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第4章 雨蛙
4.遣らずの雨
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強風がビルの谷間を吹き抜け、雨粒が伊吹の折り畳み傘を叩く。風の方へ体を向けたとたん、バリっと音を立てて傘が裏返った。
伊吹はすばやくユーヤの軒下に駆けこみ、傘を畳もうとした。どうやら風で骨が折れたようだ。伊吹は乱雑に傘をまとめると、扉をおしあけて中に入った。傘をすぐそばの傘立てに押しこみ、階段を上っていく。いちばん上に達したとき、かすかに蜜の香りを嗅いだ。
七星がいる。そう思うだけで奇妙な安堵に胸の中がほうっと暖かくなる。階段を上り切ったとき、事務所のドアの前で七星がふりむいた。目が合って、ふたりは同時に会釈した。
ぱたんと音を立ててドアが閉まった。伊吹は残り香に注意を向けないよう、意識して目をそらした。カフェカウンターへまっすぐ進んでコーヒーチケットを出す。
「ホットですか?」
「ああ」
雨が激しく窓を叩いているというのにカフェはけっこう混んでいた。夕方から夜にかけて、最近よくこんなことがある。学生のグループがテーブルをいくつも占拠して、勉強なのか課題研究なのか、連日にぎやかにやっているのだ。しかし伊吹にしたところで、こんなに雨が降っているのにわざわざ歩いてここまでやってきたのだから、人のことはいえない。
奥のボードには七月上旬からはじまる企画のフライヤーがところせましと貼られていた。以前七星は秋にこのスペースがクローズすると話していたが、今のように賑わっている様子をみると、とても信じられない。伊吹は窓際に腰をおろし、コーヒーに口をつけた。なんとなくカフェの中をみまわしていると、ポケットのスマホが震えた。液晶には春日武流と表示がある。
『伊吹、悪いな。ちょっといいか?』
スマホを耳におしあてると、蓮の従兄はいつもと変わらない陽気な声でいった。
「ああ。何かあったか?」
『明日の食事会の話さ。ゲストは誰か知らないか?』
「花筐会か。特に聞いていないが……」
伊吹は内ポケットから薄い革表紙の手帳を取り出した。仕事の予定は電子化していても、プライベートの予定は手書きにする習慣である。特に重要なメモもあるが、いつも使うのはカレンダーだけだ。明日の欄には「花匡」と記入があった。
花筐会は宮久保家当主が二カ月か三カ月に一度自邸で主催する会合だ。日本庭園に面した客用の広いダイニングルームに、家族や親族、さらに当主が招いたゲストが訪れる。毎回二十人は集まるだろうか。敷地内で暮らしている家族はよほどの事情がないかぎり全員出席で、武流のような姓が異なる親族もやってくる。基本的には地元や政財界に対する宮久保家の権力を確認するのが目的の会合である。余興としてバイオリンやピアノの演奏があり、たまにゲストとしてオメガの芸術家が招かれることもあるが、ほとんどの場合、やってくるのは名族のアルファだった。
とはいえ蓮と結婚する前、伊吹も招待されたことがある。上司の同伴だったし、当時は業務の一環だと思いこんでいた。あとになって、当主の宮久保瀧は一年にわたって蓮の婿候補をふたりずつ、この会に招いていたとわかった。品評会か、あるいはトーナメントか。とにかく伊吹は会合の裏で行われていた選考に通ったというわけである。
『おまえは瀧さんの覚えめでたいだろう? 知ってるかもって思ったんだ』
「何をいってる。そんなわけないだろう。私は何も知らされていないぞ」
花筐会の予定をすべて把握しているのは、当主の他は家政婦長の窪井だけだ。
『そうか?』武流はあっけらかんとした声でいった。
『ところで俺は志野ちゃんと一緒に行くと思う。実は出張先でたまたま会ってね、これから一緒に飛行機に乗るのさ』
「珍しいな」
『だろ? 彼女も驚いてた。じゃあな』
