元お隣さんとエッチな暮らし

サトー

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不在の夜④★ユウイチさんでいっぱい(マナト)


 明日から四日間出張へ行くから帰りは金曜の夕方になるということをユウイチさんから伝えられたのは、繋がっている最中のことだった。


「へ……!? え、今言うの? なんで……」

 ユウイチさんの下で「どうしてこのタイミングでそんなことを言うの!?」と、一応抗議してみる。と言っても、奥までユウイチさんのが入っていて身体をしっかりと捕まえられているからほとんど身動きだってとれない。俺の両脚だってユウイチさんの腰に絡みついている。だけど、出発前夜の、しかも、セックスの最中に言うってどう考えても変だよね!? という気持ちだけは一応伝えないといけないと思ったから。
 挿入に至るまでの過程で、ユウイチさんからいっぱい気持ちよくされて、頭はぼんやりしているし、息だって上がっている。

「……ギリギリまで粘ったら行かなくてもすむだろうかと思ったけどやっぱりダメだった」
「ん……、当たり前だよ……、もー……」
「ごめんごめん」

 マナトと離れるのが嫌だったからだよ、とユウイチさんが俺のことを抱き締める。うん、まあ、それもあったとは思うけど、ただただ出張へ行くことが嫌だったんだろうなあ……そんなことを考えながら、ユウイチさんの背中にしがみつく。
 もう何度も経験しているやり取りだから、ユウイチさんがいかに遠方への出張を嫌がっているかが俺にはわかる。家を離れた遠い場所で仕事をすることそのものというよりも、それにくっついてくる会社からの期待や「頼んだからね」という圧が嫌なんだろうなとも思う。真面目な人だから、たぶん、周囲が思っている以上に責任感とプレッシャーでストレスを感じることもあるんだろうとも。


「準備は?」
「……終わってからするよ」
「えー……、終わっちゃうの?」

 俺の冗談にユウイチさんがくすりと笑った後、首筋に顔を埋めてくる。セックスの時にするユウイチさんとの甘ったるい会話が俺は好きだ。

「明日からマトモに働けるようにマナトを補充させて」
「あ、んっ……」

 奥をゆっくりと擦られる。そんなふうに言われて「ダメ! 準備をして今日はもう早く寝て!」なんて言えるわけがないのに。繋がっているところが熱い。でも、より深く繋がりたくて、ユウイチさんの動きに合わせて俺の腰も揺れる。


「あっ、ああっ……」

 補充という言葉は本当だったのか、一回出した後に、ユウイチさんがほとんど間を開けずにもう一度入れてくれた。
 明日の準備、という言葉が一度頭に浮かんだけれど、そんなものはすぐに消えてしまう。ユウイチさんがうつ伏せになった俺に覆い被さってくる。

 汗まみれの胸板が背中に密着し、乳首を指で摘まれながら、奥を激しく突き上げられて。頬や唇を押し付けながら俺はシーツを強く掴んでいた。身体の奥底から無理やり快感を引きずり出されるような動きに、脱力しきった脚がピクピクと反応して、シーツに伏せたままの鼻からふーっふーっと荒い息が漏れる。
 何度も達していて、もう声は出せない。気持ちいいで身も心もいっぱいなようでいて、ぽろっと涙を流しながら死んじゃう、と思う自分のことを「ちょっと大袈裟に言い過ぎているかも」と心のどこかでは感じてもいる。

「あっ、ああっ……!」

 冷静に自分の感情を読み取っていると、それに少し遅れて上り詰めていくような感覚が一気に押し寄せてくる。今度こそ俺は「いく、いく」とすすり泣いていた。セックスをいっそうよくするために、最初の一滴が溢れたのかもしれない。ユウイチさんとのセックスに身体が上手に反応するようになったってことなんだろう。


「や、あっ、いくぅ……、だめえ……」

 それなのに、急に四日も家を空けるなんてズルイよ! と思いながら、俺の身体はユウイチさんのことをぎゅうっと締め付けていた。本当は寂しい、四日もイチャイチャ出来ないってことなの……? とは言えなくて、ぐったりと目を閉じていた。顔を近づけてくるユウイチさんと、繋がったまま舌を入れるキスを続けながら達した後の快感を分け合う。

「ん、う……」

「大好き」と甘えることは出来るのに、寂しい、とユウイチさんに伝えることは未だに苦手だ。自分がそんなことを言っているところを想像しただけでゾワッとする。……特にスッキリして冷静になった今ならなおさら。
 明日からの補充がまだ続いているのか、それとも俺が上手く自分の気持ちを言葉に出来ないでいるのをわかっているのか。中に入ったまま、ユウイチさんはしばらく俺のことを愛してくれた。


