279 / 860
8章 重なる魂
3-2
しおりを挟む
3-2
「……まあ、とりあえず。いったんは、ホッとしてもいいんですよね?」
ウィルがあたりを見回しながら、疲れた顔で胸をなでおろす。
「そうだな。逃げたってことは、あいつもこれ以上、やり合う気はないってことだろうし」
マスカレードとの戦闘で、焚き火はすっかり消えてしまった。俺たちは火を焚きなおすと、くたびれた体を引きずって、その周りに座った。
「しっかし、一時はどうなることかと思ったな。アルルカがいなかったら、正直ヤバかったかも」
俺は、輪から離れた所に一人佇むアルルカの顔を見た。アルルカの眉間の傷はすでに塞がっているようだったが、その白い顔は赤黒い血でべっとりと汚れていた。俺はアルルカの方へ向き直る
「アルルカ、助かったよ。ありがとな」
「……はぁ?別に、アンタたちのためにやったわけじゃないから。礼を言われる筋合いはないわ」
アルルカはツンっと顔を背けた。相変わらず素直じゃないやつ……けどまあ、一言も口をきかないよりかはマシだな。
「そうだアルルカ、傷は大丈夫なのか?よければ治すけど」
「あのねぇ、あたしはヴァンパイアよ?こんな怪我、屁でもないわ……でも、治せるの?」
「え?ああ、うん。俺の能力を使えば、アンデッドの傷を消すことができるんだ」
「へー……面白いわね。いいわ、やってごらんなさいよ」
頼む側のアルルカが、なぜか偉そうなんだが……まあいい、俺はアルルカのそばまで這って行くと、ファズの呪文を唱えるために、アルルカへと手を伸ばした。
「……え。ちょ、ちょっと!どこ触る気よ!」
「へ?」
アルルカが驚いたように体をのけ反らせた……ああ、そうか。俺が手を伸ばしていたのは、アルルカの胸元だ。
「やばい、これが当たり前だと思ってたな……」
「……桜下さん。私たちはいいですけど、見知らぬ女性の胸は触らないでくださいね?」
ウィルが冷めた目でこちらを見つめてくる。うぅ、俺の中のモラルが……
「ご、ごほん。あー、ごめんアルルカ。でも、変な意味じゃないんだぞ。俺の能力は、魂の上に手を重ねなくちゃならないんだ」
「魂、ねぇ……確かに、前もそうだったわね。あんた、どさくさに紛れて胸に触りたいだけじゃないの?」
「んな、なわけないだろ!現にエラゼムにだって、そうやって術を掛けるんだからな」
アルルカはまぶたを半分閉じて、本当か?という視線を向けてくる。ちぇ、あんな破廉恥な格好しているくせに、人を非難するのか?
「まあ、無理にとは言わないよ。血だらけじゃ可哀想だと思っただけだからさ。支障がないならいいんだ」
「……まあ、確かにね。あたしの美貌が損なわれるのは、由々しき事態だわ。それを考慮すれば、その術を掛けてもらうのもやぶさかではないわね」
「はぁ……じゃあ、やるってことでいいんだな?」
「で、でも!勘違いしないで、あんたを信用したんじゃないわ!一度くらいなら騙されてもいいかなって思っただけ!」
「わかったってば」
俺はため息をつくと、右手を伸ばして、アルルカの胸の真ん中に置いた。手が触れた瞬間、アルルカはびくっと身を固くした。手のひらから伝わってくる、ふにっとした感触を極力無視して、俺は呪文を唱えた。
「ディストーションハンド・ファズ!」
ヴン!一瞬、俺の右手が実体を失い、アルルカの胸の中へわずかに溶け込む。そこから魔力が流れ込むと、アルルカの顔についた血は逆再生のように傷口に吸い込まれ、額の傷は何もなかったかのように、きれいにふさがった。
「これでよし。ほら、きれいに治っただろ?」
アルルカはそろりと自分の額に触れると、確かに傷が消えている事に気づいて、驚いた顔をした。
「へー……便利な技が使えるのね。インチキネクロマンサーじゃなかったんだ」
「インチキって……まあ、あれだ。マスカレードを追っ払ってくれた礼だと思ってくれよ」
「ふん、あのブサイクが気に障っただけよ。もう一度言うけど、あんたたちのためじゃないわ」
「わかったわかった。ところで、他のみんなは大丈夫か?」
俺は特に、フランの体をじろじろ見回した。フランは奴に一発もらっている。
「だ、大丈夫だってば。たいしたことない」
フランは顔を赤らめて、俺に背を向けた。なんだ、照れているのか?さんざん裸を見ているってのに。
「……ん?」
俺はふと、エラゼムに目を止めた。力なくうなだれるエラゼムは、ひどく元気がないように見える。変だな、普段の毅然とした様子とは大違いだ。
「エラゼム……?」
俺が呼びかけると、エラゼムは力なく顔を上げた。
「桜下殿……申し訳ございません。少し、試してもらってもよいでしょうか」
「試す……?何をだ?」
「吾輩の剣を、直せますでしょうか」
剣だって?エラゼムは背中に背負っていた大剣を外すと、俺の前へと差し出した。魔法の金属・アダマンタイト製で、どんな攻撃にもびくともしなかったエラゼムの剣……焚き木の炎に照らされたその表面には、大きな黒いひび割れが入ってしまっていた。
「えぇ!こ、こ、これ。どうしたんだよ?」
「先の戦闘の際、マスカレードの刺突を受け止めた折に、もらった傷です」
あ……あれか!確かにあれは、お互いに吹っ飛ばされるほどの、ものすごいぶつかり合いだった。ガシャアとすごい音がしていたけど、そんなまさか……
「吾輩が、未熟でした。敵の攻撃力を見誤り、剣の頑強さに甘えた結果です……お手を煩わせて申し訳ない。桜下殿の能力で戻せるかどうか、一度試していただけませぬか」
エラゼムは相当な落ち込みようだ。自慢の愛剣だったもんな……
「それはもちろんいいけど……」
しかし、正直自信がなかった。微妙なところだ……俺の“ファズ”は、アンデッドの時間を巻き戻す能力だ。だけど、この大剣もエラゼムの一部としてみなされるかどうかは、俺にもわからない。
「とにかく、試してみるしかないな」
つづく
====================
読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
====================
Twitterでは、次話の投稿のお知らせや、
作中に登場するキャラ、モンスターなどのイラストを公開しています。
よければ見てみてください。
↓ ↓ ↓
https://twitter.com/ragoradonma
「……まあ、とりあえず。いったんは、ホッとしてもいいんですよね?」
ウィルがあたりを見回しながら、疲れた顔で胸をなでおろす。
「そうだな。逃げたってことは、あいつもこれ以上、やり合う気はないってことだろうし」
マスカレードとの戦闘で、焚き火はすっかり消えてしまった。俺たちは火を焚きなおすと、くたびれた体を引きずって、その周りに座った。
「しっかし、一時はどうなることかと思ったな。アルルカがいなかったら、正直ヤバかったかも」
俺は、輪から離れた所に一人佇むアルルカの顔を見た。アルルカの眉間の傷はすでに塞がっているようだったが、その白い顔は赤黒い血でべっとりと汚れていた。俺はアルルカの方へ向き直る
「アルルカ、助かったよ。ありがとな」
「……はぁ?別に、アンタたちのためにやったわけじゃないから。礼を言われる筋合いはないわ」
アルルカはツンっと顔を背けた。相変わらず素直じゃないやつ……けどまあ、一言も口をきかないよりかはマシだな。
「そうだアルルカ、傷は大丈夫なのか?よければ治すけど」
「あのねぇ、あたしはヴァンパイアよ?こんな怪我、屁でもないわ……でも、治せるの?」
「え?ああ、うん。俺の能力を使えば、アンデッドの傷を消すことができるんだ」
「へー……面白いわね。いいわ、やってごらんなさいよ」
頼む側のアルルカが、なぜか偉そうなんだが……まあいい、俺はアルルカのそばまで這って行くと、ファズの呪文を唱えるために、アルルカへと手を伸ばした。
「……え。ちょ、ちょっと!どこ触る気よ!」
「へ?」
アルルカが驚いたように体をのけ反らせた……ああ、そうか。俺が手を伸ばしていたのは、アルルカの胸元だ。
「やばい、これが当たり前だと思ってたな……」
「……桜下さん。私たちはいいですけど、見知らぬ女性の胸は触らないでくださいね?」
ウィルが冷めた目でこちらを見つめてくる。うぅ、俺の中のモラルが……
「ご、ごほん。あー、ごめんアルルカ。でも、変な意味じゃないんだぞ。俺の能力は、魂の上に手を重ねなくちゃならないんだ」
「魂、ねぇ……確かに、前もそうだったわね。あんた、どさくさに紛れて胸に触りたいだけじゃないの?」
「んな、なわけないだろ!現にエラゼムにだって、そうやって術を掛けるんだからな」
アルルカはまぶたを半分閉じて、本当か?という視線を向けてくる。ちぇ、あんな破廉恥な格好しているくせに、人を非難するのか?
「まあ、無理にとは言わないよ。血だらけじゃ可哀想だと思っただけだからさ。支障がないならいいんだ」
「……まあ、確かにね。あたしの美貌が損なわれるのは、由々しき事態だわ。それを考慮すれば、その術を掛けてもらうのもやぶさかではないわね」
「はぁ……じゃあ、やるってことでいいんだな?」
「で、でも!勘違いしないで、あんたを信用したんじゃないわ!一度くらいなら騙されてもいいかなって思っただけ!」
「わかったってば」
俺はため息をつくと、右手を伸ばして、アルルカの胸の真ん中に置いた。手が触れた瞬間、アルルカはびくっと身を固くした。手のひらから伝わってくる、ふにっとした感触を極力無視して、俺は呪文を唱えた。
「ディストーションハンド・ファズ!」
ヴン!一瞬、俺の右手が実体を失い、アルルカの胸の中へわずかに溶け込む。そこから魔力が流れ込むと、アルルカの顔についた血は逆再生のように傷口に吸い込まれ、額の傷は何もなかったかのように、きれいにふさがった。
「これでよし。ほら、きれいに治っただろ?」
アルルカはそろりと自分の額に触れると、確かに傷が消えている事に気づいて、驚いた顔をした。
「へー……便利な技が使えるのね。インチキネクロマンサーじゃなかったんだ」
「インチキって……まあ、あれだ。マスカレードを追っ払ってくれた礼だと思ってくれよ」
「ふん、あのブサイクが気に障っただけよ。もう一度言うけど、あんたたちのためじゃないわ」
「わかったわかった。ところで、他のみんなは大丈夫か?」
俺は特に、フランの体をじろじろ見回した。フランは奴に一発もらっている。
「だ、大丈夫だってば。たいしたことない」
フランは顔を赤らめて、俺に背を向けた。なんだ、照れているのか?さんざん裸を見ているってのに。
「……ん?」
俺はふと、エラゼムに目を止めた。力なくうなだれるエラゼムは、ひどく元気がないように見える。変だな、普段の毅然とした様子とは大違いだ。
「エラゼム……?」
俺が呼びかけると、エラゼムは力なく顔を上げた。
「桜下殿……申し訳ございません。少し、試してもらってもよいでしょうか」
「試す……?何をだ?」
「吾輩の剣を、直せますでしょうか」
剣だって?エラゼムは背中に背負っていた大剣を外すと、俺の前へと差し出した。魔法の金属・アダマンタイト製で、どんな攻撃にもびくともしなかったエラゼムの剣……焚き木の炎に照らされたその表面には、大きな黒いひび割れが入ってしまっていた。
「えぇ!こ、こ、これ。どうしたんだよ?」
「先の戦闘の際、マスカレードの刺突を受け止めた折に、もらった傷です」
あ……あれか!確かにあれは、お互いに吹っ飛ばされるほどの、ものすごいぶつかり合いだった。ガシャアとすごい音がしていたけど、そんなまさか……
「吾輩が、未熟でした。敵の攻撃力を見誤り、剣の頑強さに甘えた結果です……お手を煩わせて申し訳ない。桜下殿の能力で戻せるかどうか、一度試していただけませぬか」
エラゼムは相当な落ち込みようだ。自慢の愛剣だったもんな……
「それはもちろんいいけど……」
しかし、正直自信がなかった。微妙なところだ……俺の“ファズ”は、アンデッドの時間を巻き戻す能力だ。だけど、この大剣もエラゼムの一部としてみなされるかどうかは、俺にもわからない。
「とにかく、試してみるしかないな」
つづく
====================
読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
====================
Twitterでは、次話の投稿のお知らせや、
作中に登場するキャラ、モンスターなどのイラストを公開しています。
よければ見てみてください。
↓ ↓ ↓
https://twitter.com/ragoradonma
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる