464 / 860
12章 負けられない闘い
6-4
しおりを挟む
6-4
「……!」
勇者ファーストだって?そいつは確か、かつて一の国が召喚した、歴代でもトップクラスの勇者のことだ。その勇者の血を引いているだと……?
「ち、ちょっと待ってくれよ。ファーストって、勇者だろ?勇者が結婚してたのか?」
「ああ。勇者とて人間だろう。結婚もするし、子どもも作るさ」
俺はあんぐり口を開けた。でも言われてみれば、確かに……勇者って、俺とか、クラークみたいに、少年少女基準で考えちゃうんだよな。けれど、大人の勇者もいたかもしれないんだ。
「ファーストって、何歳くらいの時に召喚されたんだ?」
「さて、どうだったかな……小耳にはさんだ限りでは、お前やクラークとそう変わらない歳だったそうだ」
「え……」
うそ……じゃあ、俺と同じくらいでこの世界に呼び出されて、そこで恋人を作って、結婚して、子どもまで……し、信じられない。ここは異世界だぞ?俺なんて、もと居た世界でも彼女を作れる自信ないのに……見れば、クラークも似たような顔をしていた。よかった、やつもそこまでモテていたわけじゃなさそうだな。
「……」
ふと、コルルがじぃーっとクラークを見つめていることに気が付いた。ずいぶん熱のこもった視線だ。クラークの反応を、一挙手一投足まで観察しているみたいな……
(はは~ん?)
はは、あれだけ見つめられて気が付かないなんて、クラークのやつ、ずいぶん鈍感みてーだな。キキキッ!
「……」
この時、フランもまた、桜下をじっと見つめていることに、彼は気付いていなかった。少女二人の視線に気づいていたのは、この場ではただ一人、ミカエルだけであったわけだが……気が弱い彼女は、その事について触れることはしなかった。触らぬ神に祟りなし、だ。
「しかし、勇者の子孫か……」
しかも、そんじょそこらの勇者じゃない。伝説の勇者、その子孫だ。
「……あれ?でもアルアって、すごく強いわけじゃなさそうな……?」
するとアドリアは、ふぅとため息をついた。
「血は、才能まで保証してくれるわけではないということだ。彼女がファーストの子孫であることは間違いない。だが、だからと言って天性の才が与えられるわけじゃない。むしろ、彼女は努力家だよ。勤勉で、鍛錬にも励んでいる。しかし皮肉にも、それが彼女に才能が継がれていないことを証明してしまっているのさ」
「な、なるほどな……」
まるで、勇者セカンドと真逆だ。奴の血は、セカンドミニオンへ呪いのように受け継がれている。対してファーストの血は、その子孫に遺伝してはいなかった……不思議なこともあるんだな。
「でも、アドリア。それとこれと、一体何の関係があるのよ?」
コルルが眉根を寄せて質問する。っと、話が逸れていたな。本題は、アルアがどういう人間なのかについてだ。
「ん、コルル。今の話で思い至らなかったか?なぜアルアが、彼らに襲い掛かったのか」
「え?だ、だって。あんたが話したのは、アルアがファーストの孫だってことだけじゃない。すごいことだし、驚いたけど、だからって何が分かるわけでも……」
「では、こう言い換えよう。アルアは、“二の国の勇者”に襲い掛かった」
「二の国の……あ!」
合点がいったとように、コルルが目を丸くする。そしてクラークも、顔をしかめながらうなずいた。すぐ俺にも、その理由が分かった。
「……あぁ!そうか。ファーストって、戦争の最期にセカンドに裏切られて……」
そういうことだ、とアドリアがうなずく。そうだった、彼の死因は、味方の裏切り……二の国が召喚した、最悪の勇者。セカンドによって、その背中を突かれたのだ。クラークは苦虫を噛み潰した顔で言う。
「そうだ……あの醜悪な裏切りの記憶は、アルアに暗い影を落としたに違いない。ようやくわかったよ、アドリア。彼女が我を失うのも当然だ。彼女にとっては、正当な復讐だったわけだね」
「お、おい。襲われたのは俺たちだぞ。正当であってたまるかよ!」
「ふん、どうだか。同じ国が召喚した勇者なら、似たようなものなんじゃないのかい?」
「ああ……?それなら、おたくは最期には、俺に倒されることになるけどな?」
