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二十一話 警報烏
「すまないが、俺は今から、作業に入る。空いてる家を一つ借りるぞ」
「はい」
「?」
康夫が空いてる家の前に置いてあった何かに気づく。
「この烏の形をした木彫りはなんだ?十体もあるが」
「それは警報烏と言って、他の村には卵の形をした木彫が置いてあるんですが、村に妖怪が入ると妖気を感知して、木彫の卵を通して、警報烏が反応するようになってるんです」
「なるほど。それで今のところどうなんだ?」
「今のところは大丈夫です」
「そうか。あと、中を鍛冶場仕様に改装しても大丈夫か?」
「大丈夫です」
「改装中は危険だから、俺がいいって言うまで中に入らないでくれ」
「わかりました」
康夫は空いてる家の中に札を持って入って行く。
すると、中から激しい物音が聞こえた。
「!」
風太と川次郎が驚く。
「とりあえず、俺らは夕餉の準備をするか」
「だね」
「はい」
それから三日後──
風太と空雄は木刀で激しく打ち合っていた。そして、空雄が風太の木刀を払い、首元で寸止めする。
「また、勝てなかった」
風太がそのまま座り込む。
「確かに俺には勝てなかったが、前より太刀筋も動きも良くなってる。この調子で頑張れ」
それを聞き、風太は慌てて、立ち上がり、
「はい。ありがとうございます」
頭を下げ、お辞儀をする。
少し時が流れ、
「風車!」
風太が日本刀を上から下に振りかざすと、約十二寸(約三十六センチ)の風車の形をした風が放出され、かなりの速さで地面を刳りながら進み、的は削られ破壊される。
「おお、前より良くなってるね」
そばで見ていた川次郎が風太を褒める。
「ありがとうございます。けど、名主さんのと比べると大きさも速さもまだ・・・・・・」
「それはやっていく内に段々良くなってい──」
「妖気感知!」
「!」
風太達は慌てて、警報烏の所に駆け寄る。
「ここから一里(約三.九キロメートル)の村に妖気感知!」
「はい」
「?」
康夫が空いてる家の前に置いてあった何かに気づく。
「この烏の形をした木彫りはなんだ?十体もあるが」
「それは警報烏と言って、他の村には卵の形をした木彫が置いてあるんですが、村に妖怪が入ると妖気を感知して、木彫の卵を通して、警報烏が反応するようになってるんです」
「なるほど。それで今のところどうなんだ?」
「今のところは大丈夫です」
「そうか。あと、中を鍛冶場仕様に改装しても大丈夫か?」
「大丈夫です」
「改装中は危険だから、俺がいいって言うまで中に入らないでくれ」
「わかりました」
康夫は空いてる家の中に札を持って入って行く。
すると、中から激しい物音が聞こえた。
「!」
風太と川次郎が驚く。
「とりあえず、俺らは夕餉の準備をするか」
「だね」
「はい」
それから三日後──
風太と空雄は木刀で激しく打ち合っていた。そして、空雄が風太の木刀を払い、首元で寸止めする。
「また、勝てなかった」
風太がそのまま座り込む。
「確かに俺には勝てなかったが、前より太刀筋も動きも良くなってる。この調子で頑張れ」
それを聞き、風太は慌てて、立ち上がり、
「はい。ありがとうございます」
頭を下げ、お辞儀をする。
少し時が流れ、
「風車!」
風太が日本刀を上から下に振りかざすと、約十二寸(約三十六センチ)の風車の形をした風が放出され、かなりの速さで地面を刳りながら進み、的は削られ破壊される。
「おお、前より良くなってるね」
そばで見ていた川次郎が風太を褒める。
「ありがとうございます。けど、名主さんのと比べると大きさも速さもまだ・・・・・・」
「それはやっていく内に段々良くなってい──」
「妖気感知!」
「!」
風太達は慌てて、警報烏の所に駆け寄る。
「ここから一里(約三.九キロメートル)の村に妖気感知!」
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