さだめの星が紡ぐ糸

おにぎり1000米

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第2章 獣交む

3.惑わしの盃

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 こんなに人が集まっているとは思わなかった。七星が〈プラウ〉に到着したとき、会場のレストランの前には人の列ができていた。
「お名刺をいただけますか?」
「あ、はい」
 受付に招待状と名刺を渡すと、黒いスーツのベータ女性がにっこり微笑みかけてくる。ところが七星は妙に気圧されて、おどおどと顔をそむけてしまった。挙動不審に思われたかと気になったが、相手はもう七星をみていなかった。

 モノトーンで統一された通路に黒服の案内係が待っている。あとを追って間接照明で照らされた通路を曲がり、最初に目に入ったのは並んで立っている人の背中だった。
『みなさま、おそろいになりましたでしょうか』
 マイクの声が響いた。七星は左右をみまわして今日の自分の服装を後悔した。ジーンズこそ履いていなかったが、上はいつものパーカーに原色のショルダーバックをななめがけにしている。スーツやジャケットのあいだにいると悪目立ちする気がして、ひとまず右手の壁をめざして歩いた。

 重鎮らしい人に乾杯の挨拶を求めるマイクの声にはほとんど注意を払えないまま、七星は首をすくめるようにして空いている場所を探した。乾杯の声があがり、周囲でグラスのかちあう音が鳴った時もまだ手ぶらだったが、軽食が並んだカウンターの近くは人が少ない。飲み物をもらうタイミングをつかめないまま七星はこぎれいに盛り付けられたオードブルの小皿を眺めた。

 いい匂いにそそられるものの、なんとなく気おくれして手を出しづらい。あたりを見回しても知った顔はひとりもいない。魚居は偵察してこいなどとといったが、期待を裏切る結果になりそうだ。
 カウンターを離れようかと思ったとき、うなじのあたりに視線を感じた。カウンターの横手から知らないアルファが七星を見ている。悪目立ちしているのかとまた不安になったとき、すぐうしろで誰かが呼んだ。

「七星君」
 七星はびくっとしながらふりむき、安堵のあまり声をあげた。
「加賀美さん!」
「やあ、来ていたんだね。蘭は?」

 七星が唯一知っている名族のアルファはユーヤでみかける時よりフォーマルな服装だった。知りあいがいたというだけで七星の気分は急に明るくなった。
「魚居さんの予定があわなかったので、僕が代打です」
 加賀美はわずかに眉をあげたが、すぐ思い当たることでもあったようにうなずいた。
「そういうことか。どうかな、プラウの感想は」
「えっと……きれいな建物ですね。とりあえず」

 恥ずかしくなるほどどうでもいい感想だったが、加賀美は暖かい笑顔をみせただけだった。
「そうだな。問題はこのきれいな建物がどう使われるか、だ」
 加賀美は七星の横にならぶと、手をあげて黒服を呼んだ。「料理をテラスに持ってきてくれないか」と頼んで、また七星の方を向く。
「盛況なのはいいが、おかげで連れが動きにくくてね。七星君、よければこっちへおいで。紹介する」

 これ幸いと七星はついていった。加賀美は会場の奥へ、あきらかに一般人とは雰囲気のちがう一団がいる方へ向かったが、その手前でテラスにひらいたガラス扉をくぐった。白いクロスのかかったテーブルのそばに車椅子がとまっていた。
一樹いつき、友人をみつけたよ」
 加賀美の声は七星が初めて聴くような優しい響きだった。
「ユーヤの七星君だ。七星君、彼は一樹」

 車椅子の青年が七星に手を差し出した。オメガで、七星よりすこし年上にみえた。色白で、細面の顔立ちは能役者を連想させる。
「加賀美一樹です。蘭さんのところの人だね? まえにみっちゃんから聞いたことがある」
「あ、はい。そうです」
 みっちゃんなどと加賀美が呼ばれているのを初めて聞いたので七星は驚いた。一樹の面立ちは加賀美にまったく似ていないが、苗字はおなじだ。七星は目だけで加賀美を追ったが、彼は料理の盆を持ってあらわれた給仕に話しかけている。
 一樹は七星のとまどいを意に介さない様子で、気さくな口調でいった。