志野は蓮のすぐ上の姉だ。そういえば今週は海外へ出かけていた。ということは武流も海外に行っていたのか。
通話を切るとコーヒーはすこし冷めていた。伊吹はぬるい液体をすすり、武流はなぜわざわざ自分に電話をかけてきたのかと思った。宮久保家の親族のうち、春日武流は最初に会った時からもっとも伊吹に無遠慮というか、馴れ馴れしい男だった。出会ってまもないころは他の親族や宮久保の家族のとりすました冷たさより好感が持てたのだが、しばらくたつと、伊吹は武流の陽気な声の向こう側にどこか信用ならない雰囲気を感じるようになった。
ぬるいコーヒーを飲みおえて伊吹は席を立つ。ユーヤに来てせいぜい三十分というところだが、仕事の終わりに七星の姿を見られたのだから、ここへ来た目的は十分に果たした。
もっと話をしたいとか、近くに寄りたい、という欲望を伊吹は押し殺し、気づかないふりをする。七星がすぐそばに立つような偶然でもあれば、二言三言、世間話をしてもいいだろうが、わざわざ七星を探しに行ったりはしない。七星と自分は友人――いや、ユーヤを通じたゆるいつながりがあるだけの知人なのだ。すこし離れたところで見守れれば、それでいい。
学生たちの声でざわめいているカフェを出て、階段を降りる。外に出て傘をさそうとしたとき、さきほどここに入る前に風で骨が折れたのを思い出した。この程度、どうにかなるだろうと考えながら広げてみる。すると不格好に折れた骨の先端がぷすりと傘の生地に突き刺さった。
伊吹は空をみあげた。風のいきおいはおさまってきたが、雨脚はさらに強くなっている。ひとまず壊れた傘をさし、最寄りのコンビニでビニール傘でも買うか。そう思ったとき、背後でユーヤの扉がひらいた。
水の匂いに蜜の香りが重なり、からみあった。七星がビニール傘を片手に立っている。
「あ……」
伊吹は意味不明な声をあげそうになり、あわてて口を閉じると反射的に扉をおさえて、軒下を横にずれた。七星が頭をぺこりと下げて扉をくぐる。伊吹は手を離した。雨粒が軒から盛大に垂れている。
七星が伊吹の手を、それから傘をみた。
「壊れたんですか?」
「さっき風にやられたんだ。コンビニで新しいのを買うよ」
「だけど穴、開いてません?」
「大丈夫だよ」
七星との距離を意識しながら伊吹は傘をもう一度開こうとした。ところが、今度は折れた骨を基点に生地がぐしゃりと裏返しになってしまう。そうするあいだも軒から飛んできた雨粒で、スーツの袖が点々と濡れ色に染まる。やはり傘はあきらめるべきだ。そう思ったとき、七星がパッとビニール傘を開いた。
「伊吹さん、これ使ってください」
「え、でも――」
「置き傘なんです。事務所に他の傘もありますから、僕はそっちを」
「ああ、そうか――そうじゃないと」
ほんの一瞬、伊吹の脳裏に浮かんだ想像――雨のなか、傘をさして七星と歩く図は残念に思う暇もないほどすばやく消えた。伊吹はビニール傘に手を伸ばした。だが七星の手はまだ傘から離れず、ふたりは同時に傘をつかむ。
七星がパッと手を離し、伊吹はいそいで礼をいった。
「次に来たとき返すよ。ありがとう」
「いいえ、気にしないでください。あとそれ、壊れているなら……」
七星がためらいがちにいった。
「まだ使います? 捨てるならうちでやりますけど」
伊吹は風の一撃で壊れてしまった傘をもう一度みた。いつだったかコンビニで買ったもので、修理して使うような傘でない。とはいえ――
「いや。それこそ申し訳ないよ。捨てるのも大変だろう」
「大丈夫です。分別するものがけっこう出るから、それもついでにバラしますから」
今度は七星が手を伸ばし、伊吹の壊れた傘をつかんだ。またわずかな間があって、今度は伊吹が手を離した。
「それなら……お願いするよ。どうもありがとう」
「いえ。雨、ひどいですね」
「梅雨だからね」
伊吹はビニール傘をひらいて雨の中に出た。ふりむいて会釈する。七星の口もとに小さく笑みが浮かんだ。雨のカーテンにはばまれ、蜜の香りが溶けるように消えていった。伊吹の腹の底がきゅっと締まった。そのまま雨の中を歩いていく。認めてはならない渇望は腹の底で今もとぐろを巻いている。
