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15章 燃え尽きた松明
14-3
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石像じゃない、人間の姿のメアリーが、光を浴びて宙に浮いている……
(霊体?いや、俺は何も感じなかった……)
それなら、あのメアリーは一体……
俺たちは呆気に取られていたが、それはエラゼムも同じようだ。いや、俺たち以上に衝撃を受けていることだろう。彼は、ブロンドの髪を波打たせるメアリーを見上げて、固まっていた。
「メ、アリー、様……」
(エラゼム……)
メアリーの声は、耳ではなく、頭の中に直接響いてくるようだった。
「メアリー様……ほんとうに、メアリー様なのですか」
(ええ……ずっと私を探してくれていたわね。うれしかった。そして、ごめんなさい)
「そんな……吾輩はただ……」
(ごめんなさい。私のわがままのせいで、あなたをこんな姿にしてしまって。自分の決断に悔いはないけれど、それでも後悔しそうになってしまった……)
「メアリー様は……自らの意思で、この町をお救いになられたのですね」
(ええ……流れ着いた私を、この町の人たちは暖かく迎え入れてくれた……みな優しく、そしてたくましい人たちだった。まるで、あなたみたいにね)
「吾輩に……?」
(そうよ。だから余計に愛着が湧いてしまって……どうしても、見捨てられなかったの。全部私のわがままよ。城主のしがらみから自由になりたくて、町の人たちを救いたくて、そして……あなたに、振り向いてほしくて)
「え……?」
(だって、あのまま城に居続けたら、いつまで経っても城主と騎士だったでしょう。私のことを皆が忘れるくらい月日が経ったら、あなたを呼ぶつもりだったのよ。……なんて、いまさら言っても信じられないかしら)
「……いえ。信じます。信じさせてください……」
(エラゼム……ありがとう)
メアリーがエラゼムに手を伸ばす。
(必ず戻るという、あなたとの約束を果たせなかったことが、ずっと心残りだった……)
「覚えていて、下さったのですか……」
エラゼムは震える手で、メアリーの手を取った。
(もちろんよ。そのせいで、あなたを現世に縛り続けてしまった……謝っても、謝り切れないわね)
「いえ、もうよいのです……」
エラゼムが、ゆるゆると兜を振る。
「メアリーが覚えていて下さったのならば。それに、吾輩も呪いに縛られ続けていたわけではありません。最後にわずかではありますが、正気を取り戻すことができました。そのおかげで、こうして貴女と会えたのです」
(ええ、そうね。あなたの、もう一人の主のおかげ)
そう言ってメアリーは、俺の方を見た。
(ありがとう。あなたのおかげで、エラゼムだけでなく、バークレイや城のみんな、そして私まで救われたわ。本当にありがとう)
俺は……何も言葉を、返せなかった。今この時間は、エラゼムとメアリーのためだけに存在している。そんな気がしたからだ。
(そして、お仲間の皆様も。エラゼムと共にいてくれて、ありがとう。本当は、もっと一緒に居させてあげたいけど……だけど、あなたの中にいる人たちも、そろそろ自由にしてあげないとね)
メアリーがもう一方の手で、エラゼムの鎧に触れる。そこからは、黒い瘴気が立ち昇った。
(この人たちの魂は凝り固まって、あなたから離れることはできない。その中には、あなたや弟を殺した賊のものも混じっているけれど……百年以上苦しんだのだから、十分罰は受けたわ)
「はい……それに吾輩は、バークレイ様に城の留守を預けております。あの方にも、安らかな眠りを受け取ってもらわなくては」
(そうね。あの子にも、ずいぶん辛い役目を引き受けさせてしまったわ……さあ、行きましょう、エラゼム。あの子も迎えに行ってやらないと)
「はい。かしこまりました……」
メアリーの姿が、すうっと昇っていく。天井の穴を抜けて、空へ……その手を掴んでいたエラゼムは、そのまま動かなくなった。
「……エラ、ゼム?」
俺はようやく、声を出すことができた。だが、返事はない。
「エラゼム?……逝っちまったのか?」
やはり、返事はない。メアリーと一緒に、昇って行ってしまったようだ……
「エラ、ゼムさ……う、うああぁ」
ウィルは堪えきれずに、嗚咽を漏らし始めた。フランがその肩を抱く。クールなフランも、さすがに辛そうだ。
「あ……あーあ!いっちまったなぁ。でもま、やつの願いは叶ったんだ。きっと、よかったんだよな」
俺はわざと大きな声で言うと、頭の後ろで手を組んだ。悲しむ必要はないって、エラゼムも言っていた。だからこれは、きっとハッピーエンドなんだ。わははって笑う気にはなれないけど、特別悲しみに暮れることはないよな。
そんな風にしていると、ライラが俺の隣にやってきた。俺のシャツを握って、ぴたりと体を寄せる。
「桜下……」
「ん?どうした、ライラ。やっぱり悲しいか?」
「うん……でも、それは桜下もでしょ?」
「俺?そりゃまあ、寂しいけどさ。でも、そこまでではないっていうか……」
「うそ。だって、じゃあなんで、泣いてるの?」
……え?泣いてる?俺が?
