華鏡【はなかがみ】~帝に愛された姫君~

めぐみ

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疑惑③

「潮騒鳴り止まず~久遠の帝~」

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 扉の音に時繁が振り向いた。楓の出現に愕いた風でもなく、さりとて、嬉しそうというわけでもない。その感情の窺えぬ瞳は既に時繁が楓から関心を失ってしまったとも思えた。
 早くも折れそうになる心を奮い立たせ、楓は時繁を見つめた。
「どこかに行かれるのですか?」
 時繁は無言だった。傍らには旅の荷物らしい小さな葛籠(つづら)があった。その脇には例の布に幾重にもくるまれた宝剣がある。平家代々の家宝だという代物だ。
 彼は今、まさにその宝剣の包みを手にしようとしているところだった。
「あなたが私を復讐のために利用していないという言葉を、私は今も信じています。でも、もうお側には置いて下さらないほど、あなたは私をお嫌いなのですね」
 時繁は宝剣をまた傍に置き、楓を見た。ぬばたまの幾億もの夜を閉じ込めたような深い瞳。知り合ってもう何ヶ月、夫婦としてさえ暮らしたのに、この男に見つめられるとまだこんなにも胸が妖しく騒ぎ、身体が熱くなる。
「もう一度、お訊きします。いずこに行かれるのですか?」
 果てのない沈黙の後、ようやっと時繁が呟いた。
「ここではないどこかへ」
 前向きな応えとは到底言い難いが、とりあえず時繁が口を開いたことに勇気を得て、楓は話を進めた。
「そんなに私はお邪魔ですか?」
 今度はすぐに返答があった。
「俺がお前を嫌うはずはないだろう。確か、いつかも似たようなことを俺は言ったはずだ」
 楓はつい声高になった。
「ならば、どうして河越の屋敷を出られたのです?」
 時繁がフと自嘲的な笑みを洩らす。そんな表情をすると、時折垣間見える孤独の翳がいっそう濃くなる。楓は胸が引き絞られるように痛んだ。
「その応えであれば、楓がいちばん知っているだろう。俺はお前だけでなく、義父上も裏切ったんだぞ。父上はお前と河越の家を俺を信頼して託すと仰せになった。その信頼を俺はむざと裏切るような行為に走ったのだ。幾ら厚顔な俺でも、このまま何食わぬ顔で河越の屋敷にいるわけにはゆかないさ」
「―」
 時繁の言い分は道理だ。二人ともに口には出さないが、頼朝の死に時繁が深く関わっていることは周知の事実である。恒正と頼朝は義兄弟ともいえるほど深い絆で結ばれていた。恒正は主君の死を心から悼み、傷心の極みにある。頼朝を殺した時繁がそんな恒正と何もなかったような顔で暮らすことはできないのは当然だし、また、時繁はそういう男だ。
「納得できたなら、お前はもう帰れ」
 冷淡な声音に、涙が溢れそうになり、声では歯を食いしばった。
「私がお側にいてはいけませんか?」
「その必要はない。俺たちはもう終わったんだ。お前は河越の屋敷に戻り、新しい良人を持って義父上の期待に応えて家を盛り立てていけば良い」
 あまりにも無情な言葉に、とうとう楓の眼から涙が零れた。
「あなた以外の人には触れられるのもいや。そんな私にあなたは他の男のものになれと言う。ならば、いっそのこと死にます。いつか、あなたはおっしゃいましたね。海に入るのは苦しみながら死ぬことだと。でも、あなたを永遠に失うほどならば、私は迷わず死を選びます。どんなに苦しくても、あなたのいない世界で生きるよりはマシだから」
「楓」
 時繁が愕いたように眼を見開いた。
「短い間でしたが、時繁さまのお側で楓は幸せでした」
 楓は深々と頭を垂れると、軋む戸を押して外に出た。別に脅しでも戯れ言でもない。本気だった。時繁を失い、愛してもいないどこぞの男を二度目の良人に迎えるよりは、この海に身を沈めた方がまだ救われる。
 楓は砂浜に草履を揃えて脱ぎ、躊躇うことなく海に向かって進んだ。打ち寄せる波が素足を洗う。そのまま真っすぐ歩いてゆこうとした時、背後から逞しい腕に閉じ込められた。
「馬鹿者ッ。むざむざ生命を落とすなとあれほど俺が言い聞かせたであろうが!」
 耳許で大喝され、楓はピクリと身を震わせた。
「お前を失えば、俺はまた大切な者を失う。楓、お前は知らないかもしれないが、楓は俺にとっては唯一無二の存在なんだぞ。俺だって、この世からお前がいなくなったら、生きている意味はない」
 骨が砕けんばかりに強い力で抱きしめられ、楓はかすかに喘いだ。その声にいざなわれるように、時繁は楓を抱き上げ、小屋に連れ戻った。
 今日の時繁は荒々しかった。まるで楓の小袖を脱がせるというよりは引き裂くといった方がふさわしく剥ぎ取ってゆく。やがて全裸にされた楓はすぐに彼の逞しい裸身に組み敷かれた。
「俺が黙って河越の屋敷を出たのは、そなたを巻き添えにしたくはなかったからだ。鎌倉にいれば、楓は有力御家人の娘として何不自由のない生活が送れる。だが、俺と共に来れば、一生苦労することになるのは判っている」
 楓は無心な瞳で良人を見上げた。
「女の幸せは惚れた男の傍にしかありません。私があなたなしでも生きられるような女であれば、七ヶ月前、河越に戻るときに一人でさっさと帰ったでしょう」
「―そうだな」
 二人はしばし、見つめ合った。まなざしが絡まり合った場所から熱が生じ、やがて小さ焔が生まれる。時繁はいつものように丹念に楓の身体を唇で辿り、あちこちに小さな焔を点す。そして、その小さな無数の焔はいつか大きな焔となり、楓のすべてを灼き尽くすのだ。
「もう放してはやらないぞ」
「放さないで」
 時繁の熱い唇が、舌が乳房を這う。楓はいまだかつて感じたことのない鋭い快感に悶え、声を上げた。
    