伊吹はすばやくユーヤの軒下に駆けこみ、傘を畳もうとした。どうやら風で骨が折れたようだ。伊吹は乱雑に傘をまとめると、扉をおしあけて中に入った。傘をすぐそばの傘立てに押しこみ、階段を上っていく。いちばん上に達したとき、かすかに蜜の香りを嗅いだ。
七星がいる。そう思うだけで奇妙な安堵に胸の中がほうっと暖かくなる。階段を上り切ったとき、事務所のドアの前で七星がふりむいた。目が合って、ふたりは同時に会釈した。
ぱたんと音を立ててドアが閉まった。伊吹は残り香に注意を向けないよう、意識して目をそらした。カフェカウンターへまっすぐ進んでコーヒーチケットを出す。
「ホットですか?」
「ああ」
雨が激しく窓を叩いているというのにカフェはけっこう混んでいた。夕方から夜にかけて、最近よくこんなことがある。学生のグループがテーブルをいくつも占拠して、勉強なのか課題研究なのか、連日にぎやかにやっているのだ。しかし伊吹にしたところで、こんなに雨が降っているのにわざわざ歩いてここまでやってきたのだから、人のことはいえない。
奥のボードには七月上旬からはじまる企画のフライヤーがところせましと貼られていた。以前七星は秋にこのスペースがクローズすると話していたが、今のように賑わっている様子をみると、とても信じられない。伊吹は窓際に腰をおろし、コーヒーに口をつけた。なんとなくカフェの中をみまわしていると、ポケットのスマホが震えた。液晶には春日武流と表示がある。
『伊吹、悪いな。ちょっといいか?』
スマホを耳におしあてると、蓮の従兄はいつもと変わらない陽気な声でいった。
「ああ。何かあったか?」
『明日の食事会の話さ。ゲストは誰か知らないか?』
「花筐会か。特に聞いていないが……」
伊吹は内ポケットから薄い革表紙の手帳を取り出した。仕事の予定は電子化していても、プライベートの予定は手書きにする習慣である。特に重要なメモもあるが、いつも使うのはカレンダーだけだ。明日の欄には「花匡」と記入があった。
花筐会は宮久保家当主が二カ月か三カ月に一度自邸で主催する会合だ。日本庭園に面した客用の広いダイニングルームに、家族や親族、さらに当主が招いたゲストが訪れる。毎回二十人は集まるだろうか。敷地内で暮らしている家族はよほどの事情がないかぎり全員出席で、武流のような姓が異なる親族もやってくる。基本的には地元や政財界に対する宮久保家の権力を確認するのが目的の会合である。余興としてバイオリンやピアノの演奏があり、たまにゲストとしてオメガの芸術家が招かれることもあるが、ほとんどの場合、やってくるのは名族のアルファだった。
とはいえ蓮と結婚する前、伊吹も招待されたことがある。上司の同伴だったし、当時は業務の一環だと思いこんでいた。あとになって、当主の宮久保瀧は一年にわたって蓮の婿候補をふたりずつ、この会に招いていたとわかった。品評会か、あるいはトーナメントか。とにかく伊吹は会合の裏で行われていた選考に通ったというわけである。
『おまえは瀧さんの覚えめでたいだろう? 知ってるかもって思ったんだ』
「何をいってる。そんなわけないだろう。私は何も知らされていないぞ」
花筐会の予定をすべて把握しているのは、当主の他は家政婦長の窪井だけだ。
『そうか?』武流はあっけらかんとした声でいった。
『ところで俺は志野ちゃんと一緒に行くと思う。実は出張先でたまたま会ってね、これから一緒に飛行機に乗るのさ』
「珍しいな」
『だろ? 彼女も驚いてた。じゃあな』
志野は蓮のすぐ上の姉だ。そういえば今週は海外へ出かけていた。ということは武流も海外に行っていたのか。
