132 / 150
第二部
第11話 ここはドコ? 〈side:マルサネ〉
しおりを挟む
くすんだ空から大量の雨粒が落ちてきた。
ユッカのカラっと晴れた空を見慣れているあたしには、この何だかジメジメまとわりつくような、ねっとりとした湿った空気が気持ち悪い。
「ふわぁぁぁ……」
我ながらよく寝た。身体中がバキバキだ。
これでは今夜はろくに眠れまい。
奏大から傘、という棒状のモノでつつかれて起こされたあたし。
そのまま傘とやらを手渡され、下駄箱から出た。周囲の生徒の見よう見まねで束ねてあるスナップを外し、手元のボタンを押す。
バッ!!
バネを軋ませ、大輪の花が咲くように勢いよく透明な布状のものが開く。
その勢いに思わずビクッとするあたし。
何だ、コレ。
何かのカラクリが入っている?
こわごわ傘をつまむように持つあたしを見て、大笑いする佳彦。そして、哀れな動物を見るような視線をあたしに注ぐ奏大。
……全く失礼な奴らだ。
優姫は「こうやって持つといいわよ」と傘を盾のようにかざし、ほぼ雨が直撃していたあたしに、持ち方を親切に教えてくれた。
ふぅむ。
片手は塞がるが、布のような部分が透明になっているから周囲が見通せる。持ち手も慣れれば持ちやすい。なかなか便利な道具だ。
あたしは傘をクルクルと回した。
「うわっ!」
奏大が迷惑そうな声をあげる。
あぁ、回した遠心力で水滴が飛んだのか。
少し濡れたぐらいで、大袈裟な。
あたしは懲りずにクルクルと勢いよく再び傘を回した。
「こらぁ! ヤメロっ!」
なんか、奏大が怒っていたが無視。
へぇぇ。
これ、面白いなぁ……。
ユッカでは、雨の時、雨を弾く素材のフードやコート、雨よけの帽子を被るのが一般的だ。この「傘」のようなものは初めて見た。
本当に、このリツコの世界はよくわからないものが多い。
わからないと言えば、先ほどの授業などはその最たるもの……まるで全教科があたしにとってはチンプンカンプンだ。
あたしは特に算術が嫌いで、殆どユッカの学園でも点はとれなかった。だから同じ数式を使用していたとしても、そもそもがさっぱりわからなかったりする……。
さっぱりわからない、といえば今乗っているこのバス、とやらの仕組みも不明だ。
このバスという大きな箱形の機械、常に変な振動がしていて何だか気分が悪い。
今朝、和奏に車というもので学校まで送ってもらったが、あれはこのバス程は揺れなかった。
バスの座席に座り、雨粒がガラス窓に張りついては玉のようになって後方へ消しとんでいく風景を、あたしはあんぐりと口を開けて見つめる。
絶対、これ。馬車より速い。
早駆けの馬ぐらいのスピードだろうか……?
どういうカラクリだ?
「もうすぐ駅につくぞ」
奏大がポカンと窓を眺めていた、あたしの肩をたたいた。
「……?」
駅、とな?
馬車の集まる駅ならわかるが。
このバスとやらも、馬のように一ヶ所の小屋に集められるのだろうか。
あたしがそんなことを考えているうちに、「バス」は大きな建物の中にある薄暗いトンネルのような場所へ入っていく。
そこは大きな建物がタワー状に連なり、その間を巨大な傘のような天井が塞いでいた。
「うわぁ……何だ、この宮殿は?」
思わずあたしは、空に届きそうな建物たちを見上げて口をあんぐりと開けてしまった。
「宮殿? まさか。ここは単なるバスターミナルと駅に連結されたショッピングモールだ」
奏大がぶっきらぼうに言った。
何だかんだといいながら、あたしの質問に結局は真面目に答えてくれる奏大。根は良い奴なのだと思う。
「……マルサネちゃんの国ってショッピングモールとかはないの?」
優姫が目を輝かせて尋ねてきた。
「あぁ、カフェや商店街はあるな。だが、こんなデカい建物はない」
あたしは懐かしいユッカの街並みを思い出して答える。
「へぇ。じゃ、買い物かお茶でもしていく?」
「おい、優姫!」
優姫の言葉に顔を赤くしながら慌てた様子の奏大。
……分かりやすい奴。優姫と居たいのがまるわかりだ。
「電子マネー当たったんだ。マ○クぐらいなら奢るよ~」
佳彦がカード状のものを出して言った。
ん? あれは何だ? この世界の金か?