 どれほど、そうしていたのか。幾度も互いに求め合い貪り合い、飢えた獣のように交わり合った。楓は時繁に抱かれ最奥まで深々と刺し貫かれ、数え切れないほどの絶頂に達した。河越の屋敷をひそかに出たのはまだ朝方だったというのに、時繁に抱かれている中にいつしか小屋に差し込む光は優しい蜜柑色に染まっていた。
「少し海を見たい」
 時繁の言葉に、二人はそろそろと起き上がり、周囲に散らばった着物を身につけた。だが、纏ってきた小袖は彼に殆ど引き裂かれてしまったため、到底着られたものではない。
 わずかに持ち出した手荷物の中に着替えの小袖を数枚入れていたので、それを身につけた。どれだけ身体を重ねても、時繁に裸体を見られることには抵抗がある。後ろ向きで手早く着物を着る楓を見、時繁が薄く笑った。
「残念だ、着替えを持ってきていたのか。俺は着物を着た楓より何も身につけていない楓の方が好きなんだが」
 こんなときにまで冗談の言える時繁は、やはり今までの彼と変わらない。そのことが嬉しくて、楓もまた、つられるように笑った。
 二人は身仕舞いを済ませ、浜辺に並んだ。巨大な太陽が熟れた果実のように紅く染まり、水平線の向こうに沈もうとしている。吐く息が白く細く溶けていく。
「寒くないか?」
 労りのこもった声音に、楓は微笑んで首を振った。
「ずっと夫婦として共に暮らすのなら、真実(まこと)のことを言わなければなるまい。こんなことがなければ、そなたには伝えまいと思っていた秘密だったが」
 いつしか〝お前〟が〝そなた〟に変わっている。心なしか良人の顔つきまで少し違っているようで、楓は我が身の思い違いかと眼をまたたかせた。
「楓、俺はそなたにまだ伝えていない秘密がある」
 時繁は眼を細めて夕陽を眺めたまま、ポツリと言った。
「この秘密を知ってもなお、そなたは俺を変わらず愛してくれるだろうか」
 どこか心細さを感じさせる響きには懇願すら込められているような気がして。
 楓は息を呑んで時繁の次の言葉を待った。
 唐突に、彼が身体の向きを変え、真正面から楓を見た。そして、彼の口から紡ぎ出されたのは。
「我は安徳」
 刹那、楓は何かの夢を見ているのだろうと思った。彼女の愛してやまない最愛の良人は今、何と言った? 楓が漸くその言葉の示す意味を認識した時、時繁は淋しげに微笑んでいた。
「主上(しゆじよう)におわしますか?」
 半ば夢であることを祈りながら問えば、時繁はかすかに頷いた。
 楓は蒼白になった。砂地であることも気にせず、その場に跪いた。
「止さないか」
「でも」
 大きな手が差しのべられ、楓はおずおずと時繁を見上げた。時繁はいつものようにその手で楓の小さな手を包み込み、そっと立ち上がらせた。
「あなたさまが帝だなんて」
 俄に遠い人に思え、涙が湧いた。つい今し方、あの小屋で情熱的に幾度も自分を抱いた男が先帝? まるで悪い夢を見ているようで、俄には現のこととも思えない。 
 混乱の最中、引き寄せられ優しく宥めるように背中をトントンと叩いてくれるのも同じ。時繁は楓の顔を覗き込み、まずは額に唇を落とし、次に目尻に溜まった涙を唇で吸い取った。
「主上(おかみ)―」
 もう一度呼ぶと、時繁はまた儚く笑んだ。
「そうだな、昔はそう呼ばれていた時代も確かにあった。だが」
 改めて真正面から見つめて続けた。
「今はただの一人の男だ。愛しいと思う女を守りたいと願うもののふだ」
 いつしか短い冬の陽は落ち、周囲は夜の気配が立ちこめていた。時繁は手頃な流木に楓を座らせた。その間、集めてきた枯れ枝で火を熾し、自分も楓の隣に座った。
