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テンプレ?らしい
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「おい、そこのエルフ」
厳ついブサメン男がリリィに話しかけてきた。
うわ~この男あれか。何か因縁でもつけるのか?・・・・・・・・めんどくせ~。
「何でしょうか?」
「亜人風情がこのギルドを使うんじゃねえよ。亜人風情が」
あ~、成る程。こいつは、亜人が嫌い系のたまに小説とかに出てくるモブみたいな奴か。
『無視して良いぞ』
『良いんでしょうか?』
『あぁ、勿論。それにほら』
リリィに周りを見てみるように念じ、振り向かせる。
「・・・・おい、またあいつやってるぞ」
「・・・・何回やったら気がすむんだろうな」
「・・・・可哀想・・・・」
『どうやらあの男はこういうことは毎回するようだな。そんな奴に構っていられるほど俺たちは暇じゃないだろ?』
『そうですね』
リリィは、男の問いかけに無視をした。
「黙ってんじゃねえぞ、おい!!なめてんのか!!」
「・・・・・・・・・・・・」
「・・・・ほう?そこまで知らないふりをするつもりなら」
男はそう言うと、背中に担いでいた大剣をとろうとした。
『リリィ!!あいつが大剣を振ったら直ぐ後ろに回れ!!ただし、決して斬るなよ?回避することだけに専念だ』
『はい!!』
「この俺、ランクDのグワンの攻撃をくらえ!!」
男は大きく大剣を振り斬りにかかった・・・が
「「「「「なっ!?」」」」」
リリィは、男、いやグワンの目の前には立っておらず、俺の指示通り、グワンの後ろに回っていた。
どうやったのかと言うと、単純にグワンの剣を振るスピードが少し遅かっただけなのだ。例え、大剣だったとしても本当に遅かったぞ。「これがランクD?」って思うくらいに。
「・・・・・・・・」
「いい気に・・・なるな!!」
と、グワンが大剣を横にスライドしようとしたそのとき
「止めい!!」
大きな怒声の方へ振り向くと1人の歴戦を戦い抜いた感じの男がいた。
「何すんだ!!シュワルダンのマスターさんよ!!」
ギルドマスター・・・・でしょうな。あんな凄いオーラを出している男なんてそんなにいないからな。それに、リリィも含め他の冒険者も固まってしまうほどだからな。凄いわ。
「黙れ!!ランクDの冒険者風情が!!1人の新人冒険者に剣を向けるとは熟練冒険者として万死に値する!!」
「し、しかしこいつ亜人で・・・・」
「口答えするな!!貴様は、このギルドの規則を忘れたのか!!このギルドは人族や亜人関係なく1人の冒険者として扱い、冒険者は同じ権利を所有することを!!故に、冒険者が冒険者を差別したり見下したりして攻撃をしてはならないということを!!」
「それは・・・・」
お~い。さっきまでの勢いはどうしたグワン?まぁ、無理もないか。自分よりも強い男に怒鳴られてるんだからな。
「規則を破った貴様は、罰として無期限の冒険者活動の禁止を命ずる!!」
「それはないだろ!!」
「ある!!このギルドは規則を破った者にはとことん厳しい罰則を命ずるのが決まりでな。どんなに小さいことでも厳しいんだ」
「嘘だろ・・・・・・・・」
「この俺が嘘を言うとでも?ギルドマスターという職に就いている者が嘘を平気で言えるほど甘くはないわ!!呆気にとられる暇があるならさっさとこのギルドから立ち去れ!!」
ドゴォォォォォォォォォォォォォォォンッ!!
シュワルダンは、グワンの腹に思いっきりグーパンをしてギルドの壁じゃなく扉に上手いこと当て外に吹き飛ばした。
・・・・命じられたときから冒険者じゃなくなっているから規則を破ってはいないよな?破っていないと信じよう。それよりも、ヤバイなあのグーパン!!人を吹き飛ばしたぞ!!
「・・・・・・・・さて。そこの新人冒険者」
「はい」
「すまなかったな」
強くて、リーダー性が高く、かつ素直・・・・理想の人物像だな。でも、直ぐに謝らなくても。もう少し後に言っても良いんじゃなかったか?
「ギルドマスターであろうお方が素直に謝らないでください!!」
「いや、謝罪をさせて欲しい。ギルドマスターがあいつのような奴が問題を起こす前に対処しなければならなかったのに起きてしまったのだ謝罪するのは当然だ」
「何度も言うことになりますがそんなに謝らないで下さい。私はそんなに気にしてませんから。むしろ、冒険者になるからには先程のようなこともあるかもしれませんので勉強になりました」
「器が広いな、お前は・・・・・・・・おっとまだ名を名乗っていなかったな。さっき知ったと思うが俺の名はシュワルダンだ。ここのギルドマスターをやっている」
「リリィと申します」
「リリィか・・・・良い名だな。良い冒険者になれるよう頑張れよ」
「はい」
シュワルダンは、そう言うと奥の部屋に戻った。
『・・・・凄いギルドマスターだな』
『そうでしたね。私もあれぐらいの強さになれるように頑張らないと』
『そうだな。俺もリリィのために全力で手助けするぞ』
『ありがとうございます』
『よし、そうと決まれば改めてクエストを受けに行こう』
『はい!!』
俺たちは、もう一度クエストがある掲示板に向かった。
掲示板に向かうと、沢山の紙が貼られていた。リリィの冒険者ランクはランクFなのでランクFが受けれるクエストの掲示板を見た。
『色々あるんだな~。リリィは、どれが良い?』
『えぇっと・・・・これが良いですね』
リリィが選んだのは、
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
クエスト〔ゴブリン退治をしてください〕
ランク・F
内容・ゴブリン5体退治する。
報酬・銅貨20枚、俊敏のブレスレッド
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
というクエストだ。
まぁ、リリィらしいな。強くなりたいんだから討伐系クエストを選ぶのは当たり前だからな。
話がそれることになるが、何故俺がクエストの内容を読めたのかというと《自己適応》のおかげだ。どういう効果なのかというと、
《自己適応》:戦闘や非戦闘また日常におけるあらゆる状況・状態に適応する。
だから、これで俺はこの世界の言語・文字が分かるのだ。・・・・書けないけどな。まぁ、これはこれで置いといて。
『うん、良いと思う。これにしよう』
『分かりました!!』
リリィは、そのクエスト用紙を取りさっきの受付嬢にやりに言った。
厳ついブサメン男がリリィに話しかけてきた。
うわ~この男あれか。何か因縁でもつけるのか?・・・・・・・・めんどくせ~。
「何でしょうか?」
「亜人風情がこのギルドを使うんじゃねえよ。亜人風情が」
あ~、成る程。こいつは、亜人が嫌い系のたまに小説とかに出てくるモブみたいな奴か。
『無視して良いぞ』
『良いんでしょうか?』
『あぁ、勿論。それにほら』
リリィに周りを見てみるように念じ、振り向かせる。
「・・・・おい、またあいつやってるぞ」
「・・・・何回やったら気がすむんだろうな」
「・・・・可哀想・・・・」
『どうやらあの男はこういうことは毎回するようだな。そんな奴に構っていられるほど俺たちは暇じゃないだろ?』
『そうですね』
リリィは、男の問いかけに無視をした。
「黙ってんじゃねえぞ、おい!!なめてんのか!!」
「・・・・・・・・・・・・」
「・・・・ほう?そこまで知らないふりをするつもりなら」
男はそう言うと、背中に担いでいた大剣をとろうとした。
『リリィ!!あいつが大剣を振ったら直ぐ後ろに回れ!!ただし、決して斬るなよ?回避することだけに専念だ』
『はい!!』
「この俺、ランクDのグワンの攻撃をくらえ!!」
男は大きく大剣を振り斬りにかかった・・・が
「「「「「なっ!?」」」」」
リリィは、男、いやグワンの目の前には立っておらず、俺の指示通り、グワンの後ろに回っていた。
どうやったのかと言うと、単純にグワンの剣を振るスピードが少し遅かっただけなのだ。例え、大剣だったとしても本当に遅かったぞ。「これがランクD?」って思うくらいに。
「・・・・・・・・」
「いい気に・・・なるな!!」
と、グワンが大剣を横にスライドしようとしたそのとき
「止めい!!」
大きな怒声の方へ振り向くと1人の歴戦を戦い抜いた感じの男がいた。
「何すんだ!!シュワルダンのマスターさんよ!!」
ギルドマスター・・・・でしょうな。あんな凄いオーラを出している男なんてそんなにいないからな。それに、リリィも含め他の冒険者も固まってしまうほどだからな。凄いわ。
「黙れ!!ランクDの冒険者風情が!!1人の新人冒険者に剣を向けるとは熟練冒険者として万死に値する!!」
「し、しかしこいつ亜人で・・・・」
「口答えするな!!貴様は、このギルドの規則を忘れたのか!!このギルドは人族や亜人関係なく1人の冒険者として扱い、冒険者は同じ権利を所有することを!!故に、冒険者が冒険者を差別したり見下したりして攻撃をしてはならないということを!!」
「それは・・・・」
お~い。さっきまでの勢いはどうしたグワン?まぁ、無理もないか。自分よりも強い男に怒鳴られてるんだからな。
「規則を破った貴様は、罰として無期限の冒険者活動の禁止を命ずる!!」
「それはないだろ!!」
「ある!!このギルドは規則を破った者にはとことん厳しい罰則を命ずるのが決まりでな。どんなに小さいことでも厳しいんだ」
「嘘だろ・・・・・・・・」
「この俺が嘘を言うとでも?ギルドマスターという職に就いている者が嘘を平気で言えるほど甘くはないわ!!呆気にとられる暇があるならさっさとこのギルドから立ち去れ!!」
ドゴォォォォォォォォォォォォォォォンッ!!
シュワルダンは、グワンの腹に思いっきりグーパンをしてギルドの壁じゃなく扉に上手いこと当て外に吹き飛ばした。
・・・・命じられたときから冒険者じゃなくなっているから規則を破ってはいないよな?破っていないと信じよう。それよりも、ヤバイなあのグーパン!!人を吹き飛ばしたぞ!!
「・・・・・・・・さて。そこの新人冒険者」
「はい」
「すまなかったな」
強くて、リーダー性が高く、かつ素直・・・・理想の人物像だな。でも、直ぐに謝らなくても。もう少し後に言っても良いんじゃなかったか?
「ギルドマスターであろうお方が素直に謝らないでください!!」
「いや、謝罪をさせて欲しい。ギルドマスターがあいつのような奴が問題を起こす前に対処しなければならなかったのに起きてしまったのだ謝罪するのは当然だ」
「何度も言うことになりますがそんなに謝らないで下さい。私はそんなに気にしてませんから。むしろ、冒険者になるからには先程のようなこともあるかもしれませんので勉強になりました」
「器が広いな、お前は・・・・・・・・おっとまだ名を名乗っていなかったな。さっき知ったと思うが俺の名はシュワルダンだ。ここのギルドマスターをやっている」
「リリィと申します」
「リリィか・・・・良い名だな。良い冒険者になれるよう頑張れよ」
「はい」
シュワルダンは、そう言うと奥の部屋に戻った。
『・・・・凄いギルドマスターだな』
『そうでしたね。私もあれぐらいの強さになれるように頑張らないと』
『そうだな。俺もリリィのために全力で手助けするぞ』
『ありがとうございます』
『よし、そうと決まれば改めてクエストを受けに行こう』
『はい!!』
俺たちは、もう一度クエストがある掲示板に向かった。
掲示板に向かうと、沢山の紙が貼られていた。リリィの冒険者ランクはランクFなのでランクFが受けれるクエストの掲示板を見た。
『色々あるんだな~。リリィは、どれが良い?』
『えぇっと・・・・これが良いですね』
リリィが選んだのは、
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
クエスト〔ゴブリン退治をしてください〕
ランク・F
内容・ゴブリン5体退治する。
報酬・銅貨20枚、俊敏のブレスレッド
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
というクエストだ。
まぁ、リリィらしいな。強くなりたいんだから討伐系クエストを選ぶのは当たり前だからな。
話がそれることになるが、何故俺がクエストの内容を読めたのかというと《自己適応》のおかげだ。どういう効果なのかというと、
《自己適応》:戦闘や非戦闘また日常におけるあらゆる状況・状態に適応する。
だから、これで俺はこの世界の言語・文字が分かるのだ。・・・・書けないけどな。まぁ、これはこれで置いといて。
『うん、良いと思う。これにしよう』
『分かりました!!』
リリィは、そのクエスト用紙を取りさっきの受付嬢にやりに言った。
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