妹と追放ライフ

黒狼

俺は目が覚めると妹（ミナ）といた

俺らはもうあの家系の人間じゃないので家名を名乗ることは禁止なのだ

俺は妹が起きるまでに生き延びる方法を探した

「そうだここを制圧しよう」

俺はそう思った

「そうすればここの土地だって俺のものだ」

俺はそう考えて決意した

そしたらその時

「お兄様…」

急にミナが起き出したのだ

「あ！ミナ起きてたんだ」

俺はそう言った

「はい！」

ミナは俺のことを唯一したってくれる人だ

俺はミナのことを幸せにしようと決めた（恋愛的にじゃなくて）

俺はそう思ったのだが…

何もないのだ

何もないということは成長しないということである

魔物も見たところどこにもいないのである

だからどうしたものか…

「とりあえず進んでみるか」

「わかりました…」

ミナは基本的に大人しい子だ

さっきは珍しく元気だったが…

俺は歩いて歩いて歩きまくった

そしたら1時間ありたところに魔物がいた

俺はその魔物に気づかれないように静かに行動した

俺は見るに多分黒狼ブラッドウルフだろう

黒狼ブラッドウルフはとても強かった気がする

うちにいた騎士団全員でかかっても半分やられるくらいだ

だが、この森の魔物は基本的にとても強い

この黒狼ブラッドウルフはこの森の中でも弱い方なのだ

俺は初めに会った敵がこいつでよかったとは思ったもののこいつ自体は強いのに俺は頭を抱えた

俺はとても叶う相手ではないと思った

だが戦わなければならないのだ生きるためには

これ以上強い敵と会った時の対処法として

俺はそう思いながら黒狼ブラッドウルフと対峙した