260 / 860
7章 大根役者
11-1 城の主
しおりを挟む
11-1 城の主
「くす……」
城の外から聞こえてきた爆発音に、城主であるアルルカ・ミル・マルク・シュタイアーは、口元を猫のようにゆがめた。
「まさか、ガーゴイルを破るなんて……今回の生贄ちゃんは、なかなかやるじゃない」
門番が破壊されたというのに、アルルカは上機嫌にくすくすと笑った。
「ここ最近、骨のある冒険者がいなかったから。今夜のはちょっとは楽しめそうかしら……っと」
不意にアルルカは、扉の外に人の気配を感じた。
「どうやら、今年の子猫ちゃんが来たみたいね……」
アルルカはにんまりと笑みを浮かべた。その青白い唇の間から、鋭い牙がのぞく。
「うふふふふ。それじゃあ、まずは子猫ちゃんをたっぷりオモテナシしてあげないと……」
アルルカは指をパチンと鳴らした。そのとたん、扉が勢いよく開かれた。
「きゃっ!」
目の前の扉が勢いよく開かれ、リンは小さく飛び上がった。暗く不気味な城を潜り抜け、果てしないらせん階段を汗だくで登り切ったと思ったら、次は自動で開く扉だ。すでに体力気力を限界まですり減らしたリンは、驚いた拍子に涙腺が緩みそうになった。
「~~~~っ」
でも、こんなところで泣くものか。私は立派なシスターになるのだから。
リンは自分にそう言い聞かせて、のど元まで出かかった嗚咽を飲み込んだ。山道で汚れた手で目をぐいっと乱暴に拭うと、リンは意を決して、真っ暗な扉の中へと足を踏み入れた。
城の最上階にあると思われるその部屋は、塔の先端とは思えないほどの広さだった。リンの持つランタンの明かりでは、部屋の中ほどまでしか照らし出せない。リンはランタンを左右に振るが、闇の中にはなにも浮かび上がらなかった。
「おかしいわね……ここで、儀式を行うようにと、神父様はおっしゃっていたけれど……」
この部屋には、儀式で使う杯も、血のように赤い酒も見当たらない。これでいったい、どうやって儀式を行えというのだろうか?
フッ……
「え?やだ!」
風も吹いていないのに、唐突にランタンの火が消えてしまった。リンの視界に、急速に闇が迫る。リンは必死に火をつけなおそうとするが、あせってランタンを床に落としてしまった。カシャン。
「ま、まって。火を、明かりをつけないと……」
バタン!
「きゃぁ!」
突然、激しく何かを打ち付けるような音が響き渡った。リンは心臓が爆発しそうなほどわななくのを感じた。再び、さっきと同じ音が響き渡る。それも何度も。バタン、バタンバタンバタン!
「……」
リンは恐怖のあまり、声も出せずに腰を抜かしていた。ふと気づくと、部屋が青白い光に照らし出されている。リンはその時はじめて、さっきの音が部屋の雨戸が開く音だったのだと気づいた。そのせいで、外の明かりが部屋に差し込んだのだ。
明るくなったことで、この部屋の全貌がようやく明らかになった。部屋は、高層と低層で二つに区切られている。今リンがいるところが、部屋の入口、低層だ。そこから何段もの段差……もはや大階段のようだが、それを挟んで、高層へとつながっている。高層の壁一面は大きな窓になっていて、そこからのぞく青白い月が、リンを斜めに見下ろしていた。
「ひッ!」
リンは再び恐怖に震えた。部屋が明るくなったことで、大階段に何者かが腰かけていることに気付いたのだ。
「だ、だれ……?」
その人影は立ち上がると、リンのほうへまっすぐ歩き始めた。
「こ、こないで!近寄らないで!」
リンは腰を抜かしたまま、ずりずりと後ずさる。すると人影は、かすれた声で何かをつぶやいた。
「……ン……」
「え?」
聞き間違いだろうか。リンは自分の耳を疑った。しかし、人影は再度声を発した。
「リン……シスター・リン……」
「ど……どうして、私の名前を……?」
リンはひどく混乱していた。この人は、シュタイアー教の関係者なのだろうか?だから自分を知っているのか?人影は月明かりが逆光となって、真っ黒にしか見えない。この人物がだれなのか、リンには見当もつかなかった。
「リン……忘れちゃったの……私の声を……」
「え」
リンの背中に、恐怖とは別の震えが走った。同時に、頭の中に一年前の古い記憶が呼び覚まされる。
「でも……そんな、まさか……」
「リン……思い出して……私のことを……」
リンは人影の輪郭をつぶさに見つめた。体つきからして、女性だ。そしてなにより、この声。記憶の中よりだいぶかすれてしまっているが、それでも忘れようがない。
「お……お姉さま……なの?」
「リン……思い出して……」
「お姉さま?お姉さまなのね!」
リンは心の中から、恐怖が雪のように解けていくのを感じた。なんてことだ、怖がるあまり、お姉さまの声を忘れてしまっていただなんて!リンは足に再び力が戻るのを感じた。
「お姉さま!」
リンは立ち上がると、いまだ逆光で真っ黒なその人影へと、勢いよく抱き着いた。その人影も、リンの背中へ腕を回した。
「お姉さま!いままで、どこに行ってたの!私、ずっとお姉さまのことを……」
「リン……思い出して……リン……」
「……?お姉さま?」
リンはふと、違和感を覚えた。
「お姉さま、体が氷のように冷たいわ……寒いの?もしかして、病気をしているの?」
「リン……リン……」
リンは、その時になって気づいた。自分の背中に回された腕が、自分が抱きしめる腰が。まるで枯れ木のようにカサカサで、そして異常なまでにほっそりしていることに。
「おねえ、さま……?」
「リン……オモイダシテ……」
リンの心に、再び恐怖がどっと溢れ出す。自分が姉だと思っていたものは、いまやしきりに思い出してと、壊れた人形のように繰り返している。リンは恐怖でひきつった顔を無理やり動かし、美人で優しい、最愛の姉の顔を見上げた。
そこにいたのは、骨と皮だけになった人間の死体だった。
「いやあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁああ!」
リンは絶叫すると、ソレを突き飛ばした。ソレの体は朽木のように軽く、非力なリンでも簡単に押しのけることができた。
「はぁ、はぁっ……!」
リンは震える肩を必死に抱きかかえていた。自分の背中に、まだ回された手の感触が残っている……そして、自分の見たもの。カサカサになって粉を吹く肌、落ちくぼんだ眼。瞳があるべき部分には、虚ろな暗闇がぽっかりと空いていた。その暗闇が、自分の顔を見つめている……
「ぅぷ。おえぇ……」
こみあげてきた吐き気を抑えることができずに、リンは戻してしまった。真っ白なローブがリンの戻したものでびちゃびちゃと汚れる。リンの体は激しく痙攣し、目からも鼻からも口からも体液がボタボタとこぼれていた。
「……うふ。うふふふ、あっはははははははははっ!きったないわねぇ!」
唐突に、リンの頭の上から、甲高い笑い声が響いてきた。コツコツと、何者かが大階段を下りてくる。
「あーはっはっは、おっかしぃー!最高だったわ、いいリアクション!最後にゲロっちゃうってのも芸術点たかいわねー。でも、汚さだったら去年のその子のほうがましだったかなぁ。そのコ、なんとおもらししちゃったのよ!きひひ、あー、あれは今思い返しても笑えるわねぇ」
リンの混乱する頭では、その声が何を言っているのか全く理解できなかった。やがて、リンの目の前に、黒い杖を突いた女の足が立った。
「さて……んんっ。ようこそ、わらわの城へ。歓迎しよう、シスター・リン」
自分の名前を呼ばれて、リンは顔をあげた。そして、我が目を疑った。そこに立っていたのは、異様な格好をした若い女……肩にはボロボロのマント。服はもはや着ていないと言った方が正しく、下着か水着姿にしか見えない。大きく露出した肌は病的に青白く、手には竜をかたどった杖を持っている。そのどう見てもまともとは思えない様相に、リンは震えた。
「あ、あ……」
「これこれ、挨拶もできぬのか?おぬしの居たシュタイアー教では、そんな事も教えてくれなかったのかのぅ」
「え、あ、の……あなたは……?」
「わらわか?わらわは、アルルカ・ミル・マルク・シュタイアー。この城の主であり、おぬしらが神と崇める存在だ」
そう言って、アルルカはにぃっと笑った。
つづく
====================
読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
====================
Twitterでは、次話の投稿のお知らせや、
作中に登場するキャラ、モンスターなどのイラストを公開しています。
よければ見てみてください。
↓ ↓ ↓
https://twitter.com/ragoradonma
「くす……」
