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3章 銀の川
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日がだいぶ高くなってきた。幽霊城に目的地を定めた俺たちは、まずはとりあえず朝飯を済ませてしまうことにした。小川を見つけて、そのそばに腰を下ろす。ウッドに食材と調理器具をもらったから、ようやくまともな料理ができるな。ところで、そこで新たな問題が浮上した。
「……俺、料理できないや」
困ったな。道具があっても、腕が伴わないとは。俺はフランを見る。フランも黙って首を横に振った。
「なんだ、だれもお料理できないんですか?仕方ないなぁ、私がやりましょうか」
弱りはてた俺たちを見て、ウィルがやれやれとおたまを手に取った。
「ウィル、料理できるのか?」
「そんなにうまくはないですけどね。神殿では交代で料理当番をしてたんです。ほかのシスターたちをひどい目に合わせたことはないから、心配ないと思いますけど」
「いや、助かるよ。また素材そのまま団子になるところだった」
「?」
ウィルは首をかしげていたが、テキパキとした動きで支度を始めた。
「量はそんなにないのね。小麦粉、ヤギのミルク……でも朝だし、桜下さん一人しか食べないから……」
ウィルはぶつぶつ呟きながら、レシピを組み立てているみたいだ。
「なんかすることあるか?」
「あ、じゃあお水汲んできてもらえますか?」
「おう」
小川がそばだと便利だな。あとで水筒もいっぱいにしておこう。この辺りは水源が豊かなようだ。あちこちで小川を見つけるし、大きな川も近い。
「よっと、水汲み水くみ……」
一人分の水を汲みながら、ふと思う。というのも、水が必要なのも、食事が必要なのも、俺一人なんだなぁ。アンデッドだから飯はいらないんだろうけど、みんなが食べない中、俺だけが食ってる食卓というのもなんだか味気ない……
「ま、ぼやいても仕方ないか」
フランの場合、食べたものが体の中でどうなるのか分かったものじゃないし、ウィルはそもそも実体がない。あ、あとアニも食べれないな。口が無いから。けれど、俺はふと寂しくなった。フランもウィルも、好きな食べ物の一つや二つあっただろう。それを二度と味わうことができないのか……
「……どうにか、できるといいんだけど」
お供え物みたいにしたらどうかな。さすがに怒られるかな?
水を汲んで戻ると、ウィルはフライパンにといた小麦粉を丸く広げて焼いていた。これは、パンケーキってやつだな。これならパッと食えるし、作りすぎて余らせることもない。俺はフライパンをひっくり返すウィルのかたわらで、焼けるたびにどんどんパンケーキを平らげていった。
「あの、今更ですが、いかがでした?なにせ味見ができないもので……大丈夫だとは、思うんですけど」
俺が最後の一枚をたいらげると、ウィルがおずおずとたずねてきた。
「何言ってんだよウィル、大変うまかった。ごちそうさまでした」
「あ、そうでしたか。よかった。その、おそまつさまです」
「そんなに不安がらなくても大丈夫だよ。ウィルは料理うまいんだな」
「そんな。私の腕なんて大したことありません。簡単なものでしたし、きっと桜下さんのお腹がすいてただけですよ。よく言うでしょう、空腹は最高のスパイスだって」
「そうか?そんなに謙遜することもないと思うけど」
「あ、ありがとうございます。なんだかむずがゆいですね、素直に褒められるのも。けど、ほんとに大したことないんですよ」
「そっか。けど何もないよりましだろ。だってさ、俺はメシも作れないし、魔法も使えないんだぜ……はぁ。言ってて虚しくなってきた」
「へ?」
ウィルはため息をこぼした俺を、きょとんと見つめた。
「だって、桜下さんは元とはいえ、勇者様じゃないですか?」
「まあ、そうなんだけど……けどネクロマンスって、結局のところ他力本願なところがあるだろ?魔法もアニが使えるだけで、俺のものじゃないし。戦いだって、ずっとフランに頼りきりだしよ」
俺はつい、ウィルに愚痴をこぼしてしまった。ウィルもフランもアニも、何かしら特技を持っている。けど俺自身には、ネクロマンスの力以外には何にもないのだ。ちぇ、そんなこと気にしてなかったけど、仲間が増えたことでつまらないことに気を取られてしまったらしい。
「うーん……ネクロマンサーってだけでも、桜下さんも十分すごいと思いますけど……」
「けどさぁ。やっぱり魔法でドーンとか、爪でバサーとか、そういう必殺技?みたいなのってかっこいいじゃんか。俺もそういうのがほしいなって……」
