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4章 それぞれの明日
8-2
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8-2
「気づいちまったか?」
「……ッ!」
俺が声をかけると、男はぴたっと足を止めた。
「たいしたもんだな。あれだけのヒントで推理しちまうなんて」
俺は窓枠を乗り越え、部屋の中におりた。念には念を入れて、窓から忍び込んで正解だったな。ヘイズはこちらを振り向かないままで言う。
「……なに、大したことじゃない。オレでもこうするだろうさ。司令部を叩くほうが、現状もっとも効果的だ」
「そうか。そこまでわかってるなら話も早い。俺たち、町の外に出たいんだけど」
「……冗談だろう?協力しろというのか?それは無理な相談だぜ」
「そりゃあ、残念。交渉決裂だな」
「で、どうする?オレを人質にでも取る気か?さっき効果的だとは言ったがな、それは他と比較した場合であって、決定打になるって意味じゃないぜ」
「どうかな。俺たちには俺たちのやり方があるんだぜ」
「……なるほどな」
ヘイズは、ゆっくりとこちらに振り返った。その手が腰の剣に伸びるのを見て、こちらも素早く剣を抜き、鼻先に突きつけた。
「下手な真似はしないでくれよ。俺は剣に自信はないんだ」
「……それで?その剣で俺を殺して、死体を操るつもりか?確かにそれなら、町中の兵を思い通りに操れるかもな」
「そんなことはしないよ」
俺はぱっと手を放すと、剣を足元に落とした。カランカラーン。
「……っ!?」
ヘイズは一瞬目を見開いたが、これを好機と見たか、剣を引き抜いた。
「死ねっ!」
「できねぇな!」
俺は足元の剣を蹴っ飛ばした。剣がくるくる回ってヘイズの足元に滑る。もちろんヘイズはひょいとかわしたが、奴の目は一瞬剣に気を取られた。それで十分だ!
「くらえ!ソウル・カノンッ!」
「ぬぁ……!?」
俺が打ち出した魔力の塊は、ヘイズに直撃した。ヘイズは一瞬身をこわばらせたが、すぐに自分の身に異変がないことに気付いたようだ。
「ふっ。何をしたのか知らんが、残念だったな。貴様はここで終わりだ!」
「さて、どうかな。ウィル!」
「はい!」
ひゅん!床を突き抜けて、俺の目の前にウィルが飛び出した。ヘイズはウィルに焦点こそ合わせられていないが、そこに何かが現れたことだけは感じ取ったらしい。びくりと一歩後ろに退いた。
「な、なんだ!?」
「たぶんあなたに、私の声は聞こえないでしょうけど……すみません、先に謝っておきます!」
ウィルは一気に言い切ると、そのままヘイズに向かって真っすぐ飛び込んだ!
シュパァーー!ヘイズの体から、青白い光がふきだした。思わず目をつむる。光はすぐに収まって、後にはぐったりとうなだれるヘイズの姿だけが残っていた。
「……」
「おーい……あんたは、誰だ?」
俺の問いかけに、ヘイズはぴくりとも反応しない。まさか……失敗か?
「くそ、マジかよ。じゃあ質問を変えよう。シスターウィルの、ウエストのサイズを……」
「……それ以上言ったら、呪い殺しますよ」
わ、びっくりした。ヘイズが、突然しゃべりだした。いやこの場合、しゃべったのはヘイズではなく……
「ウィル、びっくりさせんなよ。うまくいってたなら言えって」
「なじむのに時間がかかったんですよ。まだ慣れてないからしょうがないじゃないですか、もう」
ヘイズの“中の”ウィルが、ぷりぷりと怒った。うわ、ヘイズの声でウィルみたいに話されると、けっこうキモいな。男が頬を膨らませても、キュンと来ないぜ。
「けどやったな!憑依、成功だ」
「ええ、けどいまだに信じられません。人に憑りつくなんて……」
ウィルは手を目の前にかざして、しげしげと眺めている。
「自分の手じゃないみたい……まあ、自分の手じゃないんですけど」
まったくだ。こんなことができるなんて、アニの話を聞くまで考えもしなかった。
