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6章 風の守護する都
12-1 ロアからの手紙
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12-1 ロアからの手紙
「よかったんですか、桜下さん?」
ウィルが俺の隣をふわふわと浮かびながらたずねた。
「よかったってのは、どういう意味だよ?」
「だから、あの王女様にいいように利用される形になってってことですよ」
俺たちはいま、王城の裏門から出て、城下町までの林道を歩いている。ロアと話し込んでいるうちに、外はすっかり茜色に染まっていた。もうじき夕暮れだ。
「別に、一方的に不利になったわけじゃないだろ。俺たちは最大限の利益を得て、それでいて最小限の犠牲で済むようにしたつもりなんだけど」
「う~ん……まあ、そうなのかもしれませんけど……」
ウィルは納得していない顔で、腕を組んで黙り込む。するとライラが、俺とウィルの間にひょこっと顔を出して、俺の腰をつっついた。
「でも、よかったの桜下?だって、勇者ってのになってれば、お金もいっぱいもらえたんでしょ?」
「まあ、な。でも、いまそんなに金が必要なわけでもないだろ。ギリではあるけど、日々暮らしていけてるんだしさ」
「でもでも、ほかにもいっぱいイイことありそうだったじゃん」
「それと引き換えに、俺は自由に旅をさせてもらえなくなるんだよ。ライラたちの未練を探すことも、しづらくなっちゃうんだぞ」
「う。それは、ヤかも……」
「だろ?俺は豪華な馬車でお偉いさんと一緒に旅をするより、お前たちと気ままに行くほうが楽しいよ」
「へへへ、そっか」
ライラはにこりと笑うと、俺の腰にぎゅっと抱き着いた。
「でも、ありがとね。森のこと」
「よせよ、あれこそ俺が勝手に決めたことだ。少しでもライラの気が晴れればよかったけど……」
と、そこまで口にして。俺は、あることに気付いた。
「……ていうか、俺がいろいろ決めちゃったけど。みんな、あれでよかったっけ……?」
俺がいまさら不安そうな顔をすると、ウィルがぷっとふきだした。
「それ、いまさらすぎません?文句があったら、あの場で言ってますよ」
エラゼムもそれにうなずく。
「吾輩としては、桜下殿の頭の回転の速さにただ驚くばかりでした。あの場で、よくあれだけ隙のない交渉をできるものですな」
「そうか?細かいところはぜーんぶロアに投げただけなんだけどな。けっこうしっかり筋書を考えないと、あっさりばれて裏目に出るかも……」
「それはそれ、王女たちが知恵を絞るでしょう。しかし、あれだけ桜下殿が譲歩したのですから、うまく事を運んでもらいたいものです」
「ほんとにな。これでロアがクビになっちまったら、俺との約束もパァだ」
ロアは、なんというか、いっぱいいっぱいな印象なんだよな。そのせいで向こう見ずな行動をしがちに見えるけど、冷静に、慎重に行動してくれれば……
「……」
俺たちがおしゃべりするなかで、フランだけがずっとむっつり黙り込んでいた。あまり機嫌は良さそうじゃないけど、俺は内心でほっとしていた。セカンドミニオンについて、フランは特に疑問を持たなかったみたいだから。俺は人差し指をぬっと伸ばすと、フランのむすっとした後頭部をつんつんつっつく。
「ふらーん。なに拗ねてんだよ」
「拗ねてるわけじゃ……ただ、わたし。あの王女のこと、キライ」
おお、こりゃまた、ずいぶんストレートだな。
「だってあいつ、結局開き直ってた。あなたのこと殺そうとしてたくせに、結局あなたに頼って、生き延びようとしてる。あいつ、自分を悲劇のヒロインかなにかだと思ってるんだよ」
「いや、まぁそれなりに、しんどい立場にいるとは思うけど……」
「……なに?こんどはあいつの肩を持つの?」
「に、睨むなよ。俺だって、ロアを……というか、あの城の在り方すべてを認めたわけじゃないよ。やっぱり、あの勇者召喚の仕組みはおかしい。あんな簡単に、人が殺されていいわけないからな」
「……それでもあなたは、あの女を助けたの?」
