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番外編 〈第25.5話~〉
カルゾメイドの溜息!〈sideマリン〉part3
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「私は、私はお言葉ですが、童◯ではありません~!」
今日は天気が良くてお洗濯日和。
爽やかな風が吹く気持ちの良い朝に、ナルドさんの悲鳴のような声が響き渡りました。
シーツを干しにモニカ達とテラスへ向かう途中、また例の箱を抱えたナルドさんとヴィンセント様に遭遇。
なにやら慌てた様子で、こんな爽やかな朝にそぐわないセリフを喚き、箱を床に落とすナルドさん。
取り落とした例の箱からは猫耳やら、コスプレと思われるモフモフした衣装、怪しげなアダルトグッズなどが飛び出し、床に散乱しちゃってます。
あ~あ、今度はモフモフコスプレですか…。
真っ青になって必死にかき集めるナルドさん。
そうやって、必死にバタバタするから皆の注目を余計に引いちゃうんですけど、ご本人気づいていないみたいです。
「ど変態決定ね!」
パロマがシーツを積み直すふりをして、台車を止めました。興味津々、メイド軍団は成り行きを息を潜めてガン見です。
「アイツ、いったい誰に使うつもりなんだろ」
モニカが嫌そうに呟きました。
「そちらのプロの人なんじゃないの?さすがにあんな大量に素人相手じゃ嫌がられるでしょ」
パロマが淡々と答えます。
「うげ~、アイツ。あんな真面目なフリして私らもそういう目で見てるのかなぁ。一緒に当直とか当たったらヤダわ」
ドン引き、といった白い目でナルドさんを睨みつけるモニカ。
当直の夜は、ソーヴェ様達がお休みになっている部屋の近くで私たちが控えるのですが、当直の時間に執事とメイドが同じ部屋で顔を合わせることは殆どありません。
モニカを当直で主の部屋近くなのに、ナルドさんが襲うことなどあり得ないと思いますが……。
もはや、モニカの発言は変態差別というか、被害妄想の域ですね。
私たちが覗く中、相変わらず涼しいお顔でヴィンセント様はナルドさんに何事か囁かれると、ナルドさんから箱を取り上げ、軽やかな足取りで何処かに行ってしまわれました。
心なしか、ウキウキしておられたようですが?
ナルドさんは真っ暗なお顔でヨロヨロ立ち上がり、ソーヴェ様の居室の方に歩いていかれました。
「ねぇねぇ、ヴィンセント様。毎回嬉しそうに没収されていくけど、アレ、どうするおつもりかしら?」
私は素朴な疑問を皆にぶつけてみました。
「さぁ?お珍しいんじゃないの?男子ですものね」
パロマが肩を竦めて答えました。
皆、別に気にならないみたいです。
私は…気になります。だって、結局二回ともヴィンセント様が取り上げてるんですもの。不自然じゃないですか?
「職場の風紀が乱れるから没収されんじゃないの?」
本当に意外に真面目なんだから、モニカは。
ナルドさんだと「ど変態!」でヴィンセント様だと「男子ですもの」「風紀が乱れるから没収」でスルーされるんですねぇ。
「もしかして、ヴィンセント様。アルルにお使いになるつもりなんじゃないかしら?」
私の言葉にメイド軍団のワゴンが再び止まりました。
「「え?」」
「まさか……」
「……でも……」
「……」
「まぁ、お似合いになるとは思うけど…」
「……ねぇ」
「絵的には綺麗かも……」
その日、メイド女子の邪な妄想は爽やかな青空の下、止まるところがありませんでした。
今日は天気が良くてお洗濯日和。
爽やかな風が吹く気持ちの良い朝に、ナルドさんの悲鳴のような声が響き渡りました。
シーツを干しにモニカ達とテラスへ向かう途中、また例の箱を抱えたナルドさんとヴィンセント様に遭遇。
なにやら慌てた様子で、こんな爽やかな朝にそぐわないセリフを喚き、箱を床に落とすナルドさん。
取り落とした例の箱からは猫耳やら、コスプレと思われるモフモフした衣装、怪しげなアダルトグッズなどが飛び出し、床に散乱しちゃってます。
あ~あ、今度はモフモフコスプレですか…。
真っ青になって必死にかき集めるナルドさん。
そうやって、必死にバタバタするから皆の注目を余計に引いちゃうんですけど、ご本人気づいていないみたいです。
「ど変態決定ね!」
パロマがシーツを積み直すふりをして、台車を止めました。興味津々、メイド軍団は成り行きを息を潜めてガン見です。
「アイツ、いったい誰に使うつもりなんだろ」
モニカが嫌そうに呟きました。
「そちらのプロの人なんじゃないの?さすがにあんな大量に素人相手じゃ嫌がられるでしょ」
パロマが淡々と答えます。
「うげ~、アイツ。あんな真面目なフリして私らもそういう目で見てるのかなぁ。一緒に当直とか当たったらヤダわ」
ドン引き、といった白い目でナルドさんを睨みつけるモニカ。
当直の夜は、ソーヴェ様達がお休みになっている部屋の近くで私たちが控えるのですが、当直の時間に執事とメイドが同じ部屋で顔を合わせることは殆どありません。
モニカを当直で主の部屋近くなのに、ナルドさんが襲うことなどあり得ないと思いますが……。
もはや、モニカの発言は変態差別というか、被害妄想の域ですね。
私たちが覗く中、相変わらず涼しいお顔でヴィンセント様はナルドさんに何事か囁かれると、ナルドさんから箱を取り上げ、軽やかな足取りで何処かに行ってしまわれました。
心なしか、ウキウキしておられたようですが?
ナルドさんは真っ暗なお顔でヨロヨロ立ち上がり、ソーヴェ様の居室の方に歩いていかれました。
「ねぇねぇ、ヴィンセント様。毎回嬉しそうに没収されていくけど、アレ、どうするおつもりかしら?」
私は素朴な疑問を皆にぶつけてみました。
「さぁ?お珍しいんじゃないの?男子ですものね」
パロマが肩を竦めて答えました。
皆、別に気にならないみたいです。
私は…気になります。だって、結局二回ともヴィンセント様が取り上げてるんですもの。不自然じゃないですか?
「職場の風紀が乱れるから没収されんじゃないの?」
本当に意外に真面目なんだから、モニカは。
ナルドさんだと「ど変態!」でヴィンセント様だと「男子ですもの」「風紀が乱れるから没収」でスルーされるんですねぇ。
「もしかして、ヴィンセント様。アルルにお使いになるつもりなんじゃないかしら?」
私の言葉にメイド軍団のワゴンが再び止まりました。
「「え?」」
「まさか……」
「……でも……」
「……」
「まぁ、お似合いになるとは思うけど…」
「……ねぇ」
「絵的には綺麗かも……」
その日、メイド女子の邪な妄想は爽やかな青空の下、止まるところがありませんでした。
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❇❇❇❇❇❇❇❇❇
2024年12月追記
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