『やはり、うまくいきましたね。仮説は正しかったようです』
アニが、どうだとばかりにチリンと揺れた。
「けど驚いたな。ソウル・カノンにあんな使い道があったなんて」
『ええ。副次的な効果ですが、一応すじは通っていたでしょう?』
まあ、な。俺は作戦前に聞いた、アニの仰天仮説を思い出した。
『憑依についての仮説ですが、私はいけると判断します』
「へ?ほんとかよ?」
『もちろん全ての人間が対象ではありません。ソウル・カノンを当てた相手になら、です』
「ソウル・カノンを?どういうことだ?」
『主様の魔力を多量に含んだ人に対してなら、憑りつくことができるのではないか、ということです。この町に来る前、幽霊娘に対してバーディングメイルを装着したことがあったでしょう』
「ああ、うん。そうだな」
俺とウィルは、そろってウィルのおなかに巻かれたコルセット状の馬具に目を落とした。
『不思議なことに、今その馬具は幽霊娘と完全にシンクロしています。つまり、霊体化しているのです。この町に入ってからも、杖は人に見えても、その馬具までは見つからなかったでしょう』
「あ。そういえば……確かに不思議だな、この馬具だってきちんと形ある物だったのに」
『おそらくそれは、主様が装着前に魔力を込めたからだと思うのです。主様の魔力は、冥の属性。アンデッドや幽霊に感応しやすい魔力を流し込んだことで、馬具自体も冥の属性となり、幽霊娘と同調したのです』
「ほぉ……じゃあ、ウィルの杖にも魔力を込めたら、見えないようになるのかな?」
『それは、おそらく無理です。できても一時的……あのバーディングメイルは、魔道具の一種だと言いましたよね?あれは多潤に魔力を含んでいるので、その分他の魔力の影響を受けやすい。ゆえに、あのような事ができたのでしょう』
「なるほど……うん、それは理解できたけど。じゃあ、憑依のほうはどうなんだ?」
『理論上は、先ほどの説明と同じです。ソウル・カノンで冥の属性を与えてやれば、その人間はきわめて幽霊娘と同調しやすい状態になる。もちろん、人間も魔道具とは違いますから、あまり持続はしないでしょうが……それでも、兵士たちの作戦系統をいじくる位の時間は得られるはずです』
「す、すげえ……それができたら、一気に形成逆転じゃないか!」
俺が興奮して鼻息を荒くすると、反対にウィルは自信なさげに縮こまった。
「でで、でもでも桜下さん。私、人に乗り移るなんて、したことありませんよぅ……」
『なら、事前に練習しておきましょう。主様、ちょうどそこに野良猫がいます。一発撃ちこんでください』
「私、猫になるんですかぁ!?」
はたして、練習結果は目論見通り……
「人間はぶっつけ本番でしたけど、うまくいってよかったです……猫よりは簡単でしたから」
ウィルが……というかヘイズが、恨めしそうにガラスの鈴を見つめる。口調以外は完全にヘイズそのものだ。
「ウィル、どうだ?体に違和感とか」
「はい、一応ひとしきり動かせますよ。よっ、ほっ」
目の前のヘイズは片足立ちをしながら、両手を鳥のようにパタパタと振って見せた。シュールな光景だ……
「それだけ動けりゃ十分だな。行けそうか?」
「おっけーです……では、手筈通りに」
「おう。あ、それと口調は変えてくれよな、ヘイズ殿?」
「あっ、そうでし……そうだったな。じゃあ、オレは行くぜ。桜下さんたちも気をつけてな」
ぷぷ、ウィルが今のセリフをしゃべってると考えると、ふき出しそうになった。ちょっとぎこちないのが気になるけど、ばれないことを祈ろう。
「じゃあ、俺たちももう行くな。集合場所で落ち合おう」
俺は剣を拾い上げると、ふたたび窓枠をまたいだ。外壁には爪を突き刺して、いつかのルーガルーのように壁に張り付くフランがいた。俺は荷物の重さに負けないよう、慎重にフランの背中にしがみつく。
「フラン、完了だ。俺たちも離脱しよう」
「わかった」
フランは壁を蹴って、その反動で爪を引き抜くと、はるか下の地面に着地した。ドスンッ!