「まあ、ロア本人に関しては、そこまで悪いやつじゃないのかもってえ思えたからな。あいつはあいつで、いろいろなしがらみに囚われてるんだろ。それに、ロアが王女を続けてくれたほうが、この先いいことがあると思うんだ」
「いいこと?」
「俺たちは今回の一件で、ロアに貸しを作れただろ?少なくとも、顔見知りにはなれた」
「王家とのパイプができたって言いたいの?」
「それもあるけど、もし俺がこのまま生き残り続ければ、新しい勇者は呼ばれないかもしれないだろ。勇者が増えすぎると管理が大変だって言ってたし、今は戦争もそんなに激しくないらしいからな」
あとでアニに詳しく聞いたところ、勇者は基本的に、一国につき一人しか呼ばれないらしい。そらそうだ、勇者は下手したらこの世界の誰よりも強い。そんなのがうじゃうじゃいたら、逆に征服されちまうもんな。
「つまり、俺が生きてるとロアが知っている限り、新たな犠牲者は生まれない。ロアは俺の能力のこともよく知ってるし、これ以上危険なやつを増やそうとは思わないだろ」
「ああ、そういうこと……あなたって、ほんとに……」
「……ほんとに、なんだよ?」
「なんでもない」
フランは意味深にはぐらかした。なんだろう、ほんとにバカだって言いたいんじゃないだろうな。
「ねえ、それより。あの女からもらったものって、結局何だったの?」
「ああ、これな」
俺はカバンから、ロアに渡された小包を取り出した。あの話し合いの後、すぐに王城を出ようとする俺たちを呼び止め、ロアが渡してきたものだ。人気のないところで見るようにと言われたから、ここまでずっと広げずにいた。
「なぁーんか、いろいろ入ってるんだよな。ごろごろしてるし」
「……開けたら、爆発したりして」
「じょ、冗談言うなよ……」
まさかな……竜宮城の、玉手箱じゃあるまいし。
「でも、あんまりほっとくのも、それはそれで怖いな。どっか、落ち着ける場所で確認したいけど」
「どうせ今夜は、王都の宿に泊まるんでしょ?そこで見てみよう」
「それもそうだな」
思い返せば、今日は朝から昼まで寝て、その後ロアと話しただけで日が沈んでしまった。長いような、短いような一日だったな。
つづく
====================
読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
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「よかったんですか、桜下さん?」
ウィルが俺の隣をふわふわと浮かびながらたずねた。
「よかったってのは、どういう意味だよ?」
「だから、あの王女様にいいように利用される形になってってことですよ」
俺たちはいま、王城の裏門から出て、城下町までの林道を歩いている。ロアと話し込んでいるうちに、外はすっかり茜色に染まっていた。もうじき夕暮れだ。
「別に、一方的に不利になったわけじゃないだろ。俺たちは最大限の利益を得て、それでいて最小限の犠牲で済むようにしたつもりなんだけど」
「う~ん……まあ、そうなのかもしれませんけど……」
ウィルは納得していない顔で、腕を組んで黙り込む。するとライラが、俺とウィルの間にひょこっと顔を出して、俺の腰をつっついた。
「でも、よかったの桜下?だって、勇者ってのになってれば、お金もいっぱいもらえたんでしょ?」
「まあ、な。でも、いまそんなに金が必要なわけでもないだろ。ギリではあるけど、日々暮らしていけてるんだしさ」
「でもでも、ほかにもいっぱいイイことありそうだったじゃん」
「それと引き換えに、俺は自由に旅をさせてもらえなくなるんだよ。ライラたちの未練を探すことも、しづらくなっちゃうんだぞ」
「う。それは、ヤかも……」
「だろ?俺は豪華な馬車でお偉いさんと一緒に旅をするより、お前たちと気ままに行くほうが楽しいよ」
「へへへ、そっか」
ライラはにこりと笑うと、俺の腰にぎゅっと抱き着いた。
「でも、ありがとね。森のこと」
「よせよ、あれこそ俺が勝手に決めたことだ。少しでもライラの気が晴れればよかったけど……」
と、そこまで口にして。俺は、あることに気付いた。
「……ていうか、俺がいろいろ決めちゃったけど。みんな、あれでよかったっけ……?」
俺がいまさら不安そうな顔をすると、ウィルがぷっとふきだした。