「えー! ス○バのケーキが良いな~」
「ハイハイ。あそこって電子マネー使えたっけ?」
マ○ク? ス○バ??
あたしのわからない言葉が目の前で飛び交う。
何だかわからないが、ケーキというからには食い物屋だろうか……。
あたしは勝手に動き出すカラクリ仕立ての階段に乗せられて、奏大、佳彦、優姫の四人でショッピングモールとやらの中に入ることになった。
ショッピングモールとやらの中はやたらと眩しく照明が当てられており、雑貨やレストラン、カフェ、服や靴などをところ狭しと並べた店などなひしめいていた。
「おい、優姫。今日は祭りか?」
あたしはキョロキョロと四方八方を見回して隣を歩く優姫に尋ねた。
動く階段の上やフロア、どこもかしこも人で溢れかえっている。
「んん? なんで?」
あたしの質問に優姫は可愛らしく首をかしげた。
「やたらと人が多いような気がする」
「あぁ、今日は感謝デーなのよ。うーんと。バーゲンセール、ってわかるかしら?」
「バーゲン……?」
「安売り。割引とか、わかる?」
佳彦が面白そうに口を挟んできた。
「あー。何となく」
「おい! ボサってしてるとはぐれるぞ」
冷たい言葉が奏大から飛んできた。
なんか、ピリピリしてる?
あぁ、佳彦と優姫が並んで歩いているからか。
「男の嫉妬は醜いぞ、奏大」
思わず出たあたしの言葉に、奏大は凄い顔をして睨みつけてきた。
「ハハハ……」
図星か。不幸な奴。
それにしても、ここは凄い人混みだ。
エスト城下町の祭りでもこれほどひしめくことはない。
向かい側から歩いている客はどいつもこいつもせかせかとしていて、すれ違い様にあたしに鞄や肩をやたらとぶつけてくる。
「おい、お前! ちゃんと端を歩けよな!」
あまりに正面からぶつかってくるので、今度はあたしが撥ね飛ばしてやろうかと構えた時、ぐい、っと奏大に力強く背中を押された。
あぁ、なるほど。あたしが真ん中を歩くからドンドンぶつかってきたのか。
今度は逆にすいすいと人と人との間を縫って歩いてやった。
ふむふむ。面白い。
何だか、昔やった野生動物の群れを避けて進む修行を思い出すわ。
「……あれ? あいつらは?」
気がつくとあたしは人波に埋もれ、奏大たちとすっかりはぐれてしまっていたのだった。
ユッカのカラっと晴れた空を見慣れているあたしには、この何だかジメジメまとわりつくような、ねっとりとした湿った空気が気持ち悪い。
「ふわぁぁぁ……」
我ながらよく寝た。身体中がバキバキだ。
これでは今夜はろくに眠れまい。
奏大から傘、という棒状のモノでつつかれて起こされたあたし。
そのまま傘とやらを手渡され、下駄箱から出た。周囲の生徒の見よう見まねで束ねてあるスナップを外し、手元のボタンを押す。
バッ!!
バネを軋ませ、大輪の花が咲くように勢いよく透明な布状のものが開く。
その勢いに思わずビクッとするあたし。
何だ、コレ。
何かのカラクリが入っている?
こわごわ傘をつまむように持つあたしを見て、大笑いする佳彦。そして、哀れな動物を見るような視線をあたしに注ぐ奏大。
……全く失礼な奴らだ。
優姫は「こうやって持つといいわよ」と傘を盾のようにかざし、ほぼ雨が直撃していたあたしに、持ち方を親切に教えてくれた。
ふぅむ。
片手は塞がるが、布のような部分が透明になっているから周囲が見通せる。持ち手も慣れれば持ちやすい。なかなか便利な道具だ。
あたしは傘をクルクルと回した。
「うわっ!」
奏大が迷惑そうな声をあげる。
あぁ、回した遠心力で水滴が飛んだのか。
少し濡れたぐらいで、大袈裟な。
あたしは懲りずにクルクルと勢いよく再び傘を回した。
「こらぁ! ヤメロっ!」
なんか、奏大が怒っていたが無視。
へぇぇ。
これ、面白いなぁ……。
ユッカでは、雨の時、雨を弾く素材のフードやコート、雨よけの帽子を被るのが一般的だ。この「傘」のようなものは初めて見た。
本当に、このリツコの世界はよくわからないものが多い。
わからないと言えば、先ほどの授業などはその最たるもの……まるで全教科があたしにとってはチンプンカンプンだ。
あたしは特に算術が嫌いで、殆どユッカの学園でも点はとれなかった。だから同じ数式を使用していたとしても、そもそもがさっぱりわからなかったりする……。
さっぱりわからない、といえば今乗っているこのバス、とやらの仕組みも不明だ。
このバスという大きな箱形の機械、常に変な振動がしていて何だか気分が悪い。
今朝、和奏に車というもので学校まで送ってもらったが、あれはこのバス程は揺れなかった。
バスの座席に座り、雨粒がガラス窓に張りついては玉のようになって後方へ消しとんでいく風景を、あたしはあんぐりと口を開けて見つめる。
絶対、これ。馬車より速い。
早駆けの馬ぐらいのスピードだろうか……?