「必殺技って。私の魔法はそんな大したものでは……」
「あ、そうだ!なあウィル、俺にも魔法が使えないかな?使い方を教えてくれよ!」
「えぇ!?無理ですよ、そんなの!私だって人に教えられるほど詳しくは……あ、じゃあ。そういうのなら、アニさんに聞いたほうがいいんじゃないですか?」
お、それもそうだ。ごく身近に魔法使いがいたのを忘れていた。
「アニ、どうだろう?」
『魔法、ですか。うーむ。できなくはないというか、すでに使っているというか……』
「ほ、ほんとか?聞いたかウィル!じゃあ、俺にも魔法の素質があるかも!」
『いいえ、それとこれとも話が違いますね。まずそもそも、魔法というものが何なのかご存知ですか?ご存知じゃないですよね』
「いや、まだなにも……」
『魔法というものは、ざっくり言えば魔力を特定の形に並び替えることを言います。炎魔法であれば火の形に、水魔法であれば水の形に。なので極端に言うと、魔力を扱うすべさえ知れば、魔法はだれでも使えることになります』
ふむ。並べ方が分かればいいわけだもんな。
『その魔力なのですが、魔力には大きく分けて二種類が存在するのです』
「魔力の種類?」
『はい。外の世界……空気中や雨の一滴、地中深くや緑の草原……この世のあらゆる場所に宿る魔力を“マナ”。逆に自身の内、その者の魂に宿る魔力を“ヘカ”と言います。まあたいていはどちらも魔力とひとくくりにされますが、両者には明確な違いがあるのです』
「へー……何が違うんだ?」
『そうですね……では、私とシスターを例に考えてみましょうか。まず私ですが、私は百パーセント、マナを利用して魔法を行使しています。私は魔法道具であり、魂というものがないので、内なる魔力であるヘカを使うことができないのです。マナは外の世界に満ちる普遍的な力ですが、それゆえに使える魔法は限りがあります。私の魔法が大したことないと言っているのはそのためです』
「へー……じゃあ、ウィルは?」
『シスターもマナを軸に魔法を使っているように見えます。彼女はシスターですから、神の持つマナを利用して魔法が使えるのでしょう』
「え!神様の力を?」
驚く俺に、ウィルはこくりとうなずいた。
「アニさんの言う通りです。魔力を動かすには、本来は長い時間をかけて、魔術師の下で修業する必要があるんですけれど、私たち神の杖は神の力を借りることで、それをせずとも魔法を使うことができるんです。もちろんそのためには神の意向、すなわち神の思し召しを理解する修業を積まなければいけませんが……」
「す、すごいな……ウィル、それなのに戒律をやぶっていいのかよ?」
「げ、ゲデン神は寛容な神様なのですっ」
『まあそういうわけで、シスターも魔法の行使が可能です。しかしそこで、シスターはマナだけでなく、ヘカも織り交ぜて使用していました』
「えっと、マナが世界にいっぱいある魔力で、ヘカがその人の魂に宿る魔力だったよな。とすると、どうなるんだ?」
『マナが普遍的なのに対し、ヘカはその者固有の魔力です。そしてヘカには属性というものが存在しています。その属性を織り交ぜることで、魔法はより複雑、かつ強力になっていくのです』
「属性?」
『火、水、風、土、雷、氷……属性とひとくくりに言っても、その分類は多岐にわたります。人はその魂に特定の属性のヘカを宿しており、それによって行使できる魔法も異なってくるのです。つまり、水のヘカを持つなら水魔法が、風なら風魔法がといった具合に。シスターの使った“ファイアフライ”は火属性の初級魔法なので、彼女のヘカは火属性ということになりますね』
「へー!なんだかかっこいい!」
『マナを使う魔術師ならいくらでもいます。ですが、このヘカだけは先天的なものなので、使用者が限られてくるのです。そしてヘカの大きさも生まれた時からほとんど変化することはありません。ですから魔法とは、実質的には生まれ持った力、その者の天性の才ということになります』
「え。じゃあ、だれでも使えるわけじゃないのか……?」
『私のようにつまらない魔法ならば、努力次第で習得はできるでしょうが。主様の言う、必殺技のようなものだと、難しいでしょうね』
「で、でも、属性魔法が使えるなら、その限りじゃないんだろ?」
『はい。ですが主様には、おそらくほとんどの属性のヘカがありません』
「ええー!そんな……」
『というか、ある一つの属性に突出しています。それが貴方の能力であるわけですが』
「……え、ということは」