「俺はみっちゃんとちがってアートとか演劇とか縁のない仕事だけど、蘭さんには学生の頃何度か会ってるんだ。でももう十年くらいまえかな」
「そうなんですか。僕は入って五年くらいです」
「ちょっと前に聞いたけど、最近大変なんだって?」
「ええ、まあ……移転先がみつからなくて――それで魚居さんも今日来られなかったんだと思います。えっと、一樹さんは何をされてるんですか」
「そんなにかしこまらなくていいよ。俺はただのウェブエンジニアだから――何?」

 一樹が加賀美に目を向ける。そのとたん七星は確信した。このふたりはつがいだ。親子ほど年齢が離れていても、彼らをつないでいる糸が見えたような気がする。

「料理を持ってきてもらったよ。一樹も七星君も食べなさい」
「ありがとう」
 一樹がどこかに触れると車椅子が音もなく動いた。
「七星君って呼んでいい? 話したい人がいたらみっちゃんが紹介してくれるから、先に食べた方がいい。けっこう美味そうだし。そうだ、飲み物は?」
「もらいそこねたんです」
「みっちゃんに頼もう」
「そんな。自分でとってきま――いや、とりあえずこれ、食べます」
「いいから。みっちゃん、七星君の飲み物頼んで。何がいい?」

 加賀美は二人をみて微笑んでいる。風の通る広いテラスは人影もまばらで、開いたままのガラス扉から室内のざわめきがもれてくる。
「すみません――アルコールはダメだから、ジュースか水で」
「だってさ」

 加賀美は笑いながらガラス扉の方へ行き、一樹はホタテとイクラの前菜をとった。彼の気楽な雰囲気のせいか、知りあったばかりなのに七星も気が楽になって、一口サイズのサンドイッチに手を伸ばした。ぶあついローストビーフが挟んであって、噛むと濃い肉汁があふれた。室内から誰かが加賀美に話しかけるのが聞こえた。

「加賀美光央さん、お久しぶりです。今日は来ていただいて光栄です」
「いや、まさか。こちらこそご無沙汰していた。しばらくご当主にお会いしていないが、お元気かな?」
「はい」
「宮久保君も、理事長とは大変な仕事を引き受けたね。そうそう〈ユーヤ〉から七星君が来ている。紹介するよ」

 そんな言葉が耳に入ればふりむかずにはいられない。すると加賀美が手招きするのがみえ、七星は二切れめのサンドイッチを飲みこみながらいそいでそっちへ行った。加賀美が体をずらすと、アイドルか俳優のようなオーラをまとった顔がみえた。

「七星君、ここの財団の理事長に就任した宮久保蓮君だ。宮久保君は〈ユーヤ〉のことは? 招待状を出したわけだから聞いていると思うが」
「残念ながら、全部の宛先は把握していなくて」
「そうかね? 駅からはすこし離れているが二十年前から活動している。代表の魚居蘭は私の古い友人でね、七星君は職員だ。きみと同世代だよ」
「そうなんですね」

 そういった相手はたしかに七星と同じくらいの年齢だった。しかも七星とおなじ男性オメガだ。だが、共通するのはそれだけだった。体の線を強調するような細身のスーツの胸に来賓のリボンをつけている。ふわりといい匂いがする。
 人形のようにバランスの整った綺麗な顔は七星を妙に落ちつかなくさせた。あきらかに一般人ではない雰囲気のせいもあっただろう。こんなに若いのに「理事長」だというのがその証拠だ。

「よろしく。宮久保蓮です」
「ど、どうも。照井七星です。今日は代表が来られなかったので、代理で」

 名乗られてあわててショルダーバックをさぐり、名刺を出す。相手も名刺を取り出したので向かいあって交換していると、一樹が加賀美を呼ぶ声がきこえ、アルファの姿が視界から消える。

 七星の名刺をみたとたん、宮久保蓮の長い睫毛がパッとまばたいた。
「こんな字を書くんだ。ななほしでななせ」
 七星はうなずいた。名前についてひとこといわれるのは慣れている。
「プラウは北斗七星がモチーフだって知ってた? ここにぴったりの名前だね」
「はい、聞きました。たまたまですけど」
「ユーヤというのはどんなところ?」
「えっと……小劇場とギャラリーとカフェが一緒になったスペースです。南口の方、線路沿いにすこし行ったところにあるんですが。その、運営はNPOなので手作りのような場所ですけど。こことはぜんぜんちがう」
「もちろんそうだよ。今あるようなものを建てても意味ないもの。あ、同世代なんでしょう? もっと楽に喋って。おなじオメガだし、肩書は気にしないで」