どういうカラクリだ?
「もうすぐ駅につくぞ」
奏大がポカンと窓を眺めていた、あたしの肩をたたいた。
「……?」
駅、とな?
馬車の集まる駅ならわかるが。
このバスとやらも、馬のように一ヶ所の小屋に集められるのだろうか。
あたしがそんなことを考えているうちに、「バス」は大きな建物の中にある薄暗いトンネルのような場所へ入っていく。
そこは大きな建物がタワー状に連なり、その間を巨大な傘のような天井が塞いでいた。
「うわぁ……何だ、この宮殿は?」
思わずあたしは、空に届きそうな建物たちを見上げて口をあんぐりと開けてしまった。
「宮殿? まさか。ここは単なるバスターミナルと駅に連結されたショッピングモールだ」
奏大がぶっきらぼうに言った。
何だかんだといいながら、あたしの質問に結局は真面目に答えてくれる奏大。根は良い奴なのだと思う。
「……マルサネちゃんの国ってショッピングモールとかはないの?」
優姫が目を輝かせて尋ねてきた。
「あぁ、カフェや商店街はあるな。だが、こんなデカい建物はない」
あたしは懐かしいユッカの街並みを思い出して答える。
「へぇ。じゃ、買い物かお茶でもしていく?」
「おい、優姫!」
優姫の言葉に顔を赤くしながら慌てた様子の奏大。
……分かりやすい奴。優姫と居たいのがまるわかりだ。
「電子マネー当たったんだ。マ○クぐらいなら奢るよ~」
佳彦がカード状のものを出して言った。
ん? あれは何だ? この世界の金か?
「えー! ス○バのケーキが良いな~」
「ハイハイ。あそこって電子マネー使えたっけ?」
マ○ク? ス○バ??
あたしのわからない言葉が目の前で飛び交う。
何だかわからないが、ケーキというからには食い物屋だろうか……。
あたしは勝手に動き出すカラクリ仕立ての階段に乗せられて、奏大、佳彦、優姫の四人でショッピングモールとやらの中に入ることになった。
ショッピングモールとやらの中はやたらと眩しく照明が当てられており、雑貨やレストラン、カフェ、服や靴などをところ狭しと並べた店などなひしめいていた。
「おい、優姫。今日は祭りか?」
あたしはキョロキョロと四方八方を見回して隣を歩く優姫に尋ねた。
動く階段の上やフロア、どこもかしこも人で溢れかえっている。
「んん? なんで?」
あたしの質問に優姫は可愛らしく首をかしげた。
「やたらと人が多いような気がする」
「あぁ、今日は感謝デーなのよ。うーんと。バーゲンセール、ってわかるかしら?」
「バーゲン……?」
「安売り。割引とか、わかる?」
佳彦が面白そうに口を挟んできた。
「あー。何となく」
「おい! ボサってしてるとはぐれるぞ」
冷たい言葉が奏大から飛んできた。
なんか、ピリピリしてる?