『貴方の属性は、“冥”。冥界の精気をつかさどる、ネクロマンサーたらしめる属性ですよ』
つづく
====================
読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
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「……俺、料理できないや」
困ったな。道具があっても、腕が伴わないとは。俺はフランを見る。フランも黙って首を横に振った。
「なんだ、だれもお料理できないんですか?仕方ないなぁ、私がやりましょうか」
弱りはてた俺たちを見て、ウィルがやれやれとおたまを手に取った。
「ウィル、料理できるのか?」
「そんなにうまくはないですけどね。神殿では交代で料理当番をしてたんです。ほかのシスターたちをひどい目に合わせたことはないから、心配ないと思いますけど」
「いや、助かるよ。また素材そのまま団子になるところだった」
「?」
ウィルは首をかしげていたが、テキパキとした動きで支度を始めた。
「量はそんなにないのね。小麦粉、ヤギのミルク……でも朝だし、桜下さん一人しか食べないから……」
ウィルはぶつぶつ呟きながら、レシピを組み立てているみたいだ。
「なんかすることあるか?」
「あ、じゃあお水汲んできてもらえますか?」
「おう」
小川がそばだと便利だな。あとで水筒もいっぱいにしておこう。この辺りは水源が豊かなようだ。あちこちで小川を見つけるし、大きな川も近い。
「よっと、水汲み水くみ……」
一人分の水を汲みながら、ふと思う。というのも、水が必要なのも、食事が必要なのも、俺一人なんだなぁ。アンデッドだから飯はいらないんだろうけど、みんなが食べない中、俺だけが食ってる食卓というのもなんだか味気ない……
「ま、ぼやいても仕方ないか」
フランの場合、食べたものが体の中でどうなるのか分かったものじゃないし、ウィルはそもそも実体がない。あ、あとアニも食べれないな。口が無いから。けれど、俺はふと寂しくなった。フランもウィルも、好きな食べ物の一つや二つあっただろう。それを二度と味わうことができないのか……
「……どうにか、できるといいんだけど」
お供え物みたいにしたらどうかな。さすがに怒られるかな?
水を汲んで戻ると、ウィルはフライパンにといた小麦粉を丸く広げて焼いていた。これは、パンケーキってやつだな。これならパッと食えるし、作りすぎて余らせることもない。俺はフライパンをひっくり返すウィルのかたわらで、焼けるたびにどんどんパンケーキを平らげていった。
「あの、今更ですが、いかがでした?なにせ味見ができないもので……大丈夫だとは、思うんですけど」
俺が最後の一枚をたいらげると、ウィルがおずおずとたずねてきた。
「何言ってんだよウィル、大変うまかった。ごちそうさまでした」
「あ、そうでしたか。よかった。その、おそまつさまです」
「そんなに不安がらなくても大丈夫だよ。ウィルは料理うまいんだな」
「そんな。私の腕なんて大したことありません。簡単なものでしたし、きっと桜下さんのお腹がすいてただけですよ。よく言うでしょう、空腹は最高のスパイスだって」
「そうか?そんなに謙遜することもないと思うけど」
「あ、ありがとうございます。なんだかむずがゆいですね、素直に褒められるのも。けど、ほんとに大したことないんですよ」
「そっか。けど何もないよりましだろ。だってさ、俺はメシも作れないし、魔法も使えないんだぜ……はぁ。言ってて虚しくなってきた」
「へ?」
ウィルはため息をこぼした俺を、きょとんと見つめた。
「だって、桜下さんは元とはいえ、勇者様じゃないですか?」
「まあ、そうなんだけど……けどネクロマンスって、結局のところ他力本願なところがあるだろ?魔法もアニが使えるだけで、俺のものじゃないし。戦いだって、ずっとフランに頼りきりだしよ」
俺はつい、ウィルに愚痴をこぼしてしまった。ウィルもフランもアニも、何かしら特技を持っている。けど俺自身には、ネクロマンスの力以外には何にもないのだ。ちぇ、そんなこと気にしてなかったけど、仲間が増えたことでつまらないことに気を取られてしまったらしい。
「うーん……ネクロマンサーってだけでも、桜下さんも十分すごいと思いますけど……」
「けどさぁ。やっぱり魔法でドーンとか、爪でバサーとか、そういう必殺技?みたいなのってかっこいいじゃんか。俺もそういうのがほしいなって……」
「必殺技って。私の魔法はそんな大したものでは……」
「あ、そうだ!なあウィル、俺にも魔法が使えないかな?使い方を教えてくれよ!」
「えぇ!?無理ですよ、そんなの!私だって人に教えられるほど詳しくは……あ、じゃあ。そういうのなら、アニさんに聞いたほうがいいんじゃないですか?」
お、それもそうだ。ごく身近に魔法使いがいたのを忘れていた。
「アニ、どうだろう?」
『魔法、ですか。うーむ。できなくはないというか、すでに使っているというか……』
「ほ、ほんとか?聞いたかウィル!じゃあ、俺にも魔法の素質があるかも!」
『いいえ、それとこれとも話が違いますね。まずそもそも、魔法というものが何なのかご存知ですか?ご存知じゃないですよね』
「いや、まだなにも……」
『魔法というものは、ざっくり言えば魔力を特定の形に並び替えることを言います。炎魔法であれば火の形に、水魔法であれば水の形に。なので極端に言うと、魔力を扱うすべさえ知れば、魔法はだれでも使えることになります』
ふむ。並べ方が分かればいいわけだもんな。
『その魔力なのですが、魔力には大きく分けて二種類が存在するのです』
「魔力の種類?」
『はい。外の世界……空気中や雨の一滴、地中深くや緑の草原……この世のあらゆる場所に宿る魔力を“マナ”。逆に自身の内、その者の魂に宿る魔力を“ヘカ”と言います。まあたいていはどちらも魔力とひとくくりにされますが、両者には明確な違いがあるのです』
「へー……何が違うんだ?」
『そうですね……では、私とシスターを例に考えてみましょうか。まず私ですが、私は百パーセント、マナを利用して魔法を行使しています。私は魔法道具であり、魂というものがないので、内なる魔力であるヘカを使うことができないのです。マナは外の世界に満ちる普遍的な力ですが、それゆえに使える魔法は限りがあります。私の魔法が大したことないと言っているのはそのためです』
「へー……じゃあ、ウィルは?」
『シスターもマナを軸に魔法を使っているように見えます。彼女はシスターですから、神の持つマナを利用して魔法が使えるのでしょう』
「え!神様の力を?」
驚く俺に、ウィルはこくりとうなずいた。
「アニさんの言う通りです。魔力を動かすには、本来は長い時間をかけて、魔術師の下で修業する必要があるんですけれど、私たち神の杖は神の力を借りることで、それをせずとも魔法を使うことができるんです。もちろんそのためには神の意向、すなわち神の思し召しを理解する修業を積まなければいけませんが……」
「す、すごいな……ウィル、それなのに戒律をやぶっていいのかよ?」
「げ、ゲデン神は寛容な神様なのですっ」
『まあそういうわけで、シスターも魔法の行使が可能です。しかしそこで、シスターはマナだけでなく、ヘカも織り交ぜて使用していました』
「えっと、マナが世界にいっぱいある魔力で、ヘカがその人の魂に宿る魔力だったよな。とすると、どうなるんだ?」
『マナが普遍的なのに対し、ヘカはその者固有の魔力です。そしてヘカには属性というものが存在しています。その属性を織り交ぜることで、魔法はより複雑、かつ強力になっていくのです』
「属性?」
『火、水、風、土、雷、氷……属性とひとくくりに言っても、その分類は多岐にわたります。人はその魂に特定の属性のヘカを宿しており、それによって行使できる魔法も異なってくるのです。つまり、水のヘカを持つなら水魔法が、風なら風魔法がといった具合に。シスターの使った“ファイアフライ”は火属性の初級魔法なので、彼女のヘカは火属性ということになりますね』
「へー!なんだかかっこいい!」
『マナを使う魔術師ならいくらでもいます。ですが、このヘカだけは先天的なものなので、使用者が限られてくるのです。そしてヘカの大きさも生まれた時からほとんど変化することはありません。ですから魔法とは、実質的には生まれ持った力、その者の天性の才ということになります』
「え。じゃあ、だれでも使えるわけじゃないのか……?」
『私のようにつまらない魔法ならば、努力次第で習得はできるでしょうが。主様の言う、必殺技のようなものだと、難しいでしょうね』
「で、でも、属性魔法が使えるなら、その限りじゃないんだろ?」
『はい。ですが主様には、おそらくほとんどの属性のヘカがありません』
「ええー!そんな……」
『というか、ある一つの属性に突出しています。それが貴方の能力であるわけですが』
「……え、ということは」
『貴方の属性は、“冥”。冥界の精気をつかさどる、ネクロマンサーたらしめる属性ですよ』
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