ライラがそっと手を伸ばしてくる。俺の頬のあたりに触れた彼女の指先には、しずくがきらりと光っていた。
「あ、あれ?なんだ、おかしいな。いやさ、別に悲しむ必要はないって分かってるんだ。そんなの、あいつも望んでないだろうし……」
「桜下、泣きたくないの?」
「だ、だって、そうだろ。そんな必要ないから」
「ううん。そんなことないよ。だって桜下、言ってくれたじゃん。別れがつらくて、涙が出るのは、その人とそれだけ仲良くなれた証だって」
あ……ライラが三つ編みちゃん……もとい、マリカと別れた時に言った……
「泣いてもいいんだよ、桜下。桜下はエラゼムと、とっても仲良しだったんだもん。悲しいのは、おかしなことじゃないよ」
「ら、いら……」
ああ、もうダメだ。自分でも気づかないようにしていた、見ないふりをしていた感情に、気付いてしまった。
俺の胸に、裂かれたような痛みが走った。
「く、くぅぅ……エラゼム、エラゼム……!」
ライラが俺の正面に回り、そっと抱き着いてくる。俺もライラをぎゅうと抱いた。彼女のせいで、俺の心の壁は決壊した。それは世界で一番優しい、破壊の言葉だった。
「エラゼム……うぅ、うああぁぁ!」
俺は、どうしてこう馬鹿なんだろう。いつもいつも、心を読み間違える。自分の心まで読み違えるとは、いよいよだ。
(どうして……!)
後悔しても遅いんだ。わかってる。彼はもう逝ってしまった……
(どうして俺は、最後に言わなかったんだ。仲間になってくれてありがとうって。いっしょにいれて、最高に楽しかったって!)
本当は、そう伝えたかったのに!つまらない意地を張って、結局言いそびれて……ほんとうに俺は、どこまで行っても……
「桜下殿」
え?
俺は思わず、顔を上げた。涙でぼやける視界には、大きな何かが映っている……
(エラ、ゼム……?)
メアリーの前にひざまずいていたはずのエラゼムが、俺の前に立っている。どうして?もう、逝ってしまったはずじゃ……
(いや。そんな事は、どうだっていいだろうが!)
彼が目の前にいる。それなら、今度こそ伝えよう。俺は息を吸った。
「じゃあな、エラゼム。今まで、ありがとう……!」
涙でぐずぐずだったから、見間違えたのかもしれない。
けど俺は、最後に彼が、鎧の奥で笑ったような気がした。
ガランガランガラーン!
けたたましい金属音が、洞窟にこだまする。エラゼムの鎧がバラバラに砕けて、地面に散らばったのだ。
砕けた鎧の中からは、黒い瘴気が立ち昇って、光の差し込む天井の穴へと吸い込まれていく。光に当たった瘴気は、ため息のような音を残して、消えていった。
「自由に、なれたんだな……」
今度こそ彼は、逝ってしまった。俺の目からはまた涙があふれてきたが、少なくともさっきまでのような、胸をつんざく後悔は感じなくなっていた。
つづく
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読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
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(霊体?いや、俺は何も感じなかった……)
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(ええ……流れ着いた私を、この町の人たちは暖かく迎え入れてくれた……みな優しく、そしてたくましい人たちだった。まるで、あなたみたいにね)
「吾輩に……?」
(そうよ。だから余計に愛着が湧いてしまって……どうしても、見捨てられなかったの。全部私のわがままよ。城主のしがらみから自由になりたくて、町の人たちを救いたくて、そして……あなたに、振り向いてほしくて)
「え……?」
(だって、あのまま城に居続けたら、いつまで経っても城主と騎士だったでしょう。私のことを皆が忘れるくらい月日が経ったら、あなたを呼ぶつもりだったのよ。……なんて、いまさら言っても信じられないかしら)
「……いえ。信じます。信じさせてください……」
(エラゼム……ありがとう)
メアリーがエラゼムに手を伸ばす。
(必ず戻るという、あなたとの約束を果たせなかったことが、ずっと心残りだった……)
「覚えていて、下さったのですか……」
エラゼムは震える手で、メアリーの手を取った。
(もちろんよ。そのせいで、あなたを現世に縛り続けてしまった……謝っても、謝り切れないわね)
「いえ、もうよいのです……」
エラゼムが、ゆるゆると兜を振る。
「メアリーが覚えていて下さったのならば。それに、吾輩も呪いに縛られ続けていたわけではありません。最後にわずかではありますが、正気を取り戻すことができました。そのおかげで、こうして貴女と会えたのです」
(ええ、そうね。あなたの、もう一人の主のおかげ)
そう言ってメアリーは、俺の方を見た。
(ありがとう。あなたのおかげで、エラゼムだけでなく、バークレイや城のみんな、そして私まで救われたわ。本当にありがとう)
俺は……何も言葉を、返せなかった。今この時間は、エラゼムとメアリーのためだけに存在している。そんな気がしたからだ。