「……ユウイチさん、気をつけていってきてね」

 寂しいから早く帰ってきてねとはやっぱり言えなかった。俺の代わりなんだろうか。マナトから離れるのは嫌だよと、ユウイチさんがぎゅっと抱き締めてくれた。

◇◆◇

「……ああっ! ヤバイ……、今日はゴミの日だ……!」

 じゃあ行ってくるよと朝早い時間の新幹線に乗ってユウイチさんが出掛けていった翌日。朝から俺はバタバタと慌てていた。

「あー……、昨日の夜でちゃんとまとめておけばよかった……」

 夕べ疲れて帰ってきてからは、買ってきた唐揚げとキャベツの千切りを目玉焼きと一緒に丼によそったご飯の上に乗せて食べた。その後はただダラダラと過ごしてしまった。家事は気がついた方が出来る時にやろうと約束してから始まった二人暮らしだけど、一人になると俺はいつでもユウイチさんに助けてもらっているんだなあと感じる。

 猛スピードで支度をしてからゴミの集積場に駆け込む。車に飛び乗ってからようやく、「忙しくしてるのかなあ? 大丈夫かな」と一息つきながらユウイチさんのことを考える。昨日の夕方に、順調だという連絡を知らせるメッセージが届いて以来、まだ連絡は来ていない。
 何もないということは、忙しいけれど元気なんだろうって、離れていてもちゃんとわかる。ユウイチさんが帰ってきた時に「家が荒れてる……!?」とビックリさせないように留守番中はちゃんとしよう。


 職場に着いてしまえばいつものルーティンが始まる。来店予約を一つ一つ確認したり、工場の掃除や工具の手入れをしたり。朝はいつも、長い一日の始まりだと思うけど、作業を始めるとあっという間だ。自分の車とは、洗車の時や運転中もリラックスした状態で会話をして楽しむけれど、お客様の車については常に集中しているからだろうか。

 ユウイチさんも頑張っているんだから俺も頑張ろう。そして金曜日の夜は帰ってきたユウイチさんとおいしいものを食べてゆっくりしよう。

 そんな計画を立てながら着替えていると「鈴井さん」と後ろから呼ばれた。

「あ! おはよう」

 寝不足なのか、ロッカールームに入ってきた瞬間から後輩が怠そうにしていた。用があるから話しかけてきたんだろうけど、「……はよーございあす」というダラダラとした挨拶は、俺には会話をかったるいと感じているようにしか見えない。

「……今日の、夕方からの約束ですけど」
「え? 今日?」
「あ、やっぱり。鈴井さん、忘れてんだ。じゃー、もー、いいです」
「あっ、ああ! 忘れてない忘れてない! 曜日を勘違いしてただけだって!」

 そうだった。少し前に「この前の飲み会に来てなかったけどどうしたの?」という話題から、じゃあ今度夕御飯でも一緒にという話になったんだったということを思い出した。

「ダルかっただけです、それに俺飲めないんで」という後輩に「ダルい!? 先輩も店長も来てたのに!?」と衝撃を受けていたら、「でも、鈴井さんと二人なら行ってもいいです」と言われて。それで、ああ、なるほど、たぶん大人数は苦手だから、慣れている相手としか行きたくないタイプなんだろうと納得して、オーケーしたんだった。

「……今の反応、絶対忘れてたでしょ」
「忘れてないよ! 楽しみにしてたって!」

 じゃあこの日で、と約束をした時も反応は薄かったのに、「もういいです」と拗ねている今は本気でガッカリしてわりと傷ついているようにも見える。やっぱり人付き合い全般が嫌いなんじゃなくて、少人数なら職場の誰かと出掛けるのも悪くないと思っているのかもしれない。

「……じゃー、夕方。終わった後に」
「うん」

 表情も口調も相変わらず気怠そうだけど、一応機嫌は直してくれたんだろうか。
ひょろっとしていて俺より背の高い後輩の様子をチラチラと気にしてみたけれど、よくわからない。たった四歳下というだけなのに、一番最近入ってきた新人の後輩を見ていると、俺とは全く違う環境で教育を受けて育ってきたんだろうなあと感じる。……ようするに何を考えているのか全然わからないということだ。中学は野球部で厳しい先輩に鍛えられて、工務店のバイトや今の仕事でも「挨拶がしっかり出来て礼儀正しければそれでよし。年長者は敬うこと」が当たり前だった俺にとって、「ダルイ」の一言で職場の飲み会を断るなんて、考えられないことだった。