あぁ、佳彦と優姫が並んで歩いているからか。
「男の嫉妬は醜いぞ、奏大」
思わず出たあたしの言葉に、奏大は凄い顔をして睨みつけてきた。
「ハハハ……」
図星か。不幸な奴。
それにしても、ここは凄い人混みだ。
エスト城下町の祭りでもこれほどひしめくことはない。
向かい側から歩いている客はどいつもこいつもせかせかとしていて、すれ違い様にあたしに鞄や肩をやたらとぶつけてくる。
「おい、お前! ちゃんと端を歩けよな!」
あまりに正面からぶつかってくるので、今度はあたしが撥ね飛ばしてやろうかと構えた時、ぐい、っと奏大に力強く背中を押された。
あぁ、なるほど。あたしが真ん中を歩くからドンドンぶつかってきたのか。
今度は逆にすいすいと人と人との間を縫って歩いてやった。
ふむふむ。面白い。
何だか、昔やった野生動物の群れを避けて進む修行を思い出すわ。
「……あれ? あいつらは?」
気がつくとあたしは人波に埋もれ、奏大たちとすっかりはぐれてしまっていたのだった。
0
あなたにおすすめの小説
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
侯爵家の婚約者
やまだごんた
恋愛
侯爵家の嫡男カインは、自分を見向きもしない母に、なんとか認められようと努力を続ける。
7歳の誕生日を王宮で祝ってもらっていたが、自分以外の子供を可愛がる母の姿をみて、魔力を暴走させる。
その場の全員が死を覚悟したその時、1人の少女ジルダがカインの魔力を吸収して救ってくれた。
カインが魔力を暴走させないよう、王はカインとジルダを婚約させ、定期的な魔力吸収を命じる。
家族から冷たくされていたジルダに、カインは母から愛されない自分の寂しさを重ね、よき婚約者になろうと努力する。
だが、母が死に際に枕元にジルダを呼んだのを知り、ジルダもまた自分を裏切ったのだと絶望する。
17歳になった2人は、翌年の結婚を控えていたが、関係は歪なままだった。
そんな中、カインは仕事中に魔獣に攻撃され、死にかけていたところを救ってくれたイレリアという美しい少女と出会い、心を通わせていく。
全86話+番外編の予定
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
そのご寵愛、理由が分かりません
秋月真鳥
恋愛
貧乏子爵家の長女、レイシーは刺繍で家計を支える庶民派令嬢。
幼いころから前世の夢を見ていて、その技術を活かして地道に慎ましく生きていくつもりだったのに——
「君との婚約はなかったことに」
卒業パーティーで、婚約者が突然の裏切り!
え? 政略結婚しなくていいの? ラッキー!
領地に帰ってスローライフしよう!
そう思っていたのに、皇帝陛下が現れて——
「婚約破棄されたのなら、わたしが求婚してもいいよね?」
……は???
お金持ちどころか、国ごと背負ってる人が、なんでわたくしに!?
刺繍を褒められ、皇宮に連れて行かれ、気づけば妃教育まで始まり——
気高く冷静な陛下が、なぜかわたくしにだけ甘い。
でもその瞳、どこか昔、夢で見た“あの少年”に似ていて……?
夢と現実が交差する、とんでもスピード婚約ラブストーリー!
理由は分からないけど——わたくし、寵愛されてます。
※毎朝6時、夕方18時更新!
※他のサイトにも掲載しています。
婚約破棄すると言われたので、これ幸いとダッシュで逃げました。殿下、すみませんが追いかけてこないでください。
桜乃
恋愛
ハイネシック王国王太子、セルビオ・エドイン・ハイネシックが舞踏会で高らかに言い放つ。
「ミュリア・メリッジ、お前とは婚約を破棄する!」
「はい、喜んで!」
……えっ? 喜んじゃうの?
※約8000文字程度の短編です。6/17に完結いたします。
※1ページの文字数は少な目です。
☆番外編「出会って10秒でひっぱたかれた王太子のお話」
セルビオとミュリアの出会いの物語。
※10/1から連載し、10/7に完結します。
※1日おきの更新です。
※1ページの文字数は少な目です。
❇❇❇❇❇❇❇❇❇
2024年12月追記
お読みいただき、ありがとうございます。
こちらの作品は完結しておりますが、番外編を追加投稿する際に、一旦、表記が連載中になります。ご了承ください。
※番外編投稿後は完結表記に致します。再び、番外編等を投稿する際には連載表記となりますこと、ご容赦いただけますと幸いです。
公爵家の秘密の愛娘
ゆきむらさり
恋愛
〔あらすじ〕📝グラント公爵家は王家に仕える名門の家柄。
過去の事情により、今だに独身の当主ダリウス。国王から懇願され、ようやく伯爵未亡人との婚姻を決める。
そんな時、グラント公爵ダリウスの元へと現れたのは1人の少女アンジェラ。
「パパ……私はあなたの娘です」
名乗り出るアンジェラ。
◇
アンジェラが現れたことにより、グラント公爵家は一変。伯爵未亡人との再婚もあやふや。しかも、アンジェラが道中に出逢った人物はまさかの王族。
この時からアンジェラの世界も一変。華やかに色付き出す。
初めはよそよそしいグラント公爵ダリウス(パパ)だが、次第に娘アンジェラを気に掛けるように……。
母娘2代のハッピーライフ&淑女達と貴公子達の恋模様💞
🔶設定などは独自の世界観でご都合主義となります。ハピエン💞
🔶稚拙ながらもHOTランキング(最高20位)に入れて頂き(2025.5.9)、ありがとうございます🙇♀️
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる