生きていくと決めているし、私達もそれに反対はしない。
寂しい思いをしなければいいよ。
どんな時でも家族がいるさ。
ということで、
「家の孫はやらんぞ!」
「急にどうしたのさ。」
「あ、エイルじゃん。」
「定期健診だよ~。ほら、脱いだ脱いだ。」
「その手伝いで俺もいるぞ~。」
「おう、ジェイル。」
寄る年波には勝てず、体を壊したりしちゃわないようにエイルは定期健診に来てくれる。
ありがたや、ありがたや。
「よく言うよ~。いたって健康体のくせに~。」
「マークガーフ家は元気だよな~。本当にうらやましいよ。」
「いいだろ~。全員長生きするぞ?きっとな!」
「お~、目指せ60歳!だったよね?」
「60以上生きそうだけどな。リボルあたりは特に。」
「そうそう、60年生きれれば御の字だ。」
私が産まれてからずっと目指してきたもの。
沢山の家族に見守られながら眠るように死ぬためにはそれが一番ちょうどいい。
「だからもしそれ以上生きちゃったらもう何でもするよ。」
「なんでもって?」
「なんだ?」
「色々だよ。今までチャレンジできなかったこととか、誰もやったことがないこととか。」
「夢いっぱいじゃない。長生きするよ~。」
「俺らはもうすぐ死にそうだけどな!」
「そういう老人ジョーク苦手だからやめて!長生きしてくれよ~。」
昔からおじいちゃんおばあちゃんの死ぬ死ぬジョーク苦手なんだよな~。
本当、長生きしてくれ……。
「あはは!できる限り生きるよ。カノイ様のチャレンジも見届けたいしね。」
「お、そうだな!カノイ様が何をしでかすのかは興味あるある!」
「なんだよぅ。絶対お前達も巻き込んでやるからな!」
楽しい会話をしながら定期健診を受ける。
「……うん!いたって健康体!」
「じゃあいつも通りだな。」
「よかった~。急に不治の病とかにならなくて。」
「カノイ様は怯えすぎなんだよ。」
「毎回それ言ってるもんな。」
「怖いだろ~不治の病。突然来てぽっくりとか笑えんぞ!」
「どんな病気でも僕達が治すのに。」
「そうそう、手術なら任せろよ。」
「え、ジェイルって手術できるの?」
「一応手に職はつけてる。」
「一度もやってるところ、見たことないけどね~。」
何それ怖い。
机上の空論、駄目絶対。
「頼むから、頼むからなんか別の生物で試してから執刀してくれ。」
「え~?囚人には何回も練習したんだけど。」
「あ、それなら安心だね。よかったねカノイ様。」
「よくない!あとそれ職権乱用!聞かなかったことにするからな!」
余計怖いわ!
ま、まぁでも、家には腕のいい医者が2人いるらしい。
病気で死ぬ、なんてことは今後もないだろうな。
カノイ・マークガーフ、51歳、前世の歯医者さんの腕前が異次元に有能だったななんて思いだした夏の出来事である。
「やり残したこと多くない?」
まだひ孫の顔も見れる可能性があるしな!
あと数年で何とかなるのか?
う~む、見たいは見たいが、生き急いでほしいわけではないので無理に結婚したり子供を産んだりとかは違うよな。
自然な流れで、そう、もっと大人になってから考えて考えて、それから結婚はしてほしい。
あと結婚の強制をしたいわけでもない。
実際グロウは結婚しないまま今後も生きていくと決めているし、私達もそれに反対はしない。
寂しい思いをしなければいいよ。
どんな時でも家族がいるさ。
ということで、
「家の孫はやらんぞ!」
「急にどうしたのさ。」
「あ、エイルじゃん。」
「定期健診だよ~。ほら、脱いだ脱いだ。」
「その手伝いで俺もいるぞ~。」
「おう、ジェイル。」
寄る年波には勝てず、体を壊したりしちゃわないようにエイルは定期健診に来てくれる。
ありがたや、ありがたや。
「よく言うよ~。いたって健康体のくせに~。」
「マークガーフ家は元気だよな~。本当にうらやましいよ。」
「いいだろ~。全員長生きするぞ?きっとな!」
「お~、目指せ60歳!だったよね?」
「60以上生きそうだけどな。リボルあたりは特に。」
「そうそう、60年生きれれば御の字だ。」
私が産まれてからずっと目指してきたもの。
沢山の家族に見守られながら眠るように死ぬためにはそれが一番ちょうどいい。
「だからもしそれ以上生きちゃったらもう何でもするよ。」
「なんでもって?」
「なんだ?」
「色々だよ。今までチャレンジできなかったこととか、誰もやったことがないこととか。」
「夢いっぱいじゃない。長生きするよ~。」
「俺らはもうすぐ死にそうだけどな!」
「そういう老人ジョーク苦手だからやめて!長生きしてくれよ~。」
昔からおじいちゃんおばあちゃんの死ぬ死ぬジョーク苦手なんだよな~。
本当、長生きしてくれ……。
「あはは!できる限り生きるよ。カノイ様のチャレンジも見届けたいしね。」
「お、そうだな!カノイ様が何をしでかすのかは興味あるある!」
「なんだよぅ。絶対お前達も巻き込んでやるからな!」
楽しい会話をしながら定期健診を受ける。
「……うん!いたって健康体!」
「じゃあいつも通りだな。」
「よかった~。急に不治の病とかにならなくて。」
「カノイ様は怯えすぎなんだよ。」
「毎回それ言ってるもんな。」
「怖いだろ~不治の病。突然来てぽっくりとか笑えんぞ!」
「どんな病気でも僕達が治すのに。」
「そうそう、手術なら任せろよ。」
「え、ジェイルって手術できるの?」
「一応手に職はつけてる。」
「一度もやってるところ、見たことないけどね~。」
何それ怖い。
机上の空論、駄目絶対。
「頼むから、頼むからなんか別の生物で試してから執刀してくれ。」
「え~?囚人には何回も練習したんだけど。」
「あ、それなら安心だね。よかったねカノイ様。」
「よくない!あとそれ職権乱用!聞かなかったことにするからな!」
余計怖いわ!
ま、まぁでも、家には腕のいい医者が2人いるらしい。
病気で死ぬ、なんてことは今後もないだろうな。
カノイ・マークガーフ、51歳、前世の歯医者さんの腕前が異次元に有能だったななんて思いだした夏の出来事である。
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