 とりあえずもう一回話しかけようか迷っていたら、「おはよーっす」と別の先輩が入ってきて、その瞬間パッと後輩は俺から離れていってしまった。

 ユウイチさんだったら職場の後輩に、上手に声をかけたり話を聞いたりするんだろうなあと、ふと思う。
 というか、「こういう後輩がいてさ~。いっつも怠そうで、何を考えてるかわかんないんだよね。あんまり俺以外の人と喋ろうとしないわりに、話しかけると素っ気ないし……」という話をしたとしたら。たぶん、「なるほど。マナトがそう感じることはマナトにとって自然なことだと思うし、たぶんその後輩は後輩でいろいろ考えてるんだと思うよ。もう少し詳しく話してもらえれば、マナトがもやもやしない付き合い方を一緒に考えられると思うけど……」と、俺のことでさえも丸ごと包みこんでくれる気がする。

 すごい。俺の想像の中でもユウイチさんはやっぱり大人だ。
 発見と言っていいのかよくわからないけれど、本格的に作業が始まる前のわずかな時間にユウイチさんのことを考えていたら、金曜日の夜がますます楽しみになって、それをエネルギーにして今日もちゃんと頑張れそうだった。

◇◆◇

 工務店でアルバイトをしていた時も、就職をしてからも。数えきれないくらい先輩達からご馳走になってきた。いつもすみません、本当にありがとうございます、と頭を下げる俺に先輩達は「いいよ、いいよ」と笑っていた。俺達には甘えていいから、いつか後輩が出来たら今度はソイツにご馳走してやれよと言って。
 だから、俺は「うまい、うまい!」と遠慮せずに食べまくったし飲みまくった。「お前は気持ちがいいヤツだなあ」と、奢られている俺よりも、なぜか先輩達の方が嬉しそうだったのを今でも覚えている。ユウイチさんにそのことを話したら「俺にはマナトの先輩の気持ちがよくわかるよ」と言われたっけ。


 そして、ようやく今、その時がやってきたのでは? と俺は思っている。食欲がないのか隣に座っている後輩は全然食べないけれど。でも、どう考えたって、これはそういうことだ。
 奢られるのが当たり前の存在だった俺も、いつの間にかご馳走するような後輩も出来るくらい、それだけ働いてきたんだ。そんなことを考えてじーんとしていると、どうやら不審に思われていたみたいで、「……なんすか」と怪訝そうにされた。


「あ……、昔、先輩と飲んだこととか思い出してさ」
「あー……、確かに鈴井さんって飲みに誘いたくなる後輩感エグイですもんね。会社でも、いっつも誰かと一緒にいますし」
「え? そう? ……うーん、でも、そうかも。昼御飯もさ、誰かといないと暇なんだよね。俺、一人で何かを食べに行くと五分くらいで全部食べちゃうから」

 誰かと話すのが好きな性格なんだと自分でも思う。最初は「無理! 怖い!」と思っていたユウイチさんとも、なんでもいいから何か話して、という要望に答えようとしているうちにグッと距離が近くなった。


「だからさ、今日も嬉しいよ。仕事の話とか、いろいろ出来たらいいなって、前から思っていたから。あ、仕事の話が好きじゃなければ、他の話でも」

 そう伝えてから、グラスにノンアルコールビールを自分で注ぐ。騒がしいお店は好きじゃないのかなと思ったから、盛り上がっているグループが多そうな居酒屋は避けて、カウンター席しかない小さな焼き鳥屋に入った。
 お洒落なお店はユウイチさんか、妹のカノンと一緒の時じゃないと入れないからな。そんなことを考えながら砂肝を咀嚼してゴクリと飲み込む。ユウイチさんと一緒の時はお店選びからオーダーまで、全部甘えている。カノンと一緒の時は「もっと味わって食べてよ。ここ、安い早いうまいで売ってるようなお店じゃないんだってば!」と怒られる。

 本当は何よりも車の話がしたかったけど、年上の俺が一方的に話してもつまらないし遠慮をするだろうと思ったからじっと我慢した。好きな食べ物や休みの日の過ごし方といった当たり障りのないことをポツポツ話したけど、最終的には「あの時って、先輩は、俺に怒ってたんですかね?」「鈴井さんは別の仕事をしてーなって思ったことってあります? 俺、この仕事向いてないんじゃないかって思うんすよ……」といった仕事の話になった。
 俺は後輩のことを「仕事とプライベートは完全に別物。べつに職場でどう思われようと関係ない。俺は俺なんで」という考え方の持ち主なのかと勝手に思っていたけど。俺と同じように悩んだり困ったりしていて、意外と周りからどう思われているかを気にしている。それを表になかなか出せない、すごく不器用なタイプなんだろう。