「なんだって……!」
んんっ!と、アドリアが咳払い。くそ、なんでこうなるかな。やっぱりクラークとは馬が合わないな。
「……」
「……」
俺たちは再び黙り込んでしまった。場の空気は最悪だ。賑やかなパーティー会場で、ここだけ葬式みたいになっている。
「あっ……あ、ぁあぁ、あのう」
その空気に耐え切れなくなったのか、震える小声で、ミカエルが話し出した。
「その……あ、アドリアさんは、どうして知ってたんですか?アルアさんのことを……」
「私か?私の家は、代々傭兵稼業をやっていてな。戦場の話題なら耳にする機会が多かったんだ。あの少女は、歳の割には腕が立つ方だから」
「そ、そうだったんですか……」
会話はそこで終わってしまった。沈黙を埋めようと、ミカエルはあせあせと話題を探している。だけど、額に汗するほど必死にならなくても……見ちゃいられないな。助け舟を出そう。
「なあ、アドリアさん?あんたは、戦争の歴史についても詳しいのか?」
「なに?それと、さんはいらない。敬意を払うには今更過ぎるだろう」
「そりゃそうか。で、どうなんだ?」
「ふむ。まあ人並みか、それより少しは詳しいと言えるだろう 」
「じゃあさ、そのファーストのことについて、聞かせてくれないか?すっごく強い勇者だったってことは知ってるけど、実はそこまで詳しい事は知らないんだ。俺たち」
ロアから聞いたのは、ファーストという勇者がいたという事だけだ。詳細については何にも知らない。今まではそれでよかったけど、さすがに状況が込み入ってきたからな……
「こっちの国に来てる以上、その辺も知っとかないと、何かと面倒事が起きそうだからさ」
「なるほどな。確かに、ライカニール人にとって、ファーストは欠かすことのできない英雄だ。あまり無粋なことを口にすれば、アルアでなくとも黙っていないだろう」
うなずく。ここに来る途中に立ち寄った村にも、ファーストの像が置かれていた。ファーストは、国民的なヒーローなんだ。
「では、ご清聴願おうかな。これは、実際に戦闘に参加していた、私の父が語ってくれた話だ。今から十六年ほど前、大戦も終局に差し掛かったころのことだが……」
つづく
====================
読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
====================
Twitterでは、次話の投稿のお知らせや、
作中に登場するキャラ、モンスターなどのイラストを公開しています。
よければ見てみてください。
↓ ↓ ↓
https://twitter.com/ragoradonma
「……!」
勇者ファーストだって?そいつは確か、かつて一の国が召喚した、歴代でもトップクラスの勇者のことだ。その勇者の血を引いているだと……?
「ち、ちょっと待ってくれよ。ファーストって、勇者だろ?勇者が結婚してたのか?」
「ああ。勇者とて人間だろう。結婚もするし、子どもも作るさ」
俺はあんぐり口を開けた。でも言われてみれば、確かに……勇者って、俺とか、クラークみたいに、少年少女基準で考えちゃうんだよな。けれど、大人の勇者もいたかもしれないんだ。
「ファーストって、何歳くらいの時に召喚されたんだ?」
「さて、どうだったかな……小耳にはさんだ限りでは、お前やクラークとそう変わらない歳だったそうだ」
「え……」
うそ……じゃあ、俺と同じくらいでこの世界に呼び出されて、そこで恋人を作って、結婚して、子どもまで……し、信じられない。ここは異世界だぞ?俺なんて、もと居た世界でも彼女を作れる自信ないのに……見れば、クラークも似たような顔をしていた。よかった、やつもそこまでモテていたわけじゃなさそうだな。
「……」
ふと、コルルがじぃーっとクラークを見つめていることに気が付いた。ずいぶん熱のこもった視線だ。クラークの反応を、一挙手一投足まで観察しているみたいな……
(はは~ん?)
はは、あれだけ見つめられて気が付かないなんて、クラークのやつ、ずいぶん鈍感みてーだな。キキキッ!