「長い話になるが、聞いてくれるか?」
 楓は深く、しっかりと頷いた。
「朕(わたし)はあの海で―あの海で一度死んで生まれ変わったのだ」
 時繁の瞳は、またはるかな向こう、暗い海の彼方を見つめていた。彼の魂(こころ)はまたしても十四年前の壇ノ浦に還っているのだろう。
 時繁は訥々と語った。生母女院との涙の別離や恐るべき入れ替わりのこと。
 楓はただ言葉もなく聞き入った。
「二位の尼御前、これは朕の祖母だが、その祖母に抱かれて海に沈む前、母上に最期のお別れをしたんだ。母上はずっと涙を流しておいでだった。朕を抱いて、朕がこのような宿命しかたどれなかったことを涙ながらに詫びておられた」
「確か女院さまはまだ生きておわされるのでは?」
 思わず言うと、彼は頷いた。
「知っている。洛外の大原の庵におられると聞いた」
「女院さまは主上がご存命でいらせられることをご存じなのですか?」
「いや」
 時繁は首を振った。
「秘密を知る者は一人でも少ない方が良い。朕が生きていることを源氏の者が知れば、ただでは済むまい。また、源氏でなくとも、先帝である朕を己が野心のために再び担ぎ出そうとする輩が出てくる。朕はもう利用されるのはこりごりだ。母上にひとめお逢いして無事をお伝えしたいのは山々だが、恐らく互いに母子の名乗りをすることは生涯叶うまい」
 その切なげな横顔に、楓は時繁の辿った数奇な宿命を思った。
―どんなに辛い人生をこの男は生きてきたのか。
 わずか一歳の幼さで至高の位につき、その小さな肩に背負い切れないほどの重い荷物をたった一人で背負って生きてきたのだ。
 楓は手を伸ばして時繁を抱きしめた。それは男女のというよりは、母が息子を抱きしめるのにも似ていた。
「二位の尼御前に抱かれて入水をした話は、いつかそなたに話したとおりだ」
「私はあのときのお話で、あなたが平家にゆかりの方だと思ったのです。ですが、まさか先帝でいらせられたとは露ほども思いませんでした」
 時繁がフと笑う。
「朕は死んだことになっているからな」
「陸に流れ着き、漁師に助けられたことは聞きました。でも、入れ替わりとは、どういうことでしょう?」
「朕が流れ着いたのは長門国の浜辺だった。その近くの親切で善良な漁師が朕を見つけて助けてくれたのだ。朕を育ててくれた養い親はその時、咄嗟に考えた」
 このまま帝を源氏方に差し出せば、一生かかっても遣い尽くせないほどの褒賞を貰える。その頃、源義経は行方知れずになった安徳帝を血眼になって探していたからだ。
 だが、源氏方に身柄を引き渡せば、幼い帝はまたその本人のあずかり知らぬところで運命に翻弄される。漁師は考えた末、帝をこのまま死んだことにした。丁度、近くの漁村で溺死した子どもがいた。年格好も似ていたことから、漁師はその子の亡骸をひそかに盗みだし、帝と入れ替えたのだ。
 その機密を知るのは近くのさる寺の老僧と漁師夫婦のみだった。漁師は老僧に相談し、その入れ替えた子を亡き帝として葬ることにした。証人をこしらえるために、棺に入れて白布で覆った子どもの亡骸を何人かの村人に見せた。むろん、その前に帝が漂着したときに纏っていた立派な水干を亡骸に着せていた。
「顔は長時間水に浸かっていたから、二目と見られないほど醜く腫れていると言い訳して、布で覆っていた。村人に見せたのは、下半身の部分だけだったそうだ。生命からがら助かった俺が漸く普通に動けるようになったのは、すべてが終わってからだったんだ」
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