城の外から聞こえてきた爆発音に、城主であるアルルカ・ミル・マルク・シュタイアーは、口元を猫のようにゆがめた。
「まさか、ガーゴイルを破るなんて……今回の生贄ちゃんは、なかなかやるじゃない」
門番が破壊されたというのに、アルルカは上機嫌にくすくすと笑った。
「ここ最近、骨のある冒険者がいなかったから。今夜のはちょっとは楽しめそうかしら……っと」
不意にアルルカは、扉の外に人の気配を感じた。
「どうやら、今年の子猫ちゃんが来たみたいね……」
アルルカはにんまりと笑みを浮かべた。その青白い唇の間から、鋭い牙がのぞく。
「うふふふふ。それじゃあ、まずは子猫ちゃんをたっぷりオモテナシしてあげないと……」
アルルカは指をパチンと鳴らした。そのとたん、扉が勢いよく開かれた。
「きゃっ!」
目の前の扉が勢いよく開かれ、リンは小さく飛び上がった。暗く不気味な城を潜り抜け、果てしないらせん階段を汗だくで登り切ったと思ったら、次は自動で開く扉だ。すでに体力気力を限界まですり減らしたリンは、驚いた拍子に涙腺が緩みそうになった。
「~~~~っ」
でも、こんなところで泣くものか。私は立派なシスターになるのだから。
リンは自分にそう言い聞かせて、のど元まで出かかった嗚咽を飲み込んだ。山道で汚れた手で目をぐいっと乱暴に拭うと、リンは意を決して、真っ暗な扉の中へと足を踏み入れた。
城の最上階にあると思われるその部屋は、塔の先端とは思えないほどの広さだった。リンの持つランタンの明かりでは、部屋の中ほどまでしか照らし出せない。リンはランタンを左右に振るが、闇の中にはなにも浮かび上がらなかった。
「おかしいわね……ここで、儀式を行うようにと、神父様はおっしゃっていたけれど……」
この部屋には、儀式で使う杯も、血のように赤い酒も見当たらない。これでいったい、どうやって儀式を行えというのだろうか?
フッ……
「え?やだ!」
風も吹いていないのに、唐突にランタンの火が消えてしまった。リンの視界に、急速に闇が迫る。リンは必死に火をつけなおそうとするが、あせってランタンを床に落としてしまった。カシャン。
「ま、まって。火を、明かりをつけないと……」
バタン!
「きゃぁ!」
突然、激しく何かを打ち付けるような音が響き渡った。リンは心臓が爆発しそうなほどわななくのを感じた。再び、さっきと同じ音が響き渡る。それも何度も。バタン、バタンバタンバタン!
「……」
リンは恐怖のあまり、声も出せずに腰を抜かしていた。ふと気づくと、部屋が青白い光に照らし出されている。リンはその時はじめて、さっきの音が部屋の雨戸が開く音だったのだと気づいた。そのせいで、外の明かりが部屋に差し込んだのだ。
明るくなったことで、この部屋の全貌がようやく明らかになった。部屋は、高層と低層で二つに区切られている。今リンがいるところが、部屋の入口、低層だ。そこから何段もの段差……もはや大階段のようだが、それを挟んで、高層へとつながっている。高層の壁一面は大きな窓になっていて、そこからのぞく青白い月が、リンを斜めに見下ろしていた。
「ひッ!」
リンは再び恐怖に震えた。部屋が明るくなったことで、大階段に何者かが腰かけていることに気付いたのだ。
「だ、だれ……?」
その人影は立ち上がると、リンのほうへまっすぐ歩き始めた。
「こ、こないで!近寄らないで!」
リンは腰を抜かしたまま、ずりずりと後ずさる。すると人影は、かすれた声で何かをつぶやいた。
「……ン……」
「え?」
聞き間違いだろうか。リンは自分の耳を疑った。しかし、人影は再度声を発した。
「リン……シスター・リン……」
「ど……どうして、私の名前を……?」
リンはひどく混乱していた。この人は、シュタイアー教の関係者なのだろうか?だから自分を知っているのか?人影は月明かりが逆光となって、真っ黒にしか見えない。この人物がだれなのか、リンには見当もつかなかった。
「リン……忘れちゃったの……私の声を……」
「え」
リンの背中に、恐怖とは別の震えが走った。同時に、頭の中に一年前の古い記憶が呼び覚まされる。
「でも……そんな、まさか……」
「リン……思い出して……私のことを……」
リンは人影の輪郭をつぶさに見つめた。体つきからして、女性だ。そしてなにより、この声。記憶の中よりだいぶかすれてしまっているが、それでも忘れようがない。