「あでっ」
「大丈夫?」
「こ、こっちは気にするな、突っ走れ!」
フランはうなずき、そのまま中庭を駆け抜ける。今度はさすがに誰かに見られるかもしれないが、後は脱出するだけだから気にしない。フランは中庭を端まで駆けた勢いのまま、外郭の壁の前でとんっとジャンプした。一度壁に爪を突き刺すと、強引に腕を振り上げ、その反動でさらに跳ぶ。最後に雨どいを足掛かりにして、屋根まで飛び上がった。曲芸師みたいな身軽さだ。
「ひゅーう。さすがだな、フラン。よし、後は“その時”を待つだけだ。ウィルがうまくやってくれる事を祈ろう」
「うん。じゃあ、いくよ」
頼んだぜ、ウィル。俺とフランは屋根から飛び降りると、街の雑踏の中に溶け込んでいった……
つづく
====================
読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
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「気づいちまったか?」
「……ッ!」
俺が声をかけると、男はぴたっと足を止めた。
「たいしたもんだな。あれだけのヒントで推理しちまうなんて」
俺は窓枠を乗り越え、部屋の中におりた。念には念を入れて、窓から忍び込んで正解だったな。ヘイズはこちらを振り向かないままで言う。
「……なに、大したことじゃない。オレでもこうするだろうさ。司令部を叩くほうが、現状もっとも効果的だ」
「そうか。そこまでわかってるなら話も早い。俺たち、町の外に出たいんだけど」
「……冗談だろう?協力しろというのか?それは無理な相談だぜ」
「そりゃあ、残念。交渉決裂だな」
「で、どうする?オレを人質にでも取る気か?さっき効果的だとは言ったがな、それは他と比較した場合であって、決定打になるって意味じゃないぜ」
「どうかな。俺たちには俺たちのやり方があるんだぜ」
「……なるほどな」
ヘイズは、ゆっくりとこちらに振り返った。その手が腰の剣に伸びるのを見て、こちらも素早く剣を抜き、鼻先に突きつけた。
「下手な真似はしないでくれよ。俺は剣に自信はないんだ」
「……それで?その剣で俺を殺して、死体を操るつもりか?確かにそれなら、町中の兵を思い通りに操れるかもな」
「そんなことはしないよ」
俺はぱっと手を放すと、剣を足元に落とした。カランカラーン。
「……っ!?」
ヘイズは一瞬目を見開いたが、これを好機と見たか、剣を引き抜いた。
「死ねっ!」
「できねぇな!」
俺は足元の剣を蹴っ飛ばした。剣がくるくる回ってヘイズの足元に滑る。もちろんヘイズはひょいとかわしたが、奴の目は一瞬剣に気を取られた。それで十分だ!
「くらえ!ソウル・カノンッ!」
「ぬぁ……!?」
俺が打ち出した魔力の塊は、ヘイズに直撃した。ヘイズは一瞬身をこわばらせたが、すぐに自分の身に異変がないことに気付いたようだ。
「ふっ。何をしたのか知らんが、残念だったな。貴様はここで終わりだ!」
「さて、どうかな。ウィル!」
「はい!」
ひゅん!床を突き抜けて、俺の目の前にウィルが飛び出した。ヘイズはウィルに焦点こそ合わせられていないが、そこに何かが現れたことだけは感じ取ったらしい。びくりと一歩後ろに退いた。
「な、なんだ!?」
「たぶんあなたに、私の声は聞こえないでしょうけど……すみません、先に謝っておきます!」
ウィルは一気に言い切ると、そのままヘイズに向かって真っすぐ飛び込んだ!
シュパァーー!ヘイズの体から、青白い光がふきだした。思わず目をつむる。光はすぐに収まって、後にはぐったりとうなだれるヘイズの姿だけが残っていた。
「……」
「おーい……あんたは、誰だ?」
俺の問いかけに、ヘイズはぴくりとも反応しない。まさか……失敗か?
「くそ、マジかよ。じゃあ質問を変えよう。シスターウィルの、ウエストのサイズを……」
「……それ以上言ったら、呪い殺しますよ」
わ、びっくりした。ヘイズが、突然しゃべりだした。いやこの場合、しゃべったのはヘイズではなく……
「ウィル、びっくりさせんなよ。うまくいってたなら言えって」
「なじむのに時間がかかったんですよ。まだ慣れてないからしょうがないじゃないですか、もう」
ヘイズの“中の”ウィルが、ぷりぷりと怒った。うわ、ヘイズの声でウィルみたいに話されると、けっこうキモいな。男が頬を膨らませても、キュンと来ないぜ。
「けどやったな!憑依、成功だ」
「ええ、けどいまだに信じられません。人に憑りつくなんて……」
ウィルは手を目の前にかざして、しげしげと眺めている。
「自分の手じゃないみたい……まあ、自分の手じゃないんですけど」
まったくだ。こんなことができるなんて、アニの話を聞くまで考えもしなかった。
『やはり、うまくいきましたね。仮説は正しかったようです』