(そして、お仲間の皆様も。エラゼムと共にいてくれて、ありがとう。本当は、もっと一緒に居させてあげたいけど……だけど、あなたの中にいる人たちも、そろそろ自由にしてあげないとね)
メアリーがもう一方の手で、エラゼムの鎧に触れる。そこからは、黒い瘴気が立ち昇った。
(この人たちの魂は凝り固まって、あなたから離れることはできない。その中には、あなたや弟を殺した賊のものも混じっているけれど……百年以上苦しんだのだから、十分罰は受けたわ)
「はい……それに吾輩は、バークレイ様に城の留守を預けております。あの方にも、安らかな眠りを受け取ってもらわなくては」
(そうね。あの子にも、ずいぶん辛い役目を引き受けさせてしまったわ……さあ、行きましょう、エラゼム。あの子も迎えに行ってやらないと)
「はい。かしこまりました……」
メアリーの姿が、すうっと昇っていく。天井の穴を抜けて、空へ……その手を掴んでいたエラゼムは、そのまま動かなくなった。
「……エラ、ゼム?」
俺はようやく、声を出すことができた。だが、返事はない。
「エラゼム?……逝っちまったのか?」
やはり、返事はない。メアリーと一緒に、昇って行ってしまったようだ……
「エラ、ゼムさ……う、うああぁ」
ウィルは堪えきれずに、嗚咽を漏らし始めた。フランがその肩を抱く。クールなフランも、さすがに辛そうだ。
「あ……あーあ!いっちまったなぁ。でもま、やつの願いは叶ったんだ。きっと、よかったんだよな」
俺はわざと大きな声で言うと、頭の後ろで手を組んだ。悲しむ必要はないって、エラゼムも言っていた。だからこれは、きっとハッピーエンドなんだ。わははって笑う気にはなれないけど、特別悲しみに暮れることはないよな。
そんな風にしていると、ライラが俺の隣にやってきた。俺のシャツを握って、ぴたりと体を寄せる。
「桜下……」
「ん?どうした、ライラ。やっぱり悲しいか?」
「うん……でも、それは桜下もでしょ?」
「俺?そりゃまあ、寂しいけどさ。でも、そこまでではないっていうか……」
「うそ。だって、じゃあなんで、泣いてるの?」
……え?泣いてる?俺が?
ライラがそっと手を伸ばしてくる。俺の頬のあたりに触れた彼女の指先には、しずくがきらりと光っていた。
「あ、あれ?なんだ、おかしいな。いやさ、別に悲しむ必要はないって分かってるんだ。そんなの、あいつも望んでないだろうし……」
「桜下、泣きたくないの?」
「だ、だって、そうだろ。そんな必要ないから」
「ううん。そんなことないよ。だって桜下、言ってくれたじゃん。別れがつらくて、涙が出るのは、その人とそれだけ仲良くなれた証だって」
あ……ライラが三つ編みちゃん……もとい、マリカと別れた時に言った……
「泣いてもいいんだよ、桜下。桜下はエラゼムと、とっても仲良しだったんだもん。悲しいのは、おかしなことじゃないよ」
「ら、いら……」
ああ、もうダメだ。自分でも気づかないようにしていた、見ないふりをしていた感情に、気付いてしまった。
俺の胸に、裂かれたような痛みが走った。
「く、くぅぅ……エラゼム、エラゼム……!」
ライラが俺の正面に回り、そっと抱き着いてくる。俺もライラをぎゅうと抱いた。彼女のせいで、俺の心の壁は決壊した。それは世界で一番優しい、破壊の言葉だった。
「エラゼム……うぅ、うああぁぁ!」
俺は、どうしてこう馬鹿なんだろう。いつもいつも、心を読み間違える。自分の心まで読み違えるとは、いよいよだ。
(どうして……!)
後悔しても遅いんだ。わかってる。彼はもう逝ってしまった……
(どうして俺は、最後に言わなかったんだ。仲間になってくれてありがとうって。いっしょにいれて、最高に楽しかったって!)
本当は、そう伝えたかったのに!つまらない意地を張って、結局言いそびれて……ほんとうに俺は、どこまで行っても……
「桜下殿」
え?
俺は思わず、顔を上げた。涙でぼやける視界には、大きな何かが映っている……
(エラ、ゼム……?)
メアリーの前にひざまずいていたはずのエラゼムが、俺の前に立っている。どうして?もう、逝ってしまったはずじゃ……
(いや。そんな事は、どうだっていいだろうが!)
彼が目の前にいる。それなら、今度こそ伝えよう。俺は息を吸った。
「じゃあな、エラゼム。今まで、ありがとう……!」
涙でぐずぐずだったから、見間違えたのかもしれない。
けど俺は、最後に彼が、鎧の奥で笑ったような気がした。
ガランガランガラーン!
けたたましい金属音が、洞窟にこだまする。エラゼムの鎧がバラバラに砕けて、地面に散らばったのだ。
砕けた鎧の中からは、黒い瘴気が立ち昇って、光の差し込む天井の穴へと吸い込まれていく。光に当たった瘴気は、ため息のような音を残して、消えていった。
「自由に、なれたんだな……」
今度こそ彼は、逝ってしまった。俺の目からはまた涙があふれてきたが、少なくともさっきまでのような、胸をつんざく後悔は感じなくなっていた。
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