「……」
この時、フランもまた、桜下をじっと見つめていることに、彼は気付いていなかった。少女二人の視線に気づいていたのは、この場ではただ一人、ミカエルだけであったわけだが……気が弱い彼女は、その事について触れることはしなかった。触らぬ神に祟りなし、だ。
「しかし、勇者の子孫か……」
しかも、そんじょそこらの勇者じゃない。伝説の勇者、その子孫だ。
「……あれ?でもアルアって、すごく強いわけじゃなさそうな……?」
するとアドリアは、ふぅとため息をついた。
「血は、才能まで保証してくれるわけではないということだ。彼女がファーストの子孫であることは間違いない。だが、だからと言って天性の才が与えられるわけじゃない。むしろ、彼女は努力家だよ。勤勉で、鍛錬にも励んでいる。しかし皮肉にも、それが彼女に才能が継がれていないことを証明してしまっているのさ」
「な、なるほどな……」
まるで、勇者セカンドと真逆だ。奴の血は、セカンドミニオンへ呪いのように受け継がれている。対してファーストの血は、その子孫に遺伝してはいなかった……不思議なこともあるんだな。
「でも、アドリア。それとこれと、一体何の関係があるのよ?」
コルルが眉根を寄せて質問する。っと、話が逸れていたな。本題は、アルアがどういう人間なのかについてだ。
「ん、コルル。今の話で思い至らなかったか?なぜアルアが、彼らに襲い掛かったのか」
「え?だ、だって。あんたが話したのは、アルアがファーストの孫だってことだけじゃない。すごいことだし、驚いたけど、だからって何が分かるわけでも……」
「では、こう言い換えよう。アルアは、“二の国の勇者”に襲い掛かった」
「二の国の……あ!」
合点がいったとように、コルルが目を丸くする。そしてクラークも、顔をしかめながらうなずいた。すぐ俺にも、その理由が分かった。
「……あぁ!そうか。ファーストって、戦争の最期にセカンドに裏切られて……」
そういうことだ、とアドリアがうなずく。そうだった、彼の死因は、味方の裏切り……二の国が召喚した、最悪の勇者。セカンドによって、その背中を突かれたのだ。クラークは苦虫を噛み潰した顔で言う。
「そうだ……あの醜悪な裏切りの記憶は、アルアに暗い影を落としたに違いない。ようやくわかったよ、アドリア。彼女が我を失うのも当然だ。彼女にとっては、正当な復讐だったわけだね」
「お、おい。襲われたのは俺たちだぞ。正当であってたまるかよ!」
「ふん、どうだか。同じ国が召喚した勇者なら、似たようなものなんじゃないのかい?」
「ああ……?それなら、おたくは最期には、俺に倒されることになるけどな?」
「なんだって……!」
んんっ!と、アドリアが咳払い。くそ、なんでこうなるかな。やっぱりクラークとは馬が合わないな。
「……」
「……」
俺たちは再び黙り込んでしまった。場の空気は最悪だ。賑やかなパーティー会場で、ここだけ葬式みたいになっている。
「あっ……あ、ぁあぁ、あのう」
その空気に耐え切れなくなったのか、震える小声で、ミカエルが話し出した。
「その……あ、アドリアさんは、どうして知ってたんですか?アルアさんのことを……」
「私か?私の家は、代々傭兵稼業をやっていてな。戦場の話題なら耳にする機会が多かったんだ。あの少女は、歳の割には腕が立つ方だから」
「そ、そうだったんですか……」
会話はそこで終わってしまった。沈黙を埋めようと、ミカエルはあせあせと話題を探している。だけど、額に汗するほど必死にならなくても……見ちゃいられないな。助け舟を出そう。
「なあ、アドリアさん?あんたは、戦争の歴史についても詳しいのか?」
「なに?それと、さんはいらない。敬意を払うには今更過ぎるだろう」
「そりゃそうか。で、どうなんだ?」
「ふむ。まあ人並みか、それより少しは詳しいと言えるだろう 」
「じゃあさ、そのファーストのことについて、聞かせてくれないか?すっごく強い勇者だったってことは知ってるけど、実はそこまで詳しい事は知らないんだ。俺たち」
ロアから聞いたのは、ファーストという勇者がいたという事だけだ。詳細については何にも知らない。今まではそれでよかったけど、さすがに状況が込み入ってきたからな……
「こっちの国に来てる以上、その辺も知っとかないと、何かと面倒事が起きそうだからさ」
「なるほどな。確かに、ライカニール人にとって、ファーストは欠かすことのできない英雄だ。あまり無粋なことを口にすれば、アルアでなくとも黙っていないだろう」
うなずく。ここに来る途中に立ち寄った村にも、ファーストの像が置かれていた。ファーストは、国民的なヒーローなんだ。
「では、ご清聴願おうかな。これは、実際に戦闘に参加していた、私の父が語ってくれた話だ。今から十六年ほど前、大戦も終局に差し掛かったころのことだが……」
つづく
====================
読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
====================
Twitterでは、次話の投稿のお知らせや、
作中に登場するキャラ、モンスターなどのイラストを公開しています。
よければ見てみてください。
↓ ↓ ↓
https://twitter.com/ragoradonma
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる