龍太郎の恋煩い

優那

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食事の約束

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一度話をしたら、見ているだけでは足りない。多くを望んでしまう。

 「お待たせしました」
コーヒーを机に置く。
 「あ、少し良いかな?」
 「はい」
 「休みは定休日の火曜日?」
 「はい、そうです」
 「食事でもどうかな?」
 「あっはい、よろこんでっ」
 連絡先を交換して、食事の約束をした。

 「社長、何か嬉しそうですね」
 信二がニヤニヤする。
 言わせておく。
こんな気持ちは初めてだ。胸が苦しい。

 最近兄貴が女に夢中らしい、珍しく。
 今まで、後腐れのない女としか関わりを持たなかったのに。
どんな女か興味が湧く、今度覗きに行ってみるか。

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