 どうやら相手は喜んでいるようだ。七星はとまどったが、最後の言葉を聞くとすこしだけ納得した。ここに人はたくさんいるが、年上のアルファやベータがほとんどだ。同じくらいの年齢のオメガに会うと仲間意識が生まれる、というのはたしかにある。
 蓮はテラスに出てきた給仕を手でとめた。
「せっかくだから乾杯しない? 飲み物は?」
「まだもらってなくて」
「じゃあこれ」

 蓮は給仕の盆に乗ったオレンジ色のグラスを取り、七星に押しつけるように渡した。その様子が亡くなった夫の仕草を思い出させて、七星は反射的に受け取ってしまった。こうなると返すのも間が悪いし、一瞬のこととはいえ、アイドルみたいなオメガを前にアルファの彰を思い出してしまったというのは妙に決まり悪かった。蓮は七星のとまどいに気づいた様子もなかった。

「よろしく。同世代のオメガと知りあう機会がほとんどなくてさ、しかも理事長になってしまったから、まわりは年上ばかりなんだ。機会を大事にしたくて」

 乾杯、とグラスをあわせられる。ごくごく飲む蓮につられてひと口飲むと、搾りたての果物の香りとさわやかな甘さが広がった。七星はもうひと口飲んだ。かすかに苦みを感じるのに、するすると喉に入っていく。

「その〈ユーヤ〉では何をしてるの?」
 蓮がたずねた。七星はどう答えたものか迷った。同世代といっても相手は雲の上にいるようなものだ。自分の話が通じるのだろうか。
「最初はバイトでアシスタントというか雑用係だったけど、今は企画にも関わってます。基本的に人手不足だから、必要に応じていろいろやってて……今月はカフェの要員が足りなくて接客したりも」
「ふうん。いろいろ経験しているってことだね」
 蓮はこころもち目を細めて七星をみた。

「もし職場を変えたくなったら僕の紹介だといって〈プラウ〉に履歴書を出してよ」
「えっ?」
「経験者だし、名前がプラウに合ってる」
「まさか、そんな」
 冗談だろうと七星は笑ったが、蓮は笑わなかった。首をめぐらせてどこかをみただけだ。
「悪いね、ここで失礼するよ。じゃ。知りあえてよかった」
 グラスの中身を一気に飲みほしてテーブルに置き、室内に戻っていく。あっけにとられるほどスマートな仕草だった。蓮のまわりにはたちまち人が集まり、たちまちどこにいるのかわからなくなる。

 ほんの短いあいだだったのに、七星はひどく疲れた気分になった。しかも体が急にだるくなって、熱いような気がする。グラスに残ったジュースをまたひと口飲んで、ハッとした。
 あわてて匂いをかぐ。甘かったし、見た目と果物の香りでジュースだと思いこんでしまったが、これはアルコールだ。

 七星のアルコール許容量は少ない。アレルギーではないし、注射の前に消毒用アルコールで拭かれるのは大丈夫だが、コップ半分飲んだだけでも気分が悪くなったり、いつのまにか眠ってしまうこともある。だから乾杯でも飲まないようにしているのだ。宮久保蓮は酒に強いにちがいない。

 そう思うと今度は妙に悔しい気持ちになった。テーブルに戻ると一樹と加賀美はテラスの隅で別の客と話していた。割りこむのも気まずいし、白いクロスの上にはまだ料理が残っていたから、七星はとりあえず椅子を引いて座った。するとさらにだるくなってきた。ひじをつきながらぼんやりと、早く帰った方がいい、と思う。偵察といえるほどのことは何もしていないが、理事長の名刺は手に入れたから。

 そのときだった。

 そういえばさっき、宮久保蓮からも似た香水の匂いがした。でもこの匂いではなかった。もっと甘くて……はるかに強い香り。
 七星は大きく息を吸った。頭の中がくらりとゆらめいたが、体のだるさは不思議なほどさっと消えて、かわりに胸の奥がトクトクと鳴りはじめる。七星は座ったままガラス扉の方をふりむいた。伊吹が立っていた。
「三城さん」
「七星……君?」

 立ち上がったとき、一瞬だけまずいことがおきたと思った。なじみぶかい警報のようなものが頭の片隅で小さく鳴ったのだ。でもそれは頭の芯がしびれるような香りに押し流されて、すぐにどこかへ行ってしまった。



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