「それ、いまさらすぎません?文句があったら、あの場で言ってますよ」
エラゼムもそれにうなずく。
「吾輩としては、桜下殿の頭の回転の速さにただ驚くばかりでした。あの場で、よくあれだけ隙のない交渉をできるものですな」
「そうか?細かいところはぜーんぶロアに投げただけなんだけどな。けっこうしっかり筋書を考えないと、あっさりばれて裏目に出るかも……」
「それはそれ、王女たちが知恵を絞るでしょう。しかし、あれだけ桜下殿が譲歩したのですから、うまく事を運んでもらいたいものです」
「ほんとにな。これでロアがクビになっちまったら、俺との約束もパァだ」
ロアは、なんというか、いっぱいいっぱいな印象なんだよな。そのせいで向こう見ずな行動をしがちに見えるけど、冷静に、慎重に行動してくれれば……
「……」
俺たちがおしゃべりするなかで、フランだけがずっとむっつり黙り込んでいた。あまり機嫌は良さそうじゃないけど、俺は内心でほっとしていた。セカンドミニオンについて、フランは特に疑問を持たなかったみたいだから。俺は人差し指をぬっと伸ばすと、フランのむすっとした後頭部をつんつんつっつく。
「ふらーん。なに拗ねてんだよ」
「拗ねてるわけじゃ……ただ、わたし。あの王女のこと、キライ」
おお、こりゃまた、ずいぶんストレートだな。
「だってあいつ、結局開き直ってた。あなたのこと殺そうとしてたくせに、結局あなたに頼って、生き延びようとしてる。あいつ、自分を悲劇のヒロインかなにかだと思ってるんだよ」
「いや、まぁそれなりに、しんどい立場にいるとは思うけど……」
「……なに?こんどはあいつの肩を持つの?」
「に、睨むなよ。俺だって、ロアを……というか、あの城の在り方すべてを認めたわけじゃないよ。やっぱり、あの勇者召喚の仕組みはおかしい。あんな簡単に、人が殺されていいわけないからな」
「……それでもあなたは、あの女を助けたの?」
「まあ、ロア本人に関しては、そこまで悪いやつじゃないのかもってえ思えたからな。あいつはあいつで、いろいろなしがらみに囚われてるんだろ。それに、ロアが王女を続けてくれたほうが、この先いいことがあると思うんだ」
「いいこと?」
「俺たちは今回の一件で、ロアに貸しを作れただろ?少なくとも、顔見知りにはなれた」
「王家とのパイプができたって言いたいの?」
「それもあるけど、もし俺がこのまま生き残り続ければ、新しい勇者は呼ばれないかもしれないだろ。勇者が増えすぎると管理が大変だって言ってたし、今は戦争もそんなに激しくないらしいからな」
あとでアニに詳しく聞いたところ、勇者は基本的に、一国につき一人しか呼ばれないらしい。そらそうだ、勇者は下手したらこの世界の誰よりも強い。そんなのがうじゃうじゃいたら、逆に征服されちまうもんな。
「つまり、俺が生きてるとロアが知っている限り、新たな犠牲者は生まれない。ロアは俺の能力のこともよく知ってるし、これ以上危険なやつを増やそうとは思わないだろ」
「ああ、そういうこと……あなたって、ほんとに……」
「……ほんとに、なんだよ?」
「なんでもない」
フランは意味深にはぐらかした。なんだろう、ほんとにバカだって言いたいんじゃないだろうな。
「ねえ、それより。あの女からもらったものって、結局何だったの?」
「ああ、これな」
俺はカバンから、ロアに渡された小包を取り出した。あの話し合いの後、すぐに王城を出ようとする俺たちを呼び止め、ロアが渡してきたものだ。人気のないところで見るようにと言われたから、ここまでずっと広げずにいた。
「なぁーんか、いろいろ入ってるんだよな。ごろごろしてるし」
「……開けたら、爆発したりして」
「じょ、冗談言うなよ……」
まさかな……竜宮城の、玉手箱じゃあるまいし。
「でも、あんまりほっとくのも、それはそれで怖いな。どっか、落ち着ける場所で確認したいけど」
「どうせ今夜は、王都の宿に泊まるんでしょ?そこで見てみよう」
「それもそうだな」
思い返せば、今日は朝から昼まで寝て、その後ロアと話しただけで日が沈んでしまった。長いような、短いような一日だったな。
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