「お……お姉さま……なの?」
「リン……思い出して……」
「お姉さま?お姉さまなのね!」
リンは心の中から、恐怖が雪のように解けていくのを感じた。なんてことだ、怖がるあまり、お姉さまの声を忘れてしまっていただなんて!リンは足に再び力が戻るのを感じた。
「お姉さま!」
リンは立ち上がると、いまだ逆光で真っ黒なその人影へと、勢いよく抱き着いた。その人影も、リンの背中へ腕を回した。
「お姉さま!いままで、どこに行ってたの!私、ずっとお姉さまのことを……」
「リン……思い出して……リン……」
「……?お姉さま?」
リンはふと、違和感を覚えた。
「お姉さま、体が氷のように冷たいわ……寒いの?もしかして、病気をしているの?」
「リン……リン……」
リンは、その時になって気づいた。自分の背中に回された腕が、自分が抱きしめる腰が。まるで枯れ木のようにカサカサで、そして異常なまでにほっそりしていることに。
「おねえ、さま……?」
「リン……オモイダシテ……」
リンの心に、再び恐怖がどっと溢れ出す。自分が姉だと思っていたものは、いまやしきりに思い出してと、壊れた人形のように繰り返している。リンは恐怖でひきつった顔を無理やり動かし、美人で優しい、最愛の姉の顔を見上げた。
そこにいたのは、骨と皮だけになった人間の死体だった。
「いやあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁああ!」
リンは絶叫すると、ソレを突き飛ばした。ソレの体は朽木のように軽く、非力なリンでも簡単に押しのけることができた。
「はぁ、はぁっ……!」
リンは震える肩を必死に抱きかかえていた。自分の背中に、まだ回された手の感触が残っている……そして、自分の見たもの。カサカサになって粉を吹く肌、落ちくぼんだ眼。瞳があるべき部分には、虚ろな暗闇がぽっかりと空いていた。その暗闇が、自分の顔を見つめている……
「ぅぷ。おえぇ……」
こみあげてきた吐き気を抑えることができずに、リンは戻してしまった。真っ白なローブがリンの戻したものでびちゃびちゃと汚れる。リンの体は激しく痙攣し、目からも鼻からも口からも体液がボタボタとこぼれていた。
「……うふ。うふふふ、あっはははははははははっ!きったないわねぇ!」
唐突に、リンの頭の上から、甲高い笑い声が響いてきた。コツコツと、何者かが大階段を下りてくる。
「あーはっはっは、おっかしぃー!最高だったわ、いいリアクション!最後にゲロっちゃうってのも芸術点たかいわねー。でも、汚さだったら去年のその子のほうがましだったかなぁ。そのコ、なんとおもらししちゃったのよ!きひひ、あー、あれは今思い返しても笑えるわねぇ」
リンの混乱する頭では、その声が何を言っているのか全く理解できなかった。やがて、リンの目の前に、黒い杖を突いた女の足が立った。
「さて……んんっ。ようこそ、わらわの城へ。歓迎しよう、シスター・リン」
自分の名前を呼ばれて、リンは顔をあげた。そして、我が目を疑った。そこに立っていたのは、異様な格好をした若い女……肩にはボロボロのマント。服はもはや着ていないと言った方が正しく、下着か水着姿にしか見えない。大きく露出した肌は病的に青白く、手には竜をかたどった杖を持っている。そのどう見てもまともとは思えない様相に、リンは震えた。
「あ、あ……」
「これこれ、挨拶もできぬのか?おぬしの居たシュタイアー教では、そんな事も教えてくれなかったのかのぅ」
「え、あ、の……あなたは……?」
「わらわか?わらわは、アルルカ・ミル・マルク・シュタイアー。この城の主であり、おぬしらが神と崇める存在だ」
そう言って、アルルカはにぃっと笑った。
つづく
====================
読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
====================
Twitterでは、次話の投稿のお知らせや、
作中に登場するキャラ、モンスターなどのイラストを公開しています。
よければ見てみてください。
↓ ↓ ↓
https://twitter.com/ragoradonma
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