 聞いたからといって、ユウイチさんみたいに優しくてスマートなアドバイスが出来るわけじゃない。特に、自分はこの仕事に向いてないんじゃないかという話の時には「辞めちゃダメだ! 絶対! 俺に出来ることがあったら言って!?」と言うのに必死になってしまって、全然励ませなかったけど……。でも、「俺なんかに一生懸命すぎでしょ」と後輩は笑ってくれた。


「鈴井さんって、子供の頃からずっと陽の者として育ってきたでしょ」
「え? わかんない。そういうの考えたことないから」
「うわー……、本物じゃん。あれだ、一軍からも好かれてるし、陰キャからも『この人は大丈夫』だって思われてるタイプだ」

 そうかなあ。黙ったまま俺は首を傾げていた。そういうことを拘って大事に考える人もいるけれど、俺はどっちでもいい。こういう人はこうあるべき、みたいに考えない方がいいんじゃないかなって、大人になってからは考えるようになったからだ。

「なんでそう思ったの?」
「……。べつに。会社でみんなから好かれてるのに、俺みたいなヤツにも優しいから」

 側にいる後輩のことをまじまじと見つめる。頭の形に沿うように伸びた髪は、一本一本が細い。くっきりと大きくて端の方が跳ね上がっている目の印象なのか、ティンカーベルみたいだなと顔を見るたびに思っている。

「……優しくないよ」
「優しいよ。構いすぎず、ほどほどに面倒見てくれる感じが」

 肯定も否定もしないで、俺は黙ったままでいた。もともと俺がそういう性格だったのではなくて、周りにいるいろいろな人との関わりでそうなったのだと思う。可愛がってくれた先輩や上司、それに、一番はユウイチさんと出会えたことの影響が大きい。ユウイチさんと知り合っていなかったら、後輩のことも「変わったヤツだなー」と思うくらいで、きっと深く知ろうとしていなかった。


「……えー、そう見える?」
「うん。熱血って程暑苦しいわけじゃないけど、情があるっていうか。教えるのも上手いし、仕事も丁寧だし。俺も鈴井さんみたいになりたい」

 頼りにしてもらえているということなんだろうか。嬉しい、けど、それを顔に出しちゃダメだと思って真面目な表情を保とうとなんとか頑張った。でも、後輩は「鈴井さん、わかりやすすぎ」と笑っていたから、たぶん、顔に出ていたんだと思う。



 帰りは車で後輩のことを家まで送っていった。
 信号待ちの時に付き合っている人はいるのかと聞かれて、「いるよ、一緒に住んでる」とだけ答えた。

「……ふうん。相手、どんな人?」
「頭もよくて優しくて、すごく尊敬出来る人だよ。本当に、俺にはもったいないくらい……」

 ユウイチさんの側で学生から社会人になれたことは、俺にとって本当にありがたいことだったと最近思う。何度、ユウイチさんに仕事のことを話しただろう。いつだって側で静かに支えてくれて。そして、俺は「こんなふうに穏やかに受け入れてもらえると、相手は安心するし自分も冷静でいられるんだ」ということを、ユウイチさんから学んで、ちょっとしたトラブルにも動じずお客様や同僚とも向き合えるようになった。


「はあ……。鈴井さんって、好きになったらとことん一途ってやつ? 同棲しても気持ちって変わんないの?」
「うん。むしろいつも俺の方が構って欲しがってるくらい……」
「はー……、マジかー……」

 きっと金曜日の夜も、俺は「おかえりなさい!」とユウイチさんが帰ってきた喜びを隠さずにアピールする。友達や兄弟、職場の人の前とは全然違う、ユウイチさんの前だけで見せる、「大好き」という気持ちをちっとも隠していない表情で。いい大人だけど、ユウイチさんの前だけではそれが許されると思っているし、一つくらい何歳になっても俺だけの特権があってもいいよね? と信じたい。



「……鈴井さんを見てたら俺も恋人が欲しくなりました」
「へえ、どんな人が好き?」

 俺の質問に後輩はすぐには答えなかった。前を見て運転しているからどんな表情をしているのかはわからない。不自然なくらい長い間の後で返ってきたのは、「俺は女だったらおっぱいがデカイ人がいい。女だったらね」という答えだった。
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