アニが、どうだとばかりにチリンと揺れた。
「けど驚いたな。ソウル・カノンにあんな使い道があったなんて」
『ええ。副次的な効果ですが、一応すじは通っていたでしょう?』
まあ、な。俺は作戦前に聞いた、アニの仰天仮説を思い出した。
『憑依についての仮説ですが、私はいけると判断します』
「へ?ほんとかよ?」
『もちろん全ての人間が対象ではありません。ソウル・カノンを当てた相手になら、です』
「ソウル・カノンを?どういうことだ?」
『主様の魔力を多量に含んだ人に対してなら、憑りつくことができるのではないか、ということです。この町に来る前、幽霊娘に対してバーディングメイルを装着したことがあったでしょう』
「ああ、うん。そうだな」
俺とウィルは、そろってウィルのおなかに巻かれたコルセット状の馬具に目を落とした。
『不思議なことに、今その馬具は幽霊娘と完全にシンクロしています。つまり、霊体化しているのです。この町に入ってからも、杖は人に見えても、その馬具までは見つからなかったでしょう』
「あ。そういえば……確かに不思議だな、この馬具だってきちんと形ある物だったのに」
『おそらくそれは、主様が装着前に魔力を込めたからだと思うのです。主様の魔力は、冥の属性。アンデッドや幽霊に感応しやすい魔力を流し込んだことで、馬具自体も冥の属性となり、幽霊娘と同調したのです』
「ほぉ……じゃあ、ウィルの杖にも魔力を込めたら、見えないようになるのかな?」
『それは、おそらく無理です。できても一時的……あのバーディングメイルは、魔道具の一種だと言いましたよね?あれは多潤に魔力を含んでいるので、その分他の魔力の影響を受けやすい。ゆえに、あのような事ができたのでしょう』
「なるほど……うん、それは理解できたけど。じゃあ、憑依のほうはどうなんだ?」
『理論上は、先ほどの説明と同じです。ソウル・カノンで冥の属性を与えてやれば、その人間はきわめて幽霊娘と同調しやすい状態になる。もちろん、人間も魔道具とは違いますから、あまり持続はしないでしょうが……それでも、兵士たちの作戦系統をいじくる位の時間は得られるはずです』
「す、すげえ……それができたら、一気に形成逆転じゃないか!」
俺が興奮して鼻息を荒くすると、反対にウィルは自信なさげに縮こまった。
「でで、でもでも桜下さん。私、人に乗り移るなんて、したことありませんよぅ……」
『なら、事前に練習しておきましょう。主様、ちょうどそこに野良猫がいます。一発撃ちこんでください』
「私、猫になるんですかぁ!?」
はたして、練習結果は目論見通り……
「人間はぶっつけ本番でしたけど、うまくいってよかったです……猫よりは簡単でしたから」
ウィルが……というかヘイズが、恨めしそうにガラスの鈴を見つめる。口調以外は完全にヘイズそのものだ。
「ウィル、どうだ?体に違和感とか」
「はい、一応ひとしきり動かせますよ。よっ、ほっ」
目の前のヘイズは片足立ちをしながら、両手を鳥のようにパタパタと振って見せた。シュールな光景だ……
「それだけ動けりゃ十分だな。行けそうか?」
「おっけーです……では、手筈通りに」
「おう。あ、それと口調は変えてくれよな、ヘイズ殿?」
「あっ、そうでし……そうだったな。じゃあ、オレは行くぜ。桜下さんたちも気をつけてな」
ぷぷ、ウィルが今のセリフをしゃべってると考えると、ふき出しそうになった。ちょっとぎこちないのが気になるけど、ばれないことを祈ろう。
「じゃあ、俺たちももう行くな。集合場所で落ち合おう」
俺は剣を拾い上げると、ふたたび窓枠をまたいだ。外壁には爪を突き刺して、いつかのルーガルーのように壁に張り付くフランがいた。俺は荷物の重さに負けないよう、慎重にフランの背中にしがみつく。
「フラン、完了だ。俺たちも離脱しよう」
「わかった」
フランは壁を蹴って、その反動で爪を引き抜くと、はるか下の地面に着地した。ドスンッ!
「あでっ」
「大丈夫?」
「こ、こっちは気にするな、突っ走れ!」
フランはうなずき、そのまま中庭を駆け抜ける。今度はさすがに誰かに見られるかもしれないが、後は脱出するだけだから気にしない。フランは中庭を端まで駆けた勢いのまま、外郭の壁の前でとんっとジャンプした。一度壁に爪を突き刺すと、強引に腕を振り上げ、その反動でさらに跳ぶ。最後に雨どいを足掛かりにして、屋根まで飛び上がった。曲芸師みたいな身軽さだ。
「ひゅーう。さすがだな、フラン。よし、後は“その時”を待つだけだ。ウィルがうまくやってくれる事を祈ろう」
「うん。じゃあ、いくよ」
頼んだぜ、ウィル。俺とフランは屋根から飛び降りると、街の雑踏の中に溶け込んでいった……
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