通話を切るとコーヒーはすこし冷めていた。伊吹はぬるい液体をすすり、武流はなぜわざわざ自分に電話をかけてきたのかと思った。宮久保家の親族のうち、春日武流は最初に会った時からもっとも伊吹に無遠慮というか、馴れ馴れしい男だった。出会ってまもないころは他の親族や宮久保の家族のとりすました冷たさより好感が持てたのだが、しばらくたつと、伊吹は武流の陽気な声の向こう側にどこか信用ならない雰囲気を感じるようになった。
ぬるいコーヒーを飲みおえて伊吹は席を立つ。ユーヤに来てせいぜい三十分というところだが、仕事の終わりに七星の姿を見られたのだから、ここへ来た目的は十分に果たした。
もっと話をしたいとか、近くに寄りたい、という欲望を伊吹は押し殺し、気づかないふりをする。七星がすぐそばに立つような偶然でもあれば、二言三言、世間話をしてもいいだろうが、わざわざ七星を探しに行ったりはしない。七星と自分は友人――いや、ユーヤを通じたゆるいつながりがあるだけの知人なのだ。すこし離れたところで見守れれば、それでいい。
学生たちの声でざわめいているカフェを出て、階段を降りる。外に出て傘をさそうとしたとき、さきほどここに入る前に風で骨が折れたのを思い出した。この程度、どうにかなるだろうと考えながら広げてみる。すると不格好に折れた骨の先端がぷすりと傘の生地に突き刺さった。
伊吹は空をみあげた。風のいきおいはおさまってきたが、雨脚はさらに強くなっている。ひとまず壊れた傘をさし、最寄りのコンビニでビニール傘でも買うか。そう思ったとき、背後でユーヤの扉がひらいた。
水の匂いに蜜の香りが重なり、からみあった。七星がビニール傘を片手に立っている。
「あ……」
伊吹は意味不明な声をあげそうになり、あわてて口を閉じると反射的に扉をおさえて、軒下を横にずれた。七星が頭をぺこりと下げて扉をくぐる。伊吹は手を離した。雨粒が軒から盛大に垂れている。
七星が伊吹の手を、それから傘をみた。
「壊れたんですか?」
「さっき風にやられたんだ。コンビニで新しいのを買うよ」
「だけど穴、開いてません?」
「大丈夫だよ」
七星との距離を意識しながら伊吹は傘をもう一度開こうとした。ところが、今度は折れた骨を基点に生地がぐしゃりと裏返しになってしまう。そうするあいだも軒から飛んできた雨粒で、スーツの袖が点々と濡れ色に染まる。やはり傘はあきらめるべきだ。そう思ったとき、七星がパッとビニール傘を開いた。
「伊吹さん、これ使ってください」
「え、でも――」
「置き傘なんです。事務所に他の傘もありますから、僕はそっちを」
「ああ、そうか――そうじゃないと」
ほんの一瞬、伊吹の脳裏に浮かんだ想像――雨のなか、傘をさして七星と歩く図は残念に思う暇もないほどすばやく消えた。伊吹はビニール傘に手を伸ばした。だが七星の手はまだ傘から離れず、ふたりは同時に傘をつかむ。
七星がパッと手を離し、伊吹はいそいで礼をいった。
「次に来たとき返すよ。ありがとう」
「いいえ、気にしないでください。あとそれ、壊れているなら……」
七星がためらいがちにいった。
「まだ使います? 捨てるならうちでやりますけど」
伊吹は風の一撃で壊れてしまった傘をもう一度みた。いつだったかコンビニで買ったもので、修理して使うような傘でない。とはいえ――
「いや。それこそ申し訳ないよ。捨てるのも大変だろう」
「大丈夫です。分別するものがけっこう出るから、それもついでにバラしますから」
今度は七星が手を伸ばし、伊吹の壊れた傘をつかんだ。またわずかな間があって、今度は伊吹が手を離した。
「それなら……お願いするよ。どうもありがとう」
「いえ。雨、ひどいですね」
「梅雨だからね」
伊吹はビニール傘をひらいて雨の中に出た。ふりむいて会釈する。七星の口もとに小さく笑みが浮かんだ。雨のカーテンにはばまれ、蜜の香りが溶けるように消えていった。伊吹の腹の底がきゅっと締まった。そのまま雨の中を歩いていく。認めてはならない渇望は腹の底で今もとぐろを巻いている。
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